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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 さ、今年も頑張るか……何を頑張るって、もちろん省エネ化をね。去年は「なるべくテキストを短くしていく」という目標を立て、前年比で約1万文字の削減に成功。今年もその努力を継続し、作業量を減らすのである。いや、そんなに作業が嫌ならそもそも書くなって話だが。それは出来ない相談だ(相談するとしたら多分病院だ)。
 (以下去年までの記事からのコピペ)一応毎年のことなので約束事をコピペしておくと、タイトル賞の選出は何故か毎年「仮装大賞」の賞に依っており、タイトル部門以外の賞は、基本的に3位まで取り上げてある。(コピペ終わり)最近は加齢のせいか物忘れも激しくなっており、去年の記事を読んで「あれぇ、俺こんなこと書いてたっけ……」みたいな現象も頻発するようになってきている。もう、無責任に書き捨てていくしかないな。
 今期エントリーされたのは、「2021年4月期以降に終了した、もしくは現在放送中である」ことを条件として、ある程度最後まで視聴していた以下の155作品。……まぁ、数字だけを見ればだいたい「例年通り」って量かな。一応昨年比で言えば微減に見えるのだが、今年あたりから5分枠のショートアニメとかは面倒で切るようにしはじめ、その数がダイレクトに影響している。具体的に見ると、去年は「通常枠141本、ショート枠19本で合計160本」という換算だったが、今年度は「通常枠148本、ショート枠7本で合計155本」なので視聴時間だけで言えば増えてすらいる。まぁ、これでも全盛期よりはマシな数よ……。理想的には、週40本前後まで数を落とせれば多少楽になるんだけど……。
 一応過去のデータと接続すると、本数の増減はこんな感じ(括弧内がショート枠を除いた数字)
7674596790
103(93)132(121)149(133)152(129)
170(148)170(150)183(157)157(135)
160(141)155(148)
 一応個人的な事情が混ざるとはいえ、およそコロナの影響からは抜け出し始めているとみていいんじゃなかろうか。
 続いて劇場作品だが、こちらも19本という数字は去年から大幅増で回復傾向。やはり去年はコロナダイレクトで外出すること自体がためらわれていたために大きく数字を落としたが、今年は(一時的とはいえ)解放されたこともあり、およそコロナ前まで数字を戻した感じ。業界全体で劇場版商法の旨味は認知されているので、コロナの問題が解決すれば、また数は伸びる気がしますね。一応、これまでの数字の変化は以下の通り。
7→4→6→12→8→6→
9→17151722719
 なお、毎年のことだが劇場作品については基本的にこのグランプリの選出基準からは外すようにしている。「基本的に」はね……過去に例外となる事例がね、出てますのでね……。(察し)
 
 
○一応ある程度見ていたエントリー作品(アイウエオ順・ショートアニメは【】で表示)

「アイドリッシュセブン Third BEAT!」「明日ちゃんのセーラー服」「ありふれた職業で世界最強 2nd Season」「イジらないで、長瀞さん」「異世界食堂2」「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」「ヴァニタスの手記」「Vivy -Fluorite Eyes song-」「ヴィジュアルプリズン」「うらみちお兄さん」「86 -エイティシックス-」「EDENS ZERO」「王様ランキング」「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」「オッドタクシー」「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」「オリエント」【オンエアできない!】「怪人開発部の黒井津さん」「海賊王女」【かぎなど】「かげきしょうじょ!!」「彼女もカノジョ」「からかい上手の高木さん3」「鬼滅の刃 遊郭編」「逆転世界ノ電池少女」「CUE!」「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」「吸血鬼すぐ死ぬ」「境界戦機」「蜘蛛ですが、何か?」【黒ギャルになったから親友としてみた。】「ぐんまちゃん」「現実主義勇者の王国再建記」「賢者の弟子を名乗る賢者」「恋と呼ぶには気持ち悪い」「ゴジラS.P<シンギュラポイント>」「小林さんちのメイドラゴンS」「古見さんは、コミュ症です。」「殺し愛」「最果てのパラディン」「最遊記RELOAD-ZEROIN-」「サクガン」「佐々木と宮野」「Sonny Boy」「錆色のアーマ -黎明-」「錆喰いビスコ」「さよなら私のクラマー」「さんかく窓の外側は夜」「シキザクラ」「時光代理人 -LINK CLICK-」「失格紋の最強賢者」「死神坊ちゃんと黒メイド」「シャーマンキング」「灼熱カバディ」「シャドーハウス」「ジャヒー様はくじけない!」「終末のハーレム」「終末のワルキューレ」「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」「白い砂のアクアトープ」「進化の実〜知らないうちに勝ち組人生」「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」「進撃の巨人 The Final Season(第2期)」「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」「スーパーカブ」「SCARLET NEXUS」「すばらしきこのせかい The Animation」「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」「スローループ」「聖女の魔力は万能です」「精霊幻想記」「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」「セスタス -The Roman Fighter-」「セブンナイツレボリューション-英雄の継承者-」「SELECTION PROJECT」「戦闘員、派遣します!」「先輩がうざい後輩の話」「その着せ替え人形は恋をする」「ゾンビランドサガリベンジ」「大正オトメ御伽話」「SSSS.DYNAZENON」「takt op. Destiny」「探偵はもう、死んでいる。」「チート薬師のスローライフ」「月が導く異世界道中」「月とライカと吸血鬼」「出会って5秒でバトル」「D_SIDE TRAUMEREI THE ANIMATION」「Deep Insanity THE LOST CHILD」【でーじミーツガール】「テスラノート」「デリシャスパーティ・プリキュア」「天官賜福」「天才王子の赤字国家再生術」「転スラ日記」「転生したらスライムだった件(第2期)」「東京24区」「東京リベンジャーズ」「闘神機ジーズフレーム」「ドールズフロントライン」「トライブナイン」「ドラゴン、家を買う」「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」「トロピカル〜ジュ!プリキュア」「NIGHT HEAD 2041」「七つの大罪 憤怒の審判」「ニンジャラ」「NOMAD メガロボクス2」「バクテン!!」「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」「バック・アロウ」「バトルアスリーテス第運動会 ReSTART!」「薔薇王の葬列」【Bang Dream! ガルパ☆ピコひーばー!】「範馬刃牙」「半妖の夜叉姫(第2期)」「ピーチボーイリバーサイド」「ひぐらしのなく頃に卒」「ひぐらしのなく頃に業」「髭を剃る。そして女子高生を拾う」「美少年探偵団」「100万の命の上に俺は立っている2」「ビルディバイド-#000000-」「異世界美少女受肉おじさんと」「Fairy蘭丸〜あなたの心お助けします〜」「フットサルボーイズ!!!!!!」「不滅のあなたへ」「プラオレ! Pride of Orange」「プラチナエンド」「ぶらどらぶ」「プリンセスコネクト! Re:Dive Season2」「フルーツバスケット The Final Season」「ブルーピリオド」「BLUE REFLECTION RAY/零」「平穏世代の韋駄天達」「平家物語」「ぼくたちのリメイク」「僕のヒーローアカデミア(第5期)」【舞妓さんちのまかないさん】「MARS RED」「魔入りました!入間くん2」「マギアレコード 2nd SEASON-覚醒前夜-」「マジカパーティ」「ましろのおと」「魔法科高校の優等生」「マブラヴオルタネイティブ」「見える子ちゃん」「ミュークルドリーミーみっくす!」「無職転生〜異世界行ったら本気だす〜(第2期)」「MUTEKING THE Dancing HERO」「迷宮ブラックカンパニー」「メガトン級ムサシ」「女神寮の寮母くん。」「やくならマグカップも」「やくならマグカップも 二番窯」「結城友奈は勇者である-大満開の章-」【ゆゆゆちゅるっと】「妖怪ウォッチ♪」「ラブライブ!スーパースター!!」「リアデイルの大地にて」「リーマンズクラブ」「RE-MAIN」「ルパン三世 PART6


 
 
○今期視聴した劇場アニメ作品(視聴順)
BanG Dream! Episode of RoseliaⅠ:約束」「BanG Dream! Episode of RoseliaⅡ:Song I am」「劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト」「映画大好きポンポさん」「サイダーのように言葉が湧き上がる」「BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage」「岬のマヨイガ」「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章」「アイの歌声を聴かせて」「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」「フラ・フラダンス」「ARIA The BENEDIZIONE」「BanG Dream! ぽっぴん’ どりーむ!」「地球外少年少女 前編〜地球外からの使者〜」「地球外少年少女 後編〜はじまりの物語〜」「鹿の王 ユナと約束の旅」「呪術廻戦0」「グッバイ、ドン・グリーズ!」「ブルーサーマル」
 
 



 
<タイトル部門>
技術賞
‘10「デュラララ!」 ’11「輪るピングドラム」 ‘12「さんかれあ」 ‘13「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」 ‘14「ピンポン The ANIMATION」 ‘15「ブブキ・ブランキ」 ‘163月のライオン」 ‘17「正解するカド」 ‘18「はねバド!」 ‘19「映像研には手を出すな!」 ‘20GREAT PRETENDER
 ‘21「明日ちゃんのセーラー服」
 卓越した技術を評する賞。毎度のことながら「技術」の定義は曖昧模糊で、純正のCGなどの作画ツールを評している場合もあれば、監督・演出家のコンテワークなどを評している場合もある。過去の履歴を見るとツール的な意味合いが最近減ってきてる気がするのは、割といろんなスタジオでクオリティが肩を並べ始めているからかもしれない。
 「純粋なツール的な側面」でいうならば、相変わらずサンジゲンのCG技術が安定していることを示す「D_CIDE TRAUMEREI」あたりはわかりやすいだろう。すっかりバンドリで慣れきってしまったってのもあるかもしれないが、最近じゃ「CGだから固くて受け付けない」なんてことも減ってきましたよ(まぁ、まだまだあるんだけど)。他にも画面のシャープな見栄えで勝負できた作品としては「takt op. Destiny」、そしてみなさんご存知のufotable鬼滅の刃 遊郭編」、サイゲームが送り出す「プリンセスコネクト! Re:Dive Season」などは本当に力技の「技術」の結晶である。
 多少見た目が変わるが「王様ランキング」で見せた手堅い「画作り」の力も実は代えのきかない技術と言える。「無職転生」などもそうだが、「手描きとCG、古臭さと新しさの融合」みたいな部分を探り続ける作劇は、日本のアニメでしかなし得ないものがあるので今後も期待したいところだ。
 転じて、いわゆる人手と金の力とはちょっと違う視点から見ていくと、やたら印象に残ったのは「スーパーカブ」における見せ方のこだわり。「バイクもののアニメ」なんてバイクを格好良く走らせてナンボだと思いがちだが、カブという機体の存在意義をしっかりと理解し、フィックスを増やした中でただカブがエンジンをふかす情景を見せるという展開はかなり斬新。同様の存在感は「MARS RED」でも目を引くものがあり、「舞台」から降りてきたアニメ作品にそのまま舞台的エッセンスを盛り込んで存在感を増す技法は非常に興味深かった。原作からのテイストを持ち込むという意味では「古見さんはコミュ症です。」も面白い。漫画の吹き出しや書き文字を有効利用して静かな中にも変化と躍動感をもたらす演出は「これが正解だな」とバシッとハマる爽快感があった。
 こうして様々なクリエイターが飽くなき創意工夫を続けてくれるからこそ日本のアニメは力を持ち続けているわけだが、ここ最近、そんな中でも奇妙な存在感を見せつけているのがCloverWorksではなかろうか。もともと質の高い映像を作れるスタジオではあったのだが、昨年度の「ワンダーエッグプライオリティ」の一件などもあり、どうにも大きな結果を残しにくい星の下に生まれたスタジオの印象があった。しかし、今年になって「シャドーハウス」でしっかりと存在感を見せ、直近では「その着せ替え人形は恋をする」でもどっしりとした作画ベースの作品作りで結果を残した。
 そして、そんなCloverWorksが全ての作画力を注ぎ、絵の「見栄え」に特化させた作品が、「明日ちゃんのセーラー服」であった。原作のクセの強い絵を見事にリファインさせた1枚絵での映像美をそのまま動画に持ち込み、キラキラした中学生の青春模様をこれでもかと飾り立てる。本当に細かいところにまで心が行き届いており、一瞬一瞬のきらめきを1粒も描き漏らすまいとするその姿勢は執念すら感じるほどだ。アニメといえば動画だし、動きの格好良さが評価されがちではあるが、動きに加えて常に画面を1枚切り取って見せつけるような、そんな贅沢な広がりも価値のある作り込みだと思うのだ。
 
 
 
努力賞 
 ‘10「世紀末オカルト学院」 ’11「ブラック★ロックシューター」 ‘12TARI TARI」 ‘13「聖闘士星矢Ω」 ‘14「ばらかもん」 ‘15「デュラララ!×2」 ‘16「魔法少女育成計画」 ‘17「魔法使いの嫁」 ‘18「プラネット・ウィズ」 ‘19「キャロル&チューズデイ」 ‘20「とある科学の超電磁砲T」
‘20「やくならマグカップも 二番窯」
 「頑張ったよね!」を評する部門。何も分からない。まぁ、「どうしてもこの作品のタイトルは挙げたいんだけど、他の部門で選びにくい」っていうタイトルを1つ救済する部門だと思えばよろし。過去のラインナップも、実に統一感が無い。
 最近の傾向として「原作ありのアニメって、楽しんでも原作との比較が中心でなかなかアニメ単体で評価されにくいよね」っていう流れから原作ありのアニメに言及することが多くなっている部門でもある。例えば今年でいえば何と言っても「フルーツバスケット The Final Season」。良きアニメ化だったのは間違い無いのだが、どこか突出した点を持ち上げるのが難しいのが歯がゆい。同様の「面白かったなぁ」というシンプルな満足感は「魔入りました!入間くん2」にも言えるだろうか。じっくりゆっくり育ててくれているコンテンツは持続力自体が魅力といえるからなぁ。一応同じ枠で「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」も入れといてください。
 原作は知らなかったが満足度が高かった作品を拾っていくと、例えば「灼熱カバディ」なんかは嬉しい誤算だった一本。カバディ知らんし、野郎だらけのむさ苦しいスポ根でどれだけ楽しめるかと思ってたら、あれよあれよとヒートアップしていく展開に翻弄されっぱなし。盛り上がりの周到さでいえば「不滅のあなたへ」もみごとな大河ドラマを描ききった佳作。こうしてみるとやっぱりNHKアニメが強い。「ヴァニタスの手記」や「大正オトメ御伽噺」あたりも、原作は知らなかったが感心した作品群。電書のおかげで以前より手軽に原作に触れられるようになっているので、是非ともこの辺りは原作もチェックしてみたいと思わせる仕上がりだった。
 原作を知らないという意味では数多溢れるなろう系作品は全部そうなるわけだが、そんな中でも「最果てのパラディン」あたりは知らないなりに楽しませてもらった方だろうか。思い返せば「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」あたりも悪くないラインだったと思うのだが、ことにこの記事に上げる際には「正式タイトルがなげぇ……」というのが妙なネックに(以下、適宜略せるところは略していきたい)。
 アニメオリジナルでこの部門に入りそうなタイトルを探してみると、例えば「逆転世界ノ電池少女」なんかはいわく言いがたいが嫌いじゃなかった作品。こういうのが大量に生まれては消えていったのが10年代アニメの全盛期だった気がするのだが、最近はこういうタイプの冒険は減った気がする。オリジナルでの伝統芸でいえば「白い砂のアクアトープ」に見られるP.A.的作品作りも忘れてはならない。P.A.作品が手放しでランクインしてた時代を振り返ると少し寂しくはあるのだが、きちんと評価の俎上に上がっているだけでも良しとすべきか。伝統芸という意味では「ゾンビランドサガリベンジ」や「NOMAD メガロボクス2」なんかも、期待と予想を裏切らなかった作品。人が集められるコンテンツは、是非とも末長く頑張ってもらいたいもんである。あと、「努力」という言葉で一番評したい作品に「シキザクラ」ってのがあるんだが……これを評するのはちょっと趣旨からずれるか……。
 というわけでアニメに携わる人たちはみんな努力してくれている。そんな中で一際私の心を惹きつけたタイトルとして、今年度の頑張り賞には「やくならマグカップも 二番窯」を選出しよう。まぁ、1期も2期も今年度の作品なのでシリーズとしてまとめての扱いでもいいのだが、作品の方向性が固まり、キャラの魅力が存分に発揮された2期目の方が総合的に評価が高い。どこかユルいローコストな作画に惑わされがちだが、その中で描かれる女子高生の成長物語の内実は真に迫ったものであり、「焼き物」という馴染みの薄い文化を題材に、ご当地アニメとしての作り込みも念が入っていた。噛めば噛むほど味が出るタイプのこういう作品を見落とさずにきちんと拾える。そういうものに、私はなりたい。
 
 
 
ファンタジー賞 
’10「あにゃまる探偵キルミンずぅ」 ‘11「うさぎドロップ」 ’12Fate/Zero」 ‘13「翠星のガルガンティア」 ’14「ログ・ホライズン2」 ‘15GO! プリンセスプリキュア」 ‘16「フリップフラッパーズ」 ‘17「少女終末旅行」 ‘18「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」 ‘19「ドロヘドロ」 ‘20「モンスター娘のお医者さん」
‘21「シャドーハウス」
 何となくふぁんたじっくな作品を評する部門。毎度のことながら選出基準ふわっふわで草ァ。
 ここ最近難しくなっているのは、いわゆるなろう系ワールドがファンタジーの典型なのかどうかという部分で、確かにあれはハイファンタジーやらローファンタジーやらと名付けて議論される世界なのだが、もう「なろう世界」と言ってしまった方が良いのでどうにも「ファンタジー」ということに抵抗がある。それなら何をもってファンタジーやねん、と言われたら難しいのだが……どうせなら「ファンタジー世界であること」をがっつりネタに絡ませてくれる作品の方がありがたいのである。
 そうするとメタ系の作品ってのが持ち上がることになり、わかりやすいところでは「迷宮ブラックカンパニー」あたりはファンタジー世界のあれこれをブラック企業になぞらえて扱った部分が尖った作品。似たようなデザインで「怪人開発部の黒井津さん」もあるんだけど、あれはファンタジーではないかな……。「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」もファンタジー世界をファンタジーとして甘んじて受け入れずにいじり倒した一作。まぁ、明確に「ゲームですよ」と言っているものをファンタジー認定するのもどうかと思うが……「実際に現代人がファンタジー的世界に降り立ったら生きていけるのか」みたいな目線での作品作りは面白かったんじゃなかろうか。
 より強烈な世界の作り方でいえば「平穏世代の韋駄天達」の世界観もインパクトが強かった。現代社会ともどこか違う不可解な世界に韋駄天達が絡む「神と人のバトル」の落ち着かない設定は特異で目を引く。これがより現代社会に寄せたデザインになれば「プラチナエンド」になる……わけではないか。現代文化とifの融合というなら、地味ではあるが「月とライカと吸血鬼」の世界あたりが良いバランスだったのかもしれない。東西冷戦下の宇宙開発という「現実」にしれっと紛れ込んだ「吸血鬼」というエッセンス。これだけでもドラマは芳醇になる。吸血鬼ものをファンタジーというなら、やはり強烈なのは「ヴァニタスの手記」。今年度は本当に色んな吸血鬼に楽しませてもらったな。
 世界構築のキツさでいえば「錆喰いビスコ」が強烈。「現代社会+α」という路線は上述の作品に近いといえば近いのだが、少し方向性を変えるだけで、かなりイメージが変わってこちらはハードSFにも近い雰囲気を漂わせている。こうしてちょっとの工夫で世界が変わるというのは「takt op. Destiny」あたりでも確認できる構図だろうか。近代アメリカンなロードームービーに程よく混ぜ込まれた萌えソシャゲのエッセンス。色々とためになる作品作りだ。
 いわゆる王道「ファンタジー」でおとぎ話の世界をイメージさせる路線で行けば「死神坊ちゃんと黒メイド」の世界も良かった。「魔女」という要素から紡がれていくラブロマンスは古くさくもあり、斬新でもあり。世界の掘り下げを徹底して行ったファンタジーには「王様ランキング」もある。「説明しなくても分かる要素」が王道ファンタジーの武器ではあるのだから、それをいかにして自分流にアレンジできるかが創造力というものだろう。
 そうして考えると、今期一番突出していたクリエイティビティを見せたファンタジー世界は「シャドーハウス」だったんじゃないかと思うわけだ。ファンタジー「世界」というには狭すぎる舞台だが、そこに用意されたエッセンスの1つ1つがいちいちクリティカルで、全ての設定が世界構築につながっていく。ファンタジーの皮をかぶったミステリやサスペンスの要素も切れ味鋭く、視聴者側が世界を「読み解く」楽しさを存分に与えてくれている。見たことないものを「見せられる」のがアニメの強みなのであるから、こうして前代未聞の世界が広がっていく様を体感できるのが、ファンタジー作品の一番の楽しみといえるんじゃなかろうか。
 
 
 
演技賞 
’10「屍鬼」 ‘11「C3 シーキューブ」 ’12「夏雪ランデブー」 ‘13「戦姫絶唱シンフォギアG」 ’14selector spread WIXOSS」 ‘15「六花の勇者」 ‘16「クズの本懐」 ‘17「メイドインアビス」 ‘18「ハッピーシュガーライフ」 ‘19「荒ぶる季節の乙女どもよ。」 ‘20BEASTARS(第2期)」
‘21「かげきしょうじょ!!
 主にキャストの頑張りを評したり、作中でのキャラの見せ方を評する部門。毎年好きな声優をあげてるだけやんけ、という気もするが、微妙に声優部門とはニュアンスが違う。きっと違う。
 今年も様々なアニメについて中の人ネタを中心とした視座を崩さずに見てきたが、声優さんは頑張ってくれていますよ。まずは「全体的にキャストのカロリーが高い」部門。毎回あげている気がするが、やはり「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」はあげておくべきだろう。これだけキャスティングが気になる作品もなかなか無いし、キャラに思い入れがある分、そこに声が当たったときの感慨もひとしお。ただでさえ難しい荒木節を、よくもまぁ毎回全力で演じてくれるものだ。同じくジャンプ漫画からは「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」も取り上げるべきじゃなかろうか。「旧作の方が合っていた」みたいな意見というのは絶対に目にするものだが、旧作を知らん人間からしたら今のキャストこそがリアルである。そして、結構各所でいい仕事が見られた気がするんだよね。ポップ、ハドラーあたりのイメージ、きちんと塗り替えられたんじゃなかろうか。
 声がついたことでだいぶ印象がクリアになった作品でいえば「舞妓さんちのまかないさん」がある。最初に「キヨちゃんが花澤ボイスは濫用ではないかえ?」と不安になったものだが、そこを着地させられるからこその花澤香菜。M・A・Oネキとのコンビネーションも完璧である。独特の世界観を訥々と漏らすようなドラマ展開で見せてくれた怪作には「SSSS.DYNAZENON」がある。なんともシュールな世界観に合わせる台詞のテンションって実はかなり難しかったと思うのだが、おそらく音響監督からのサジェストがよかったのだろう。どのキャラクターも綺麗にはまっていた。奇怪な世界観といえば忘れられない強烈なインパクトを残したのは「ぶらどらぶ」。まぁ、ここまでくると演技とかじゃなくて完全にキャストの悪ふざけって気もするが……(どっちかというと監督の悪ふざけだろ)。
 力強いインパクトを残した作品としては「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」も忘れてはならない。ほんと、掛け合いと勢いで走りきった作品みたいなとこあるからね……。もっと素直な意味でストレートにキャストの技量が問われた重厚なドラマが見たいなら「不滅のあなたへ」が一番ではなかろうか。どこまでも重くのしかかる命の物語。若手の川島零士くんがとても頑張ってくれました。
 とにかくカロリーの高いキャスト陣が大挙する中の人アニメとしては、やはり筆頭は「吸血鬼すぐ死ぬ」。こんなバカみたいなところで、こんな贅沢に使いつぶしちゃっていいの!? という全力馬鹿の無駄遣いキャスティング。いいぞもっとやれの極致。そして同じくらいにどぎついキャスティングでゴリゴリに心情劇を紡いだのが「平家物語」。やはり「語り」の文化をアニメ化するのだから、それを受け止められるだけのキャスト陣が揃ってこそである。キャストの堅実さでいえば「フルーツバスケット The Final Season」の名前をここであげるのは邪道だろうか。でも、やっぱり1作目を見てきたファンとしては、新作がこれだけの形で「もう1つのフルバ」を成立させてくれたことは感謝しかないのでね。
 様々な作品が「演じること」についての真摯な姿勢を見せてくれた中で、「演じることを演じる」という二重構造に本気で挑んでくれた作品、「かげきしょうじょ!!」を今年のベスト1に推挙したい。舞台を夢見る少女たちの11人に重くのしかかるプレッシャー、自分が舞台の上でどのように生き様を見せるかを悩み抜いたその結論。アニメの中にあるドラマには違いないが、それが演じている役者たちにも滲み出しそうな、逃げの効かない真っ向勝負だ。当然その屋台骨を支えたのはさらさ役・千本木彩花と愛役の花守ゆみりではあるが、杉本さん・星野さんの背後にあるドラマに裏打ちされた人間性、山田役に歌うことの意味を問い続ける佐々木李子を配するキャスティング、そしてアニメでは描かれなかったが、野島聖という怪物を受け持った花澤香菜。皆みごとに120%の力を見せてくれた。是非ともこの続きもアニメで……と思うのだが、なかなか原作がなぁ……。
 
 
 
ユーモア賞 
’10「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」 ‘11gdgd妖精s」 ’12「しろくまカフェ」 ‘13「マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜」 ’14「スペース☆ダンディ(シーズン2)」 ‘15「てさぐれ!部活ものすぴんおふプルプルんシャルムと遊ぼう」 ‘16「ヘボット!」 ‘17「ゲーマーズ!」 ‘18DOUBLE DECKER ダグ&キリル」 ‘19「女子高生の無駄づかい」 ‘20SK-エスケーエイト-
‘21「異世界美少女受肉おじさんと」
 他部門とは一線を画す、愉快な作品をお届けすることのみを考えるユーモア賞。ギャグ作品ってのは一点特化型が多いので、やはりこの部門がないと始まらない。今年のネタはどんなもんだろうか。
 いきなりで申し訳ないがギャグなのかどうかももうよく分からない異次元に突入してしまった怪作といえば「ぶらどらぶ」。正直私も途中で振り落とされてしまった感があるのでどこをどう評価したらいいのかもよく分からなくなってしまったが、現代アニメにあるまじきデカダンスな作品だったの間違いなかろう。きちんとその道のプロに改めて評価してもらいたい問題作だ。問題作ばかりを一気にあげつらうと、「Fairy蘭丸〜あなたの心お助けします」も、ある意味で忘れられない作品となった。何事も極めてみないと見えてこない景色はあるのだろう。まぁ、この作品をむしろ目を思い切り潰す方向に進んでたようか気もするのだが、「なんやこれ」が駆け巡るあの視聴時の感覚は他では味わえない特産品である。
 正統派のギャグってなんだろう、と考えるのはあまり建設的な話でもない気がするが、今期の作品でいえば例えば「古見さんは、コミュ症です。」あたりはギャグとしての性質もフル回転していた良作と言えるだろう。青春ドラマのテンポの刻み方とネタ部分の刻み方でいい具合に変化を作り、笑いとラブへの配分が綺麗に収まっていたのが印象的。より純正のギャグ漫画で大ヒットを飛ばしちゃったのは「吸血鬼すぐ死ぬ」。原作ファンだったので贔屓目も出ちゃった可能性はあるが、「このギャグはこのアニメだ」という狙い通りの着地点に収まってくれたのがとても気持ちいい。よりカオスを極める2期が今から楽しみである。ちなみに秋田書店つながりで強引に結びつけるなら「範馬刃牙」もやっぱり改めてちゃんと観て笑ってしまう作品なのは間違いない。原作連載時によくこんなもんを受け止められてたな、とは思う(いや、当時も受け止められてなかったぞ)。
 シンプルなギャグを狙うなら子供向けの作品にも注目したいところ。今年はあえてなるべく名前を出さないようには心がけているが、あえてこの部門で「ミュークルドリーミーみっくす!」には触れておこう。このギャグ(?)をお子さんたちはきちんと受け止められているのだろうか。2年間のドリーミー世界を享受した幼気な子供達が将来どんな大人に育つのか、今からたいそう心配である。情操教育にいいアニメってんだったら「ぐんまちゃん」が……いやごめん、あれもたいがい問題作だわ。ダメだ、お子さんにはアニメなんか見せちゃいけませんよ。あ、「トロピカル〜ジュ!プリキュア」だったらお子さんにも安心してお召し上がりいただけるギャグがたくさん提供されてましたよ。まぁ、その全てが大丈夫だという保証はしませんけどね。
 昨今のアニメ事情全般の傾向は当然ギャグ作品にも影響を与えており、ここで「なろう系異世界ギャグ」に絞ってもそれなりの数が揃っている。ユルい方向で流行りのスローライフを狙った作品なら「チート薬師のスローライフ」。異世界も薬も一瞬でどうでもよくなり「キテレツ大百科じゃねぇか」という感想になるのはお約束だが、まぁ、それだけ盤石のフォーマットだったのは事実なわけで。別方向でギャグも忘れずに盛り込んだなろうワールドなら「天才王子の赤字国家再生術」。こちらは明確にギャグを売りにしているわけではないが、普段なら目を背けたくなるような典型的ヤレヤレ属性も、主人公の身の不幸という形で笑いに転じる方向性は案外正しかった作品なんじゃなかろうか。
 そうして異世界でのギャグのフォーマットも出揃ってきたところで満を辞して繰り出されたのが、「異世界美少女受肉おじさんと」というわけだ。こちらのいじり方も「異世界ギャグ」の基本を踏襲しながら、それだけでは収まらない倒錯ファ美肉ギャグがしっかりと独自の芸風として成立している。「異世界を一歩引いた視点から冷笑的に見る」ってのは痛々しさにつながる可能性が高いばかりの設定だと思っていたが、そこから一捻り加えることで息もつかせぬ怒涛のギャグラッシュにつながるというのは目からウロコだった。アニメにした際のコマの割り振りといった演出面でのクオリティも高く、「こういう異世界も悪くないんじゃねーの?!」と思わせる説得力のある作品になった。まぁ、業界全体でなんでここまで異世界にこだわり続けるのかはよく分からんが。
 
 
 
アイディア賞 
’10「魔法少女まどか☆マギカ」 ‘11TIGER&BUNNY」 ’12「戦国コレクション」 ’13「ガンダムビルドファイターズ」 ’14SHIROBAKO」 ‘15「おそ松さん」 ‘16「ユーリ!!! on ICE」 ‘17「アクションヒロインチアフルーツ」 ‘18「ゾンビランドサガ」 ‘19「ダンベル何キロ持てる?」 ‘20「デカダンス」
‘21Sonny Boy
 そのアイディア、いいね! を評する賞。部門別の中では比較的意味がわかるような気もするが、改めて履歴を見るとやっぱりわかりにくいのは間違いないだろう。まぁ、アニメがワンアイディアで成り立つなんてことはないからね(存在全否定された部門)。
 今年度、見終わった後で最終的に「あ〜、なるほど」と思った作品としては例えば「takt op. Destiny」がある。ソシャゲアニメだと思ってあんまり期待してなかったところへ「ソシャゲの前日譚だよ〜」という設定だけでもそれなりに気が利いていたが、最終的にメインヒロインの運命がどのような遍歴を辿ったのかが明かされて「そういうことか!」という気づきがあるというのは次への一歩としてはなかなか刺激的な内容。これがあったおかげでソシャゲに手をつけてみたくなった視聴者も多いんじゃなかろうか。年度またぎだがその内容をいかに刺激的なものにするかで頑張っていたのは「ひぐらしのなく頃に卒」。10年以上の時を経て蘇った「掘り返し」作品に意味を持たせる「現代のひぐらし像」があまりにも突飛なものだったせいで匙を投げたファンも少なからずいたようだが、私なんかは「まぁ、元からトンチキな作品だしなぁ」というので新たな世界線も楽しんでしまった勢。「原作レイプ」になるか「斬新な改変」になるかってのは紙一重よね。
 旧作からのリビルドという意味では、過去にこの賞を受賞したことがあるところで「ゾンビランドサガリベンジ」も頑張っていた。1期の頃から切望されていたゆうぎり回を堂々の2話構成で展開したり、どういじっても地雷になりそうなたえちゃん回をトリッキーな構成にして乗り越えてみたり。続編ならではの面白みを出しつつ、1期目での良さも消さない名采配。2期かくあるべし。続き物のデザインという話なら「結城友奈は勇者である-大満開の章-」も思い切った構成。熱心なファンでも「知ってる話を焼き直ししただけやん」という意見と「もう一回別視点からあのお話が見られるのか!」という意見が出ていて物議を醸した。私は圧倒的に肯定派だったが、実際に高品質なアニメーションで焼き直ししてもらえるなら、作品が好きな人にとっては何であれ嬉しい気はするんだけどね。
 見せ方の妙でいえば色々頑張っていたのは「見える子ちゃん」。どうしたってすぐにマンネリ化しそうな出落ち感の強い作品だったが、それでもアニメならではのギミックを色々と盛り込んでしっかりと飽きさせないように変化を与えていた。謎のコラボでついでにスポンサー料も稼いでたんじゃないかという気がするのは「怪人開発部の黒井津さん」。敵組織アニメだからヒーローを引っ張ってくるというのはまぁありうる発想だが、毎回別々のご当地ヒーローを引っ張ってきてに「アニメ化」を実現させるとは思わなんだ。この機会にアニメデビューしたヒーローもかなりの数がいたことだろう。これがWin & Winの関係になっていることを願っている。
 アニメ自体のコンセプトで新鮮味があった作品でいえば、例えば「リーマンズクラブ」がある。内容自体はぶっちゃけベタではあるのだが、それでも「企業もののお仕事アニメ」というジャンルとスポーツを組み合わせた構造はありそうでなかった形。正直何かマリアージュがある組み合わせかってぇとそうでもないのだが、一応「一粒で2度美味しい」みたいな感覚じゃなかろうか。設定の妙からぐっとサスペンス調の緊張感あるシナリオを引き出したのは「時光代理人」。なんだかんだで新鮮な展開が多かったのは、おそらく日中の文化差からくる違和感だけが理由ではなかったと思う。きっと中国にもシュタゲファンとかはそれなりにいるだろうし、そういう傾向のクリエイターが育ってくれば、日本人でも馴染みやすいサイコサスペンスとかも作ってくれそうである。
 そうしてシナリオギミックを色々と考えて、前例のない捻りをどこかで加えるかというのがライターの腕の見せ所なのだろうが……捻って捻ってひねりまくって、そのままどこかへ羽ばたいていった怪作が「Sonny Boy」ということになる。多分「なんかSFをやりましょう」だけじゃこんな作品にはならないだろうし、「漂流教室がやりたいんですが」でもこの展開は無いだろう。発想の起点がどこで、何を広げた結果出来上がった作品なのか全く分からない。ただ分かるのは「何となく面白かった」という事実のみ。こういうどこかカッ飛んだアイディアを叩きつけられると、人間は驚いたり喜んだりする前に恐怖を感じてしまうものだ。あたしゃ今作を見てる間はどこか空恐ろしいものを感じていたよ。常人が思いつく世界だったのかどうか……今となっては、もう誰にもわかりません。
 
 
 
 
 
 
 
 
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