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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 最近の翻訳アプリの性能はすげぇな、第10話。あの状況ですぐに起動して対応できたってことは、常に中国語翻訳が必要な状態でスマホがセッティングされてたってことなんだよな。さすがショービジネスの世界で生きてきた女は違うぜ……。

 色々と納得感の強い、印象深いお話。まず、「なるほど、5人のチームで構成されたアニメはこういう進み方があるのね」という納得が1つ。9人チームよりも1人1人に筆を割く時間が多く取れるというのは想定していた部分だが、その掘り下げ方として、今回のように1対1の関係性をしっかり刻んでいくというのはとてもありがたい進行だ。やはり関係性を重視したい青春友情活劇の中では、こうして固定されたメンバー間の感情のやりとりを見るのが最大の楽しみと言えるだろう。すでにかのんを中心としたやりとり(かのん×可可、かのん×ちーちゃん)あたりは描かれているので、今度はその脇同士でのやりとりということになってくる。メンバー全員の組み合わせは10通り、それだけでも1クール分の内容があるってことだからね。

 そして、今回選ばれたカップリング(あえてこの呼び方にしようね)はすみれ×可可という、ここまで正直「なんでこうなってるんだろ?」と不安定だった部分であり、ここにきてがっつりと楔を打ち込むことで基礎部分の安定を図っている。このチョイスも実に理にかなっており、チーム内でのヒエラルキーを再確認する意味もあるし、そうして作られた関係性を脱却し、新たな一歩を踏み出したことが一番はっきり見える組み合わせでもあっただろう。ここですみれがステップアップすることでLiella!全体の地力が底上げされるというのは、今後ラブライブの全国レベルでの戦いを勝ち抜く上では必須の行程だったのではなかろうか。

 可可とすみれ、この2人の人間性から見ていっても面白い。まずは当然、今回文字通りの「センター」となったすみれ。彼女は元々「自分がセンター!」と叫んでいたはずの人間なのに、気づけば脇のポジションに甘んじており、そのことに不平不満を漏らさない。挙句他のメンバーからは「引っ張り上げようとすると遠慮するんだよね」みたいなところまでがっつり看破されてしまっており、虚勢の裏にある自信の無さも見切られてしまっていた。彼女の「サブキャラ根性」みたいなものは長年の「ショービジネスの世界」で培われたものであり、払拭するまでにはかなりの荒療治を必要としたが、そこで今まで犬猿の仲だった可可が自発的に動き出したわけだ。可可は何よりもラブライブを神聖視しており、そこで勝ち残るために手段を選んでいられないことを一番理解している。だからこそ、個人的な好き嫌いなど無視して、すみれの改造手術に着手したのであろう。ちなみに、「なんで可可はそこまですみれのことを下に見てたの?」という疑問が前からあったわけだが、おそらく今回露呈した彼女の自信の無さについて、可可はすでに読みきっていたのであろう。「口では大きなことを言いながら、結局怖気付いて前に出てきやしねぇ、こんな輩じゃラブライブに通用しないデス」ってなもんで。そう考えると、彼女が跳ねっ返り精神の強そうなすみれを徹底的に叩いて、浮き上がるのを待とうとしていた姿勢はこれまでずっと継続していたと見ることができるのではなかろうか。

 そしてそんな可可も、どうやら国の家族との秘密の約束があったらしい。留学やら転校やらとラブライブにはつきものの問題だが、今回は「帰国」。うーむ、こればっかりはご家庭の事情もあるだろうしなぁ……しかし、そんな可可の秘密がすみれにだけ漏れてしまい、一種の共犯関係になってしまったというのは気になるところだ。チーム全体のことを考えると可可の秘密は明かした方がいいのか、それとも彼女のいうように「気にしないように黙っている」方がいいのか。その決定権はすみれに委ねられた。クライマックスまでにこの2人の間ではもう一回くらい対決の必要がありそう。

 なんにせよ、感情の坩堝が増えていくに越したことはない。さて、次はどこにラインができる?

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