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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 濃密な釘回、第4話。私は決して罹患者ではないが、ここまで密度が濃いと流石に被爆の影響を被る。危険危険。

 十兵衛を巡るドタバタはとりあえず前回までで一段落。今回は「十兵衛がマスターサムライとして覚醒するのは、十兵衛の素養であるか、それとも宗朗の能力であるか」という議論がなされ、希代の軍師である幸村は、とにかく試してみればいい、とばかりに宗朗原因説を主張、その証明に挑む。しかし、複数の女性と宗朗がキスをするのは面白くない千姫がそれを必死に阻み、前回までとは全く意味の違う、何とも間抜けな徳川VS豊臣の内乱が繰り広げられることに。宗朗に人権が与えられてないのはこれまで通りだ。

 個人的には、この作品の真の主人公である「墨汁」があんまり活躍しなかったのでちょっと物足りないエピソードではある。今回墨汁が特別な仕事をしたのは、幸村が接吻作戦その六まで挑んだ時の天丼ぎみのばってん印のところと、覚醒した幸村が鉄扇を振り回した時に巻き起こった暴風の描写の部分。それ以外は、割と普通のモザイク任務とアイキャッチ任務を果たしただけなので、墨汁ファンとしてはやや不満。まぁ、世界中にどの程度墨汁ニーズがあるか分からないので、ちゃんと釘キャラが機能している方がよっぽど健全な気はしますけどね。

 冒頭、大量の本を一気に消化することによって「軍師らしさ」を見せてくれる幸村。本を購入する時にも、又兵衛に様々な知略を授け(?)て用意させているし、一応賢そうなことをしていることはいるのだが、いかんせん声が釘宮である。自然に駄目な方に流れてしまうのはどうしようもない。気付けば千姫と対等に交渉できているのだから身の振り方は賢しい部分もあるのだろうが、「じゃ、キスしてみようか」というチャレンジの時にも大してプランらしいものが立てられていないので説得力はない。あの半蔵に押さえ込まれてしまうのだから、大した軍略家では無さそうだ。なんで目の前に宗朗がいる状態なのに何のアクションも起こさないんだよ。

 結局、睡眠薬投与からの風呂場襲撃という、いかにもアームス的な展開からなし崩し的にキスに成功したわけだが、結果は幸村の予想通り、宗朗自身にマスターサムライをコントロールする能力があったことが判明する。覚醒した幸村は何故か扇がでっかくなり、間抜けに暴れ回ることで突風を引き起こす怪力乱神に変貌。ただ、宗朗を束縛する謎の鎖は現れなかったし、十兵衛と違って意識を奪われたりもしない。単に、「手に負えない力」を一時的に授かるだけのようである。何とも便利な能力ではあるのだが、どうやら使いこなすのは難しそう。事態を重く見た千姫のとった対策は、宗朗に仮面を付けてキスを抑止するというよく分からない方向でしたとさ。……あの時代は世紀末覇者もいるんだろうか……ジャギ仮面にスケバン鉄仮面って、あの世界のセンスは謎だ。

 単に30分幸村がワタワタしているのを見るだけの時間。ま、これはこれで面白いんですが、十兵衛……というかあおちゃんの出番が少ないのはちょっと残念です。このまんまのノリでいいので、もう少しベタベタでないシナリオラインでお話をかき回して欲しいですね。次回はようやく新キャラも出てきそうなので、少し動きがあることを期待しましょう。

 ところで……デコビッチは固有名詞ではないのかい? 流石にこの業界でそれはまずいぜ。

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