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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 野球回があるアニメは(略)、第5話。突然襲い来るネイキッドTRIGGER。それすなわち、包み隠さぬ今石洋之。逃れ得ぬ理不尽が降りかかる!

 というわけで、今までのテイストなんて完全無視で容赦無く叩きつけられるTRIGGERの源流。満艦飾マコがそこかしこに潜んでいそうな危険な下町風味に、これでもかと繰り出されるネタのオンパレード。怒涛のカット割りに野生を取り戻したかのようなキレキレのやりたい放題動線は、もはや誰にも止められない。このアニメが始まって以降、ずっとこれが見たかったような気もするし、改めてぶつけられると「完全に世界が壊れちまった……」という絶望感がないまぜになった感情が押し寄せてくる。OK、面白ければそれでいいのです。

 とはいえ、やはり今作につきまとう「なんか微妙な雰囲気」は相変わらず漂っている。常に「獣人差別」というテーマを抱えているおかげで胸糞悪い話になるのはしょうがないのだが、今回その中心となった監督の迫害エピソードなんて、本当に話を前に進めるために、お約束の要素として挿入されたに過ぎず、あまり悲壮感もないし逼迫感もない。監督の身の上を考えたら大変なことなのだろうが、先週まで見てきたこの世界においては、「まぁ、そうなってたんやろな」くらいの感覚だし、何しろラジオニュースでしれっとドードー獣人の絶滅が告げられるような世界なのである。今更監督1人の命がどうなろうと、あまり問題ではないような気になってしまう。そういう意味では、やっぱりあまりストーリーテリングの上手な作品ではないような気がする。

 しかしまぁ、今回ばかりはそうした細かいことはどうでもいい。とにかく狂気を煮詰めたような髄のエキスを味わうだけである。そこかしこに散りばめられたパロディ要素が実に脳に悪く、「がんばれベアーズ」のはずなのにベアーに一切敬意を表さず、真っ先にぶっ殺される選手の名前はプニキである。クマならなんでもいいっていうチーム構成なのでよくわからない動物もひしめき合っているが、どう考えても山田太郎にしか見えないシロクマなんかもいるし、チーム全体がカオスだ。最後の最後で戦ったキラーアニマルズの中にネズミが混ざっていたのだが、あれってやっぱりくまのプーを薙ぎ払うような動物キャラといえばネズミ、ってことなんだろうか。

 他にも「フラミンゴ打法ってそういうことじゃねぇよ」とか、水島裕が務めるアナウンサーのあまりに刹那的すぎる愉快な放送とか、恐ろしいテンポで展開されるファニーな世界観はやっぱりクセになるのである。ふと思い出して「パンティ&ストッキング」が見たくなりますね。個人的にツボだったのは、イタチじゃなくてミンクなマリー伊丹さんが、率先して自分を(特定の)イタチに寄せていってたシーンですね。やっぱり世間的にイタチといえばあのお方なんやなぁ。

 

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