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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「やくならマグカップも 二番窯」 ー

 昨今の分割2クールアニメの中でも一番びっくりしたのが今作の2期だろう。まさかこれが2クール分あるとは思ってなかったからね……まぁ、アニメ部分は15分だから実質1クール分しかないけども。

 そして、第一印象と終わってみての印象の差が大きかったという意味でも驚きの作品。日本アニメーションが作るアニメ映像自体は大したことない、っていうか割とショボい方だし、アニメによる町おこしなんて地雷の匂いしかしないプロジェクト。「とにかくなんでも女の子にやらせとけばいいだろ」という安易な発想から作られたとしか思えないその概形に完全に舐めてかかっていたのだが、1期が終わってみれば「部活青春もの」としてがっつり成立していたという嬉しい誤算。「なんの変哲も無い女子高生が気づいたら陶芸の虜に」っていう無茶な設定が、きちんと入ってくるデザインになってるのよね。考えてみりゃこれも「美術」を巡るお話なのか。私はもしかしたらそういう形のないものを追い求める人種っていうモチーフに必要以上の憧れを持っているのかもしれませんね(吹奏楽部とかね)。

 町おこしアニメとしても実は抜かりなくて、観ているうちになんとなく「多治見に行ってみたいなぁ」と思えるくらいの内容になってるんですよ。ちゃんと「多治見だよ! 多治見の魅力を発信したいんだよ!」っていうメッセージ性はあからさまなのに、それが押し付けくさくなくて、「へぇ、いいじゃん……」くらいの感覚で収まっているのが良い。多分、後に入ってる声優バラエティ部分との相乗効果が前提になっているおかげで、あんまりアニメで押し付ける必要がないから自然な形になるんだろうね。アニメと実写が同じ週にまとめてみられるっていう設計のおかげで、二次元と三次元が接続しやすくなっているのかも。アホな構成だと思ってたのに、実は割と考えられたプロジェクトだったのかも。

 2期に入り、主人公・姫乃の母親の姿がさらに鮮明に描かれ、気づいたらジャンプ主人公もびっくりの「血統の物語」へ。おかんの天才性、どこぞのアイドルバンドのギターに似てるよねぇ……。

 現在2本目のペンギンアニメとしても注目したい一本。今期もよろしく、真土泥右衛門。

 

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