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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 話の流れも何もあったもんじゃない第2話。今回からオープニングが入るようになったが、これがなんと主演の千和の歌唱。千和の1人歌唱は「ネコミモモード」以来じゃないのか? 当人もしょっちゅう「歌の仕事なんて他人に任せたい」と言っている通りに、歌唱力はお世辞にも高いとは言えないはずだったのだが、今回のオープニングはきちんとキャラを維持しながらそれなりのクオリティになっている。いつも通りのオープニングアニメとも相まって、不思議とポップな感じにまとまっているのが愉快だ。

 そして2話目にしてふんだんにサービスの回(?)。ひたぎがほぼ全裸or下着のままAパートが進行し、それを阿良々木が童貞力爆発で恥ずかしがるという羞恥プレイ。これも、阿良々木の中の人がひたぎの中の人に対して「おまえと風呂に入っても何も感じやしない」と宣言していることを考えながら見るとそれだけで面白い。「いい身体してる」と褒めるのもなんだか微妙。もちろん、作中のひたぎは実に見事な裸体を披露しているわけだが。下着を履くカットとか、これはこれでアウトなんじゃないかと。

 ただ、そんな素敵なシーンのはずが、周りを埋め尽くす新聞記事の文字の羅列が相変わらず異様な雰囲気を醸し出している。今回は、1話の中で描かれるのがひたぎの部屋と祈祷所(と最後の阿良々木の家)だけという、非常にシーンの少ない展開。前回にも増して画面に変化が無く、Aパートで延々続く2人の掛け合いに、何とかメリハリを付けるように「虚飾」であれこれ仕込んでいるのが面白い。やたらとカメラワークに凝ってひたぎに接写したりするのも、阿漕ではあるがつい見入ってしまう演出。会話のテンポ自体がいいこともあるが、このシャフト色100%の奇妙な画面構成が、今回の見所の1つだろう。

 そしてBパートはひたぎの生い立ちが明らかになる祈祷所のシーン。こちらも非常に静的な進行だが、「蟹」の出現で空気が一変し、それまでの鬱憤を晴らすかのようにハードな展開に。ぐるぐると「蟹」の文字が渦を巻く怪異の描写はちょっとくどい気もするが、不可視のあやかしに身体を打ち付けられるひたぎと、それを軽く投げ飛ばす忍野のギャップ。そしてそれまでの軽口が嘘のように粛々と謝罪を述べるひたぎ。このあたりの作劇は、やはり「女優」斎藤千和の真骨頂。普段が普段だけに、どうしたらここまで役に入れるのか、不思議でしょうがない。

 2話も総じて「千和が持って行った」形になるか。実写が盛り込まれたりと流石に「この画面はどないやねん」みたいな部分が少なくないのだが、まだまだ興味の尽きない展開です。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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