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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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SUPER LOVERS2」 ー→5

 今期一発目の終了アニメは、「一般向けアニメ内におけるSEXっていう単語数グランプリ」で史上最多を更新したこちらの作品(俺調べ)。もう、性別なんて些細なことなんですよ。偉い人には分からないけど、エロい人にはすぐに分かります。

 なんでかなぁ、最後まで見てしまうんだよなぁ。ここまで全身全霊で「男同士が普通だろ?」って言われると、だんだん感覚が麻痺してくるというか、もうこれで純愛なんじゃないかって思い始めるというか……いや、絶対に純愛じゃないんだけどさ。圧倒的に肉欲だったしさ。いやでも、むしろ男女のノーマルな恋愛を描いたラブの場合、ここまでフィジカルコンタクトについてあけすけに描写することはむしろ少ないんだよね。「素直クールなショタっ子にオナニーの手ほどきをするけど本番はやりたいからやる」とか、絶対相手が女の子だったら年齢制限くらうわけで、放送出来なくなっちゃうからな。もう、そういうもんだと思って処理しちゃえばエロアニメとして……うぅん。

 本作の悩ましいところは、そうして「野郎どうし」という一番の特徴が別に特別なものになってないところ。これ、別に零が女の子でも物語としては何の問題も無く成立するんだ。不器用だけど一途で、魅力的な女の子を飼うホスト野郎の話。ほら、成立する。今期も色んなところで「百合」について考える場が与えられ、私個人としては「百合である必要性」「百合の尊さ」などに思いを馳せたわけだが、今作は「ホモである必要性」「ホモの尊さ」があんまり無いんだ。多分、一番の理由は野郎同士という背徳感とか、社会的な禁忌みたいなものにほとんど頓着せずにイチャイチャし放題だったことだと思うんだけどね。考えてみりゃ、誰を好きになるかは個人の自由なわけで、それが男だろうが女だろうが関係無いってのもまっとうな主義主張ではあるんだよね。ただ、その主義主張のために「ホモ」に特別性を設けないように描写を尽くしたことで、皮肉にも今作はドラマとしての特別さを失ってしまった。これが良いことなのか悪いことなのかは、現時点では何とも判断出来ない。何にせよ、特別さを失ったところで俺に「理解出来ない」ことは変わらないんだし。

 こんだけ未知の世界だってのに、何故か最後まで見てしまうのは……アニメーションとしての平均点が高いからなんだろうな。最近はすっかりそっち系アニメの本拠地になったディーンによる丁寧なキャラ作画はファンにはたまらないだろうし、未知とは言っても「特別じゃない」ので、ドラマの筋立て自体は入って来やすいし。ひょっとして、理解出来ないとかいいながら私の中にホモは確実に浸透しているのだろうか。HELP。多分、ハルたちのママンの声が聴きたいから見てただけなんだよ。そう思って自分を納得させる日々。

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