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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 噛みつくと人の血の効果で獣化しちゃうんじゃないか心配な第6話。アマーティを挟んでの三角関係は、結局2人の痴話喧嘩に周りが巻き込まれただけだったという、ちょいとおふざけの過ぎるお話でした。

 まず、6話引っ張ったエピソードの締めとしては、かなり弱い。鍵を握る黄鉄鉱がどこに行ったかは前回からの引き(フードの羽)で臭っていたのでこの結末になるであろうことは予測は出来たわけだが、これまでのエピソードを見る限り、そこでホロが黄鉄鉱を確保してロレンスに援護射撃をするというアイディアを思いつくのもちょっと不自然な気がする(全部ルーベンスの差し金なのかもしれないけど)。あれだけ苛烈な激情を高ぶらせたホロがすんなり戻ってきてしまって、アマーティはおろか、使いの小僧さんのがんばりや、マルクまでないがしろにされてしまったのも可哀想だ。それなりに多くの人達を巻き込んでの決闘だったのだから、もう少し幕引きの説明は欲しいところではあったか。Bパートまでクライマックスを引っ張ると尺の関係で描ききれなかったのは分かるんだけど……ホロとルーベンスの関わり合いとかも、語りだけじゃなくて回想で欲しかったところ。ロレンスの側の弱みばかりが見えて、ホロが裏でちょっと反省しつつあれこれ手を回している様子を見るのも面白いと思うのだが。「ヨイツがあると嘘をついてくれ」なんて頼みに行くあたり、なかなか可愛らしいじゃないですか。

 とまぁ、筋立てには色々と不満はあるものの、いち視聴者としてはとにかく二人の関係が元の鞘に戻ったのは一安心。正直「抱いてくりゃれ」まで言っちゃった男女が本当に元の状態に戻れるとは思えないのだが、「酔った勢いでなら何とか行けそうかな」というロレンスの切り返しは、ヘタレとしては最大限努力した結果の発言だろう。ホロが激情に流されて漏らしてしまった発言を茶化してごまかす働きもあるだろうし、実際、「じゃ、お言葉に甘えてレッツゴー」というよりは気の利いた答えだろう。ホロ自身も、そのあたりの距離感はちゃんと取り戻したらしく「ヌシまで酔ったら誰が介抱するんじゃ」という見事なレスで答えている。あぁ、やっぱりこの2人はこの関係が一番いい。

 そして、ホロが戻ってきてくれたおかげで画面にも華が戻り、前回までの壮絶な「怒り」ではなく「プリプリ」といった感じの怒りをあらわにして尻尾を太くするホロ、悪戯っぽく犬歯を見せてにやけてみせるホロ、なんだかんだいいながら後ろで尻尾をパタパタさせてるホロ。なんだ、こないだ泣いてたのが嘘みたいじゃないか。冷静になればやっぱり神様は強い。

 そして、今回鳥肌ものだったのは、ロレンスが冷静さを取り戻して手持ちの黄鉄鉱を露店の店先に突きつけるカット。目に光を宿したロレンスが「ドン!」と麻袋を置くと、その隣はもう1つ大きな麻袋。

「これも売りじゃ」

って、アマーティはどんな顔してたんでしょうねぇ。彼が何を言ってホロに愛想を尽かされたのかが気になります。どこかで語られてたかな?

 

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