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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
またもビッグネームの訃報です。仕方ないことであるとはいえ、やはり聞く度にどこかぽっかりと穴が空いたようなどうしようもない気持ちになります。
野沢那智。近年のアニメについては出演作も多くないので直接的に声を聞く機会はあまり多くはなかったが、やはりこの人の本領は吹き替え作品の多さだった。両親が洋画好きだったわが家では、気付けばすっかり耳に定着した声になっていました。芯の通った声音と、どこか飄々としたキャラクター性。一時代を作った日本を代表する役者。かわり映えのしない言葉で申し訳ないですが、やはり「代えの効かない」人だったのだと痛感します。 我々現代の声優ファンからすると、「ベテランと呼ばれる役者たちのそのまた上」の存在。声優という職業が今の時代にこうして存在していることは、この世代の方々の努力を抜きには存在しなかったものでしょう。その遺志が、今後も後進の世代に伝わり、声優が「役者」であり続けることを願ってやみません。 改めて、ご冥福をお祈りいたします。 PR
今回の主役が夏目だったことに気付く特別編2本目。乃莉なずななんかよりも夏目の方がよっぽどひだまりメンバーっぽいわ。
1本目は帰省のお話。見ていての感想は、ただひたすらに「あー、こんな娘が欲しいわー」という1点のみ。一人娘がゆのって、本当に良い家庭だよなぁ。お父さんがベタ惚れなのもよく分かるし、それを見てるお母さんの視線も優しい。お父さんの仕事は多分普通のサラリーマンなんだろうけど、割と若々しいのにちゃんと持ち家があって、娘を私立の高校に通わせてるんだからそれなりの甲斐性もあるんだろう(まぁ、ゆのが高校2年生なんだから若く見積もっても30代半ばなわけだが)。こういう家庭でのんびり愛されて育ったからこそのゆのであるな。近所のおばちゃんからは「見るたびに綺麗になって」と言われており、視聴者からすると「いや、わからねぇよ」と言いたいところだが、試しに2期1話(受験の話)を見ると、確かに今よりちょっと幼い感じがする……気がする。こうして娘は育っていくのですよ。泣け。手料理の肉じゃがを食ってむせび泣け、父親よ。
そう言えば、確かアニメ設定ではゆのの出身は山梨県のはずなのだが、随分移動に労力を使っていたみたいだった。首都圏の交通網はよくわからんのだが、山梨に移動しようとすると下手に新幹線で移動するよりよっぽど時間がかかるというのは本当なんだろうか。それとも、単にひだまり荘があまりアクセスの良くないところにあるのか。前回の夏目エピソードからすると後者かな? そう考えると、わざわざ関門海峡を越えてやってきた宮子のパワーってやっぱり凄いな。
そして、ゆの家の名物と言えば、超天才ニャンコのニャン太であろう。でかい、ブサい、賢いと三拍子揃ったふてぶてしい同居人だが、ちょっと家を空けたくらいではゆののことは忘れていないようだ。私は、過去に1年近く実家を離れていたら飼い猫にちょっと警戒されて落ち込んだ経験があります。おかげで最近はこまめに帰って御機嫌を伺うよう、注意するようになりました。ただ、確か幼少期のゆのがニャン太にしがみついていたエピソードがあった気がするのだが、昔からずっとゆの家にいるとすると、ニャン太ももういいお歳であろう。せいぜい長生きして欲しいものだ。
2本目は、一転してにぎやかなひだまり荘に戻ってのバベキュなエピソード。何でも用意出来るひだまり荘の設備も大したもんだが、思い立ってすぐに行動出来るメンバーの付き合いの良さもかなりのもの。普通、暑苦しい夏休みの炎天下で飯を食おうって言ってもいやがる人間がいそうなもんだけど。気付けば買い出しや調理など、ちゃんと役割分担が出来ているのも阿吽の呼吸。このあたりは流石だ。メンバーによって干物やマシュマロなど、好みの食材は別れているが、基本的に肉にがっつく人間は1人しかいないのであまり喧嘩にならないのも安心。それどころかイレギュラーな追加メンバーが2人も増えても許容出来るだけの受け皿もあるのだ。一体何人分の食材を用意したんだろうか。
そう、実を言うと今回のメインは、冒頭に書いたように乱入したイレギュラーメンバーの方だ。他の友達との勉強会の帰りに立ち寄った夏目は、3年目の夏休みにして、初めて沙英と同じ釜の飯を食い、一緒に写真をとり、あげくメールアドレスの交換にも成功した。もう、ひだまり3期で最大の事件と言ってもいい事態である。ホントに良かったよ……原作の方でもまだ3年生の進路は決まっていないが、このまま離ればなれになってしまうんだろうか。気になるなぁ。
そして、もう1人の追加面子である吉野屋先生は、いつも通りに何となく参加して校長に怒られただけだが、個人的には中の人のせいでものを食べてるシーンがものすごく幸せそう。アスミスが「まつきさんは餌を与えておけば大人しくなる」と言っていたが、こんな30過ぎの独身女性で大丈夫なんだろうか。あ、いや、吉野屋先生の話ですよ。立て続けに「スタドラ」と感想を書いたら、今期はやたら30代独身女性教師がアツいシーズンになってしまった。ついでだからこの勢いで「とらドラ!」でも見直そうかしら。
保険医ぃぃぃぃ!! な第5話。これや、これやで。我々がこの作品に求めていたのはこれだったんや! ……あ、すみません、考える時間を下さい。
今回の敵は、これまでずっと「綺羅星会議で足を組み替えること」だけが仕事だった保険医、ミドリちゃん。極度のショタコン気質であること、そして確実に間抜けであることなどが判明し、さらにサイバディの力を利用して若返り、矛盾した性質を持つ媚薬である「マンドラゴラの毒」を利用して男子生徒をつまみ食いしていた(ただし、とにかく回りにはべらせることで満足していたので、実際にコトに及んでいたかどうかは不明)。「十数年前の卒業生」ってことは、少なく見積もっても30代なわけで、学園長から縁談を進められるのも仕方ないくらいの年齢なはずなのだが、「美少年好き」が高じて島を危険にさらしてまで若者漁りに耽るあたり、真性である。 そんな保険医の欲望は当然噂の美少年コンビ、タクトとスガタにも及ぶわけだが、演劇部のリサーチにより、その正体はあっさりと割れてしまう。そりゃまぁ、あれだけおおっぴらに男を引き連れた大名行列を演出すりゃ、正体を暴いて下さいと言っているようなものである。結局、誘惑はあっさりとタクトに拒否られ、その腹いせ(?)でサイバティの勝負へとなだれ込む。科学ギルドの独自技術である未来を読む機械、プレコグモードを使い、強大な戦闘力を持つタウバーンですら赤子のようにいなす戦いぶりは、流石に一部隊を率いる部隊長クラス。3話では必殺の一撃となったスターソードの二刀流すら読み切り、一度はタクトを絶望させるまでに到る。しかし、諦めることを潔しとしないタクトの一撃を、うっかり「おたのしみモード」なる謎の透視システムで堪能していた隙を突かれ、あっさりと撃沈。部隊長のくせにスタードライバーの資格を剥奪されてしまった(仮面は割れていないので、まだ戦闘力は残っているのかもしれないが)。大馬鹿バトルの結果、保険医は若返りの術を失い、男漁りも終了。だが、物好きな男子生徒のおかげで、彼女の春はまだ続きそうである。 個人的には一番気になっていたキャラクター、保険医のミドリちゃん。技術者として有能であることは臭わせていたのだが、今回はその変態属性を余すことなく発揮。時代遅れのセックスアピールに、性癖を隠そうとしてあっさりばれる底抜けの馬鹿さ加減。何この人。これで30代ってんだから恐ろしい萌えキャラである。もう、エロ人妻とかどうでもいい。ずっとミドリちゃんメインで今後も続けていって欲しいくらいだ。今回ドライバー資格を剥奪されてしまったのだが……再登場してくれるかなぁ。初のギルド長クラスのバトルだったのに、あの負け方は最上級のギャグである。ねぇ、綺羅星十字団って馬鹿の集まりなの? あ、うん、そうだったね。 サイバディは、現時点で既に幻覚能力や時間跳躍など、様々な戦闘以外のオプションを保持していることが判明しているわけだが、今回のミドリちゃんのように、その能力を戦闘以外に活用したいという人間が出てくるのも当然の流れ。今回はたまたま男漁りに使われたわけだが、今後も巫女の力を利用して馬鹿馬鹿しいサイバディが出てくると楽しそうだ。個人的には科学部部長さんがどんな能力を見せてくれるのかってのも気になるところです。エロ人妻もね。 そして、今回はやっぱりミドリちゃん暴走シーンの数々が全て見どころ。個人的に一番気になっていた理由は当然中の人、桑島法子様なわけだが、五十嵐卓哉監督作品では、2作続けて保険医であり、なおかつ若返りを経験し、さらに敵の幹部クラスであるという点まで共通している。唯一違うのは、「SOUL EATER」のメデューサはものすごく格好いい敵キャラだったが、今回のミドリちゃんはものすごく馬鹿で愛くるしいという点だ。美少年を見て飛び回っている彼女を見ているだけで、その業の深さがよく分かるってもんですよ。人智を越えた科学技術でもって時間跳躍を未来予知に変換して戦いを有利に進めるのと同時に、さらに自らの欲望のために「おたのしみモード」も開発し、心いくまでタウバーンの内部を解析。天にも昇る心地での敗北に、ふて腐れる表情も実に愛らしいです。科学部部長との間の抜けた掛け合いも好き。何としても、今後も頑張って馬鹿をやってほしいもんです。 今回のコンテは福田道生氏。毎回映像のクオリティではつけいる隙のない作品だが、今回はミドリちゃんの暴走シーンを実にコミカルに演出し、息つく間もないお馬鹿エピソードを見事に彩ってくれた。大満足です。 さぁ、前回の変則展開でちょっと戸惑ったお友達も、今回で改めて視聴に戻りましょうよ。「綺羅星!」「綺羅星!……やっぱりあなたは!」っていう馬鹿満載のやりとりとかを見て、苦笑いしましょうよ。今週の名言、「地震を起こすのは校則違反?」 死ぬまでにいってみたい台詞だ。 どうしてこうなった……第4話。え? 何コレ? この作品ってこんなんだっけ? いや、どうにも……ちょっと脳内で処理が追いついてません。先週までは、割と普通にしょうもない作品だったんだ。いや、今週もしょうもない。しょうもないのだが……なんだこれ。ちょっとまて、考える時間をくれ。 あまりに気になってざっとネットの評判を漁ってみたのだが、大体の視聴者が、やっぱり困っているみたいだ。この脚本は、多分普通の神経では書けない。全盛期の桜井弘明もかくやというギチギチに詰め込まれたネタと、掛け合いというレベルすら凌駕する台詞とネタの嵐。そこに求められているものはただただ勢い。意味なんて求めたら負けだ。その上でさらに不条理に便乗したパロディネタや天丼、絵ネタ台詞ネタ文字ネタ、1つ1つ見れば単なる理不尽でも、ここまで詰め込まれると、文字通り突っ込みが追いつかない。そもそも、どこを突っ込めばいいのかもよく分からない。だって、シナリオに沿った意味など無いのだから。「空気読め」のシーンとか、久し振りにリアルで「言葉を失う」という経験をした。「縛られた縄は食ったよ」じゃねぇよ。 なるほど、この勢いと不条理による笑い、確かにこれはギャラクシーエンジェルの後継機といえるかもしれない。これで先週までの流れを全て忘れて無茶苦茶な設定で毎週オムニバスを紡げば完璧だ。これを毎週やられたら……ヤバイ。急に来週が不安になってきた。何が出てくるんだ、このアニメ…… せっかくの機会だと思って改めて「GA」にどんな話があったかを確認したくてwikiを見にいったのだが、やっぱりGAのスタッフの充実っぷりはすごいな。アニメバブルの全盛期に作られていた作品だが、今のアニメシーンを牽引する人材が脚本・演出にぎっちぎちに詰まっている。この作品も、必死に木谷さんが盛り上げていけば、後世になってから伝説となるのかもしれぬ。 今回コンテを切ったのは神保昌登氏。どこかで聞いた名前だなーと思ったら、毎週必死で分析記事を書いていた「地獄少女二籠」で演出を手がけていた人だ。22話「憧憬」の演出とか、今でも鮮烈に覚えてますが。まさかこんなところでこんな衝撃的な再会を果たすことになろうとは。今後も細心の注意を払って今作のスタッフを見守っていきましょう。
オープニングのCD買ったら無闇にローテーションして困る第4話。やっぱり小池アニキの曲は脳にクるなー。相変わらずギターの自己主張が激しすぎるのが困りものだけど。
今週もイカ娘が可愛かった以外には特に言うこともないのだが、正直ストーリーとかあって無いようなものなので、イカ娘が相沢家の敷居をまたいでいないと知って驚いた。原作ではさも当然のようにくつろいでるから、てっきり共同生活してるもんだと思っていた。というか、海の家れもんの2階が生活空間になっているのかと思っていた。イカに適当に読み流しているかが分かりますね。考えてみりゃ、流石に海の家で生活はせんかなぁ。でもさ、イカ娘を放置して自宅に帰るってことは、その間海の家がどうなろうと知ったこっちゃないってことだよな。見たところほとんど防犯設備は無いように見えるのだが……大丈夫なんでしょうかね。「見回りご苦労さん」って言ってるってことは、イカ娘が住み込むようになったからああいう風にしたのかな? 2本目の話ついでに書いておくと、今回初めて画面の中のイカ娘との対話に成功した。というか、テレビを揺すってるシーンで「おい、侵略せんでええんかい」と突っ込みを(心の中でね)入れたら、なんとイカ娘が返事をしたのである。正直、ちょっとびっくりした。くそう、水島監督にはこっちの心理を完全に掌握されている……まさか侵略の営業時間が17時で終了だったとは……って、海の家の営業時間より短い可能性すらあるな。 話を戻して1本目。イカ娘の好物がエビであることはいつの間にか常識みたいな扱いになっているが、アニメでそこに言及する機会は、実はなかった。渚の登場時に餌につかったのと、オープニング映像で「東の島のお宝」として使われたり、海中でイカ娘が目を輝かせたりする様子から、いつの間にか定着しているだけである。1万円分のエビって、一体何キロくらいになるんでしょうか。ろくに味付けもせずに単にボイルで食べるってことは、割と天然に近い状態で食しているってことだと思うのだが、……なぁ、自分で獲ればいいんじゃなイカ? それとも、人類が加工・調理したエビに味をしめてしまったのだろうか。「お腹が空いた」と駄々をこねたり、「一人じゃ夜中つまらない」とわめいたり、この娘はもう2度と海中に戻る気はなさそうである。 そして3本目。せっかく偽イカ娘なんて美味しいネタが登場して、「これで中の人が井口だったら笑えるのに……」と思ったのだが、惜しくも事務所の先輩、川澄綾子であった。っつうか、最初の裏声部分は正直誰だかわからんかったわ。なんて無駄な川澄の使い方。 気持ち悪い偽イカ娘を出すことで本物のイカ娘の愛らしさが強調されるという、なかなかずるがしこい構成になっているのだが、個人的に気になるのはイカ娘の他者の認識力の弱さ。「私がもう一人いる」とか「自分が恐ろしい」とか、偽物の方を完全に自分と同化している様子がうかがえることである。人間の幼児の場合、他者を他者と認知して「他者の見え」を習得するのは大体3歳頃から始まり、小学生になるくらいまでに補強される能力である(それまでの乳幼児期は、他者の認知というものを理解するのに費やされ、そこに対立構造を見いだすまでに到らない)。つまり、偽物の振る舞いを自分と同化して判断する時点で、イカ娘の情報処理構造は幼稚園児並か、それイカということになる。まぁ、しょせんイカだしな……そのくせ無駄な語彙は豊富だったりするのが謎。テレビの扱いに長けていたり、一万円札を見てすぐに喜んだり、無駄に人類の知識を蓄えていってるたくましさが素敵です。 今回はエンディング画面に偽フェイスを追加してある。こういう細かいネタの仕込みっぷりにはそつがない。現時点で、どこかのインタビューで監督が話していた「最初は原作通りにストレートにいくが、次第に変化球を混ぜていく」というコメントの正体が明らかにされていないのが気になるのだが、さて、どういう展開を見せていくのだろうか。
10月29日 ドラフト模様(SOM×3)
ピック順 【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Van】→【Sangriter】 ミラディン環境第3回。色々あった週の色々あった日のドラフトだったんで、正直言うと記事を書こうにも若干記憶が薄いんですが……覚えている範囲で。 正直言うと、既に発売から一ヶ月が経とうとしているのに、イマイチこの環境に触れられていない気がします。ドラフトしないとパックが剥けず、なかなか構築デッキを組もうという気も起こらないし、構築戦の観戦もおろそかになっているでの、現環境がどういう状態になっているのか、ネットの情報以外に分からない。デッキは組みたいけど組むべきデッキが分からないやきもき感でございます。今回パックを開けたことでアンコモンくらいまではそこそこ揃ってきたので、ぼちぼち外の世界へ出てみたいとは思ってるんですけどね。 で、今回のドラフト。3回目ということで少しずつカードの価値が分かってきたということもあるのだろうが、今回はやたらと強いパックが多かった印象。何を引いても「あれを流しちゃったからなぁ……」などという溜息が漏れ、うまいことデッキが組めたのかどうかがよく分からない。対戦した後も、よく分からない。ほんと、毒絡みのせいでこの環境の難度は過去のエキスパンションと比べてもかなり高い気がする。ちなみに、無色カード環境なので「どうせピックもレアゲー運ゲーになるんだろ」という意見もあるわけですが、今回のデッキをざっと見ても分かるように、本当に「たった1枚で強いカード」はやはり限定されており、レアを引いた後にも、そのレアに引きずられて自爆するルートはちゃんと用意されてます。シグナルが弱くて色の判断が難しい流れでもあるし、レアの強さ云々より、受けを広くしたピックの方が人気がありそうですわ。 今回のレア度数は5,07と相変わらず強力。うん、やっぱりレアゲーと言われればそうかもしれない。
この作品の根深さを改めて痛感させられる業の深い第5話。普通の人が「毎日ステーキばっかり食ってたら飽きるだろうから、たまにはお茶漬けでもどうだい?」っていうところを、この作品は「毎日ステーキばっかり食ってたら飽きるだろうから、たまにはすき焼きでもどうだい」って言って大量の肉を口に突っ込んでくる感じがします。
まず、下品なネタと言ってもトップレベルの小学生臭のする第9話。この作品はいきなり1話からウンコだったわけだが、とにかく排泄されるものだったら何でもネタになる、ということで、人々の鼻腔の奥の奥にスポットを当てた一本となっている。もちろん、それだけでは他のエピソードよりもパンチが弱くなりそうなので、「鼻をほじる」という行為そのものをパンティとストッキングの2人のメンタリティにぶつけることによって破壊力を倍加させている。 パンティの方は、「身体の内部をまさぐられる快楽」というファクターを置換して彼女が日常的に満喫している性行為に対応させてプレイを披露しているし、ストッキングの場合、彼女の飽くなき食欲と「鼻くそほじって食う」という小学生でもやりたくない行為に対応させることでアブノーマルレベルを底上げする。さらには、無闇に止まらない鼻ほじりを月まで飛んでいくエネルギーにまで置換してしまい、噴出する体液を宇宙への希望に繋ぐ。同じガイナックス作品では「グレンラガン」が「月が迫る」というシチュエーションを活用し、月そのものを最大級の敵として描写していたわけだが、今回はそんな月に迫るサイズの巨大な鼻くそゴーストでそれに対抗し、最後はちゃんと「月のくしゃみ」で締めている。なんだこの脚本。 そして、この9話のコンテが板垣伸というのが垂涎もの。滑空するゴーストの上でこれでもかと活劇を見せてくれる2人に加え、無駄なスピード感を演出する月への突撃シーンなど、今石・板垣という希有な「動画屋」2人のスキルを遺憾なく画面にぶつけてくれている。「こんな作品に精力をそそがんでも……」と思わないではないが、そこまで本気になっているからこそ、この作品は大馬鹿なのである。 そして、板垣コンテを腹一杯堪能した後の10話が、なんと小林治コンテ回である。もう、このギャップにはついていけませんがな。どこまでアクの強いクリエイターを引っ張ってくれば気が済むのだろう。 突如現れたダテンシティーとは似ても似つかないうらぶれた町、リトルトーキョーの中で、一切萌えも燃えもギャグもエロもグロも存在しない、うだつの上がらないおっさんの日常。初見で小林治だと分かるアクの濃い絵柄と、魚眼などの癖の強いカメラワーク、不必要としか思えないディティールまで描き込まれたつまらないおっさんの人生を体現するかのようなごみごみした下町の町並みには、良くも悪くも、これまでの9話で構築されてきた「パンスト」のテイストはかすってもいない。見れば見るほど鬱が進行するようなキツい日常風景は、「何で馬鹿アニメ観てるはずなのにこんなものを見せられるんだ」と絶望する以外にない。 そして、そんなおっさんの鬱憤は確実に堆積し、それが吐瀉物の形をとって一気に吹き出す。その異形は、我々視聴者が鬱々と蓄えていった「なんでこんなことしてるんだろう」という気持ちの表れでもある。そして、そこにようやく、見慣れたデザインのパンティとストッキングが駆け付けてくれるのである。いまだかつて、ここまで格好良く、美しく見えた2人があっただろうか。いつも通りのノリでゴーストを瞬殺した天使たちは、うらぶれたおっさんの願いを聞き届け、サインを置き土産に再び自分たちの町へと帰っていく。残されたのは、やっぱりおっさん。ただ、娘さんの机の上のサインや、小言を言う上司の机の後ろに飾られた巨大な亀の置物など、少しばかり、おっさんの人生も上向きになったような希望は残されたのだ。なんだ、このちょっといい話は。こんなのパンストじゃない! 結局何がやりたかったのかと言われれば、「馬鹿なことがやりたかった」といういつものスタイルと何一つ変わっていない気もする一本。もう一度観たいかと言われたら首を捻らざるをえないのだが、相変わらず手を抜くということをしらないこの作品らしい、奇天烈でインパクト充分の出来ではありました。 一応中の人の話。10話は清川元夢や屋良有作など、無駄に豪華なおっさんキャスト陣が眩しい。本当にゲストキャラについては一切手を抜かないのな。娘役の藤村はちょいちょい端役で顔を出してますね。そして、9話の杉田だ。……絶対楽しんでるだろ。あれが全部ディレクション通りだなんて、絶対信じないぞ。
学園都市の清涼飲料水事情が心配になる特別編。久し振りのレールガンでしたが、あらゆる面で健在でした。
今回のエピソードは、アニメ本編で言うとレベルアッパー事件とテレスティーナ事件の合間のお話。都市伝説をベースにほんのちょっとした御坂の災難を描く。尺が30分ちょっとという制限された中での独立短編であるが、脚本の時間配分がうまいので、1本のエピソードとして過不足無く要素が詰め込まれており、元々クオリティの高さが目立っていた本作の追加要素としても、実に満足度の高い一本となっている。まぁ、だからといってOVAの値段は安いとは思わないが……こればっかりはこの業界の世知辛い現状に諦めるしかないだろう。 基本的な筋立ては、「都市伝説」というテーマをそのままにしたホラー仕立て。この作品の魅力の一つはやはり御坂の分かりやすいヒーロー像であるのだが、アニメ本編で「強大な敵対勢力」とのバトルはさんざんやっているし、短めのシナリオで見せ場を作ろうとした時に、正面からの勝負ではなくてこうした絡め手系のトラップを持ってきたのは実に分かりやすくて正しい判断。「視線」という曰く言い難い対象の怖さがジワジワと御坂を蝕んでいく様子がテンポ良く描出されており、適度な緊張感がありつつも、きちんと敵を打破した時の爽快感も確保されている。あまり事件が大きすぎると本編のシナリオにも影響が出てしまうことになりかねないので、事件の規模としても絶妙なバランス加減であろう。メインキャラクターから水泳部コンビに到るまでずらりと顔を並べてオールスター総出演の趣もあり、お祭り騒ぎの特別編としての見栄えも良い。脚本は水上清資によるものだが、本当にそつのない出来である。 コンテも長井龍雪監督自らが手がけており、限られた枠の中で必要な情報を切り出していくコンテワークは流石の一言。今回は特に「振り返る」という動作に絡めて小刻みにカットを繋いでいく、いかにもホラーらしい技法が頻繁に使われていたが、このスピード感が次第に高まっていく緊迫感を煽るのに一役買っている。次第に憔悴していく御坂と、それをサポートする回りの面々の意識のズレなんかもはっきり出すことが出来るし、目に見えない4人の「繋がり」が、時系列を刻むことで時間と場所を越えて感じられるという効果もある。学園都市の暗部である「能力開発の闇」と、それに負けじとたくましく生き抜く女子中学生4人の明るさ、活発さの対比が相変わらず見事だ。やっぱりこの作品の売りは「女の子の賑やかさ」であるから、それをそのままホラーの題材に溶け込ませて際立たせるのが最も効果的。本当に「書き出し方」を心得たクリエイターである。 監督を絶賛するついでに触れておくと、今回のオープニングの映像がものすごく良い。御坂さんが8ミリビデオを撮る、という行為自体の意味はさっぱり分からないのだが、わずか1分半の間に詰め込まれた4人の撮影記録は、これだけで短編一本に匹敵するくらいの様々なファクターを妄想するに足るものになっている。ホームメイド風の画面は4人の家族的な親しさを表しており、その中に映し出された御坂は終始楽しそうである。自らの必殺技であるレールガンポーズを全員に指導したり、二つの中学の制服を交換してみたり、ちょっとてれながらゲコ太と手を繋いでみたり。普段の御坂さんならちょっと恥ずかしくて出来ないようなことも、友達と遊んでいる楽しさで我を忘れてしまっているかのように満喫している。他の3人もそんな彼女の勢いに歩調を合わせ、いつも以上に活き活きとした表情が眩しい。初春のスカートの中身は一体どうなっていたやら…… 次にキャラクター1人ずつ見ていくと、主人公の御坂さんは、今回はサスペンスものの被害者としての役割が大きいのだが、追い込まれた後の行動が単なる受け身でないのが流石。あくまでも前のめりに。それが常盤台の超電磁砲の揺るがぬ姿勢である。仲間達に囲まれて時折見せる優しい表情も見どころ。決め技のレールガンは今回軽めの扱いだったが、その前の電磁石吸着を利用した高速移動シーンなんかはなかなかのアクションですよ。 初春・佐天のコンビは、今回きちんと活躍の場が与えられているのが抜け目ない。本編の方でも色々と「見せ場」の難しかった佐天さんだが、「能力無しだから出来ること」という本編での見せ方以外にも、今回は「佐天涙子だから出来ること」をちゃんと示すことが出来ている。消耗した御坂を衒い無く励ますことが出来るのは彼女のキャラクターだからこそ出来ることであるし、御坂を思って動き出したジャッジメント2人をサポートする外からの目線も彼女ならではのもの。エピソード的にはレベルアッパー事件の傷も癒えていない頃だと思うのだが、やっぱり彼女は強い。 初春は今回、主に「便利な検索装置」みたいな使われ方が主であるが、他にも「めくられ役」「オチへの誘導役」などのお仕事がある。そんなに苺が好きなのか……そういや、以前出ていたショートOVAでも苺フレーバーのオイルを使ってましたね。 他にも、出番あたりの台詞数では群を抜いていた婚后さんは、短い登場シーンの中であらん限りの存在感を発揮していたし、固法先輩の「お前はどう考えても女子高生じゃなくて少し年季の入ったOLだろ」感はなかなか。あの短い時間にムサシノ牛乳2本って。巨乳アピールを自ら行う阿漕さも流石。やっぱりOVAに必要なのはサービスシーンなんでしょうね。たった1人だけ登場した男性キャラである当麻は……不幸でした。御坂さんのデレレベルがちょっと高すぎる気がしますので、もう少し抑えめでお願いします。中の人もラジオで「デレすぎたくない」って言ってたでしょ! そして、やはりこの作品を左右する真の主人公といえば、白井黒子その人である。今回は名実ともに黒子が主人公と言ってしまってもいいと思うんですよ。御坂が次第に追い込まれていく様子を見て、普通の「友人キャラ」だったら「あなた少し疲れているのよ」っていう反応もアリだと思うんだけど、黒子はお姉様に対して絶対にそんな反応はしない。御坂がそこに「いる」と言っているものは、「いる」のである。一切の疑念無しに御坂救出に心血を注ぐ黒子は実に頼もしかったし、ジャッジメントで鍛え上げた現場の勘なのか、ほとんど手がかりゼロに近い状態から、完璧な種明かしを披露してくれる敏腕さを発揮した。ま、多少ご都合主義のきらいはあるが、基本的にこの作品にすっきりした筋立てなんて求めてませんからね。これくらいの大味な「謎解き」の方が逆に安心します。 また、細かい見せ場としては、クライマックスのレールガン射出の後のさりげなく傘を差し出すカットが印象的。本編最終話の見せ場同様、黒子は常に御坂の隣にいて、何も言わずとも彼女が望むことを理解して行動しているということが伝わってくる良演出。未だに24話のあのシーンは見るたびに鳥肌が立つんですよ。やっぱ黒子は格好いいなぁ。中学生とは思えないけどなぁ。 そして、やっぱり一番大切なのはお約束度満点のオチ。4人が一堂に会してすごくいい雰囲気の会話なのに、「御坂が黒子の肩を後ろから抱いている」というロケーションの時点で、もうオチが見えるのがすごいよね。夜を徹して捜査に明け暮れていたはずなのに、さらなる欲求、欲望を発揮できる黒子のバイタリティには感服する他ない。この安心感が、白井黒子だ。 ということで、今作のまとめも「新井里美の一人勝ち」とまとめてしまっていいと思うんですが、久し振りに観てて気付いたのは、佐天さんっていうのもかなり特別なキャラクターであるということ。出演作が増加してキャラを固めつつある伊藤かな恵の「主な」キャラクター像からは少し外れているんだよね(豊崎初春は本当に「いつも通り」だからね)。おかげで佐天さんのキャラクターの良さも引き立っている気がします。そしてきちんと一人で作品の看板を背負えるサトリナの安定感も言わずもがな。やっぱりこの4人の完成度の高さは他に類を見ない。あー、アニメスタッフのオリジナル脚本でシリーズ作品作ってくれないもんかなー。
濃密な釘回、第4話。私は決して罹患者ではないが、ここまで密度が濃いと流石に被爆の影響を被る。危険危険。
十兵衛を巡るドタバタはとりあえず前回までで一段落。今回は「十兵衛がマスターサムライとして覚醒するのは、十兵衛の素養であるか、それとも宗朗の能力であるか」という議論がなされ、希代の軍師である幸村は、とにかく試してみればいい、とばかりに宗朗原因説を主張、その証明に挑む。しかし、複数の女性と宗朗がキスをするのは面白くない千姫がそれを必死に阻み、前回までとは全く意味の違う、何とも間抜けな徳川VS豊臣の内乱が繰り広げられることに。宗朗に人権が与えられてないのはこれまで通りだ。 個人的には、この作品の真の主人公である「墨汁」があんまり活躍しなかったのでちょっと物足りないエピソードではある。今回墨汁が特別な仕事をしたのは、幸村が接吻作戦その六まで挑んだ時の天丼ぎみのばってん印のところと、覚醒した幸村が鉄扇を振り回した時に巻き起こった暴風の描写の部分。それ以外は、割と普通のモザイク任務とアイキャッチ任務を果たしただけなので、墨汁ファンとしてはやや不満。まぁ、世界中にどの程度墨汁ニーズがあるか分からないので、ちゃんと釘キャラが機能している方がよっぽど健全な気はしますけどね。 冒頭、大量の本を一気に消化することによって「軍師らしさ」を見せてくれる幸村。本を購入する時にも、又兵衛に様々な知略を授け(?)て用意させているし、一応賢そうなことをしていることはいるのだが、いかんせん声が釘宮である。自然に駄目な方に流れてしまうのはどうしようもない。気付けば千姫と対等に交渉できているのだから身の振り方は賢しい部分もあるのだろうが、「じゃ、キスしてみようか」というチャレンジの時にも大してプランらしいものが立てられていないので説得力はない。あの半蔵に押さえ込まれてしまうのだから、大した軍略家では無さそうだ。なんで目の前に宗朗がいる状態なのに何のアクションも起こさないんだよ。 結局、睡眠薬投与からの風呂場襲撃という、いかにもアームス的な展開からなし崩し的にキスに成功したわけだが、結果は幸村の予想通り、宗朗自身にマスターサムライをコントロールする能力があったことが判明する。覚醒した幸村は何故か扇がでっかくなり、間抜けに暴れ回ることで突風を引き起こす怪力乱神に変貌。ただ、宗朗を束縛する謎の鎖は現れなかったし、十兵衛と違って意識を奪われたりもしない。単に、「手に負えない力」を一時的に授かるだけのようである。何とも便利な能力ではあるのだが、どうやら使いこなすのは難しそう。事態を重く見た千姫のとった対策は、宗朗に仮面を付けてキスを抑止するというよく分からない方向でしたとさ。……あの時代は世紀末覇者もいるんだろうか……ジャギ仮面にスケバン鉄仮面って、あの世界のセンスは謎だ。 単に30分幸村がワタワタしているのを見るだけの時間。ま、これはこれで面白いんですが、十兵衛……というかあおちゃんの出番が少ないのはちょっと残念です。このまんまのノリでいいので、もう少しベタベタでないシナリオラインでお話をかき回して欲しいですね。次回はようやく新キャラも出てきそうなので、少し動きがあることを期待しましょう。 ところで……デコビッチは固有名詞ではないのかい? 流石にこの業界でそれはまずいぜ。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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