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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 バルドル! 作画班に嫌われてる男! 第8話。いや、作画は相変わらずだけどさ、今週はシャカとかデスマスクとか、アップのシーンなら格好良い画もけっこうあったはずなんだよ。でも何故かバルドルだけ全部酷かった気がする。劣勢に陥ってからのギャグ感が凄い。

 いやー、今週は(今週も)突っ込みどころが山ほどあって疲れましたね。シャカさんが参戦するとどうしてもバトルが哲学論争みたいになるので、「聖闘士星矢」ワールドのアホさ加減がよく出てくるわけですよ(それが見たくてファンを続けているという話もある)。なお、先週から週刊少年チャンピオン上では、車田正美の自伝的漫画(かっこ笑い)の「藍の時代」が始まっております。そちらも車田テイストの馬鹿馬鹿しさがあふれているので、是非押さえておきましょうね。

 さておき、先週は黄金聖闘士3人と引き替えに像を2本ぶっ壊したわけですが、今週も無事に2本倒壊。シャカがどうなったかは分からないけど、デスマスクさんはこれまでの不摂生が祟ったのか、突然崩れ落ちて退場確定である。前回のアルデバランといい、どう考えても圧倒してた気がするバトルで突然スタミナ切れ起こすのはどうなんだろう。まぁ、例の刻印は残っているので、復活した黄金連中も万全ではないのかもしれないが。先週の星取表を追記しておくとこうなります。

 ① アイオリア  VS フロディ  戦闘中

 ② アルデバラン○VS●ヘラクレス

 ③ シュラ   ●VS○カミュ

 ④ カミュ   ○VS●スルト

 ⑤ ムウ     VS ファフナー 水入り

 ⑥ 童虎     VS ウートガルザ戦闘中

 ⑦ シャカ   ○VS●バルドル

 ⑧ デスマスク ○VS●ファフナー

 ⑨ サガ     VS シグムント ←NEW!

 

 そういや今回アイオリアに一切出番がなかったんだな……。まぁ、ニューカマーであるバルドルの物語に筆を割かなきゃいけなかったからしょうがないんだけど。先にデスマスクの方を片付けておくと、前々回ムウに二連続で強烈な突っ込みをもらっていたファフナーさんだが、ようやくオーディンサファイアを起動し、改めてムウに圧力をかける。どうやらあの宝石の出力調整を行ったり、起動確認をしていたのはアンドレアスではなくてファフナーさんだったようなので、学者ポジションとしてはそれなりに優秀な仕事をしていたようだ。「単なる虚弱野郎」とか思っててごめん。いや、オーディンサファイア持ってる連中もことごとくぶっ飛ばされてるんだから大した成果じゃないのかもしれないけど。とにかく、デスクワーク専門の雑魚だと思っていたのはムウも同じだったらしく、ちょっと強くなったファフナーに慌てた様子を隠そうともしない。そこに丁度良く現れたデスマスク。どうやらヘレナの仇としてファフナーさんを探してたらしく、出会い頭の積尸気冥界破でさっさとヤサを変えてしまった。ムウに「先に行っといてくれ!」って(多分テレパシーで)連絡した時にムウが「じゃ、この部屋の像は頼みましたよ!」って言ってどこかへ去っていくわけだが、おそらく9割の視聴者は「いや、像は壊してから行けよ」って思っただろう。なんでそこで手間を惜しむかね。

 2人で対話するために黄泉送りにしたつもりだったのに、亡者は力を貸すわ、人質の存在が明らかになるわ、やたらと不利な状況を叩きつけられるデスマスク。考えてみると、「盲目の人間の目が見えるようになっちゃう」とか、以前からデスマスクは黄泉の世界からあんまり恩恵を受けてない気がする。亡者を操って攻め立ててたシラーさんの方がまだホーム感あったかも。しかし、そんな逆境も今シリーズのデスマスクなら大丈夫。なんと、デスマスクさんがこの世界に誕生して30年弱、おそらく史上初の、「子供に声援を送られるデスマスクさん」で、おっちゃんの親心とか色々覚醒。見事、冥界の番人としての威厳を見せる「半死半生永久拷問」という最高の結末を叩きつけた。ファフナーさん、これから永遠に亡者に顔を踏まれ続けるのか。合掌。

 さぁ、そして今回のメインイベント、シャカVSバルドル。前回の引きでアンドレアスさんが「神だ」とか思わせぶりなこと言ってたもんだから「おっ、仏教と北欧神話の謎対決かな?」と期待してしまったわけだが、蓋を開ければこれがとんだくわせもの。「神になった男」でも何でもなく、「神にちょっと利用されてただけの男」でしかなかった。まー、シャカから直接「人は神にはなれない!!!」とか言われたらしょうがないよな。……うん、別にジュリアン・ソロも瞬も人が神になったわけじゃないから、あれは単なる依り代だからノーカン。……アテナはどういう扱いなんだ? まぁいいや、とにかく、とてもアンドレアス似の声をした神さま(自称)に利用された可哀相な少年のお話である。

 まず、「私の生まれた村はアスガルドの中でも特に貧しく、体の弱い子供の私だけが働けたが、それでは誰も救えなかった」の時点でよく分からない。身体弱いヤツしか働けない村って、どんな場所だよ。滅びるだろ、滅びろよ。バルドル少年はそんな苦境でもパトラッシュ(仮)と一緒に頑張っていたわけだが、ある日我慢出来ずに神さまの前で愚痴ってしまう。すると、聞き覚えのある声の神さまが「助けてやるよ」と語りかけてきて、確実に誘導尋問的な流れで「優しい心なんていらないから強い身体をくれ」という(一方的な)交換条件が成立。ちなみに、「神さまに願うなら頑丈な身体とかじゃなくて村の平和とか富とか平穏を願えばよかったのでは?」とも思うが、そこは切羽詰まった子供のお話、深く考えたら負けだ。あそこでバルドルがほしかったのは、ケイン小杉ばりのPerfect Bodyなのだ。結果的に、誰にも傷つけられない無敵ボディを手に入れたバルドルだったが、慈悲の心を奪われ、パトラッシュを放り出して一路戦場へ。めでたくそのボディをフルに活かせる「戦士」という職業についたわけだ。「オーディンにもらった身体だしなー、オーディンの代弁者って言ってる人のために使うのがいいよなー」っていう短絡的な考え方で出てきたようだが、彼の生まれ育った村は結局滅びたんでしょうかね。

 しかし、その不死身のボディで一度はシャカを圧倒してみせたものの、マジもんの神の世界を見てきたシャカはそのペテンにすぐに気付く。「それ、偽物やで」ということを看破し、「パチモン掴まされてざまぁwww」と発動する問答無用の天空覇邪魑魅魍魎。彼がオームを唱えれば、全ては解決するのである。ひとまず、今回の禅問答のおかげで物語の大勢は見えてきた。どうやらアンドレアスは「オーディンを騙る別な邪悪なるもの」であり、回りの連中も色々騙されていることになる。では本物のオーディンは何してるか、って考えると、そりゃま、リフィアさんがいるわけで。この流れだと、リフィアチームの護衛についたウートガルザさんがオーディンサイドの衛兵かな。ひょっとしたらオーディン本人って可能性もワンチャン(その場合、リフィアは純粋に代弁者としての巫女ということになる)。童虎はあの局面をどう対処すればいいんでしょうかね。

 とりあえず、そんなアンドレアスのペテンの純粋被害者となってしまった可哀相なバルドル。なんかいかにも「オーディンの保証付きですし」みたいな顔してバルキリー的戦天使を召喚して戦っていたが、そんなものは大量の曼荼羅の前では塵に等しい。そりゃな、1枚の曼荼羅の中にどれだけ仏が描かれていると思ってんねん。勝てるわけがない(宗教的問題発言)。最後にはアンドレアスにも見放されたのか、不死身ボディすら剥奪されてしまうことになった。このシーンでシャカが見せた五感剥奪の使い方は素直に「うまいな」って思うわ。こういう小ネタの使い方が、今作の憎めないところである。シャカは最初から最後まで圧倒的シャカらしさで、見事な戦いぶりでした。この人の株が下がることは未来永劫無いんだろうなぁ。

 そして次回、シグムンドのところには素直にサガが登場。結局柱を一本も壊してないムウはどこを走っているやら。最終決戦に回されるのかね。そして気になるのは何と言ってもサブタイトルである。「兄弟の絆」とは……いや、素直に(?)考えればシグムンドとジークフリートの話ですけどね。……それで終わるわけがないよなぁ。ジェミニだものなぁ。兄弟の絆とかいうと黙っちゃいないどこぞの不死鳥は元気でやってるかなぁ。

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