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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ポーション頼みで生き延びます!」 4

 なんの得も意味もないことを書くんだけど、この作品、読んだことあるかもしれないし無いかもしれない。それすらももう、分からない。

 えっとね、まず録画リストに並んだタイトルだけ見て、「あれ、なんか見覚えあるな。もしかしたら以前漫画喫茶でチラッと読んだ作品かもしれないな」と思ったわけですよ。だい〜ぶ前に触れたけど、以前私は満喫お籠もりイベントを行う際、そこそこの頻度でなろうコミカライズも手に取って読んでたことがあるんです。女騎士がジャスコに行く漫画とか(今調べたらなろうではなかった)、文房具で戦う漫画とか、ほんとにフィーリングで手に取って。流石に無益すぎるってんで最近満喫に行ってもなろうは手に取らなくなったんですが、そんな過去の行いの残滓が今更来たかな、と思ったんです。実際、今作は連載スタートが2015年、コミック版も2017年に出ているので、私がまだ記録をつけていない5年以上前の満喫で読んでた可能性は充分ありそう。でも、いざアニメの1話目を見ても、全く判断がつかなかったんです。「見たことある……やつといえば見たことあるやつだけど……それを言ったらだいたいのなろうは見たことあるやつになるわけで……」とプチ混乱。「読んだか読んでないか、確認すれば分かると思ったのに結局分からない」という奇跡的な状況、もうなろう作品でしか起こり得ない状況ですよね。

 てなわけで、結局真相は闇の中です。もしかしたら読んでなかったかもしれないですが、魂に刷り込まれたレベルでなろうです。ただ、今作は8年前からスタートしているという割に、とっとと「なろう的要素」をギャグとして蹴ってしまい、それを嘲笑う方向でヒロインのキャラ付けをしていくところが、多分当時の感覚では新しい試みだったんだろう(いやぁ、8年前でもだいぶ手垢がついてないか?)。おかげであまりに転生慣れしすぎていてどこまでギャグとして受け入れていいかよく分からず、「客観視が全くできてないオナニーまがいのなろう文学」が、どこまで自覚的なものなのかの境界も曖昧な不思議な感覚がある。面白いかと言われたら……やっぱ面白くはないんだけどさ。ここからの展開も先が思いやられるところ。

 ただ、強いて今作ならではの面白い点を挙げるとすれば、思い切りデフォルメを強くしてアバターみたいな頭身まで下げちゃったキャラデザと、開き直ったようにディティールを削ぎ落とした背景美術などの画面の作り方。確認したら制作スタジオと監督が私の謎刺さりアニメ・「このヒーラー、めんどくさい」と同じだった。なんと「ヒーラー」で初の元請け、今回が2作品目というよく分からない冒険心に溢れたスタジオである。ちなみに同じ監督は「惑星のさみだれ」も担当しているというどエラい地雷も抱えているのだが、もうあれはスタジオ側の責任ということで忘れた方がお互いのためだろう。今回の座組みなら、あそこまでの阿鼻叫喚にはならない……といいな。

 ただ「ヒーラー」は完全にギャグに振り切っていたおかげでへちょさの目立つ作画でも味わいになったが(それでいいのか?)、今作は一応真面目になろうファンタジーをやろうとしている部分もあり、デザインだけでは消臭しきれない要素もちらほら。その辺を今後脱却し切れるかどうかで、「マシな方のなろう」になれるかどうかが変わってくるだろう。あんまり興味ない? 俺も無い。

 

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