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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 中トロなんて満腹の時一番ヘビーなヤツじゃねぇか……第14話。それでも、それでもなお、中トロならばやぶさかではありません。

 2クール目に入ったが、ある意味でインターミッション、いや、ワンクッションかな。余所者チームは一旦県外に出て、自分と間野山の関係性を確認するよ、というお話だ。まぁ、由乃の国王在籍期間が1年と決まっていて、町興し自体は1年で終わるものではないのだから、ここで一度「その先」を考えて億のことは大切だろう。こうして3人とも間野山を離れても何となく平穏なのは、切羽詰まっていた緊張感が抜けて、現在の仕事にそれなりに満足出来ている証拠だろう。

 ほぼスタンスが固まっていそうなのは早苗。東京に戻ってきて、いかにもオッサレなレストランでいかにもバリキャリ風の仲間達との食卓を囲むが、それでも、早苗に特にやっかみや焦りも感じられない。「自分にしか出来ないことを!」とカッカしていた頃の早苗ならば、プロジェクトを立ち上げようとする知り合いを見て、必要のない負い目を感じたりもしていたことだろう。現在の早苗は良い意味で東京の毒気が抜けており、間野山で土や虫にまみれた泥臭い「IT大臣」をやっていることにも、しっかりと意味を見出している。1年契約の後に一体どうなるかは分からないが、元々早苗は自分から進んで間野山に移住したわけで、そのまま「間野山のITベース」として町民の信頼を得るパターンもありそうだ。

 真逆で、全く何も決まっていないのが真希。休みに東京にやってくるのは「帰省」ではないのだが、必死の役者生活を続けていた町にかつての繋がりを頼りに帰還し、面会したのはなんとあの萌ちゃんであった。映画撮影の時は本当にたまたまの再会だったのだろうが、あの時の繋がりから彼女の舞台に招待されたのだろうか。元々萌は「先輩」としての真希に最低限の敬意は持っていたはずだが、例のスタントチャレンジのおかげで「頼れる先輩」としての地位を確固たるものにしたのだろう。萌からすれば「真希先輩はきっと頑張れば輝ける人」であり、純粋に好意から役者の道を目指す仲間としてのお誘いをかけている。しっかりと「自分だけ落ちることを心配してるんですか?」とか聞きにくいことをズバッと言ってくれるあたり、単に甘やかすだけの身内ではなく、「役者仲間」であり「競争相手」としてとても頼れる存在。真希も萌の実力は心底認めているわけで、2人が並び立って切磋琢磨すれば、ひょっとしたらいい刺激になるのかもしれない。ただし問題は以前も書いた通りで、「役者業で一旗立てる」ことと「間野山で生活する」は絶対に両立出来ない。やっぱり真希のゴールは「東京進出」になるはずなのだが……彼女は今、何を思いながら生活しているのだろう。残念ながら今回だけではわからずじまい。

 そしてメインとなるのはやはり国王だ。建国祭での失敗とも言い難い失敗にぽっかりと喪失感を覚えいた由乃。夏休みをもらって何となく地元でダラダラするばかりだったが、例えば地元でしっかり目的を持って働く友達、そして何の迷いも無く地元での生活を選ぶ妹などを見て、「地元の良さとは?」ということを改めて考える。国王になってからこっち、ずっと「とにかく人を呼ばなきゃ」ということばかり考えてカンフル剤のような方法ばかりを試みていたが、結局、それでは意味が薄いことを先日の騒動で思い知らされた。ここで改めて、「町興し」の中の「町」という要素を考えなければいけない。

 今回の話で目から鱗だったのがこの由乃のターニングポイントとなった「地元愛」の話だろう。両親が永住人口を増やしたという地元の事実。そこで由乃は初めて、「町」というものが「住む場所」であることを認識する。人が住むというのはどういうことなのか、人がつながるとはどういうことなのか。結局、どんなパッケージを「町」と謳って用意したところで、それを機能させるのは人なのだ。人と人の繋がり、「家」としての場所。そんなことを地元から学び取り、国王は少しだけ大きくなった気がする。

 こうして、三者三様に刺激を受けた夏休み。地元で待つのは民泊プランを推し進めるしおりさんと凛々子だが……なんか、ヤバいことになってる。「安産」って書かれたTシャツ着た怪しい集団に襲われるって、完全にエロ同人ですやん。バッドエンド確定のやつですやん。なんであんな危ない絵面にしちゃったんだよ。誰か、謎外人たちの謎言語の翻訳をお願いします。

 今回は3人それぞれの過去の交友関係が描かれたことでキャストが多めに登場したが……ホント、北陸声優には優しいスタジオである。富山声優、福井声優、そして石川声優までもが揃い踏み。この共演、グランドクロスみたいな軽い奇跡なのでは。

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