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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「GREAT PRETENDER」 6

 猫エンディングがやたら可愛い&スタイリッシュ。本編に猫が1ミリも関係ないのだけど、そこのデザイン性だけでも見入ってしまうわね。

 これでこそフジテレビ系列、と言わんばかりのクセの強い1本。監督は鏑木ひろで、1話目から容赦無く色彩設定の際立った映像部分を叩きつけてくれる。オリジナルでこういう「人を選ぶ」画面を持ってこられる放送枠って、やっぱりノイタミナとかのフジテレビ枠なんだよな。クセの強さは個人的には評価したい部分で、単純に見た目にインパクトがあるだけでなく、「騙し騙され、謀略合戦」という作品のテーマ性をビビッドに彩り、一筋縄ではいかない世界観を感じさせてくれる。今期に入ってから何回も書いてる気がするけど、結局アニメ制作のリソースってちゃんと確保されてたのかい、っていう。WIT STUDIOの底力は信頼しているが、はてさて、最終話までこのクオリティで走り抜けられるかどうか。

 こうして見栄えのする映像が展開されたってことは、あとは脚本と見せ方の勝負になってくる。1話目で特徴的なのは英語の見せ方と、トランスレーションの自然な活用。「英語が得意な俊英詐欺師」っていう最初の見え方から、どんどん転げていて「クソ英語でたどたどしくしゃべるしかない島国の子猿」まで転げ落ちていく様子が、主人公の話している言語1つ拾ってもはっきりと見えるというのは1話目のキャラの見せ方としては実に効果的。まぁ、もともと英語パートを聞いていても「そこまで上手いわけじゃないんだよな……」って思って聞いてるもんだから、ちゃんとネイティブに突っ込まれると「だよなぁ」って納得感がある。なかなか英語がスラスラ話せる日本の声優ってあんまりいないもんだから、必要上「ちゃんと喋れてる風」に見せることが多くて、その違和感みたいなところが突っ込まれるのって新鮮よね。

 あとは、「詐欺」っていうテーマは狡知さをいかに出すかの勝負なので、脚本でそれが見せられるようになれば評価も上がってくるはず。脚本担当が人気テレビドラマの脚本を作った人らしいので(全然そのあたりの事情を知らん)、期待してもいい……のかしらね。是非頑張ってほしい。

 

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