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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 まさに「転」、最終話。ま、今回で終わるわけではないことは最初から分かっていたのでね、このまま1月まで待つのはもどかしいが、特にストレスを感じる終わり方ではなかったかな。

 池袋の状況が固まりつつあることを匂わせる今期のラストエピソード。バタバタと多方面が騒がしい状態が続いているが、そんな中でも一際騒がしさが大きくなったところでの幕引きである。まず、静雄の逮捕については、どうやら何のひねりもなく事実であった模様。警察には「婦女暴行の疑い」で連行されたとのことであるが、一体どんな筋からそんな不確かな情報だけをたれ込まれて警察は動いたのだろうか。っつうか、そもそもこの池袋って警察組織はちゃんと機能してるのか。今まで白バイ警官以外の警察組織が一切出てこなかったもんだから、てっきりもう駄目な世界なのかと思っていた。一応、こういうときに動けるくらいの能力は持ち合わせているのね。ま、通報しそうな人間は数多くいるわけだが……当然臨也の仕業と考えるのが一番自然。静雄の護衛が無くなったと見るやすぐにヴァローナに接触を図っているし、スローンの身柄を確保したことで、強力な手駒としてヴァローナも管理下に置きたかった臨也が、天敵である静雄を一時的に遠ざけるために策を打ったというのが一番ありそうな可能性。あとは「澱切サイドがダラーズへの警戒のために戦力を削ぎに来た」っていうのもありそうではあるが。あと大穴で「帝人の粛清の一環」ってのも考えられるな。今の帝人ならそれくらいやってのけそうなのが怖い。

 ダラーズはなかなか「まとまる」ということができない組織ではあるが、ドタチンのひき逃げ事件のおかげで表面化した動きもいくつか存在している。その最たるものが湯馬崎の一人歩きだろうか。ただ、どれだけマッドでも単体での情報処理能力が優れているわけではないので、町をふらついて怪しいところを片っ端から揺さぶっていくしかないスタイル。そんなことしてりゃ、そりゃいつかは泉井に見つかるわけでね。泉井VS湯馬崎の因縁の対決がついに勃発……するかと思いきや、変なところで水入り。ブチギレてんのに電話に懇切丁寧に出てくれる泉井さん可愛い。そして、湯馬崎の方も泉井を放っておくと面倒なのは分かっているのだろうが、「門田を轢いた犯人ではない」ことは理解しており、積極的に泉井を潰す理由もまだ無い。このあたりのブルースクウェア関係はまだまだ根深い問題が残っているのかも。

 ブルースクウェアといえば青葉であるが、彼は帝人の指示でおおっぴらに黄巾族の討伐、見せしめへと動き出した。しかし、正臣もその動きは読んでおり、ダラーズVS黄巾族という、昔懐かしい対決構図も表面化。それぞれのボスが相手首領の存在を理解しながらも、お互いがお互いを認め合うために抗争を止めることが出来ない。かつてのような泥沼の抗争に陥るまで止まることが出来ないのか。明らかに「壊れて」いる帝人を牽制できるのは現状ではセルティ1人だけであるが、彼女の説得にも帝人はどこ吹く風。あと残ってるのは杏里くらいなんだが……彼女が何かを言っても帝人はぶれなさそうだなぁ。ただ、今回唯一、赤林さんとの対面だけは帝人が心底震え上がる珍しいシーンになっていた。帝人の場合、その強さは「どこまでいってもフラットであること」らしいので、あれだけ高揚した状態でも「ヤクザのおいちゃんは怖い」ということが分かり、それに適した対応が出来ている時点でやっぱり危ないのかもしれないけども。粟楠会はどういう方向からこの問題に関わってくるんだろうね。贄川(父)の依頼もあるが、娘の春奈は現状では臨也サイドにいるわけでなぁ。諸々の要素が絶妙に噛み合ってない感。

 贄川春奈といえば罪歌の能力保持者の1人だが、その罪歌を巡って、今回は劇的な事実が明かされた。ダラーズVS黄巾族という抗争に加えて、現在勃発しているのは「臨也組」VS「澱切陣内」というウラの削りあいだ。これまで何度も姿形を変えていた澱切陣内という存在は、実は「おっさんたちのグループ名である」ということが判明。そしてその頭目たる管理者は、これまで影に日なたに活動を続けてきた鯨木かさねさんその人であった。互いに情報を握りあって優位に立とうとする臨也と鯨木さん。臨也は贄川罪歌を用いた直球な武力介入によって澱切サイドも手駒を減らしていったが、なんと罪歌は鯨木さんサイドにも使えるようで。手駒だと思っていたスローンは、なんと鯨木サイド。臨也は本シリーズに入ってから2度目のダウン。澱切サイド、なかなかに強い。

 こうして「臨也組」VS「澱切陣内」という構図がはっきりと示され、さらなる勢力としては「青葉・帝人のダラーズ」、「正臣の黄巾族」と並ぶ。残った面々は一体どうなったかというと……なんと、気付いたら新羅の家に色々集まっていた! 「隠れ家」を探していた湯馬崎、そして渡草。杏里の呼びかけに応えたのか、張間美香と矢霧誠二。そして驚きの矢霧波江さん! 澱切の手に落ちたと思われた波江さんがこちらにいるのはどういうこと? 室内の面子から考えるとエゴールさんあたりに救出されたのだろうか。とにかく、ここにもなかなか濃い、やっかいな連中が揃っている。もし静雄が釈放された場合には彼もここに加わるだろう。こうなってくると、この「チーム・新羅の家に押しかけ」軍団もなかなか馬鹿に出来ない戦力になってきたぞ(特に美香さんが強そう)。

 さぁ、対立姿勢は整った。ここで……3ヶ月お休みかーい。やっぱりもやもやするのう。

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