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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 解明の時! 最終話! とにかく! すっきり! したかったの!!

 

 

 

 

 

(以下、ネタバレになるので未視聴の方注意です。)

 




 







 

 

 

 

 

 

 

 いやー、よかったよー、予定通りだったよー。助かったよー。そりゃ予想もしない大どんでん返しを期待しなかったわけではないが、今更それをやられても精神がついていかないからね。今まで以上の無茶な論理のアクロバットが無いとここからさらにひっくり返すのは無理だろうし、そんな時間は流石に無いしね。というわけで、犯人は! ウサギ!

 正直言うと、最後の最後に未出の手がかりを出すのは十戒だろうが二十則だろうが余裕でアウトなわけで、ハンスが引っ張り出してきた石板はミステリとして考えたらズル過ぎるのだが、まぁ、こちらとしてもガッチガチのミステリとして観てるわけではないし、アレがなくても心象だけでほぼ決まってたわけで、笑って許せるくらいのものですよ。あくまでも最後の一押し、面倒な説得の部分で、他の関係者を全員まるまる納得させる手がかりとしてはこれ以上無い最後の一押しになった。それでも認めたくないアドレットさんが今更ながら「あれ? 俺が神殿に最初についたのって何でだっけ?」って思い出すのも補足としては良いタイミング。オチに向かうための筋道としては無難なものだったのではないでしょうか。どっちかっていうと、不満だったのはナッシェタニアが「私じゃない!」って否定してたと思ったのにあっという間に手のひら返ししたところかな。あそこ、もう少し粘る描写があっても良かった気もするんだけど。まぁ、これまで回りの人間を観察してきた「7人目」は、状況を観てアドレットの説得が不可能だとさっさと判断した、ということで納得できるか。「疑われたら殺される」他の容疑者と違って、既に脱出装置の用意がある上に「次のチャンスがあるやろ」ってんで無理しなくていい真犯人では、抵抗する気迫にも差があるのはしょうがない。

 限定に至る筋道はそんなもんとして、あとの見どころはナッシェタニアの転身劇ということになる。これまでたっぷりと引っ張ってきたおかげで、「何故7人目はこんな悪さを?」とか「犯人はこれまで何を考えて行動してきた?」とか、色々と溜まってる疑問があり、それを短い時間で全部描写するのは不可能だ。そんな重責を背負わされたナッシェタニアだったが……言いたいこといい散らかして逃げたー!!! すげぇ! 犯人の動機とか、心境とか、そういうもの全てにおいて、「まぁ、ウサギはトチ狂ってるからしゃーない」というえも言われぬ説得力だけを残して逃げた。ここまでの数話の間に少しずつ積み重ねてきた「チョト、ウサギサン、ドッカイカレテマセンカ?」感をそのまま犯人像に転写、ろくすっぽ説明されてないのに、「ウサギならしょうがない」というこの無言の説得力。正直、かなり理想の犯人像です。エグいよね、まず正体を暴くときにアドレットが以前やってたのと同じ降伏のポーズを見せて挑発するところとか、ケロッとしながら人類和平計画(ほぼ滅亡)を提示してみせるところとか。そう、やっぱり犯人はイってる方が見応えがあるんだ。私はナッシェタニアについて、先週の感想でこんなことを書いた。「こいつが犯人だった時のぴかしゃのしゃべりが見たい」。ばっちりです、日笠さん!! やっぱりあんた凄いよ!

 以下、個人的に選ばせてもらう今週のベストシーン。

 第3位、ウサギが何をしゃべっても「分からん!」「分かるようにしゃべれ!」ってどんどん馬鹿になっていくモーラおばちゃん。いや、そりゃまわりの人間も全員ウサギが何言ってるかなんて分かってないはずなんだけど、それを全て「もう私、世の中の何もかもが分からん」みたいな風にやけになったおばちゃんに言わせるのが罪作り。モーラさん、今回のことで相当株を落としたのは間違いないだろうけども……アドレットとかチャモ、ハンスあたりは今後の旅でも優しくフォローしてくれそうなんだよなぁ。「まぁ、誰でもテンパるからしょうがないよね」って。そのたびにモーラさんは自分のしでかしたことを思い出して夜中にふとんの中でバタバタ暴れるのかなぁ。やべぇ、可愛い。今後の旅路でおばちゃんがしおらしくチャモの言うこと聞いてる図とか想像すると楽しい。

 第2位、「生きたくなる……」の時の頬を染めるフレミーさん。そうなんだよ、終わってみてからの後考えでいうと、今作を推理する際の最短ルートって、「フレミーさんのヒロイン度数が上がりすぎている」→「余ったウサギが邪魔だから犯人」でQ.E.D.だったんだよ。それくらいにフレミーさんの正統派ヒロインっぷりが圧倒的。ちょっと目を逸らして頬を染めてノロケ台詞とか、なんやこの生き物完璧か。アドレットとのキスシーンなんて、普通はあそこで口づけするところを描写するはずなのに、何と薬を口に含んで迫り来るフレミーの口内のどアップ描写で引き、っていうマニアックすぎるアングルだったからな。スタッフのフレミー愛が何かヤバい方向に振り切れてる気がする。でもしょうがない。フレミーだから。改めて振り返ると、フレミーとアドレットのラブストーリーってあり得ないくらいに直球だよな。

 そして栄光の第1位。「あんなことさえ言わなきゃ、仲間にして真相話してたかもしれないのにねぇwwww」って嘲り笑うナッシェタニアさん!!! もうやめて! そこの近衛兵のライフは0よ! いやー、ゾクゾクするような上から目線、ゴミを見るような侮蔑の視線。たまりません。そして、我らがヒーロー、ゴルドフさんは、そんな視線を一身に受ける権利があったのです。姫を信じ、姫に裏切られて事実上死亡が確認された可哀相な若者。Bパート以降、ずっとFXで全財産すったみたいな顔で、台詞一言も無しやからな。多分、あれを6人目として連れていっても何の役にも立たんぞ。他のみんなもなんて声かけていいか分からない感じがすげぇ。いいじゃん! 憧れの姫様にあんなウジ虫を見るような目で見てもらえたんだぞ! ご褒美じゃん! 明日を強く生きるんだ! ゴルドフぅぅぅ!! あ、今になって思うと、ウサギが「ハンスが怪しいです」ってゴルドフに言ってたのって、「ハンスが一番危険だから消したかった」っていう今回の発言の現れだったんだよね。確かに、本人のいう通りに人狼としては「潜伏」型だった姫様。ちょっと消極的に場を任せ過ぎたかね。でも、確かにアドレットのあの状態なら勝ったと思うよなー。

 というわけで、ウサギの策略はこれにて一旦解決。6人の勇者(5人の勇者と1人の脱け殻)は改めて魔神討伐の旅に出る……と思いきや……とんでもないオチぶっ込んできたな。なるほど、原作小説は2巻3巻と続いているわけで、それが何故かといったら……無限ループって怖くね? いや、でも今回の出来事で割と結束が強まった中に、改めて謎の不細工が乱入してきたとしてもなぁ……ウサギの後に牛女が乱入って、なんだ、えとたまの新シリーズでも始まるのか。牛女、どう見ても不細工キャラなのに声だけ可愛いのがイラッとするぞ(CV:金元寿子)。石田彰ボイスの凶魔が「ようやく」といって動き出したみたいだし……こりゃぁ2期シリーズを待つしかないぜ。いや、明日にでも原作買いに行くと思うんだけどね。だって、早く読みたいじゃない。嫉妬でイライラしてるフレミー。あと、ゴルドフの今後。賢者モードで黙々と凶魔を惨殺し続ける黒衣の騎士が見えるわ……。

 最後に1つ、今回のエンディング、1話目のエンディングと全く同じ映像なんだけど、今見ると全然違う意味が見える、っていうのがすげぇ。ウサギの満面のスマイルで鳥肌立ちまくりです。ナッシェタニア! 今まで散々馬鹿にしててごめん。お前さん、最高にいい女だったよ!

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