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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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URAHARA」 4→5

 結局原宿ってどんな街なんだろう……俺の中で原宿の象徴がエビフライになっていく……。

 低予算アニメなのは間違いないのだが、与えられた枠内で何か新奇なこと、もしくは珍奇なことをやろうという意思ははっきりと感じられた作品。へんてこ世界原宿を舞台にして、「創造する(クリエイティブ)とは何か」という根源的な問題を考えるという、実は割と真面目な作品であり、ユルい映像からは想像もできないような中身も色々と詰まっている。まぁ、落ち着く結論はそんなご大層なものでもないのだが、思春期の少女のアイデンティティクライシスとクリエイティビティを合わせたテーマ設定は案外キャッチー。序盤の「なんだかさっぱりわからんわ!」というハードルを越えれば、案外普通の青春小説として読めたりもするのである。中盤はギャグあり、スプラッタありで本当にハチャメチャな内容なのだが、それでも映像のデザインが一貫しているので「ウラハラワールド」みたいなものはブレない。こうした「アクの強いデザイン」がショボくともかえって個性になるというのは、なんだか「けものフレンズ」に通じるものがあるような気もする。

 変な出自のアニメーションで変な成果に終わったので、まさに作品のテーマ通りの「サブカル」の極北のような結末になっているのは案外制作側の狙いに沿ったものだったのかも。これを見て改めてジャパニーズ「Kawaii」の文化の根幹がどこにあるのかを考えてみるのも一興かもしれない。途中でちょっとした「グロ」みたいなものが混じってくるのもいかにもジャパンデザインだなぁ、という気がする(「グロ可愛い」って普通に考えたらおかしい概念だからな)。

 そんな世界を作ったのはほぼ4人の女の子だけであるが、個人的にはミサちゃん役の天野心愛ちゃん(13歳)の今後が実に気になりますね。なんと「キノの旅」で2代目さくらちゃんを演じていた子でもあるのです(初代はあの悠木碧!)。今後本格的に声優業に移行してくるならば、「子役上がりにハズレなし」の声優業界あるあるに沿った新たな人材ということに。あと、個人的にはちっちゃいスクーパーズ(白子)役の「吉田有里・森永千才・伊達朱里紗」っていう並びが「それっぽすぎるだろ」っていうのが割と好みでした。

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