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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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9月29日 ドラフト模様(XLN×3)

ピック順 【Chrolony】→【Alessi】→【Sea-chcken】→【Sangriter】→【Mei】→【Thraxi

 

 やってきました新環境! でもさ、最近はオンラインのリリースの方が早まっててさ、オンライン勢はすでにドラフトをプレイした状態で来るんだよ。なんか、新鮮味が奪われるのはムカつくよな。バーチャルよりも紙のカードを大事にしてくれよ! ……俺もオンライン始めたいんだけどな……。

 というわけで、先週連絡していた通り、私の予定が合わずに無理やり都合してもらって久しぶりに金曜夜の発売日ドラフトである。6人戦のうち、オンラインでプレイした人間が2名、そして優勝者は「一番経験値が高かった」と豪語する男。じゃぁしょうがないよね。僕らは奴に負けたんじゃない。時間という抗いがたい存在に敗れただけなんだ。何かと言うとすーぐにネットで拾ってきた情報を垂れ流すヤツに対して、最終的に下されたジャッジは「うるさい」。みんな、ピック中は静かにな。

 

 




 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ×  ×  ◎  ○  ×  2ー3 5

TH  ◎  ー  ◎  ×  ×  ×  2ー3 3

SA  ○  ×  ー  ×  ◎  ×  2ー3 4

ME  ×  ○  ○  ー  ○  ×  3ー2 2

SC  ×  ○  ×  ×  ー  ×  1ー4 6

CH  ◎  ◎  ○  ○  ◎  ー  5ー0 1 ○

 

 

1位 【Chrolony】 緑白赤 <焼熱の太陽の化身 怒り狂う長剣歯 稲妻の一撃>

 記念すべき第一回目のイクサラン。その大地を踏み荒らしていったのは、圧倒的恐竜の軍団であった。本人は「ネットだと恐竜は割れてしまって勝てないらしいから絶対に行きたくなかったんです」などと宣っていたが、さすがに「焼熱の太陽の化身」を無視するという選択肢もなく、裏腹なノー脇道で恐竜一直線である。そして、これが我々の見事なところで、恐竜みたいに派手なギミックが紹介されているところには、基本的にみんなして寄り付かないっていう……みんなわかってるねん。2パック目あたりで確実に「これ、恐竜あかんやつやんけ……」って思ってる。でも、誰もそこで止めないんだ。だって、途中から参入しても最初から恐竜行ってる奴に勝てないやん。それ以上に、せっかく記念すべき1回目で行こうと思った初志からズレたくないやん。かくして恐竜は好き放題に流され、「割れる」などという世間様の評価を完全に無視してここに。そりゃ勝つわな。あー、でもまぁ、実際のピック表を見るとそこまでマジヤバい順目での収穫というのはそこまで多くもないのだが……個人的にあかんやろ、って思うのはアンコで「大物群れの操り手」が2枚集まってしまったことかなぁ。恐竜デッキって、恐竜云々以前にマナソースとの勝負だからな。今回は「操り手」2体という最上の色事故&スクリュー回避人に加え、他にも「キンジャーリの呼び手」「起源の柱」などで最低限のサポートはできている。あとは周りの有象無象とはワンサイズ違うクリーチャーで前へ進むだけだ。しかし、こうやって見ると実は案外「理不尽なサイズゲー」みたいな展開でもないんだよな。「縄張り持ちの槌頭」×2あたりから効率よくダメージを刻む中盤戦の方が本領な気もするし、実は結構堅実な恐竜なのかもしれない。なお、嬉々として提出してきたデッキリストが下記だが、環境第1戦での優勝という事実に随分浮かれていたらしく、恐竜デッキが土地15枚の38枚デッキという驚異のレシピ(反則やんけ)になっている。絶対そんなわけないし、どこが間違ってるかぶっちゃけ知ってるけど、僕は受け取ったデータを優先する人間なのでそのまま掲載しています。嫌がらせとも言います。デッキリスト正しく提出しなかったら公式戦やったらマッチロスだからな!(経験者談)

 

みんな露骨に恐竜とか行きたくないねん

森×6 平地×5 山×4 

 

<クリーチャー> 15

キンジャーリの呼び手 大物群れの操り手×2

巣荒らし 猛竜の相棒

縄張り持ちの槌頭×2 アゾカンの射手 

猛竜の群れ 不動のアルマサウルス 

輝くエアロサウルス×2 焼熱の太陽の化身 

怒り狂う長剣歯 轟く棘背びれ

 

<その他> 8

恐竜との融和 もぎ取り刃

稲妻の一撃 襲撃

起源の柱 塁壁壊し×2

崇高な阻止

 

2位 【Mei】 緑青 <蔦形成師の神秘家 風と共に 自然形成師>

 理不尽な恐竜には潰されるし、ほぼ全試合で3戦目にもつれ込むというギリギリの戦績ではあるが、なんとか頭一つ抜け出したのは、マーフォークだった。大方の予想通りの決め打ちである。恐竜と違ってマーフォークは一応二人に分かれてはいるが、1引き「蔦形成師の神秘家」というマーフォーク決め打ちからまっすぐ突き進んだこちらはやはり純度が高い。デッキのクリーチャーはほぼ全てマーフォーク。そしてカウンターを載せる手段はてんこ盛り、回避能力だっててんこ盛り。実際に試合する前までは「マーフォークの実力、いかほどのものか」と思っていた我々も、実際にこの嫌らしい戦力を相手にしてマジで「こいつ死ねよ」と思うこと多数。「川潜み」や「嵐を変容する者」あたりのアンブロッカブルが整い、コツコツカウンターを乗せていく段階まで到達すると、マジで対処法がないのでイライラしながらもライフが減っていくのが止められないのだ。興味深いのは、このマーフォークが「速い」のか「中速」なのかがまだはっきりしていないところ。おそらく海賊なんかが本気出した時の方が速いとは思うのだが、マーフォークも「守りの手数」があまり多くなくて、受けの戦術はあんまり向いていない。では、どうしてそのデッキが勝ち切れるのかというと、速いデッキは「相手が整わないうちに殴ってしまう性質上、一度止まるとあとがない」という難点を持つのに対し、マーフォークは回避能力に優れているおかげで、「準備を整えるまでは多少時間もかかるが、整ったらあとは相手の陣営なんて関係ない」という唯我独尊なのである。つまり、序盤戦で相手が速いデッキだった場合、どこまで「受け」のさばきに手数を費やすかというのはかなりタイトなダメージ計算が要求されることになる。相手にしたらムカつくのは事実だが、Magicの本懐であるところのコンバットで色々と考えどころが多いので、楽しそうなのは間違いない。

 

 

3位 【Thraxi】 黒白 <聖域探究者 深海艦隊の殺し屋 剣呑な交渉

 恐竜、マーフォークときて、一応3番手には吸血鬼がランクイン。でもまぁ、こっから下は2勝3敗の横並びだからあんまり結果を伴っているとは言い難い。私は毎回環境初回は決めうちするデッキを1つ2つ用意しておき、パック開封時に様子を見て決めることにしているのだが、今回はレアが「聖域探究者」ということで、あっさり吸血鬼に決定。スポイラでもちらほら書いている通りに吸血鬼がどういうデッキになるのかさっぱり想像ができなかったのだが、そんな状況であるがゆえに「どうせ他の連中も積極的に吸血鬼に行こうと思う奴がおらんやろ」ということで、せっかくのバージンスノーはもらっておくことにした。結局想定通りに誰一人吸血鬼に興味を持つ人間はいなかったので卓の吸血鬼関係のカードはほぼ独占しているのだが、それでも万一があるのでピックは普段なら絶対やらないレベルでの絞り方。下家のデッキ強化に大いに貢献したという自負がある。全部かき集めたとはいえ、所詮は6人戦である。キーカードになりそうなのは「聖域探究者」以外だと吸血鬼の数だけライフを失わせる「血潮隊の司教」が1体、あとは吸血鬼を増強する「選定された助祭」が3体といったところか。まぁ、「助祭」が集まったので中盤以降に押し込みの選択肢は残されるのだが、これだけで5マナ域が4体と非常にもっさりしている。2マナ圏を絆魂持ちの「司教の兵士」で埋められれば良かったのだが、残念ながらいないのでバニラの「女王湾の兵士」で埋めるしかない。結果、決めカードを引かないとだらだらと準バニラみたいなクリーチャーが並んでぼーっと立ち尽くすことが多かった。やっぱり数を頼みにできる呪文が白にないのはおかしいと思うんだ。一応、1戦だけ「アダントの先兵」+「吸血鬼の印」っていう完全自己完結コンボが決められたのでそこだけは満足。確かにこれだけライフゲインできるとある程度選択の幅ができるので想定していたよりは戦いやすかったんだけど、やっぱり派手さがないんだよなぁ。

 

 

4位 【Sangriter】 赤青黒 <蠱惑的な船員 夢呼びのセイレーン 崇高な阻止>

 恐竜・マーフォーク・吸血鬼ときたのだから、当然最後は海賊である。残念ながら初回は負け組となってしまった海賊だが、負けた理由(の1つ)は他種族と違って複数人に割れてしまったためである。ただ、正直我々の試合は6人戦or7人戦が基本なわけで、綺麗に4つの部族を分け合うことなどできるわけがなく、こうして「たまたま」被ってしまうと苦しいという運ゲー模様である。今後のドラフトでピックがどんな風になるんだろう。意固地に固めた人間が勝ち続けるようなクソ環境は嫌だなぁ。さておき、こちらは「蠱惑的な船員」という反則レアからスタートして赤黒で綺麗に寄せていたのだが、2パック目で「夢呼びのセイレーン」なんて余計なものを開封してしまったがために、結局海賊3色が固定になってしまった(2パック目で追い上げる青のピックがすごい)。3色使ったこともありデッキを作るのにカードは足りているし、上記2つのレアがあるおかげで充分ひどいモーションも可能。レアゲー模様にしてしまえば話は早い。しかしデッキ全体ではそこまで海賊に固めた旨味が強いとはいえず、色を散らしたことによる事故リスクまではフォローしきれなかった。まぁ、島1枚+「選択」でゴーして死んでいくのは自己責任だとは思うが……。信頼しすぎちゃうよね。たかだか占術1なんだけどね。ちなみに、海賊だけではギミック不足だったこともあり、一応「隠れ潜むチュパカブラ」が採用されてそれなりの人数で探検を行うというシナジーも搭載されているが、我々が初回で理解したことは、「シナジーとか置いといて探検強い」というわかりやすい結論だけだった模様。やっぱあのサイズはうざいな。

 

 

5位 【Alessi】 青白 <狡猾な漂流者、ジェイス 軍団の上陸 深根の水域>

 今回唯一、特定部族へのコミットがほとんど存在していないのがこちらのデッキ。その原因は大きく2つあって、1つは、1引きがよりにもよってイリュージョンなあいつだったせい。そりゃぁ部族関係ないけど、とりあえず青をやって使い心地を確認しなきゃダメですわ。相変わらずレアで変な因縁が付いて回る人やな。そして、青からスタートしたらマーフォークか海賊に落ち着くはずなのだが、どうやら空いている方へ自然に流して行ったら、いつのまにか2色目に白が名乗りを上げていた模様。まぁ、恐竜と吸血鬼が各1人ずつで、どっちも白がメインじゃないからな。2パック目1引き「軍団の上陸」は一応吸血鬼カードと言えなくもないのだが、単体で強いからあんまり関係ない。その後、なぜか「深根の水域」1引きからの「秘儀での順応」とかいう謎の組み合わせで「どのクリーチャーからでもマーフォークトークンが湧く」とかいう節操のないコンボも披露。一応「秘儀での順応」で「恐竜」と宣言すると「覚醒の太陽の化身」で自軍は全員生き残るとかいう謎モードも搭載しているぞ! マジでなんなんだこのデッキ……。レアの枚数は多いので、節操なくそのパワーをふりかざせばなんとなく勝てるときもあり、そうでなければやっぱりシナジーが見えないので単に押し負けるだけだったり。しょうがない、予習をしてなければ普通に青白でもなんかあると思うもんな……、あ、3マナのPWはやっぱりそれなりに強かったです。海賊トークンより先にジェイストークンが出現することになろうとは……。

 

 

6位 【Sea-chcken】 赤青黒 <身勝手な粗暴者 風雲艦長ラネリー 巣荒らし>

 最後の1人が唯一被りだった海賊ということですね。ただ、こちらも一応2色でまとめようという意識はあったようなので、うまくいってれば赤黒海賊と赤青海賊で棲み分けられる可能性はあったのだ。ただ、残念ながら下家が「セイレーン」から反旗を翻し、こちらも3パック目で「鉄面提督ベケット」を引いて黒にタッチしている。まぁ、ぶっちゃけ黒いカードはそれだけなので別に喧嘩売ってないんだけどね。ベケットさんは出ればラッキー程度で置いとくとして、こちらはかなりはっきりと「赤い海賊」である。わたしゃ唯一負けているのでその強さが実際以上に見えており、例えば序盤から2体並んだ「身勝手な粗暴者」とか、どうやって止めたらいいのか分からないし、「風雲艦長ラネリー」だって、ダメージ計算を狂わせてくる上に絶対損しないタイプのやつなので割とずるい。カードの埋め合わせのために「ティロナーリの騎士」とか「巣荒らし」とかも入っているけど、2ターン目のアタック要員は海賊デッキなら充分有意味であり、個人的には2体搭載された「風雲艦隊の放火魔」の存在感が尋常じゃなかった。先手を取られると、必死に「身勝手な粗暴者」あたりへの備えを用意してる段階でパーマネントサクれっていわれるんだよ。土地をサクっても先細りだし、クリーチャーなんて論外だし、相手は4/4だしで踏んだり蹴ったり。なんとか処分しようと思ったら今度は「セイレーンの策略」使ってアドまで稼ぎ始めるし。あれかなり強い。さらに「無法の物あさり」も2体いるなど、かなり骨太なビートを構成できる陣容。正直かなり強そうに見えたのでもっと勝ってるもんだと思っていたのだが、他の人たちはちゃんとこの海賊の頭をおさえられたのかよ。偉いな。まぁ、この環境は本人も「割と楽しそう」といって満喫していたので、しばらくは退屈せずにすみそうですね。

 

 

 

今回のピック表

 

Chrolony】(緑白赤)→【Alessi】(青白)→【Sea-chcken】(赤青黒)

                          

Thraxi】(黒白)←【Mei】(緑青)←【Sangriter】(赤青黒)

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コメント
あれ?
あれ、フィルターランドと部族ランドにチェック入れ忘れてました?(ありゃ)
【2017/10/02 01:33】 NAME[Chrolony ] WEBLINK[] EDIT[]
無題
戦乱はなかなか楽しそうですね(最近MO出来てないどす)
明日会社だけど今からMO触りますわ。
【2017/10/02 01:45】 NAME[metalica] WEBLINK[] EDIT[]
無題
青黒「富の享楽」デッキ、楽しい。
けど1-1の3戦目になると確実に時間切れで負ける。辛いですなぁ。
【2017/10/02 03:51】 NAME[metalica] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
現実でもゼニ貯め込んでるくせに、そんなとこでも宝物抱え込まんでも……。
【2017/10/02 12:46】


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