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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 戦艦の内部に大量のエアバッグってついてるものなんですかね、第9話。まぁ、確かに安全装置としてそれなりに意味はあるだろうが……あんな身動き採れない状態になったら、沈没時とかにアウトですよ。

 前回の比叡戦でめでたく1勝目(?)をあげた晴風。あの尻揉みねーちゃんが何故出てきたのかはさっぱり分からず、「本来ならブルマーの仕事なのだが」という全くもって当たり前の詫びを残して退場したため、すぐさま2戦目を向かえることとなった。行方不明艦が多くて人手不足なのは間違いないのだろうが、こうして前線に「正規の」職員が参戦したにもかかわらずぺーぺーどもが働かされてる現状は本当にどうにかならんもんかね。

 2戦目の相手は、ドイツ娘・ミーナの母艦。ようやくミーナが晴風に転がり込んできたことの落とし前を付ける時期がやってきたわけだ。悲壮な出会いから始まった居候生活だったはずなのに、ミーナ本人に一切そうした切実さが無かったので今更ミッションとして立ちはだかってもあんまり深刻さは感じられないのは今作ではしょうがないところ。今回も報告が入る前には「比叡倒せちゃったし、あたしたち強いンじゃね?」みたいなテンションですげぇお気楽に盛り上がってたし。そして実際、比叡級に勝ててしまったという事実がある時点で、それ以下の規模の艦とのバトルと言われても今ひとつ盛り上がりに欠ける。まぁ、実際のダメージは今回の戦闘の方がはるかにでかかったわけだが……比叡戦はあくまで足止めが目的、今回は当初の目的が艦の一部をピンポイントで叩くことだったわけで、ミッションの難度が格段に違うのだな。分かっちゃ言えるけど、見せ方としてこの順番はどうなんだ。

 そして相変わらずではあるのだが、今作はそうしたミッションのディティールが全然伝わって来ないし、我々素人からしたら操船、射撃、艦砲回避なんかがどれだけ難しいのかも分からない。前回の比叡ミッションに比べて難しかったのがどうかが、画面から伝わってこないのだ。魚雷発射したのに相手が動かない、ってんでなんか混乱してたけど、元々どういうプランだったんだろう。そして再び登場する小型機動ボート・スキッパー。もう、このアニメに艦は必要無いんじゃないかな。小型艇でビュンビュン飛ばした方が画的にも見映えがするし、実際にボートだけで解決してるミッションの方が多い気も……。そして、当然のようにスキッパーを出すと搭乗したがるわがまま艦長。なんであそこで明乃が出撃する必要があるのかがさっぱり分からんのよな。明乃がスキッパーの操縦に特別秀でている、みたいな説明ってあったっけ? 艦の上からでも突撃部隊に指示が出せるんだから、わざわざ艦長手ずから出撃せんでもいいはずなんだが。そこをなんだか「副長とも信頼関係が出来たおかげで、今回はスムーズに出撃出来たぜ」みたいなドラマを作られてもなぁ。

 もう1つドラマ作りで微妙だな、と思ったのは、スキッパー出撃後の「ピンチ」の演出がスキッパー隊と本艦で散ってしまっていて、何が急務で、何を成したいのかがよく分からなかったこと。スキッパー隊は本艦が注意を逸らしている間に接敵、乗船することが目的。その間、本艦はとにかく射撃をかわしながら食らいつくことが目的。でも、後半はひたすら「逃げなきゃ!」みたいな展開になってたよね。「射程外まであと20分」とか「10分」って言ってたけど、もう、完全に逃げることしか考えてなかった。あの時点で確かに乗船部隊は進撃を開始していたが、明乃達のボートはまだ海上にあるんだ。それを放っておいて逃げる一手で良かったんだろうか。時間稼ぎしなきゃ、っていう意味では同じ状態だったはずなのだが……色んなところで優先順位が分かりにくい。

 そして、ドイツ艦の艦内の状態はどうなっていたのか。今回、初めて「ウィルスに感染している人間達との白兵戦」という展開になった。非常に分かりやすくて今までのミッションの中では見やすい部類だったはずだが、なんか……人少なくない? あんまり緊迫感がないよな。まぁ、元々女子学生が乗ってるだけの艦なんだからそんなに殺伐ともしてなかったのだろうが……海水をピュピュッと当てるだけで無力化出来てしまう敵なので大した脅威にはならない。っつうか、延々海水銃を使えば良いだけなので、別に薙刀もいらなかったはず。あと、ウィルスの効果は確か「思念の統合・群体化」だったはずなので、艦を制圧するためには「全ての感染者を治癒」する必要があり、ミーナが駆けつけた艦橋にいた艦長にあまり意味はない。感染前であれば指令系統を叩く意味はあっただろうが、既にウィルスの力で皆平等に「子」になっているわけで、艦長は既に特権的立場を剥奪された「一人の感染者」でしかない。つまり、艦長にワクチンを撃ったからってミッションが終わるわけではなく、徹底的に艦内を巡って討伐・治療を続けていくのが正しいミッションの在り方である。実際、砲撃とかを実際に担当している乗組員とかがいたわけで、晴風本隊の安全を考えるなら、艦橋を目指すよりもまずそっちを叩くべきだったよな。

 相変わらずよく分からないことが多い作品ではあるが、ラストにあっさりミーナが退場するのもよく分からなかった。結局あの子、何のために出て来たんだろう。これからもう一働きするんだろうけどさ(多分武蔵戦のピンチで駆けつける役)。猫との別れはあれだけ惜しんだのに、同じ釜の飯を食ったドイツ人との別れは随分あっさり。やっぱりこれだけ観ててもウェイトを置きたい要素が分からない作品だなぁ。

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