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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Kazarov, Sengir Purelood センギアの純潔、カザロフ (5)(B)(B) R

伝説のクリーチャー・吸血鬼

4/4 飛行

対戦相手がコントロールしているクリーチャーが1体ダメージを与えられるたび、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置く。

(3)(R):〜は対象のクリーチャーに2点のダメージを与える。

 こちらはセンギアの末裔。ちゃんと色んなものが継続してるもんだなぁ。「センギア」という呼称は「センギアの吸血鬼」が有名だが、あのクリーチャーもセンギア的吸血鬼の端役であり、その始祖は「Baron Sengir」という吸血鬼。Wikiによると彼自身はPWではないが、「PWに召喚されて様々な次元を渡り歩く」と書かれており、多元宇宙の存在を理解している人物のようだ。果たして現在も存命なのかは定かでないが、とりあえずよく似た能力の子孫は今後も活躍できそう。センギア族のお約束である「ダメージ与えたらカウンター乗る能力」に加え、さらに赤マナを使えば直接カウンターを増やしながら相手陣営を焼き尽くすことが可能である。まぁ、7マナもかかるんだからこれくらいんやんちゃは問題ないだろうさ。「オリヴィア・ヴォルダーレン」と違い、血は吸うけど仲間に引き込んだりという腹芸を使わずに殺戮を続けるあたりは、次元による吸血鬼の違いが出ていて面白いところだ。まぁ、どっちかっていうと3マナも違うそのコストの方をどうにかして欲しいもんだが。

 

Knight of Malice 悪意の騎士 (1)(B) U

クリーチャー・人間、騎士

2/2 先制攻撃 白からの呪禁

いずれかのプレイヤーが白のパーマネントをコントロールしている限り、〜は+1/+0の修正を受ける。

 はい、白で登場した「善意の騎士」の対となる、このセットの黒騎士。基本的に伝統と礼節を重んじる「騎士」という職業は白には適正でも黒にはあまり合わないものだが、この黒騎士枠だけは黒が騎士を名乗ることが許されている。プロテクションではないので「善意の騎士」が出た時にお互いにぶつかり合うという念願が実現し、その場合、単に3/2先制攻撃が殴り合うだけなので共倒れ。生まれた時は違っても、死ぬ時は一緒と誓ったとかなんとか。まぁ、正確にいうとコンバットトリックを自分に使うことが多い白の方がやや有利なのだが。

 

Lich’s Mastery リッチの熟達 (3)(B)(B)(B) R

伝説のエンチャント

呪禁

あなたはこのゲームに敗北できない。

あなたがライフを得るたび、その点数に等しい枚数のカードを引く。

あなたがライフを失うたび、あなたが失ったライフ1点につきあなたがコントロールしているパーマネント1つか、あなたの手札か墓地のカードを1枚追放する。

〜が戦場を離れた時、あなたはこのゲームに敗北する。

 これまた懐かしいギミックである。元ネタはそのものズバリ「Lich」という最古参のカード。さすがにコンセプトが無茶苦茶なのでこれをベースにしたカードというのはそこまで多くないのだが、この絶望的な黒っぽさには熱心なファンもいるのだろう、さらに使いづらくなった「極悪な死」の登場を皮切りに、その後もいくつかの亜種が作られている。こうして作られた亜種は全て4マナというマナコストは守っていたのだが、今回は「熟達」しちゃったということで2マナアップ。おかげで最大の懸念材料だった「そもそも割られると死ぬ」を解決するため、最大の盾となる呪禁を手に入れた。さらに、サクる材料に手札も墓地のカードもカウントできるようになり、かなり現実的な生き残りプランを組み上げられるようになっている。まぁ、この手のカードをわざわざ使って生き残りを考えるのもどうかとは思うのだが……。先輩たちがどこかで大活躍ってのも聞かない話なので、パックを剥いて出て来ないことを祈ろう。

 

Lingering Phantom 遷延する幻影 (5)(B) U

クリーチャー・スピリット

5/4

あなたが歴史的な呪文を唱えるたび、あなたは(B)を支払っても良い。そうしたなら、〜をあなたの墓地から手札に戻す。

 死んでも死にきらないスピリット。ステータスはそこそこだが、このサイズが何度も立ち上がってくるとなれば、それは確かに鬱陶しい。ただ、何度も立ち上がるということは何度も6マナ払ってるわけで、それはそれでやっぱり鬱陶しい。適当にデッキに放り込むだけでは活躍は難しいだろう。できれば1マナでアドバンテージが取れるという旨味を最大限に生かすために、手札を捨てるコストに充てるなど、いちいち場に出さなくとも使えるギミックが欲しい。まぁ、これだけキッカー推しの環境なのだから多少速度は落ちるだろうし、このまま素出ししててもそれなりのプレッシャーにはなるだろうが。それにしても、わたしゃ「今度こそ環境が遅くなる、遅くなって!」と毎回言ってるのだが、なかなか実現した試しがないな(一応相克環境はちょっと遅くなったかもしれないけど)。

 

Phyrexian Scriptures ファイレクシア教典 (2)(B)(B) M

エンチャント・英雄譚

最大1体までの対象のクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1つ置く。そのクリーチャーは、他のタイプに加えてアーティファクトになる。

アーティファクトでない全てのクリーチャーを破壊する。

全ての対戦相手の墓地を追放する。

 今のところ読んでみたい英雄譚第1位といえばやっぱりこれじゃなかろうか。ファイレクシアで教典とか言われると今のご時世ならノーンさんの差し金かな? とか思ってしまうが、ドミナリアに残っているということは旧ファイレクシア関係のお話ということになる。内容は超簡単。「アーティファクト万歳」である。機械生命で埋め尽くされていたファイレクシアの物語は、アーティファクトじゃないクリーチャーは殺しつくす簡単なお仕事。いわば「忘却石」のカウンターを載せるお仕事が1章で自動的に行われ、その後全体除去の嵐が時間差で吹き荒れるバージョンである。基本的には2章でお仕事が終わっているのだが、その後3章ではアフターケアまでバッチリなのは手が込んでいて良い。タイムラグのあるラスゴってのも微妙に使いづらい気もするが、自軍はこれに合わせてチューンできるわけで、アーティファクトクリーチャー多めのマシン帝国を作っておけばデメリットはない。さぁ、レッツ機械の身体。テゼレットさんも喜んでますよ。

 

Rat Colony ネズミの群棲 (1)(B) C

クリーチャー・ネズミ

2/1

〜は、あなたのコントロールする他のネズミ1体につき+1/+0の修正を受ける。

デッキには〜という名前のカードを何枚入れても良い。

 これまたはっきりしたリメイクカード。元ネタは最近「マスターズ25th」にも再録されていた「執拗なネズミ」。何枚でも入れられる能力に加えて数が増えればどんどん力を増していくネズミ算能力も健在。ただ、今回はなぜかタフネスが上がらずにパワーだけが膨れ上がっていく仕様だ。このカードを使ってデッキを組むなら、「沼×20、ネズミ×40」みたいなデッキになるだろうから、「執拗なネズミ」よりも1マナ軽く、土地4枚から2枚連打できるのは結構な変更点である。その分、どれだけ頑張ってもタフネスは1なので苦手とするカードもかなり増えていてピーキーだ。あとは、これをリミテッドで何枚集めるか……いやぁ、さすがに……。

 

Right of Belzenlok ベルゼンロック典礼 (2)(B)(B) R

エンチャント・英雄譚

Ⅰ、Ⅱ0/1で黒の、クレリック・クリーチャー・トークンを2体生成する。

-6/6で飛行とトランプルと「あなたのアップキープの開始時に他のクリーチャーを生贄に捧げる。そうしなければ、このクリーチャーはあなたに6点のダメージを与える」を持つデーモン・クリーチャー・トークンを1体生成する。

 このブロックのデーモン枠だろうか。ベルゼンロックさんは特別枠なので、彼の手下のレッサー(?)デーモンとしてこちらのトークンを用意。悪魔との契約には多少の準備が必要なのもお約束で、信者を集めるために2ターンかかり、その後登場するのはいつも通りに生贄プリーズな「奈落の王」系統のデーモンである。時間はかかるが、最終的に得られるものに対して4マナというコストはかなりお買い得。その前にパーマネントも4つ得られるし、「センギアの従臣」の亜種と考えてもなかなか使い勝手が良い。せっかくのデーモンなのにトークンなのはビジュアル的にちょっと寂しいが、素敵なトークンカードを作ることでフォローしてあげよう。

 

Settle the Score 意趣返し (2)(B)(B) U

ソーサリー

対象のクリーチャーを追放する。あなたのコントロールするPW1体の上に忠誠カウンターを2個置く。

 今回の黒除去特別枠。4マナでクリーチャーを潰すだけのソーサリーというもっさり仕様で、「ヴラスカの侮蔑」が爆上げしている現環境でもこれだけではデッキインは無理だろうが、後ろについている能力が特定のデッキではかなりのボーナス。PWに書かれた初期忠誠度ってのは入念なバランス調整の結果(のはず)なので、それを傍からひっかり返すカードが出てくると、全てのPWの可能性が大きく広がることになるのだ。黒除去というカードのタイプも多くのPWを使うコントロール系のデッキに噛み合っており、全体像もイメージしやすいだろう。まぁ、「闇の暗示」が活躍してるって話は聞いたことがないのが気がかりではあるが……。ちなみにこちらのカードのシーンは注目のストーリーになっており、ベルゼンさんを打ち倒すリリアナさんの図。カードがバレる事でストーリーも判明してしまうのがちょっとした悩みではあるがしょうがないね。It is done.

 

Soul Salvage 魂回収 (2)(B) C

ソーサリー

最大2枚までの対象の、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを手札に戻す。

 今回の墓地回収はアドソースの役割も果たせるデザイン。一応「蘇りし者の行進」の完全上位互換ながら、割と最近の「死後の放浪」の下位互換でもある。実に微妙な生存競争が繰り広げられるアツいジャンルなのである(そうでもねぇよ)。ロングゲームが肯定される世界になるなら、このカードでのアドバンテージ確保は容易になる。特にアーティファクトクリーチャーを多めにしておけば歴史的トリガーの複数回起動が保証されるようになり、動きとしても綺麗。まぁ、やっぱり「サイクリングつけといてよ」って思っちゃうけど。ボーラスさんとこの子になっちゃいなさい。

 






Stronghold Confessor 要塞の聴罪司祭 (B) C

クリーチャー・人間、クレリック

1/1 威迫 キッカー(3)

〜がキッカーされているなら、これは+1/+1カウンターが2つ置かれた状態で戦場に出る。

 なんかすげぇインベイジョンっぽいコモンクリーチャー。多分リミテッドで活躍した「薄暮に歩くもの」にデザインが似通ってるせいだろう。つまりは「単純であんまり面白味のないデザイン」ではあるのだが。一応当時よりもクリーチャーの質が向上していることは威迫がデフォルトでつけられていることでアピールされている。1マナ1/1威迫を1ターン目に出せれば2点くらいは削れるだろうから、これだけでも案外バカにはできないのだ。そしてキッカーを払っても4マナ3/3威迫というナイスステータス。というか普通に考えていかにもコモンにいそうなのはこっちのステータスの方だよな。デフォが4マナ3/3でキッカーすると6マナ5/5とか、そういう方がありそうなデザインなのだが、威迫ってのはクリーチャーが増える後半戦には効果が薄くなる能力なので、少しでも意味を持たせるためにこうなっているのだろう。1マナモードならベルゼンロックさんの儀式関係でサクるのにもお手軽だし、クレリックらしい身の丈にあった活躍をしてもらえばいいだろう。

 

Thallid Omnivore 雑食のサリッド (3)(B) C

クリーチャー・ファンガス

3/3

(1)、他のクリーチャーを1体生贄に捧げる:〜はターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。この方法で苗木が生贄に捧げられたなら、あなたは2点のライフを得る。

 ウーズもスピリットも構築物も、神ですら食ってしまうことができるという究極の雑食野郎。まぁ、こんなのに神を食わせるようなデッキは組みたくないものだが。「サクって+2」のよくある黒クリーチャーだが、今回は3マナ2/2でなくて4マナ3/3でより普段の存在感を強調。さらに雑食といってもやっぱり好き嫌いはあるらしく、ファンガスらしく苗木を栄養にすれば2点のライフがおこぼれとしてもらえるという。そうした丸さを手に入れるために起動コストが1マナかかるようになってしまったのは致し方ないところだろうか。トランプルをつけたり、トークン戦術に絡めたりでエンドカードとしての立ち位置も狙えるし、劣勢に立った時にもしぶとくブロックをこなしながらライフを押し戻せる便利屋さん。今回は残念ながら赤にいつものような誘拐ソーサリーが無いために「パクってサクる」のコンボは無いので、餌はなんとかして自分で捻出しましょう。

 

Thalid Soothsayer サリッドの予言者 (3)(B) U

クリーチャー・ファンガス

2/3

(2)、クリーチャーを1体生贄に捧げる:カードを1枚引く。

 サリッドのくせに予言とかする生意気なやつ。「時のらせん」の時はあんまり気にしたことなかったけど、サリッド(ファンガス)ってどれくらいの知能レベルなんだろう。よその次元だと「胞子の教祖、ゲイヴ」みたいに明らかに知能レベルが高いのもいるんだけども。まぁ、予言つっても他の同族を犠牲にして将来を生きる程度のものなのかしら。で、そんな予言能力は単純にカードが引ける。クリーチャーが必要とはいえ、どうせサリッドなんて苗木出してなんぼの種族であるし、起動マナが2マナというのはかなり高効率。同じような効果の「不気味な辺境林」の起動がトータル5マナかかっていたことを考えれば破格とすら言えるだろう。最悪、自分が狙われた時に命と引き換えにドローできるわけだし、渋いながらもサリッドシナジーの根幹を成しそうな重要クリーチャーである。

 

Torgaar, Famine Incarnate 飢饉の具現、トルガール (6)(B)(B) R

伝説のクリーチャー・アバター

7/6

〜を唱えるための追加コストとして、あなたは望む数のクリーチャーを生贄に捧げても良い。〜を唱えるためのコストは、これにより生贄に捧げたクリーチャー1体につき(2)少なくなる。

〜が戦場に出た時、最大1人までの対象のプレイヤーのライフの総量は、そのプレイヤーの初期ライフの総量の端数を切り捨てた半分になる。

 だから誰だ? なんだ? どうした? 名前を見ても一切ヒントがないのでどんな存在かさっぱりわからないレジェンド。挙句クリーチャータイプがアバターって言われてもなぁ。とりあえず、能力を見る限りでは割と不穏な方の存在(黒なんだから当たり前だが)。餌を用意することによって召喚が容易になるというボーナスがついており、苗木3本捧げるだけで2マナで登場するのは尻軽とすら言える。そして出た瞬間に相手のライフは10点。同等の能力は「厳然たるスフィンクス」っていうヘンテコ野郎も持っていたが、ゲーム中盤以降に10点にされても、別にそこまで大きなダメージにはならずにしょんぼりになることが多かった。しかし、こいつならば生贄エンジンを活用すれば相手のライフが20点の段階でも割と出せる可能性はある。残りの10点をどうしたらいいかはお天道様でも知らないが、なんだ、ほら、「碑出告の第二の儀式」でも使えばいいんじゃないかな。もしくはこいつ自体がパワー7なんだからなんとかしてくれ。

 

Urgoros, the Empty One 虚ろな者、アゴロス (4)(B)(B) U

伝説のクリーチャー・スペクター

4/3 飛行

〜がプレイヤーに戦闘ダメージを与える度、そのプレイヤはカードを1枚無作為に選んで捨てる。そのプレイヤーがそうできないなら、あなたはカードを1枚引く。

 スペクターでレジェンドかぁ……。一応調べて見たけど、やっぱりこれも史上初。スペクターってよくわからんけど各次元に1体ずつポツンといるだけってことがほとんどなので、伝説上の存在になることなんてないんだよな。そしてこいつがなんでレジェンドなのかもやっぱりわからないんだけど、まぁ、その道で有名な亡霊なんだろう(存在感があってもいいんだろうか)。6マナというのは「沈黙の死霊」などに並んでスペクター業界では最重量。その割にステータスは4/3とやや控えめだが、多分同業界では「我々はステータスじゃないんですよ、捨てさせ方の美学ですから」みたいなことを言ってるんだろう。単に無作為にディスカードなら大先輩である「惑乱の死霊」と同じ。それだけなら大したもんじゃないが、こいつのオリジナルとして、手札が尽きた最終盤でもドローによって同等のアドバンテージを稼ぎ続けるという方向での旨味がある。……捨てさせ方の美学ちゃうんかい。こいつの攻撃が通ってて相手の手札が空の時点で普通なら勝ってる気がするんだが、ドローまでする必要ある?

 

Vicious Offering 不純な捧げ物 (1)(B) C

インスタント

キッカー(クリーチャーを1体生贄に捧げる)

対象のクリーチャーは、ターン終了時までー2/ー2の修正を受ける。この呪文がキッカーされていたなら、それは代わりにー5/ー5の修正を受ける。

 このセットのコモン除去。そして、見事に期待に応えるナイスカード。2マナー2インスタントの強さは現在も「渇望の時」があるおかげで説明不要であり、どんな環境だってこの強さが変わることはないだろう。そしてこちらの呪文は、中盤以降にも柔軟に対応可能なキッカーモードが搭載されてどれだけゲームが進んでも強さが色褪せない。ー5の修正を叩きつけて生きていられるクリーチャーなどほとんどいないわけで、確定除去のための追加コストだと思えばクリーチャーの犠牲など安いものだ。低マナでのキッカーカードとしても運用できるのでキッカーデッキならシナジーも見込めるし、コストが払いやすい黒緑のサリッドデッキなんかでもフル回転できるだろう。

 

Whisper, Blood Liturgist 血の儀式司、ウィスパー (3)(B) U

伝説のクリーチャー・人間、クレリック

2/2

(T)、クリーチャーを2体生贄に捧げる:対象の、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを戦場に戻す。

 どこぞの妖怪でウォッチな白執事かと思いきや、こんな名前でも普通の人間。妖怪パッドも持っていない。しかしおどろおどろしさではこちらの方が圧倒的で、なんとタップ1つで墓地からクリーチャーを呼び戻すことができるという。もちろんそのためには同等以上の犠牲も必要だが、ジバニャンとヒキコウモリを生贄に捧げてエンマ大王なら御の字というわけ。まぁ、いざという時はこいつが殺されるんでウィス。もちろん安全運転するならサリッドとかイクサラン吸血鬼みたいなトークン量産エンジンと組むのが良い。これがいる状態なら「薄暮薔薇、エレンダ」がすごいことになりそう。場に出る時にトークンを出すカードならなんでもシナジーになるので、下の環境で何か面白いコンボが組めそうな気もする。「包囲攻撃の司令官」+「侵入警報」で無限トークン。

 

Windgrace Acolyte ウィンドグレイスの見習い (4)(B) C

クリーチャ・猫、戦士

3/2 飛行

〜が戦場に出た時、あなたのライブラリを上から3枚墓地に置き、あなたは3点のライフを得る。

 各方面にいろんなことをやってるせいでなんだかよくわからないことになっちゃったクリーチャー。5マナパワー3のフライヤーというだけでコモンとしては合格で、そこに3点のライフまで持ってきてくれるというのは黒らしからぬ親切心だ。リミテッドならこれだけでも文句無しで一軍入りできるコモンだろう。ただ、これだけだとやっぱり「幾ら何でも白っぽすぎる」ということで、なんとか黒が持つ「代償があればこその報酬」という性格を表現するため、ちょっとだけライブラリを削ることにした。これで全体的なデザインとしては何となく等価交換してるような雰囲気がでたのである。まぁ、実際は別に何も失ってないんだけどさ。もちろん、このクリーチャーを積極的に活用したいなら、上述の「魂回収」みたいな墓地回収呪文を投入して墓地をリソースとして使っていく方向性があるといえばある。でもまぁ、ランダムで3枚削るだけだし、シナジーって呼ぶのもどうかと思うレベルではあるが。万一これが原因でライブラリなくなって負けたりしても、こいつを恨んじゃあかんで。

 

Yargle, Glutton of Urborg アーボーグの暴食、ヤーグル (4)(B) U

伝説のクリーチャー・カエル、スピリット

9/3

 でかぁい! 説明必要! アーボーグといえば最終決戦でファイレクシアが転移してきた土地として有名らしいが、そんな場所に突如現れた謎の頭でっかちカエル。名前の雰囲気が「ヨーグモス」に似てるような気もするが、英語綴りだと「Yawgmoth」だから多分関係ないぞ。5マナでパワー9という数値はまぎれも無い事実なので、もし飛行やトランプルがつけば一撃必殺も狙える人材。そういう意味では夢はあるのだが……大体は夢のままな気がするな。ちなみに、Wizards社のどこかに隠れ潜んでいるという「あらゆるステータスのバニラクリーチャーを作る結社」がまた新しい偉業を成し遂げた結果でもある。まぁ、レジェンダリーというサブステータスがあるのでグレーゾーンな気もするけど。ちなみに「パワーがタフネスより6以上大きいバニラ」は史上初である。

 

Yawgmoth’s Vile Offering ヨーグモスの不義提案 (4)(B) R

伝説のソーサリー

対象の、墓地にあるクリーチャーかPW・カードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。最大一体までの対象のクリーチャーかPWを破壊する。〜を追放する。

 今回6枚収録されている伝説のソーサリーのうち1枚。古の大ボス、ヨーグモスさんがいけないことしちゃう瞬間が描かれている。やってることは簡単。相手の墓地やPWにまで対象を広げた「ゾンビ化」に「英雄の破滅」だ。なぁんだ、そんなに珍しいもんじゃないね。単に最大効率でアドが取れるだけの呪文ですよ。こんなもん、リミテッドで使われたらキレるかな。しょうがないね、伝説だもの。除去性能が追放でなくて破壊止まりなので、「ヴラスカの侮蔑」がフル回転してる今の環境だとあんまり出番ないかな。

 

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