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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」 ー

 先にお断りしておくと、このエントリーで作品について語ることはほとんど無い。まずもって、どんな作品なのかも覚えていないからだ。それもしゃーない、何しろ前作となった2期目の放送が2015年。その時点ですでに視聴モチベーションを失っており、話の内容もろくに追わずにいたのだから、何も頭に残っていないのは当たり前の話。私が本作についてどんな感想を持っていたかは、過去の記事を遡っていただければわかるだろう。ただ、それならそうして何一つとっかかりがないシリーズの「完結編」と謳われた今作には触れなければいいんじゃないか、とも思うのだが、それが正しい姿勢なのかもよく分からぬという、そういうどうでもいいお悩み記事なのである。

 ありがたいことに、こんな人生を送っている私は、この歳になっても周りの人間からアニメの感想や反応をもらえることが多い。か細い関係性は世代を超え、○歳年下の人間だったり、ことによっちゃ××歳も若い人の感想が漏れ聞こえてきたりする。そういう話を聞いている時に様々な点からジェネレーションギャップを感じることもあるし、通底する感覚を共有できる時もある。若い感性に触れるというのは、油断すればどんどん鈍っていくおっさんの感覚を活動させるためには有益な交流である。

 そして、そんな若い世代に、この作品は受け入れられているのである。これがまぁ、最近のなろう作品のように「一周回って、半分バカにしながらの対象」みたいな見方であれば別次元の話として処理もできるのだが、私の観測範囲内で、今作は「通常私も受け入れるような作品群」の延長線上にあるものとして受け入れられている。無理やり接続を考えるなら、最近なら「青ブタ」とか、そのあたりの延長線上にある。もう覚えてもいないのであくまで「過去の私にとって」と注釈をつける必要はあるが、この作品は受け入れられない作品の筆頭であったにも関わらず、ある部分で確実に理解と共感の及ぶ一定層が、この作品を間違いなく評価しているのである。このような状態というのは、理解できぬと捨象してしまうのはもったいない現状ではなかろうか。

 別に話し合う気もなければ改めて今作を見直す気もないので、ことこのアニメに関しては、私はもう「共有」は諦めているのだが、「かつて自分が唾棄していたものであっても、もしかしたら新たな感性を持って受け入れれば、そこに価値を見いだすことが可能なのかもしれない」という1つの道標として、この作品のタイトルは残しておきたいとも思うのだ。いつの日か、こういう作品を屈託無く楽しめる日が来たら、それはそれで幸せなのではないかと思うのだ。

 まぁ、残念ながら久しぶりにみた1話目はやっぱり心底「キモ」という感情しか出てこなかったので人間そんなに簡単に変われるはずもないという話なのだが……。東山・早見・悠木の黄金トライアングルを保持しながらもここまでの私の中で評価が動かなかった作品って、ある意味で貴重よね。

 

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