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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 小山茉美→井上喜久子→中原麻衣とかいうエリート声の家系、第3話。お婆ちゃんは一体どういうフォルムだったのだろうか。

 人、狸、天狗、みなそれぞれに何かを抱えている。まず第一戦は前回からの続きで狸VS人、矢三郎と天満屋の対決。地獄絵の真実を聞きようやく天満屋に対してアドバンテージを得たと思った矢三郎だったが、天満屋は拾い物のマスケット銃で形勢逆転。流石に本物ではないだろ? と思ったら、そういや二代目が落としたって言ってたもんな。ダイナミックな天狗つぶてのせいで手痛い二敗目を喫してしまった矢三郎。前回は催眠にかかって熊の姿で寺町商店街に出没させられるという恥辱を味わったが、なんと今回は「月を奪われる」というとんでもない仕打ち。この「月を取る」時のアニメーションも実に小憎らしいデザインで面白い画面。人だって幻術を極めればこのくらいの遠近法は無視出来るってことなのかな。

 一方的な展開になってしまった人と狸の戦い。しかし、矢三郎の周りのあれこれを聞いているうちに、寿老人だのなんだのと知っている名前が出てきて驚く天満屋。京都も狭い街でございますからな。そして出てきた弁天の名前。憤激する天満屋の様子を見ていると、どうも過去に手を出そうとして寿老人に怒られたっぽいな。弁天の名を聞くだけで喚き散らす天満屋だったが、まるでその声を聞きつけたかのようにして、我らがヒロイン弁天様のご登場だ。なんとも煽情的な衣裳で「欧羅巴の香り」を残した弁天様。真っ白なヒールで踏みつけられたら、後頭部だって大喜びだ。いや、天満屋は憤懣やるかたなしという様子だったが。一応、人VS人の構図ではあるのだが、片や人間をやめて天狗になってしまった身。対決というにもあまりに一方的。憐れ天満屋は月ならぬ星へと姿を変えてしまった。まぁ、生きてるらしいので大丈夫でしょう。久方ぶりの再会で「寂しかったと言いなさい」と迫る弁天に、素直に彼女に応えてみせる矢三郎。なんだかんだで、2人は相性が良いのだ。矢三郎は周りに敵を作らないタイプなのでね。でも、月はなかなか返してもらえなかったね。「月下美人」ならぬ、「美人下月」か。器用にコロコロと月を弄ぶ弁天の仕草を見ていると、世の男どももこんな風に転がされてきたのだろう、と勝手な想像をしてしまうな。

 場所は移って、下鴨一家の家族のお話。お母さん狸と矢三郎が向かったのは、京都の山でもとりわけ深くに入った狸谷山不動院。そこには母(桃仙)の兄という(何だかとてもめでたそうな)狸、そして、もうなんだかよく分からないものになっている祖母がいた。祖母は「目が見えない」という状態に加え、いわゆる痴呆みたいな状態になっているのだろうが、不思議と彼女との対話では老いによる悲壮さは感じられない。実にゆったりとしたテンポで進む母子の会話、そして同じことを繰り返す対話の中にも、何か年の功を感じさせるような物言い。山の中の時間が静かに流れる中、この街とともに歴史を刻んだ狸たちの交流が描かれる。どうも矢三郎ら孫たちのことはすでに認識の外にあるようだが、祖母も何かしら縁を感じる部分は残っていたらしい。3代の狸が人生を営むこの場所は、何だかとても尊いものに思えてくる。

 祖母から受け取った薬を矢二郎に届けに行くと、そこには井戸いっぱいの叡山電車が。……いや、よくわからねぇよ。「叡電にだけは化けられる」って……まぁ、1期最後のアレは確かに凄かったけども。どんだけ叡電好きだよ。下鴨神社だと微妙に叡電とロケーション被ってないぞ。でもまぁ、矢二郎も一応は化けるトレーニングを始めているようだし、薬についても「ありがたく使わせてもらう」と言っていたので、いくらか生活は前向きになっているようだ。あと、将棋大会にも出るってさ。意外とアクティブだが……狸だらけの将棋大会にカエルのままで出場するのかしら。

 そして、矢二郎の情報を聞いた矢三郎は今度は引っ越しした二代目のところへ。小さく映っていた看板を見ると、御池のホテルから烏丸丸太町へ移動した様子。赤玉先生と違って必ず都市部で生活するあたりが二代目らしい。実に見事なアイロン芸を披露し、まさに「折り目正しい」生活をしているご様子だ。相変わらずの様子の矢三郎は幸い(まだ)嫌われているわけではないようだし、素直な矢四郎と一緒ということもあり、二代目はちゃんと歓迎してくれる。アイロンがけを自分でやってたってことは、紅茶やお菓子の用意も全部自分でやってくれたのかな? 出町柳名物の豆モチ(たまこまーけっとのヤツだな)は「手が汚れる」のであまりお気に召さなかったようだが、矢四郎はだいぶ気に入られた様子。矢三郎に対しては憎まれ口も挟みながら、天狗VS狸の対話はそこそこ和やかに進んでいる……はずだったのだが。

 現れ出でたる弁天様。明らかな挑発行動は、浅からぬ因縁を臭わせている。エンディングの映像にあった対決は、やっぱり過去の出来事なのかねぇ。かたや父親から縁を切られた2代目天狗。かたやその父親の寵愛を受け、受けすぎたせいで人を捨て天狗になった女。まぁ、因縁が無いわけないな。見事なテーブルクロス引きから、容赦無く女性を床へと転がす二代目。弁天も、こんな仕打ちは今まで受けたコトがないだろう。メラメラと怒りが燃え上がっている様子がはっきりと分かり実におっかない。次なるマッチメイクは当然天狗VS天狗か。ホント、天狗って我の強い連中ばっかりだな。

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