忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[227] [228] [229] [230] [231] [232] [233] [234] [235] [236] [237]
「アマガミSS+plus」 5→5

 ようやく訪れた、冬番組ラスト一本はこれだ! ……もう4月も終わるよ……BSの一ヶ月遅れは今後絶対に解消されないのかねぇ。全国共通で見られる枠こそ足並みそろえてほしいもんだけどね。あ、でもこれの後枠はもうないのか。

 というわけで、毎週毎週「リア充爆発しろ」という台詞を吐くためだけにみるアニメでしたね。1期の頃から何が変わったかって言われたら、基本的になーんも変わってない。変態紳士代表の橘君が、常のように思いつきでとんでもねぇことをし出すというだけのお話。前作は2クールだったために1人あたりの話数が長かったが、今回はあくまで各ヒロインの追加エピソードでしかないので、短く2話ずつでまとめられているおかげで軽いテイスト。ギャルゲーアニメなのに出会いやら途中経過はすっ飛ばせるので、本当にいちゃいちゃ成分のみを抽出してお送りするという、血反吐を吐くような内容である。でもねぇ、見てしまうんだよなぁ。旦那が幸せそうにしてるのを見ても、別に腹が立つわけじゃない。そりゃぁうらやましくはあるだろうけど、基本がギャグなので、どこまで言っても引き笑いみたいな状態になる。この何ともいえないニヤニヤ感は、他のラブコメ、ギャルゲーものじゃぁ出てこない、突き抜けた部分だ。熟年夫婦みたいなバカップルだからこその安定感かねぇ。

 ギミックとしては、今回は前作のヒロインの並びをほぼ逆順に並べてあるというのがちょっと面白い。まぁ、2代巨頭である裏表のない絢辻さんとラブリー先輩をトップとトリにおいときゃいいってことなんだろうが、森島先輩編のエンディングが、こんだけとっ散らかった内容だったのにちゃんと「最終回」っぽかったのが心憎い。まぁ、その後に待ち構えていたみゃー編のせいで全部吹っ飛んだけどな。他にも、紗江編のナレーションのおぢちゃんとか、色々と「2期だからこそ」っていう楽しみ方もあって、実にファン思いな良い作品でしたよ。こんな作品(失礼)なのにほんとにスタッフが贅沢でねぇ。小林監督は毎度のごとく良い仕事をありがとうございます。

 中の人については……問答無用です。そういや一時期話題になってたけど、確かにこの作品のヒロイン陣の巨乳率が半端じゃない。絢辻さんの中の人まで仲間入りしてしまったものだから、キャストの8割が巨乳というエラい騒ぎに。御前はこの中だとスレンダー系だ。驚き。

拍手

PR
「未来日記」 5→5

 まだ終わってない番組があったんですよね。これが今期最後? 違います、もう一本残ってます。さっさと新しい春を満喫しないとな!

 さて、そんなわけで多少長丁場ながらも無事に完結した本作。終わってみれば、なかなか良いアニメだったのではなかろうか。正直言うと、中盤かなり中だるみしてしまい、視聴のモチベーションが下がっていた時期もあったのだが、そこから少しずつ持ち直し、「なんだったんだろうなぁ」という実に不可思議な後味の最終回まで、無事に視聴することが出来ました。やっぱりこの手の作品は、どうしても「設定を追いかける」ところに労力が裂かれてしまうのは難点であり、「つじつまを合わせる」ところに色々と腐心しているのが見えて感じ入ってしまうものがあります。原作は、結局どういう締め方で、どういう評価になっているんだろうねぇ。アニメの終わり方だと、賛否は分かれそうな気がするんだけども。

 私個人の感想としては、確かに最終回を見て「なんじゃいな」という気にはなったが、多分、突っ込みを入れるとしたら、その前の段階、つまりバトルロイヤル形式だと思っていたところに、ねじくれたループ設定が食い込んだ時点だ。ループ、デスゲーム、どちらも綺麗に終着させるのが非常に難しいものだが、これらを組み合わせたのは、より難しい結論を出すためではなく、むしろ難解に難解を掛け合わせてうやむやにする目的だろう。実際、ループが始まってからの「神」を巡るルールはなんだかよく分からないものになってしまっている。そのあたりの時点で既におかしさ、この漫画の限界は見えていたわけで、それが綺麗に着地しないだろう、ということも予想出来ることだ(そもそも綺麗に終わることはあんまり期待してなかったことは、既に新番チェックの時点で書いているけどね)。だったら、エンディングがどうこういう局所的な部分よりも、シリーズ全体として、「なんとなく」何がやりたかったかを見る方が、正当な評価である気がするのだ。

 それでは、このアニメがシリーズ全体を通して描きたかった最大の「売り」とは何か。それはおそらく、「由乃と雪輝」なんじゃないかと思う。典型的な駄目駄目タイプの男の子と、それをつけ回して徹底的に愛し抜くヤンデレヒロイン。由乃については、その目的意識やゆがんだ思想など、かなり良い線まで「ヤンデレ」のエッセンスを見せてくれていたと思う。もちろん2週目だのなんだのという裏はあるわけだが、それが「良いヤンデレ」を描くためのとっかかりとして機能しており、作中でも「最愛の人とのデスゲーム」という一見無茶と思える要素を最後まで責任を持って処理している。我妻由乃というキャラクターが最後まで走り切れたことは、1つの収穫だろう。そして、そんな由乃に支えられる形で、天野雪輝だって、立派に少年漫画の主人公をやっていた。序盤から中盤にかけて、由乃を信じたり疑ったり裏切ったり、ふらふらしているところはみっともないが、他のアニメにありがちな「理由もなくふらふらしているやつ」ではないのだ。そりゃ、人間誰だってあんな女の子に追い回されたらまともな思考判断なんて出来るはずないんだし。あのシチュエーションにおける「雪輝の視点」は、最後の最後に立派な「主人公」にたどり着くまで、こちらも一貫した主義を貫いたんだと思う。もちろん、サブでもみねねやムルムルなど、愛すべきキャラがいっぱいいました。

 結局、総体として見れば「ちょっと粗いシナリオのフツーのアニメ」であるが、「ヤンデレ美少女サイコロマンス」として見れば、この作品はとても面白かった。徹底的に絵にこだわり抜く細田監督の特性も活かされており、訳の分からない無茶なバトルシーンも安定して作られていたし、最終回直前に見られたようなトンデモバトル動画を見せられると、「相変わらず元気だなぁ、とにかく人の度肝を抜く動きが描きたい人なんだなぁ」としみじみ思う(25話はコンテ描いてるの竹内哲也だけどな)。良いアニメを見せてもらいましたよ。

 そして、今作で一番の見どころは、なんと言っても中の人の躍進である。いっつも「中の人の話」というと同じような名前しか並ばないのは声オタの宿命であるのだが、今作に限り、頑張った人は大体若手の知名度の低い面々だ。まず、開始前から期待していた雪輝役の富樫美鈴が一仕事。彼女の場合はエース所属なので「ごり押し」気味(と見られやすい)キャスティングが多くなってしまうのだが、今作を見る限り、「ちゃんと出来るから仕事が回ってくるのだ」ということがはっきり分かる。是非ともエースの看板として、これからも色々な役にチャレンジしてほしい。そして、完全にノーマークだったのが、ムルムル役の本田愛美。ムルムルがここまで重要な役になる、ということが予想外だったこともあるのだが、最後の最後まで、きちんと「ギャグメイカーとしてのムルムル」を守りながら、自然にシリアスの流れにも棹をさした。この一役は実にお見事。そして、一発必中、我妻由乃役の村田知沙。なんだか妙なところから飛び出してくるゆのっちボイスは中毒性が高かったですね。さぁ、ここからもう一歩、この「未来日記」から明日の声優スターが飛び出してくることに期待したい。

拍手

「男子高校生の日常」 5→5

 非常に参考になる高松作品でした。以上。

 ……いや、それ以上書くことはないじゃないですか。面白かったです、最終回も面白かったです、続編も見たいです。終わり。

 ……どうなんだろうね、こういう作品を真面目な論調で批評する能力って、欲しいような、そうでもないような。確かに高松作品とは言っても、バリエーションは色々とあるわけで、この作品にもきっとこの作品オリジナルの良さがあったに違いないのだ。マンネリだけで人は生きていかないはずなのだ。よし、探してみよう。

 1,キャストが豪華。……違うな、これって別にオリジナルの売りじゃないな。でもさ、文学少女の中の人とか、タダクニ妹の中の人とか、「女子高生は異常」の中の人とか、素晴らしかったじゃない。ねぇ。

 2、りんごちゃん可愛い。……違うな、本質的に1番と一緒だもんな。でも、やっぱりこういうあおちゃんが最高だよね。「女子高生は異常」の方ばかり引き合いに出されるけど、今作最萌キャラはりんごちゃんだと思うの。

 3,杉田がやる気。……いや、だから……

 4,……ねぇよ。まぁいいや、そういうことだから。もうラジオだけずっと続けてればいいじゃない。

拍手

「キルミーベイベー」 5→5

 はっきり言うとね、この作品ね、途中で「飽きた」んですよ。1話は色んなところのインパクトで心をもぎ取った飛び道具みたいな作品だという印象だったのに、同じ刺激がずっと続いたら人間は慣れてしまうわけで、中盤は割と「飽きたな」と思っていたんです。

 でもね、これって正確には「飽きた」じゃないな、ということに気づいたのはしばらく後でしたね。正確には「馴染んだ」というべきだったのかもしれない。あの世界に、やすなのボケに。エトセトラガールズに。そうなると、後はダラダラ見続けても不満が出ない、まさに「日常もの」4コマの世界。いや、この作品のギャグは決して「日常もの」ではない気もするんだけど、他に表現のしようもないし。要所要所で良い感じに抜いたボケを詰め込んでいくショートショートスタイルは、全体を覆う徹底的な緩さにベストマッチしており、「つまらないと思う」ことすらも放棄させてくれたんだと思います。

 そうして改めて見ると、やっぱりこの作品は危篤だ。何せ、ほとんどのシーンがやすな達の教室、しかもやすな達が座っている後列窓際ポジションがほとんどだ。周りにはクラスメイトの姿がなく、ほぼ2人だけで会話しているだけ。おかしいだろ、これ。いくら「ひだまり」でも「Aちゃんねる」でも、もう少し変化はあるわ。どう考えても保たないもの。それでも、この作品は保たせてしまっているんだ。クラスメイトがいなくたって、背景を適当にごまかしたって、ボケの質自体がそこまで高いわけじゃなくたって、見ていて不快にはならないのだ。不思議なもんだなぁ……

 個人的には、やっぱりエトセトラガール・ボーイの働きが大きいと思っており、「カマキリです」を挟み込むタイミングが実に味わい深い。こういう形の尺つなぎ、空気抜きって、本当に作り手側のセンスですよね。いくら新井里美とチョーさんが頑張っても、ちぐはぐな内容だったとしたらやりようがない。「思い切り脱力できる風」に用意された間尺だったからこそのエトセトラである。結局この作品は、「やすなとソーニャ」成分とエトセトラ成分だけで出来ているのだなぁ。あぎりさんは調味料程度、没キャラは……いいや、別に。

 というわけで、本当に少数精鋭でお送りした謎の作品でした。やすな役の赤崎千夏は、これのおかげではっきりくっきり声を覚えることが出来ました。今作が成立した大部分は彼女の手腕によるものです。また、相手役を果たした田村睦心も、望まれたことをきちんと果たしてくれたし、どうなんだろうと不安だった高部あいによるあさぎさんも、聞けば聞くほど癖になる「あさぎ節」がお見事。あまりにも独創的すぎて、この人が他の役にキャスティングされて成功するかどうかが全く想像出来ません。

 どこまでいっても唯一無二。すごい作品になったものである。わさわさ。

拍手

「戦姫絶唱シンフォギア」 5→5

 気づけば毎週律儀に感想をあげていたのだから、僕はこの作品を楽しんで見ていたのだ。じゃぁ、あんまり邪険に扱うのもよくないですよね。でも、振り返ってみると、この作品は面白かった…………のか?

 いや、面白いんですよ。おあちゃんはすごく可愛いし、彩陽がいかにもな声優ソング、アニソンっぽい歌を歌ってくれているのも結構なプレゼント。善人の皮を被った悪逆非道の沢城先輩がラスボスって、色々とご褒美の多い作品だったんですよ。でも、こうして良かった点をあげつらっていって全部中の人ネタっていうのはどうかと思うんですよ。他に楽しんだところは……えーと、ノイズがどこまでギャグか分からないところとか、無茶苦茶な設定とか、「結局絶唱ってなんやねん」とか……ほらぁ、突っ込みどころだけだぁ。

 そういう意味では、妙な作品、っていうのが落としどころなんですよね。結局アニメ作品としての作画面では褒めちぎるような出来でも無かったし、勢い任せのシナリオは受け入れきれないような部分も多かったし。でもね、この作品の場合は「チャレンジすることに意義がある」という便利な言葉でごまかせそうなんですよ。「歌ってバトル」という既に陳腐にすらなりつつあるコンセプトを突き詰め、それを何とか画面で表現しようと頑張った部分は評価したいし、一部では面白い効果も出ていた。次に「キャラソンバトルもの」という謎のジャンルで作品を作りたいなら、この「シンフォギア」が良い比較になるのは間違いないのだ。出来たらもう少し洗練されたデザインのバトルシーンにして欲しいもんだけどね。

 さ、みんなでもう一度あおちゃんの可愛い歌でも聞こうじゃないか。

拍手

「ファイ・ブレイン 神のパズル」 4→4

 いやぁ、アホな作品だったね。1話目見た時に「こんな内容のパズルて!」とかいうどうでもいい突っ込みが先んじてしまったが、最後までおつきあいした結果、そのアホさ加減がこの作品の全てだったのだから。パズルって怖いねぇ、人が死ぬからねぇ。

 いや、はっきり言ってしょうもない内容だったと思うんですよ。結局カイトがうだうだ悩んでいるのを周りが心配してあれこれやってるだけのお話だし、いかにもNHK教育らしい、テンプレ展開で固めた毎回のエピソードは、特にびっくりな盛り上がりが得られるようなこともない。そして致命的に作画がショボく、現代アニメとしては弁解不能なレベルのクオリティの放送回も連発していた。普通に考えて、ほめるポイントはない。

 でも、これがシリアスな笑いなのかもしれない、という妙な味わいがあったのも事実。パズル馬鹿どもがパズルで死にものぐるいになるというのは、結局他のバトルアニメと同じ構図でしかなく、それが野球だったり戦争だったり料理だったり半額弁当だったりするだけのこと。この作品ではたまたまパズルなだけ。だったら人が死んでもおかしくないし、毎回違うパズルを出しても、雰囲気だけで解決するから別に解き方とかを詳細に描写しなくても問題ないのさ! どうなんだろね、毎回カイトが速攻で解いていくシーンとかって、ちゃんと「すごい難易度のパズルを端正な解法で解いていく」プロセスは経てたのかしら。そこまで仔細に見ていないから分からないわ。

 「馬鹿パズルアニメ」として見ていると、綺麗な馬鹿をやってくれているのは評価したい点。毎回壮絶な「死ねるパズル」を見せてくれるだけでも頑張ってくれた作品といえるんじゃなかろうか。実は意外にキャラも立っていたという事実。あれ、なんだか感想書いてたら面白く思えてくるパターンだ。よし、2期目はちゃんと全部観て、面白さを考えてみよう。

 って、来週からもう始まるんかーい。

拍手

「新テニスの王子様」 5→4

 すみません、正直、一切真面目に見てません。1話目を見たときに「これは笑うな、やっぱり食わず嫌いはあかんかも」とか思って見始めたのに、3話目くらいで飽きました。やっぱり山ほど出てくるキャラクターたちについて一切知識も思い入れも無かったのが悪かったのか……でも、確実に一見さんお断りの中身だよ、あれ。誰が誰だかよく分からないし、分かったところでどないやねん、っていうレベルだし……

 うーん、この作品の見どころっていうと、あまりに馬鹿馬鹿しい「テニヌ」だと思うんだけど、それって1回見たら満足するネタなんだよ。テニスで一回殺し合いしたら、後は崖登りしようが宙づりにされようが、後は同じような印象にしかならないし。原作だったら画のインパクトとかもあるし、月刊連載だと一ヶ月に1ネタで笑えればいいわけで、少なくともアニメで毎週見るよりは「慣れる」「飽きる」までは時間がかかる。でも、アニメでシリーズとして作り上げるには、流石におもしろみがない。まぁ、あんまり真面目に相手にするような内容でもないから、真剣に見ようとしない方が正しかったとは思うんだけどね。んー、合う合わないってあるのか。単に女性キャラが出てこないから興味がわかないのか。結論、両方。

拍手

「BRAVE10」 4→3

 サトリナが可愛かった作品。以上!…………以上です、ほんとに。後はあんまり真剣に見てなかったから記憶が……あぁ、アナスタシアも割と可愛かったかな。駄目じゃん、女の子の記憶しかないじゃん。

 だって、この手の歴史物そっち向け作品なんて、特に興味を引く要素も無いし……高城元気の扱いが業界的にこれでいいのか、とかいう疑問は出たけど、仕方ないよな、出来るんだから。緒方恵美、齊賀みつき、時田光、三瓶由布子、田村睦心、そして高城元気って並べて「仲間はずれを探せ!」っていう企画をやったら、どれだけの人間が正解出来るやら……

 あ、全然関係無い話になった。いや、あんまり書くこと無いんですよ。バトルものとして面白い点は特になかったでしょ、笑いどころは無いでしょ、映像も普通レベルでしょ、うーん、本当に「サトリナ可愛い」の一点だけがモチベーションだったからなぁ。じゃ、点数つけるなよ、って話ですけどね。すみません、その通りだと思います。気にしないで下さい。
 

拍手

「パパのいうことを聞きなさい!」 4→4

 今期一番予想外の方向性に進んだ作品といえば、ひょっとしたらこれなのかもしれない。ラノベ原作で、いきなり女の子が3人も家に転がり込んできた! っていうスタートから、確実にハーレム展開を迎えるだけの作品だと思っていたのに、1話目からいきなりテンションが下がるお話をされ、この傷をメインテーマに、ずっと引きずったままの状態で最後まで話が続いた。考えてみりゃ、このシチュエーションでそんなに明るいお話になるわけもないのだが、昨今のラノベ文化、ライトアニメ文化の中で、「こんなスタートでも最終的に萌えアニメ」という展開に慣れきっていたので、この方向性についていくのには時間がかかってしまった。

 そして、正直言って「両親を失った女の子たちと、それを引き取った1人の青年のお話」というくそ真面目なお話をするにしても、本作はそこまでうまくいった作品だとは思わない。要素要所でシビアさを出すためにリアルを意識させてくるのだが(男で一つで育てられるはずない、とか生計はどうやって立ててるんだ、とか)、結局なんちゃっての域は出ないので、どうにもそうしたフィクション要素と真面目なお話の食い合わせが良くない。視聴者がどういう心持ちで画面に向かったらいいのかが分からないのだ。なんだか素材に合わないことを無理矢理やろうとしているみたいで、コレジャナイというネガティブな印象が先んじてしまう。

 筋立てとしてはある意味すごく真っ当なものだったという気もする。「いい話」の基本形は守っているのだし、個々のキャラクターの言っていることもある程度納得は出来るので、一本のシリーズものとしての破綻は無い。アニメとしての質も低いものではなく、良い言い方をすれば「丁寧な」部分も目立ったので、余計な先入観を無しに「とある青年の奮闘記」と思って見れば割とまっすぐな側面もあったのかもしれない。まぁ、それにしたってあまり身を入れて盛り上がろうという内容では無いと思うんだけど。「俺じゃあパパになれないのかな……」って、そりゃぁそうだろ。もう少し他に悩むポイントあるだろ。

 結局、序盤のうちに「見せたいもの」のビジョンが固まらなかったことが最大の難点だった。原作がどうなっているのかは知らないが、このタイトル、この作画、この設定を用意してやるんなら、もう少し別なお話の方がよかったかな、ということ。漫画版をちょっと見たことがあるけど、そっちは分かりやすい話だったんだけどなぁ。ただ、この感想については、こちらの先入観による独りよがりな部分も少なからずあるし、欠点らしい欠点かといえば、違う気もする。ジャッジの難しい部分ではあるのだが、優良可でいえば、「可」が無難な落としどころではないだろうか。

 中の人については、3姉妹にご苦労様をいうのが当然の流れ。キタエリは言わずもがな。ひなの中の人はさんざんネタにされている独特のしゃべりが面白いが、どう評していいものやら。若手のホープとしては色々楽しそうな出てき方だけどね。そして長女の中の人である上坂すみれ。無難な役だったおかげで特に印象にプラスもマイナスもないが……今後どうなるでしょうねぇ。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
07 2026/08 09
S M T W T F S
6 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[08/02 な]
[08/01 NONAME]
[07/26 な]
[07/19 な]
[07/17 NONAME]
バーコード