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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「異常生物見聞録」 3

 すげぇタイトルだよな。なんでこんなタイトルなのかというと、原作が中国のweb小説なのだそうで。現地語でどういう訳出なのか分からないのだが、ちゃんと意味はあってんだろうか。

 それにしても、色々とキツかった……。なんかね、もうね、とにかく違和感がバリバリですげぇのよ。スタート時点で「おっ、これは純正の中国産かー」とか興味を持って見守るつもりだったのだが、えもいわれぬ違和感が積もりに積もっていくこの感覚は、ちょっと他では味わったことがないかもしれない。多分一番近いのは「実験品家族」なんだけど、あれはすぐにギブアップしてしまったので追いかけてないのよね。

 よく分からんのは、今作のアニメ化に際して、日本人スタッフはどれくらい関わっているのかということである。最大の違和感は脚本部分にあり、会話の文章の時点で既におかしい。本当に、日本語が完璧でない外国人が起こした文章みたいなレベルで、こういう文章は「外国のファンが書いた日本のアニメのエロ同人」でよく見かける。流石に脚本チェックは日本人スタッフが関わっているだろうし、なんでこんな違和感バリバリの台本が出てきたのかさっぱり分からん。もしかしたら「その違和感も含めて、海外のアニメってことを味わってくれ!」というサービスなのかもしれないが、無理無理、没入する以前の問題である。まぁ、こと台詞回しに関しては、私はどうしても言葉遣いが気になってしょうがないタチの人間なので、人並み以上に気にしてしまっている可能性はあるのだが……いやぁ、でもやっぱおかしいぞ。

 製作スタジオもおそらく日本国内ではなかろう。台詞回し以外にも、あらゆる動画のテンポ・演出が独特で、良くも悪くも「日本人の手の入っていないアニメ」という感じがしている。演出方向については私が慣れていないだけかもしれないので一概に悪いとは言えないのだが、やはりどこかチープで前時代的なものを感じる。その割に、ガワだけ日本の現代アニメから持ってきたような製作スタイルが見え隠れしているために、その「狙いと結果」のギャップがさらに違和感を際立たせている。おそらく日本のアニメーターが手癖で描いたり、誰にもいわれずとも「そういうものだ」と処理している演出理論が、向こうの制作スタッフではリセットされた状態になるのだろう。表面だけ似たようなものにしようとしても、目的意識がずれているので画面に整合性がなくなるのである。まぁ、これが新しいアニメのスタイルとなる可能性もあるわけだが……。慣れるかなぁ……。

 一応救いがあるとするなら、テーマ自体が「ケモっ子ドタバタ長屋生活もの」という割とストライクゾーンに入りそうな設定であること。ぺっちゃん演じる犬っ子も可愛い部分は可愛い(セリフが変なのが気になってはいるが)。その辺りから、この新しいアニメジャンルに食い込んで行けるかどうか。今期は「GOH」とこれで色々と海の向こうの空気に触れられそうなシーズンであるな。

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