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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」 5→5

 ローストレスなろう。どっかの寸評で「現代版水戸黄門」って書かれてて「あー、確かに」ってちょっと納得。お風呂に入るのはお色気女優ではなくて巨乳ダークエルフのお仕事になります。

 なろう作品の中ではかなりストレスが低減されている部分は評価すべきだろう。ストレスが減った最大の要因は主人公・アークの精神性の置き方で、それこそ水戸黄門における御老公のごとく、適当に旅をして悪人に出会ったら懲らしめる、それだけの生き方である。彼の自発的な意志が最も感じられるのは食欲に言及した部分だけで、美味しいご飯を食べて、あとは悪いことさえしなければ他人の幸せが自分の幸せ。イキるでもサゲるでもなく、ただ目の前の悪人を懲罰することだけでのために動いている。なろう主人公にお約束の性欲部分すらほぼカットされており、隣に巨乳エルフをはべらせているのにそこに大して言及することもない。自身が骸骨になっちゃったせいで他者とスキンシップを取ることもままならないため、最大の癒しは巨乳じゃなくて狐マスコットの方である。まぁ、ポンタ可愛いのは事実だからね。「女の子に手は出しません、ご飯が美味しいです、YouTubeで癒し系の動物動画見てればそれでいいのです」って、なんか我々インキャの生活スタイルそのもののような気がして……勧善懲悪のスカッとアニメのはずなのに、どこか薄寒いものを感じてしまうのは……私が病んでるんでしょうかね?

 まぁ、最終的には「毒にも薬にもならぬ」というのが一番分かりやすい評価で、イラッとしないのは良いが、だからと言って面白いかと言われたらそうでもない。まー、毎週水戸黄門を観るじいちゃんばあちゃんだって水戸黄門のシナリオが面白いと思って観てるわけじゃねぇだろうからな。サザエさんやちびまる子ちゃんと同じくらいのモチベーションで、「今日もポンタはかわいいなぁ」くらいの見守り方をするのが正しい接し方なんじゃなかろうか。

 一応、映像部分の品質が良かったのでその分だけでも加点要素にしようかと思ったのだが……あんまし続けて観たいと思うようなタイトルじゃなかったからなぁ。オープニングとかエンディングが面白かったんで、そこを評して無難にまとめておきます。

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