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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「監獄学園」 6→7

 元気な作品だったなぁ。酷かった。あぁ、酷かった。

 楽しかったですよ、毎週毎週よくこれだけ、と感心するようにぽんぽんと下卑たネタが連発されて、「どうせシモ展開なんてそのうち失速するんちゃうか」と高をくくっていた私は正直驚いた。どこまでいっても酷い。各キャラクターが週替わりで酷い。製作側がギリギリを狙って作っているし、キャスト陣もギリギリに打ち込んで応えている。こんなにも、関係者がたった1つのゴールを目指して作りあげている感覚が伝わってくる作品も珍しい。「もっと、もっと酷いアニメが出来るよ!」と、僕らは勇気づけられる。

 製作スタッフの確かさは今更触れるまでもないが、やはり今作独特の陰影の濃いデザインをそのまま動かし続けた功績は大きいだろう。これだけクドいのに、あまり重たくならずに動かすタイミングではしゃきしゃき動く。突然アニメ的に頓狂な動きが出てきて笑いに繋がるのは「アザゼルさん」でもお馴染みの演出手法だが、ギャグのメリハリで言えば今作も似たようなところ。今作はそれに純正の「エロ」を加え、下ネタの救われなさは「アザゼルさん」とも違う、独自のテイストになっている。そりゃま、実際は光が入りまくってて何が起こってるか分からないレベルにはなっているのだが、おそらくあの光の向こうには、スタッフの努力の結晶である最低の画面が広がっているに違いない。それが製作側の義務ってもんだから、な!

 そして、やっぱり中の人に触れないわけにはいかないだろう。水島努が選りすぐった精鋭キャストたち。そのどれもが期待を裏切らない見事すぎるお仕事。何より、全員楽しそう。特に一番楽しそうだったのは、副会長役の伊藤静だろうか。元々こういう仕事が好きなタイプではあるが、今作の副会長はドSとドMが同居した実に美味しい役回り。見方によっては彼女が主役だったと言っても過言ではない。野郎側のMVPは全編にわたって作品をコントロールし続けたこにたんだろう。何であんなに「ござる口調」が自然に聞こえるんだろう。なんであんなにぶっ壊れた時に楽しそうなんだろう。もちろん、神谷、花澤といった看板役者の仕事も実に贅沢で美味しい。日本おっぱい党の党首様が「いかにおっぱいが尻の代用品でしかないか」を熱弁するシーンなど、涙無しでは見られない迷場面である。あと、合法的に花澤香菜に「ちんこ」と「おしっこ」を連呼させられるという特権。最終回のディープキスシーンのこの上ない達成感。素晴らしいです。

 そして、私としてはやっぱり会長。会長と校長の2人って、「ギャラクシーエンジェル」でいうところのウォルコット中佐とメアリー少佐なのよね。何か、とても懐かしい、な。

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