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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「キズナイーバー」 6

 「迷家」に続いての、今期2つ目の「なんかよく分からない」枠。さらに今期3つ目のTRIGGER枠でもある。最近はタイトルを見て、1話目を見ると大体何が起こるか察してしまう作品ばっかりなので、こうして「よく分かんねぇな!」といえる作品は今や美徳とすらいえるのかもしれない。そしてこの作品も岡田麿里なんだよな。なんとも創作意欲に溢れてる人やなぁ。

 大分前からCMを打っていた作品なので名前は聞いている。TRIGGERの3作目とはいえ、「ルル子」はショートアニメだし「ニンジャスレイヤー」は再放送なので、実質的に一番力を入れているのは当然ここ。監督には若手気鋭と言われる小林寛を抜擢。いや、まだ私は意識したことのない名前だったのだが、来歴を見てみるとなるほど色々と面白い仕事をしている人のようだ。そして、今作1話目の演出面でも色々とはっちゃけていて楽しい。いかにもTRIGGERらしい破天荒な賑やかさがある中で、今石洋之のようにエネルギッシュな振り回し方とは一線を画す、どこかで線を引いたような怜悧な印象もある演出方向とでも言えるだろうか。1話目だと主人公・勝平が階段を突き落とされた後に謎の着ぐるみに引きずり回される病院のシーンが印象的だ。ファニーでクレイジーなのに、不思議とクレバー。うん、意味分からんな。書いてる自分でも分からないのだが、とにかく「なんかソソる」とだけ言っておきます。

 映像面についてはTRIGGERクオリティを維持してくれれば心配は無い。となると問題になってくるのは脚本部分ということになるが、なんとまぁ岡田麿里、「迷家」では30人の群像劇に挑み、こちらは「傷を分かち合う」というものすげぇダイレクトな設定を設けた7人の物語。「傷」だの「痛み」だのと言う言葉はそれこそ岡田麿里脚本の中では度々フィーチャーされるものであり(まぁ、大抵のドラマってのはそういうもんだが)、人と人が触れ合い、すれ違い、傷を負うところに、彼女の真骨頂がある。それが今回はそのままアニメのタイトルになり、テーマになっている。「傷」と「絆」の物語という設定は、今後何が起こるのかさっぱり分からないが、「何かありそう」と思わせるだけの期待の大きい設定ではなかろうか。

 CV梶君のキャラに「七つの大罪を知ってる?」とか聞いちゃうのもなんだか刺激的。そりゃまぁ、知ってるっつうか団長ですしね。いやいや、ここでの大罪は決して憤怒の罪ではございません。訳の分からない6つの「現代版大罪」がズラリと並び、その文字列を見るだけで、この6人には一切の繋がりがないことがすぐに分かる。無闇に濃すぎるこのキャラクターたちは、一体どのように舵取りしていくものだろうか。それにしても、「不思議メンヘラ」とか「脳筋DQN」が叩かれる風潮は分からなくもないが、「狡猾リア」は単なるやっかみのような……。

 色々と楽しみの多い今作だが、中の人もばっちり準備完了。メインの7人はそれぞれに濃いキャストが用意されており、またまたこの大罪7人を率いることになった団長の梶君は大変そうである。あと、今年も「7人の勇者が集められた」場所にいるサトリナ。モーラおばちゃんも「上から選民」だった可能性が?

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