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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんやねんこのアニメ、第5話。まぁ、本当に今更だけどさ……。想定してない変なところにダメージ与えにくるのやめろ。

 Aパート「まぁな」。こちらは至極普通のネタで、特にオチにひねりもないので意外性はない。最初にトッティが彼女を紹介するところに何らかの叙述トリックが仕込まれているかとしばらく勘ぐってもいたのだが、別にそんなこともなくストレートにラストまで行った。この話で見るべきはやはり六つ子の関係性の部分だろう。最初に登場するのが下3人(一、十四、トド)で、この3人での絡みっていうだけでちょっと珍しいのに、さらにトド松が暴走したことに一松が乗っかり、珍しく十四松が完全にツッコミ側に回った。六つ子の便利なところは、こうして周りの人間に合わせてスタンスがスイッチできるところであろう。東京03のコントみたいな。最近東京03に今更ハマってて、公式の動画を見漁ったんだけど、飯塚がイカれたキャラになる時がほんとに好きなので、こうして普段とはちょっと違う役回りにスイッチしているのを見ると楽しい。

 そして、やはり六つ子の中では(相対的に)一番いい奴に違いないカラ松。彼が弟のことを考えていい話にしかけるのだが、そこはモンスターたるトッティの面目躍如。フルスロットルで話をぶっ壊し、あとは予定調和なバッドエンドへ。まぁ、その辺りはお約束だが、むしろ何のひねりも持ち出さずにまっすぐ転げ落ちたのは意外とすら言えたかもしれない。最後の最後まで十四松(とおそ松)がツッコミ側にいつづけたのも意外だったかな。カラ松とトド松の争いって、一松はどんな気持ちで見ていたのだろうか。

 そして問題のBパート「帰り道」。……なんやねんこれ。そもそも六つ子が招待される結婚式があることが意外ではあるのだが……そこからは、ただ本当に「結婚」について六つ子が何くれと話すだけで終わってしまうという、何を目的としているか全くわからないお話。分からないのだが……この六つ子のメンタリティと、改めて確認している世間的な事実、刺さる人間には刺さるのよ。「知ってるわ、俺かてそうやわ」と。自分がこのクソニートどもと同じスタンスであることがわかると絶望するしかないんですよね。「同棲が無理だわ」……。ちなみに、「駅に向かっている」という想定の夜道なのに、陸橋を渡って線路を超えてしまっていたり、しまいには元来た方向にUターンを始めたりと、何気なく描かれている夜道が六つ子の行く末の絶望感を増幅させているのがさらなる恐怖と絶望を盛り込んでいる。こういう日常にひねりを入れるみたいな小洒落た演出、ダイレクトじゃないだけ余計心に来るからやめてくれ。

 そうそう、十四松は当然のようにメジャーリーグもフォローしているのが確認できた。鳥の名前で真っ先にそこが出てくるのはすげぇよ。

 

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