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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「クロムクロ」 5

 何はともあれ、番組中のCMが良い。P.A.Works15周年と銘打ってながされる数々のP.A.作品のBOXのCM,「いろは」、「TARITARI」!、そして「CANAAN」!! いやぁ、名作目白押しですな。

 そんなわけで、やぁ! P.A.Works大好きおじさんだよ! まぁ、残念ながら前クールはちょっとズレてしまったが……まぁ、そういうこともあるわな。今期は心機一転、全く新しいP.A.の次の時代を見せてくれる(かもしれない)作品の登場だ。何しろP.A.としては初のロボットアニメである。これだけの歴史があるスタジオで、ほぼロボットにノータッチというのは、昨今のスタジオとしてはかなり異色の存在かもしれない。そのP.A.が、15周年を記念して満を持してのロボットものを送り出してきたのだから驚きだ。一体どんなものが出てくるのか、いやが上にも期待が高まる!

 ……まぁ、割と普通だったけども。確かにキャラクターのデザインは紛れもなくP.A.。というか石井百合子氏なので「凪のあすから」にかなり近いデザインだろうか。そこから展開されるのがハードなロボットもの。と思いきや、1話目はAパートで女子高生の進路相談が描かれ、ゆるりとしたスタートである。Bパートは謎の敵対存在が襲来していよいよロボ戦に突入だが、非常に地に足のついたロボットデザインは、良く言えば堅実、悪く言えばあまり新鮮味は無い。世界観としては現代と地続きの「if」であるから、あんまりはっちゃけたいわゆるスーパーロボットを出すのではなく、人間側のメカは作業機械の延長線上にあるような「そこそこ現実的な二足歩行ロボ」である。敵側はもうちょっとキワモノっぽいが、それでも自在に空を飛んだりビームを撃ったりという方向ではなく、1つ1つのモーションは現実の範囲内に収められている。まぁ、そういう世界観ってことだろう。どちらかというと冬眠から目覚めたサムライの動きの方がファンキーなものになっており、でかい機械に物怖じせずに首をカッ切りに行く大仰な動きは、いかにも岡村天斎らしいけれん味がある。武士+メカという謎の方向性、一体ここからどんなドラマが、どんなアクションが紡がれていくことになるだろうか。まぁ、実は「武士+メカ」ってアニメ界隈の業界じゃそんなに珍しい組み合わせでもないんだけどね。「SAMURAI7」とか今見ても充分格好良いよ。

 正直、1話目ではなかなか判断出来ないので可もなく不可もなしに留めておくが、アクション描写などは期待値は高い。その反面、大量のロボが蠢いているシーンなどはCGの浮き立ち方などにやや違和感があり、「これをP.A.が自社の努力で魅力に転じられるか?」と冷や冷やしている部分もある。サテライトとかI.G.とかサンライズとか、そういう分野で一日の長があるスタジオには及んでない気がするからなぁ。P.A.の見せ場であるドラマ部分の掘り下げで、今後この作品がどのように成長していくのかは楽しみである。

 以上、P.A.大好きおじさんがお伝えしました。

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