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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになっていた」 5

 クソみたいななろう構文のタイトルだが、短くまとめれば「うちの子おりこう」である。ほんと、この文法さえやめていただければ幾らかでもイメージアップに繋がるものを……。

 というわけで、タイトルは相変わらずだが内容としてはあまり嫌悪感が湧かないため、なろうにしては無難な滑り出し。かつては「娘のためなら魔王も倒せるかも」とか言ってたなろう作品もあったが、こちらの作品はそんな愛娘の方がチート級に強くなっちゃった父娘のお話である。「チート級」という言葉は使ったが、1話目時点で今作に出てくるなろう的というかゲーム的要素はせいぜい「Sランク」という言葉くらい。ステータスオープンもなければ鑑定スキルも発動せず、多分何かあるだろう娘の出生についても、今のところ転生者の気配はない。つまり、父娘のちょっと行き過ぎた愛情を中心にはおいているが、やってることは至って普通の(?)ファンタジー作品である。もちろん娘の強さの理由がわからないと本当の意味ですっきりは出来ないだろうが、考えてみりゃ悟空の強さの理由(サイヤ人であること)が判明したのってコミックで何巻目だよ、って話。別に理由などわからずとも、娘さんが頼れる仲間たちと冒険を繰り広げたり、愛する父親にいい格好を見せようと奮戦したりする作品なら、それを面白がるのに理由はいるまい。

 制作は「彼女が公爵邸に行った理由」を担当した颱風グラフィックスというよく分からないスタジオだが、キャラ動画はさておき、背景描写なんかは「公爵邸」の時と同様にちょっとスケッチっぽい淡い絵柄がいい具合に雰囲気を出しており、キャラのデザイン自体も悪いもんじゃない。娘さんがもう一段階可愛かったら言うことなしだったのだが、あんまり阿漕すぎるデザインにしても「最強Sランク冒険者」という設定に齟齬が出ちゃうだろうし、無難な仕上がりと言えるんじゃなかろうか。総監督にクレジットされてるのはもりたけしなのだが、彼が監督ポジになってるのは随分久しぶりに見た気がするな。シナリオラインで今後気になるのは「このまま延々娘さんが父親に合わない状態が続いたら流石に飽きるだろうな……」という部分だが、流石に次週のサブタイトルを考えれば次回で里帰りできる……のかしら?

 中の人については言うことなしで、女の子だらけのパーティでも別にいいじゃない。極度のファザコン早見沙織というのも意外に新鮮で味わい深いし、パーティメンバーの河瀬・大久保コンビも音域が多方面に広がって面白い配置。あれだね、流石にこんだけキャリアを重ねたらるみるみの巨乳キャラ実績も増えてきたね(気にするのそこ?)。

 

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