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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やっぱり綺麗な作品だなぁ、第2話。1話目で確立させたアートワークはおそらく今作を最後まで覆い尽くすものだろう。ってことは本当に「夜」から出る気がない作品なんだろうか。アニメとしてはかなりチャレンジングなことになりそうなんだけども。

 「1話目はメインほぼ2人しか出てこなかったし、こっからどういう風に話を広げていくのかが全く見えねぇな」と思っていたのだが、なんと、2話目では……ほとんど広がらなかった。恐ろしいことに、未だ延々と2人のだべりが続き、恋にも至らぬ、下手したら友情にすら至らぬ「恋人未満、友達未満」の関係性が綴られていくのみ。これもまたチャレンジングといえばチャレンジングである。2人のコミュ障が繋いでいく、どこかズレてるけど微笑ましさもエロさもある不思議な距離感・温度感の会話劇。よくもこんなもんをアニメ化しようと思ったもんだし、なんならよくもまぁ漫画にしようと思ったもんだ。スタート地点が「ヒット曲のイメージ」ってのが全く想像できないんだよな。これのエンディングで流れてるのがくだんの「元ネタ」のはずなのだが、曲の雰囲気とか歌詞からこの漫画が生み出されるとはとても思えない。どういう発想の飛ばし方でこんなニッチでファンキーな作品になったんだろう。

 吸血鬼というモチーフを扱う上でインモラルな要素ってのは避けて通れないと思うのだが、今作における「エロ」のバランスもなんだか際どいような、そうでもないようなところを攻めていて、逆に「痒いところに手が届いてない」感じがイタ気持ちいいみたいな感覚がある。まぐわいにも至らないのは「友達未満」なのだから当然だが、何故か面と向かってのボケ・ツッコミが普通にできる関係性で、空間を飛び越えてあえてトランシーバーでつながる秘密めいたつながり。どうも「夜ふかし」にしろ「トランシーバー」にしろ、今作で扱っているモチーフは「子供の頃に感じた不思議なワクワク」みたいなものをそっと刺激してくれる感覚があるのよね。何が楽しいのかがうまいこと説明できないけど、他じゃ味わえない珍味を出してくれる、そんな変なお店である。

 そして、2人の世界にはもう誰も入ってこないのかと思っていたら、最後に打ち込まれたキャラがまさかの花守ゆみりキャラという。こいつぁ刺激がとまらねぇぜ。

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