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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<青>
 
神盾の海亀 Aegis Turtle (U) C
クリーチャー・亀
0/5
 過去にこのポジションに位置していたのは0/4の「クラーケンの幼子」だったわけで、地味に歴史が更新され、どんどんクリーチャーの基準値は上がっていく。こんなジャンルでもそれは止められないのである。壁としての性能は文句なし。どっしりかまえたい青系コントロールはこういうところから、戦闘をごまかしていくのである。
 
予期/Anticipate(M20)」 C
 休みなしに登板が続く名作ドロー操作。やっぱり環境にあると安心しますね。今回はイゼットに「クリーチャーでない呪文」を要求するカードも多いので、そうした穴を埋めるのに最適。スタンダード環境の場合、M20にあるんだから全くここにいる必要はないんだけどね。今回はM20からの再録がやたら多いのなんでなんだろう。
 
肉食島 Archipelagore (5)(U)(U) U
クリーチャー・リバイアサン
7/7
このクリーチャーが変容するたび、最大X体までの対象のクリーチャーをタップする。Xは、これが変容した回数である。それらのクリーチャーは、そのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
変容(5)(U)
 いわゆる氷漬けギミックを変容と組み合わせたクリーチャー。土台さえあれば6マナで登場し、1体を寝かしつついきなり7/7でパンチすることも可能なわけで、決定力はかなり高い。この環境って速攻クリーチャーが山ほどいるみたいなもんだから、攻撃の判断がかなり難しいんだけど、こいつの場合はそんなブロッカーを潰しちゃうので裏をかいてゲームを決めやすい。これでアンコかー。
 
奇異鳥 Avian Oddity (3)(U) U
クリーチャー・鳥
2/4 飛行 サイクリング(2)(U)
〜をサイクリングした時、対象の、あなたのコントロールするクリーチャーに飛行カウンターを1つ置く。
 見たことのない文字面のクリーチャー名である。英語名の「avian」は「鳥類の」という意味の形容詞で、Magic的に言えば「エイヴン」の語源となった単語。つまりこのカード名は「鳥の変なやつ」という意味。まぁ、奇異鳥か。キイドリじゃなくて「キイチョウ」と読むよ。さておき、各色に与えられた「基本的な性能のキーワード持ちを、サイクリングするとカウンターにすることができるよ」サイクル。青は当然飛行だが、飛行は強い能力なのでサイクリングコストがやや高め。まぁ、1体を永続的に飛ばす上に1ドローなんだから、これくらいのコストもやむなし。4マナ2/4飛行もそれなりに魅力的だが、変容などでクリーチャーをガチャガチャする予定の人はさっさとカウンターにして未来への投資を。
 
願い与えの加護 Boon of the Wish-Giver (4)(U)(U) U
ソーサリー
カードを4枚引く。
サイクリング(1)
 ボスの手助けサイクルの青。「願いを叶えるもの/Wish-Giver」は青のリーダー、イルーナの二つ名なんですよ。まぁ、そんなことはどうでもいい、「好機」のソーサリー版、もしくは1マナ重くなった「連絡」にサイクリングがついたもの。これだけの効果だとサイクリングしたら負けな気がしてしまうが、そんな贅沢言ってられないタイミングというのは多い。そう、とても多い。涙を流しながらサイクリングだ。そうして6マナ目の土地を手に入れる。それもまた人生。
 
捕獲球/Capture Sphere(GRN)」 C
 今回の青除去オーラはラヴニカ原産のこちらが担当。多少重たいが、遅くなりそうなこの環境を考えたら無難なところか。テーロスと違って相手がバリバリメインでエンチャント破壊を入れたりはしなそうな環境なので、信頼性は多少上がっている。
 
巻き込み/Convolute(M20)」 C
 というわけでM20から。つまり、今回コモンでスタンに追加されたカウンターは「本質の散乱」だけである。まぁ、充分だけど。アンコにも「中和」が入ったので、実は結構豊作? シングルシンボルなので多色環境でも唱えやすく、大体の場合は「取り消し」と同じなんだからこちらも文句をいうもんでもない。
 
晶殻カニ Crystacean (3)(U) C
クリーチャー・カニ
1/6 瞬速
 あの「要塞ガニ」に瞬速がついた! 4マナカニコンビといえば、現在スタンダードには2/5の「賽銭ガニ」と1/6の「要塞ガニ」がいるのである。どちらもそのがっちりボディのおかげでリミテッドでは密かにニーズがある枠だが、今回なんと、そこに完全上位互換としての瞬速モデルが! ……まぁ、瞬速の意味って大体は「ブロックして返り討ち!」なので、こいつではあまり意味はないのだが……とはいえ、2体受けなども考慮すればもしかしたらアドだって稼げるかもしれないし、瞬速はないよりあった方がいい能力なのは間違いない。ちなみに、「カニ、そんなに速いのか」と思われるかもしれないが、単に擬態である

 


夢尾の鷺 Dreamtail Heron (4)(U) C
クリーチャー・エレメンタル、鳥
3/4 飛行
このクリーチャーが変容するたび、カードを1枚引く。
変容(3)(U)
 シンプルにアド。適当な土台に貼り付けてやればキャントリップのような運用が可能だし、そこからの変容連打もはかどりそう。そうでなくとも5マナ3/4フライヤーなので、コモンの花形として普通にニーズがある。
 
脱出の儀礼 Escape Protocol (1)(U) U
エンチャント
あなたがカードをサイクリングするたび、(1)を支払っても良い。そうしたなら、対象のあなたのコントロールするクリーチャーかアーティファクトを追放する。その後、それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
 えっ、「霊体の地滑り」が青にカラーシフトした?! と思ったけど、よく見たら細部が色々と違っている。まずコストが1軽い。加えてクリーチャーでなくアーティファクトも対象に取れるようになり、さらに戻ってくるのがターン終了時ではなく即座に変更。これ、超すごい? と思ったけど、他にも変更点があり、「自分のサイクリングでしか誘発しない」という微調整に加え、最大の差は相手のクリーチャーを対象にできないこと。つまり、自軍クリーチャーのブリンク専用装置ってことになり、そのために戻ってくるタイミングも即座になったのだろう。サイクリングデッキに仕込んでおけば様々な悪さが考えられて、とりあえずクリーチャー除去は一切気にしなくてよくなる。極めればボムる可能性があるやらないやら。
 
本質の散乱/Essence Scatter(M19)」 C
 でかいクリーチャーが多い次元なら、かなり強い1枚。ちなみに変容能力も「変容コストを払って唱えるクリーチャー呪文」なので問題なく打ち消すことができる。M19が最後だったってことは、これスタンに復帰するんやな。
 
切子読み Facet Reader (1)(U) C
クリーチャー・人間、ウィザード
1/2
(1)(T): カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。
 こりゃすごい。久しぶりに純正のルーター業務がこなせそうな人材がやってきた。ルーターはもともと「マーフォークの物あさり」が看板だったわけで、タップだけで起動できる能力だった。しかしリミテッドだとそれじゃ強すぎるってんで様々な調整が施され、一時期はなんと起動コストが4マナまでいったことも(「研究助手」)。流石にそれはやりすぎってんで最近ではもうちょい現実的な数字になっていたが、基準値は2マナの「突飛な幻想家」あたりだっただろう。このたび、そんな「幻想家」のタフネスを下げることで、いよいよ1マナへのコスト削減に成功。だいぶ先祖返りが進んできた。2年後くらいに「マーフォークの物あさり」の再録があるかもしれんな。
 
霜のオオヤマネコ/Frost Lynx(M20)」C
 「そういやお前もエレメンタルだし、面白アニマルだな」ってんでめでたくこの世界にも存在することになったオオヤマネコ。狙ったように種族が「エレメンタル・猫」っていう。そりゃ収録しないわけにもいくまいよ。出した後の2/2ボディはどうせ余り気味になるのだし、この辺を変容の土台にしてやるのがいいかも。
 
霜帳の奇襲 Frostveil Ambush (3)(U)(U) C
インスタント
最大2体までの対象のクリーチャーをタップする。それらは、そのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
サイクリング(1)
 「霜のブレス」にサイクリングをつけたら重くなった呪文。なのだけど……ちょっと重すぎないか? 占術がついた「突然の嵐」が4マナなことを考えると……うーん。まぁ、サイクリングの方がメインだと考えればいいんじゃなかろうか。使いづらいサイクリング呪文なら、サイクリングするのに躊躇わなくていいし(入れなければいいのでは?)。
 
微光クラゲ Glimmerbell (1)(U) C
クリーチャー・エレメンタル、クラゲ
1/3 飛行
(1)(U):〜をアンタップする。
 クラゲなんてのもいるよ。そしてMagicのクラゲは大体空を飛んでいるのは謎である。どこの次元でも大体そんななので、イコリアも空気を読んで海から飛び出してきたようだ。1マナ1/3フライヤーの時点でコモンとしては及第点だが、そこにちょっと不思議な能力がついた。この程度の戦力がアンタップしても余り嬉しくないが……ということは、当然このクリーチャーも変容しろってことである。当然狙うのはタップ能力者との変容。青緑にはタップで浅瀬能力を発動する「領獣」がいるし、赤には変容を利用したティムもいる。その辺りが手に入ったときにたまたまこのクラゲが浮いていれば、祭りの始まり。こっちが比較的手に入れやすそうなコモンだし、そうしたアンコモンの相棒をピックした時には積極的に狙ってみたいコンボである。
 
疾風 Gust of Wind (3)(U) C
ソーサリー
あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしているなら、〜を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
対象の、あなたのコントロールしていない土地でないパーマネントをそのオーナーの手札に戻す。
カードを1枚引く。
 飛行がいると安くなるという、「翼ある言葉」と同じギミックを採用したバウンス。パーマネントを手広く対象に取れた上でドローつきのソーサリー。ぎりぎり3マナか4マナか悩ましいくらいの効果だが、もしフライヤーがいればなんと2マナも軽くなって急激に存在感。青ならさほど意識せずとも、そっちのモードで使っていけるだろう。ソーサリーなので、いざ一番使いたい時にフライヤーがいなくなってる、なんてことにもなりがちなのは注意。悩んだら、さっさと使ってドローを回した方がいい場合が多い気がする。あと、自軍パーマネントも戻せない。まぁ、もし戻せると「記憶の壁」みたいなカードで延々ドローが回せるようになるからね。
 
妨害する罠 Hampering Snare (1)(U) C
インスタント
あなたの対戦相手のコントロールする各クリーチャーは、ターン終了時まで−2/−0の修正を受ける。
サイクリング(2)
 形勢一変」にサイクリングが付いた上位互換。と言われても多分さっぱりピンと来ないと思うが、しょうがない、「形勢一変」はリミテッドでもほとんど使われることがなかったカードなのだから。結局、この手の青のパワー低下呪文って「悪くなさそうなんだけど」とは思うのに最終的にデッキに入りづらい。ちょいちょい採用されてたのは諜報シナジーが見込めた「眩惑の光」くらいだろうか。こちらの呪文も、相手全軍に効果が及ぶので強そうに見えるのだが、実際使ってみると案外有効に働くタイミングは多くない。結局はサイクリングが付いてるって言う部分の方が注目されそう。
 
安全維持 Keep Safe (1)(U) C
インスタント
対象の、あなたのコントロールするパーマネントを対象とする呪文を打ち消す。カードを1枚引く。
 「取り繕い」のキャントリップ版。単体ではほとんど顧みられることのない存在だったが、わずか1マナの追加でアドバンテージが狙えるようになったとなればどうだろう。リミテッドなら割と良さそうなのでは?
 



神秘の制圧 Mystic Subdual (1)(U) U
エンチャント・オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされたクリーチャーは−2/−0の修正を受けるとともに、全ての能力を失う。(そのクリーチャーが変容しても、それには新しい能力は与えられない。他の方法で能力を得ることはできる)
 ご丁寧に注釈がついていたので、せっかくなのでそこまで書いておいた。確かに変容能力との兼ね合いはややこしい。変容はあくまで「もともといたクリーチャーが変化する」というギミックなので、このカードで「お前は能力がない」と言われたら、そいつは無いままなのである。ただし、それ以外の方法でタイムスタンプが後からつく場合には能力をつけることは可能、たとえば「ナイレアの先駆け」が出てきたらトランプルはつく。ややこしい。何はともあれ、いつも通りの妨害系オーラなので普通に強い。まぁ、「魚体形成」に慣れてると、そっちの方が便利だとは思うが。
 
イルーナの神話 Mythos of Illuna (2)(U)(U) R
ソーサリー
対象のパーマネントのコピーであるトークンを1つ生成する。この呪文のコストとして(R)(G)が支払われていたなら、そのトークンは「このパーマネントが戦場に出たとき、これがクリーチャーであるなら、最大1体までのあなたのコントロールしないクリーチャーと格闘する」を持つ。
 通常モードだとなんでもコピれる「クローン」。実はこの時点でそれなりにすごいことで、土地すら含むあらゆるパーマネントタイプに対応できるクローンってのは史上初なんじゃなかろうか。「賢いなりすまし」ですら土地のコピーは無理だったのだし。そんな万能コピー呪文に、さらにティムールカラーのマナを注ぎ込むことで格闘オプションを追加。相手が最強クリーチャーを出していたら大体は単なるソーサリー除去になってしまうのが難点だが、除去れないよりよっぽどいい。お互いに並べてても問題ないクリーチャーなら、純粋に脅威の上乗せと除去を同時にこなせる。もちろん自分が強いクリーチャーをコントロールしているなら言わずもがなだ。かなり幅広い状況に対応できるのはやはりレアの迫力。あとはこの幅広いマナコストをなんとかすることだが……。
 
中和 Neutralize (1)(U)(U) U
インスタント
対象の呪文を打ち消す。
サイクリング(2)
 「取り消し」にサイクリングを付けたらレアリティが上がった。意外なことに、こうしたシンプルな確定カウンターにサイクリングがついた呪文というのは過去に存在しておらず、大体は「検閲」や「紛糾」のようにマナ要求型のカウンターばかりだった。これはおそらく、そうしたタイプの方が中盤以降に役に立たないタイミングがわかりやすく、サイクリングと組み合わせる価値があったためだろう。実際、このカードを抱えていて「サイクリングしよう」って思うタイミングはそこまで多くなくて、土地引かないとか、持ってても負けそうとか、割とネガティブなタイミングばかりである。まぁ、実は今「取り消し」はスタンで使えないので、「悪意ある妨害」以上のニーズがあるなら。
 
心を一つに Of One Mind (2)(U) C
ソーサリー
この呪文を唱えるためのコストは、あなたが人間と人間でないクリーチャーをコントロールしているなら、(2)少なくなる。
カードを2枚引く。
 何もしなければ「予言」の名前変え。3マナソーサリーで2枚引くという、面白みのかけらもない穴埋め的存在。しかし、人と怪物が仲良くするというこの世界の真理にたどりついた者にとって、その価値は激変する。なんと1マナ2ドロー。下手したらレアだって届き難い領域。これだけの効果をコモンで実現したカードなんて、パッと思いつくところでも「物読み」くらいしか出てこない(「宝船の巡航」? 禁止になったカードはちょっと……)。別に1マナで唱えることにこだわる必要もない。普通のコストでも別に平均値なのだし。うまくハマればラッキーくらいの気持ちでも使えるだろう。まぁ、今回人間を入れようとすると割と意識しなきゃいけないとは思うけど、意識的に使いたいなら、人間が多めの白や黒との組み合わせを狙おう。
 
不吉な海 Ominous Seas (1)(U) U
エンチャント
あなたがカードを1枚引くたび、〜の上に予兆カウンターを1つ置く。
〜の上から予兆カウンターを8個取り除く:8/8で青の、クラーケン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
サイクリング(2)
 ゆっくりクラーケンが上がってくる海。8ドローで1体とかなりスローペースなので、活用するとしたらサイクリングなどでドローを水増ししてやる必要がある。リミテッドで考えると、2ターン目時点でデッキ枚数が32枚くらいなわけで、どう頑張っても出せるクラーケンは3体が限度だ。いや、そんだけ出れば充分だろうけども。
 
潜界イルカ Phase Dolphin (2)(U) C
クリーチャー・エレメンタル、鯨
1/4
〜が攻撃するたび、対象の、他の攻撃クリーチャーはこのターンブロックされない。
 なんでイルカなのにクリーチャータイプが鯨やねん! と突っ込みを誘発させ、「鯨とイルカって、生物学的には区別がないんだぜ」っていうところまでがテンプレ。まぁ、流石に「魚」にしちゃったらアウトなので、このくらいの区別にするのが無難なんだろうな。このイルカの背に乗って殴れば、相手の不意をつけるのでブロックされないぞ。じゃぁなんでイルカはブロックされるんだよって話だが、細かいことは気にしちゃダメだ。ほぼ同じ能力を持つ「ミストフォードの亀」は使われてる姿をほとんどみたことがないのだが、1マナ軽いこっちならなんとかなるか?
 
両生共生体 Pollywog Symbiote (1)(U) U
クリーチャー・カエル
1/3
あなたの唱える変容を持つクリーチャー呪文は、そのコストが(1)少なくなる。
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、それが変容を持つなら、カードを1枚引く。その後、手札を1枚捨てる。
 変容クリーチャー陣を優しく見守るカエルさん。そしてなぜかゴジラアート版ではミニラになる。軽減の条件は「変容を持つクリーチャーであること」なので、別に変容コストで唱える必要はないことに注意。これ、普通に強いのでは。
 
飛びかかる岸鮫 Pouncing Shoreshark (4)(U) U
クリーチャー・サメ、ビースト
4/3 瞬速
このクリーチャーが変容するたび、対象の、対戦相手のコントロールするクリーチャーをそのオーナーの手札に戻しても良い。
変容(3)(U)
 変容を使えば、なんと4マナ4/3瞬速バウンスクリーチャー。バウンスクリーチャーとしては過去最高クラスの性能である。変容を使わない場合でも、4/3瞬速を出しといて、その後適当な変容でサポートしてやればバウンスを連打できる可能性もある。どこをどう取っても無駄のないカード。多分、しばらくはこの手のカードを単に出して「はいバウンス〜!」って言って「いや、変容しないとダメだから」って言われてしょんぼりする展開が続く気がする。
 
偵察任務 Reconnaissance Mission (2)(U)(U) U
エンチャント
あなたのコントロールするクリーチャー1体がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いても良い。
サイクリング(2)
 懐かしの「沿岸の海賊行為」にサイクリングがついたもの。「海賊行為」はもちろん爆弾カードだったが、これを引いてても一切通りそうなクリーチャーがいなければ絵に描いた餅。噛み合わないタイミングがちょいちょいあるタイプのカードなので、サイクリングの追加は純粋にありがたい。願わくは、サイクリングせずにぶん回る展開ばかりになりたいものだ。
 
海駆けダコ Sea-Dasher Octopus (1)(U)(U) R
クリーチャー・タコ
2/2 瞬速
このクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く。
変容(1)(U)
 タコなのに瞬速。タコなのに駆ける。タコだって外敵に狙われた時には俊敏に動くらしいですからね。まぁ、こいつの場合は俊敏に餌を狙いに行くみたいだが。変容を介したアドバンテージ源であり、適当な戦闘でスルーされたクリーチャーにこいつを瞬速でぺたりするだけでワンドロー。最悪でも2マナキャントリップくらいの働き。そして、そのクリーチャーが回避能力でも持っていれば、そこから次のターンもボーナスステージは続くわけだ。この環境なのだから、変容を絡めて回避能力をもたせるのはそこまでありえないことでもないだろう。考えてみりゃ3マナ2/2でカササギ能力だけの「秘密を盗む者」でも充分活躍できたのだから、色々贅沢盛りして弱いわけがない。やられた際には「このタコォ!」がお約束。
 
サメ台風 Shark Typhoon (5)(U) R
エンチャント
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、X/Xで飛行を持つ、青のサメ・クリーチャー・トークンを1体生成する。Xは、その呪文の点数で見たマナコストである。
サイクリング(X)(1)(U)
あなたが〜をサイクリングした時、X/Xで飛行を持つ、青の鮫・クリーチャー・トークンを1体生成する。
 洋画の類は一切見ないので具体的には知らないが、好きな人間は知っているのでその名前くらいは聞いたことがある、「シャークネード」ってやつだな。そんなアホみたいな映画まで元ネタになってるのか……。しかしカードとしては割とガチめのやつで、頑張って6マナで置いたら、後は負ける心配はない。ドローしてもフライヤー、カウンターしてもフライヤー、除去してもフライヤー、PWがフライヤー。ゲームが異次元すぎる。そして6マナ設置はなかなかハードルが高いので、それまでのサブプランとしてサイクリング誘発が与えられているのも抜かりなし。4マナくらいで唱えても、カウンターされず瞬速を持つ1ドローの2/2フライヤー。結果だけ見れば「ハイドロイド混成体」にだって負けてない。もちろん、頑張って温存しておけば、複数枚張ってサメ天国を満喫できたりもする。2枚目を出す時にまず6/6のサメが降ってくるのは笑えるな。これ以外をひたすら除去やカウンターで埋め尽くしたシャークネードコンが爆誕しちゃう予感?
 
驚くべき発育 Startling Development (1)(U) C
インスタント
ターン終了時まで、対象のクリーチャーは基本のパワーとタフネスが4/4で青の海蛇となる。
サイクリング(1)
 いや、驚くってレベルじゃねぇぞ。この世界の生き物たちって、別に自分の意思で変容してるわけじゃなくて自然現象として勝手に別な生き物に変わっちゃうのかなぁ。怖くない? 人間だけ無事なのもかえって怖い。さておき、これも青がたまに思い出してやる「ステータスを強そうな方に変化」させる呪文。記憶にある中では「ヴェリズ・ヴェルの翼」から始まった気がするのだが、「空智の踊り」のように飛行もセットで与えてダメージを稼げるデザインにするイメージだった。今回はそれがなくなって単なる4/4。まぁ、これでも増強呪文としての役割は果たせるだろうし、相手次第ではもしかしたら「縮小」呪文にだってなるかもしれない。ひょっとしたら人間にこれを撃って強引に「人間じゃないクリーチャーだよ」なんていう地獄めいたシチュエーションだってあるかしれない。あっても困らないだろうが……ないと困る場面は少ないかもね。というわけで、サイクリングだ。
 
泥棒カワウソ Thieving Otter (2)(U) C
クリーチャー・カワウソ
2/2
〜対戦相手にダメージを与えるたび、カードを1枚引く。
 というわけで、この世界の泥棒はタコだしカワウソなのです。カササギはいないのです。上述の通り、3マナ2/2でカササギ能力を持つ「秘密を盗む者」はリミテッドで割と存在感があり、空を飛ばしたり、相手クリーチャーを除去ったりして強引にハメパターンに持っていくプレイがあったが、このカワウソがいるってことは、やはり序盤戦を捨ててのゲームはよろしくないということ。ちなみにこのカワウソ、久しぶりにカササギ同様に戦闘ダメージ以外のダメージでもドローが可能。まぁ、最近はティム化するオーラなんてなかなか無いので当時の「錬金術の研究」みたいなコンボはないだろうが、何か使えるコンビネーションが現れるかもしれない。
 
大食の巨大鮫 Voracious Greatshark (3)(U)(U) R
クリーチャー・鮫
5/4 瞬速
〜が戦場に出た時、対象のアーティファクト呪文かクリーチャー呪文を打ち消す。
 怪獣映画の世界なのだから、当然こいつだって出てくる。ジョーズである。そして「助かったと思った人間を突如現れて食い散らかしていく」というサプライズ要素を、なんと青のカウンター呪文の文脈で解釈。「助けが来てくれた!」と思って喜んだのもつかの間、あのテーマソングに合わせてデンデンデンデンジャーン! でカウンター。ダイナミックかつ堅実な仕事をこなせる優良児。まぁ、ちょっとサイズがでかくなった「エリマキ神秘家」って言われたらそうなんだけどさ。いや、ちょっとじゃねぇよ。ちなみにクリーチャータイプ「鮫/Shark」は今回改めて定義されたもの。最初期のルールでは存在していたらしいのだが、クリーチャータイプ統合の流れで、「サメ」の名がつくクリーチャーは全て「魚」になっていた。今回の変更で、おそらくあの「ヒレバサミダコ」も「サメ!タコ!カニ!」になるんじゃないかな。サ・タ・カ!フォーム(サカナでも一緒じゃねぇか)。
 
折り畳み翼竜 Wingfold Pteron (5)(U) C
クリーチャー・恐竜
3/6
〜は、飛行カウンターか呪禁カウンターのうち、あなたの選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。
 何とも持ち運びしやすそうな名前の、便利な2択ファッティ。攻めてれば飛行、劣勢なら呪禁。分かりやすい。どちらで使ってもコスパとしては並レベルなので、過度な期待はせずに。呪禁持ちクリーチャーは変容の土台としてのニーズがあるかもしれないな。
 
翼長の導師 Wingspan Mentor (2)(U) U
クリーチャー・人間、ウィザード
1/3
〜が戦場に出た時、対象の、あなたのコントロールする人間でないクリーチャーに飛行カウンターを1つ置く。
(2)(U)(T):あなたのコントロールする飛行を持つ各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
 「導師」サイクルの青は当然飛行を与える。能力が強いので、本人のステータスはかなり抑えめだし、増強マナも3マナとそれなり。しょうがない。今回収録されるキーワードの中でも、最も数が多いのはやはり飛行なのだ(数えてないけど、多分そうじゃね?)。ある程度は抑制していかないと。3ターン目「泥棒カワウソ」からのこれがお手軽絶交コース。
 

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