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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「22/7」 4→3

 で、なんやったん? 俺の好きな四文字熟語は、「支離滅裂」だぜ!(CV村川梨衣)

 まぁ、正直第一印象は悪かったですよ。主に中の人の凄まじさが原因だけど、そもそも秋元系プロジェクトに対しては偏見に近い印象しかもってないし、此の期に及んでまだ「アイドルアニメ」を繰り出してこようってんなら、そりゃ色眼鏡で見てしまってもしょうがないだろう。その上で、「壁の設定とかがあまりに突飛だし、突き抜けたら『AKB0048』みたいに変な方向に化ける可能性はあるな?」という期待もあった。しかし、今作は残念ながら突き抜けることはなかった。いや、確かに突飛な要素はたくさんあった。ただ、それは本当に理解できないだけであり、「支離滅裂」でしかないのだ。このアニメは、一体アイドルという職業の何を伝えたかったのだろうか。一番読み取りやすいメッセージは、「アイドルは超越的な存在から命令されることをただひたすら機械的にこなすだけのシステムなのだ」というどうしようもないものだけだ。最終回ではそれをぶち壊すことでカタルシスを得ようとしたのだろうが、「壁」という存在がそれまでのストーリーで成立すればこその「破壊」である。なんだか分からないものをなんだか分からないうちに壊されたところで、「まぁ、こっち系のアイドルってなんかぶっ壊してアナーキーなイメージ出すことあるよね」くらいにしか響かないのである。

 結局、アニメファンは「アイドルアニメ」に何を求めているんだろうか。私は少なくとも今作におけるアイドルの扱いに楽しさは一切感じなかった。よく分からないうちに集められたこと、ろくに意思疎通のフェイズも設けずになあなあで結びついたこと、1年の活動期間で国民的アイドルになった理由がさっぱり分からないこと、そして分からないままに解散騒動で友情が深まった気分を醸し出したこと。要素としては何も間違ってはいない。過去のアイドルアニメと同じ「事象」を辿っているはずだ。しかし、我々が見たいのは事象ではない。内実なのだ。アイドルという総体ではない。個々のキャラクターであり、人間が起こすドラマなのだ。「壁」のシステムは、お手軽に事象を連ならせ、その間にあるはずの最も重要であるはずの要素を廃却した。これで、何を楽しめというのだろうか。

 まぁ、一応キャラクターデザインに力が入っており、キャラ絵などは独自路線で魅力を生み出そうとしていたことは伺えるのだが……流石に今回のアニメを見て、「よし、このアイドルは是非応援したいな!」と思う酔狂な人間は現れないのではなかろうか。まぁ、これ以上推しコンテンツが増えても困るだけだけどさ。

 それにしても、中尾隆聖はよくアイドルユニットに迷惑かけるよな……(参考・WUG)。

 

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