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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Cパートに癒されるぅ、第11話。今回もシリアス一辺倒でなかなかに重たいお話だったんですが、本当にじっくりゆっくり進むのでその展開にツッコミを入れるのも野暮な気もするし……。

 「RPGで起こりそうな事件を1話で1個ずつ処理していく」みたいな展開。まぁ、前回の料理対決みたいにトンチキなミッションばかりでも途方に暮れてしまうが、今回は「闇に囚われた謎の騎士との対決」という非常にシンプルなもので、対戦相手のヘルクが「物理で殴る」以外の選択肢がないゴリゴリのファイター気質なもんで、基本的に画面で展開されるバトルも直接的な殴る蹴るだけ。ヴァミリオが介入してもせいぜい炎魔法が加わるくらいで割と地味なバトルになってしまうのが難点。一応、闇の騎士の瞬間移動の演出とか、どことなく漂っている不気味さみたいなものにはこだわりの演出もあったのだが……まぁ、あそこはガチバトルを執拗に描いておかないとピウイの登場がブレイクスルーになった感じが出ないからしょうがないかなぁ。ちなみにピウイの歌声は、確かスピンオフコミックの方では「神のごときもの」と評されていたのだが、アニメでの歌声は……ピウイだ。まぁ、これはこれで。

 というわけでワンバトルだけで終わってしまったわけだが、今回闇に囚われちゃった可哀想な騎士との交流を通じて、またヘルクにまつわるあれこれが匂わされたようである。騎士の人は「あんたも」と気がついていたのだが、やはりヘルクを取り巻く「何か」にも闇は関わっているということだろう。思い返してみればヘルクは人間の中でも貴重な、早期で覚醒して完成に至った勇者である。ヘルク自身が頑強すぎるせいで忘れがちだが、この「勇者」という存在は人間の王に支配され、半ば洗脳されたような状態で絶望的な戦争に挑んでいる連中と同じ肩書き。ヘルクだって、どこかで道を踏み外したら背中に羽が生えて魔族討伐に繰り出していたかもしれないのだ。まぁ、彼の帝国への転身までの成り行きを聞けば、彼がそう簡単に天使軍団と同じような状態にならないだろうことも想像は出来るが……魔女さんが「警戒しろ」と言っていたこと、そして今回「仲間を襲撃された」ことで激昂し我を失ったこと。どちらもヘルクの闇堕ちを示唆する不安要素。そこに騎士さんが「あんたもか」と言ってるのだから、どこかで心の準備は必要なのではなかろうか。

 ただ、騎士さんはそこまで承知の上で「ちょっと呪われてる」剣をプレゼントしてるんだよな……なかなか世の中に「ちょっとだけ」呪われてるものなんてないだろうが……ヘルクくらいの強さがあれば呪いなど気にせずに操れるという判断なのだろうか。今後、ヘルクがどのくらい剣を使った戦いを展開するのかは気になるところだが……パンチだけでまだまだいけそうなんだよなぁ……。

 ヘルクには羽が生えてませんが、ピウイは飛べるみたいです。なんで頑なに鳥であることを否定するんだろう……。

 

 

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