|
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
速い速いよ、第4話。今週もやっぱり原作3話分を一気に。高千穂戦はまだ身体を張ったバトルなので詰め込む意義はあるかもしれないけども……流石に窮屈が過ぎやしませんかね。
前回の時点でこうなるんじゃないかと予測は出来たのだが、今回もかなりの部分で台詞カット、場面カットが多く、とにかく先を急ぐことばかりが優先されている。方向性については簡単に割り切れない理由もあるだろうから賛否の分かれるところだが、個人的にはあまり好ましく思っていない。何故かといえば、やっぱりこの「めだかボックス」というのは、馬鹿馬鹿しいまでに上っ面をなぞる会話が中心の漫画だからだ。確かに今回の話数を見れば「特殊能力を持つ超人2人がどつきあい、結果的に片方が勝った」というだけの話なのでカットしても筋立てに問題ないが、まるで豚の角煮から脂身だけを抜き取ったように、過剰なシェイプアップでうまみまで抜け落ちてしまっている気がする。 確認すれば分かるが、カットされた台詞は当然「必要性が薄い」部分であり、アニメだけを見ても(いくらか急きすぎだとは思っても)理解出来るレベルではあるだろう。しかし、この作品のファンは、別に高千穂とめだかちゃんが殴り合っている姿が見たくて読んでいるわけではないと思うのだ。アブノーマルの先鋒となった高千穂がこれまでの人生でどのような生き様を習得し、それを黒神めだかという化け物にぶつける際に、どのようなゆがみを持ち、どれほど切実であるか、そういう周りの要素に注目してこそ、この世界の無茶苦茶な設定に意味が出る。単に「凄い能力で殴ったらもっと凄い能力で殴り返された」では、それこそブリーチで充分だ。すると、単に拳で殴り合っているだけのこの作品の画面に魅力があるとは言えないわけで、単なる「劣化バトルもの」にしかならない(必殺技黒神ファントムの描写も今ひとつだったなぁ)。それじゃ、せっかくアニメ化した意味が無い。多少脚色してしまってもかまわないので、無駄な会話をもっと引き延ばしてダラダラとうんちく垂れるくらいのレベルでもいいと思うのだが。どうかなぁ、世間的にはそういうニーズが薄いのかな。 実際、今回のシェイプアップで、めだかちゃんの「無茶苦茶さ」を訴える台詞がかなり削られていたので、彼女がいかに理不尽に勝ったか、というのが伝わりづらい。また、善吉が幼少期からのめだかちゃんを知っており、彼女の無茶苦茶さの一番の理解者である、というバックグラウンドの補強も薄くなってしまい、次回の宗像戦への引きも満足とは言えない。なにもかも、スタッフ側は「理解していない」わけではないので最小限の必要条件は満たしているのだが、やはりそれだけじゃ物足りないのである。そこまで必死に尺を詰めるのはなんでかなぁ。もっと余裕のある枠をキープ出来なかったもんだろうか。1期の頃に比べてそうした不満が出やすい作りになっているので、ちょっと残念なのである。 まぁ、一番可哀想なのは、カット部分のあおりで完全に存在が抹消された対馬兄弟だけどね……驚き役しかない人間だったのに、完全に画面から「なかったこと」にされてる。まぁ、原作でもいなくていい奴らだったしな…… PR
忙しいアニメやな、第3話。いや、いつも通りの密度だし、画で見たら大してせわしくはないのだが、原作と比較すると、恐ろしいスピードになっているのが分かるのだ。脚本大変そうだなぁ。
これまで、1期はずっとアニメ一本で原作2話分、というセッティングになっていた。序盤のオムニバス形式の時は分かりやすかったし、雲仙編などのある程度まとまった内容になっても、そのペースは変わらなかった。しかし、今回はシリーズで初めて、アニメ一本に原作3話分を詰め込んでいる。1期目と違って一連の流れがあるお話だし、本当に会話パートが多いのである程度詰め込んでいかないと画面が途端に退屈になってしまうという問題もあるので、台詞を切り詰めながらとにかくテンポ良く展開させていくという構成の方針はよく分かる。実際、もし原作を読んでいない人が見たとしても、そこまで混乱するような内容にはなっていないだろう。 ただ、それでもちょっと窮屈すぎるとは思うんだよね。どうしても原作と比べちゃうと「あ、この台詞がカットされたのか」「この台詞もないんだな」と、無くなった部分ばかりが気になってしまう。こういう原作ファンのチェックっていうのは邪魔なばかりである気もするのだが、やっぱり台詞を切ることによって分からなくなっちゃう部分もあるからねぇ。時計塔に入った後の対馬兄弟との会話なんかは切ってしまっても構わないパートも多いのだが、めだかちゃんと王土の直接対話のシーンなんかは、フラスコ計画に対する2人の考え方の相違がはっきりと分かる会話も多いので、出来たらきっちりやってほしかったんだけどね。……まぁ、全体の構成で使える尺に限界があるんだろう。今回はあくまで導入部分だし、今後のバトルパートなんかに時間を費やすというなら、仕方ない措置なんだろうね。 今回の見どころは、久しぶりに出てきたけどやっぱり可愛いもがなちゃんである。原作に比べても必要以上に色っぽい気がする。そして彼女の最大の見せ場である「あん!」が炸裂。まぁ、思ってたほどの迫力があるわけじゃないのだが、やっぱりかやのんボイスが正義なんだな、というのがよく分かる。シナリオがつまっていることは弊害ばかりではなく、案外生徒会面子が頼りになるんじゃないか、という疾走感にもなっているのが面白い効果である。マイナス編まで行くとなると生徒会コンビは一切出番がなくなるので、ここでたっぷり見せておかないとね。 今回の追加要素としては、アブノーマル編でも屈指の「こいつら何で出てきたんだろう」感満載の対馬右脳・左脳コンビ。一体どんなコンビがキャスティングされるのかと思ったら、まさかのダブル田村睦心。流石に器用な人だなぁ。あんな捨てキャラに使ってしまったのが勿体ないくらいである。そう言えば、球磨川の声が緒方恵美で決定した、なんてニュースもありましたね。個人的には別なキャストを望んでいたわけだが、……文句の言いようが無い。容易にイメージ出来るが、その球磨川は、アリだ。
「黒子」を見続けた後だから、いつ善吉の影から黒子が出てくるんだろうと気が気じゃない第2話。火神はカテゴリで言ったらスペシャルじゃなくてアブノーマルな気がする。
1期同様に、基本的に原作に忠実に進んでいくのがこのアニメ。その分驚きは無いし、原作組からするとあまりアニメとして追いかけるモチベーションも上がらない恐れはあるのだが、幸か不幸か「アニメに向かない」原作なので、どういう風に調整してくるのか、っていうところがおっかなびっくりのところがあるので、つい真剣に見ちゃうんですよね。今週分も、相変わらずしゃべりっぱなしの展開になっているんだけど、真黒さん初登場回っていうことで、なかなか刺激的ではありました。新キャラが出てくると、一体どういう風にキャラをいじってくるんだろう、っていうのも見るべき点になりますね。 今週は原作では25,26話にあたる部分。王土・行橋コンビとの邂逅と衝突、そしてゴーストバベル訪問。前半は、とにかく王土が頑張ってるな、というシーンなのだが、個人的にはもう行橋の方が気になって仕方ない。アスミスはどやねん、という気持ちが強くて、頑張ってるのは分かるんだけどまだ馴染んでないのが正直なところなのよね。行橋って「表の六人」の中でも一番理知的なキャラで、アブノーマル編の中では唯一といってもいい常識人。一応最初は道化師としてのポジションで多少浮かれてはいるものの、基本的には苦労人だし、思いやりが強いキャラなので、どうしたってしっとりしたイメージがほしくなる。もちろん、アスミスはそのあたりもきちんとディレクションを受けているので普段よりはかなり「少年寄り」で抑えめな演技になってはいるのだが、やっぱり隠しきれない阿澄節が見えてしまう。先週の時点でおかしくないかと思っていた「こいつ女か?」のくだりはカットされていたので齟齬は無くなっているのだが、次の登場シーンまでに初見の視聴者にはどのような印象が残されたのだろうか。王土との対比が激しいキャラなので、今後の描写が気になるところだ。 王土については特に問題も無く、それと対峙してにやけてしまうめだかちゃんの表情などは悪くない。今になって振り返ると、登場シーンで「コピられている」ところなんかは、彼女の能力がそのまま現れているシーンなので結構面白かったりする。また、おそらく後付けだから偶然だとは思うのだが、めだかの登場にあわせていつの間にか半袖がいなくなっている、というのも、彼女の正体が判明した今になってみると伏線っぽく見えなくもない。半袖はここからしばらくの間出番が無いのが寂しいなぁ。次出てくるのって、球磨川と一緒のタイミングかぁ。ツイッターのくだりとかでちょっと顔見せてくれると良いんだけど。 そして、いよいよ登場した黒神真黒さん。CVはこちらもVOMIC版からは変更されていて、諏訪部順一が担当している。これは実に良いと思う。VOMIC版は子安だったわけだが、流石にあの細身で子安ボイスはクドすぎるだろ、というのが率直な感想だったので、いかにも胡散臭そうな優男声ってことでべーさんが出てきてくれたのは嬉しい(個人的にはもっと甲高いイメージだったから鈴木千尋推しだったわけだが)。あの声で変態台詞を連発してくれるわけだからね。声だけ聞いてると完全に火神対青峰という圧倒的クライマックス感である。また、黒神家を並べると上から諏訪部・沢城・豊崎という、全くもって統一感の無い3人兄弟が構成される。こうなると親父さんの声は誰なんだろう。個人的には力ちゃんのイメージなんだが。そして鶴喰の声は鈴村。 真黒さんの登場シーン以降は、ひたすら部屋に並べられためだかちゃんグッズの数々が見どころで、実際商品化してほしいような可愛らしいものもちらほら確認出来る。個人的にはめだかちゃんスリッパのデザインが秀逸過ぎると思う。あれはちょっと欲しい。また、そうした愛らしいグッズとの兼ね合いなのか、今回はやたらと兄妹ともにアホ毛がピコピコ動いているのが可愛らしかった。くじ姉にもついてるし、あれって黒神家の遺伝なんだろうか(ちなみに親父さんはアホ毛2本)。
大量録画処理の一環で一週遅れのナニコレ展開。たまにこういう回が出てくるからこのアニメは馬鹿に出来ないんだよなぁ。
突発的にやりよるハイパー作画回である。なんでこんな(本筋的に)どうでもいい回でここまでエッジの効いた演出と労力を費やしてきたのか。全くもって謎であるが、先んじて一番言いたいことを書いておくと、このアニメは本当に、スタッフに恵まれてアニメ化が大きくプラスになってる作品なんだなぁ、と。いや、今回のエピソードが原作でどうだったかなんてさっぱり覚えてないけども(なんかあった気はする)、アニメは色んなトコで爆笑した。多分原作では絶対そんなこた無かったはず。これは反則だよなぁ。 この作品も基本的には他作品のように「キャストに恵まれてるなぁ」と思いながら観ることが多くて、今回もAパートなら姫子の中の人、うりょ子の突っ込み芸が引っ張ってるところが大きいだろうし、多分杉田が悪のりしたんだろう細かく画から漏れ出た台詞回しなんかもギチギチに詰まっている。Bパートはガクトの使い方が実に卑怯だし、1つ1つの曲の回し方なんかも上手い。諏訪部の無駄遣いも潔さが気持ちいいだろう。 そして、それに加えて今回は作画とコンテ演出が、良い言い方をすれば「尖っている」、悪く言えば「やかましいくらいの自己主張」。いやぁ、でもこれくらいはっちゃけてる方が好きだなぁ。ここまで尖らせると作画が追いつかない時にメタメタになるリスクはあるんだろうけど、今回はただでさえキレキレだったし、多少ぎこちなくとも勢いで押し切れるだけのエネルギーがある。実際、Aパートの姫子の顔芸あたりは多少無茶しすぎて回し切れてない部分もあるのだが、その辺のブチギレ感も味わいと言ってしまえばいい。せっかくの作画リソースがエロとギャグに使われることのすばらしさよ。個人的にはやっぱりAパートの方が好きかなぁ。ラストの夜のシーンとか、色んなナンセンスがものすごくアンバランスな画を作っていて、一目で分かるくどさがたまらない。今週放送分よりも圧倒的にインパクトがあったわ。あ、今週分も井口が出てきててちょっと笑ったけどね。 そういやスケダンの感想書くの初めてだな。意外とお気に入りだったのだが、もうまもなく終わっちゃうのが勿体ないなぁ。
想像以上に最終話。事ここに及んでオリジナルエピソードということで正直不安だったのだけれど、実に良い終わり方になったのではないでしょうかね。西尾維新の無難な仕事ぶりに安心させられる一本。
最終話のみ許されたオリジナル展開ということで、期待すべきことは大きく2つ。1つは「アニメならではの何かが見られるか」という部分。どれだけ頑張って演出面でフォローしても、普段放送しているエピソードは全て「漫画原作」という枷がついたものである。その構成や見せ方については「漫画によることを前提とする」ものであって、必ずしもアニメにしたときに最大限の効果を発揮するものではない。そこで、今回は改めて「アニメになったときに見栄えがする」ものを最初から想定して作ればどうなるのか、ということが見たかった。結果から言えば、まぁ、そんなこたぁ毛ほども感じさせない出来である。アニメだろうが漫画だろうが小説だろうが、西尾維新はいつも通りである。そういう意味では肩すかしではあるが、むしろ「平常運転か」と思えば安心出来るという見方も出来るか。オリジナルキャラでわざわざアニメにする意味が薄そうな将棋部員を持ってくるあたり、本当にひねくれていて最低である。 そして、なんで将棋部なんて地味な題材にしたのかというと、今回のエピソードで期待されたもう1つの要素である、「アニメ1クールの最終回としてのエピソード」という要素を満たすための必要条件であったからだ。今回のテーマはサブタイトルに表示されているように非常に分かりやすく、「黒神めだかがいないことによって、黒神めだかの存在感を最大限に示す」ことにある。最終回に主人公が一切出てこないというひねくれた構成も憎たらしいが、「不在」によって「存在」を浮き彫りにするという構成は、過去にも実に多様なメディアで用いられた定番の演出方法。そして、今回はそうした「めだかの不在」が「穏やかな生徒会」に表れており、「緩やかな時間」を表示するために選ばれた題材が、将棋部であったというわけだ。 「無くした駒を探して欲しい」という依頼も地味だし、事件そのものの構造もおしなべて地味。餅原と鉈山の対立構図にしたって、「楽しい部活と勝つための部活」という、部活動を描いた物語の永遠のテーマであり、新しさは一切無い。しかし、そんな中でもきちんと「めだかちゃんがいない生徒会」の活動が描かれ、3人の役員がそれぞれに「めだかちゃんの生徒会」のために行動していることが分かり、その背後にある生徒会長の存在感を示してくれているのだ。原作では、雲仙戦から次のアブノーマル対決までは具体的にどれくらいのブランクがあったのかは描かれていないが、めだかちゃんの超人的回復力を考えると、さほどのタイムラグは無かったはず。それでも「空白の期間」があったことは確実で、この間に、生徒会の面々がどのように成長を遂げていたのか、というのは原作で描かれていない部分だったので、ファンからすると嬉しいボーナスであった。 個々に見ていくと、阿久根は大した変化は無い。彼の場合は大きな変化がもたらされるのがノットイコール編と随分遅れているので、まぁ、それは仕方ない。ただ、変わってきていることが分かるのは、善吉との関係性において、だろう。雲仙編の前までは何かと反目することが多かった2人なのだが、この後のアブノーマル編になると、それまでの仲の悪さが無かったかのように妙な相性の良さを見せることになる。この、間を埋める「少しずつ理解を深めている期間」が今回のお話と考えられる。具体的には、阿久根が鉈山に解決策を提示し、立ち去ろうとするシーンなんかが象徴的だろうか。阿久根は「窃盗事件について教師に報告して手打ちとする」という、至極一般的な解答を提示しているが、そこに善吉が「めだか的な」解決を示すために割ってはいる。本来なら、阿久根はここで善吉を止めるべきだ。「勝負する」なんて無茶な提案は、常識的な解決を提示するような人間ならば受け入れられるはずがないのだから。しかし、阿久根はこの善吉の提案について、事前に打ち合わせでもしていたかのように、何も言わずに受け入れている。これはおそらく、「自分がまず一般論としての解決を示せば、善吉が生徒会長の意志を受け継いで更に上書きしてくれるだろう」という役割分担が出来上がっていたおかげである。この時点で、阿久根はある程度善吉との関係性を完成させており、その中で自分の立ち位置を把握しているものと思われる。 他方、もがなちゃんについては、実際の事件の最中はあまり出番が無い(せいぜい、例の「無理矢理良いことを言おうとしてテンパる」そぶりを見せたくらい)。その代わり、冒頭の生徒会室のシーンで、「めだかとトラブルの種」というテーマで自らの見解を述べている。それを見る限りは、既にもがなちゃんも自分の立ち位置を理解し、めだかちゃんの存在意義を特定しているように見える。この後、実はもがなちゃんとめだかちゃんは2人きりで遊園地に遊びに行くほどの仲になっていることが明かされるわけだが、おそらくこのあたりの時期に親交を深めたのだろう。それにしても、将棋の駒のお値段にまで精通しているとは、さすがの金の亡者。 こうして、三者三様のあり方で「生徒会」に接する3人は、まだまだ完璧なチームワークとは言い難く、ちゃぶ台の片付けひとつまともに出来ない状態ではあるのだが、確実に「黒神めだか」に吸い込まれるようにして、ひとつになろうとしている。「黒神めだかがいなくても」誰かがめだか役を演じ、誰かがめだかを思う。そんな目に見えない完成形が、きちんとこの最終話の中で描かれていたのではなかろうか。個人的に、この「めだかボックス」はバトルに入ったり球磨川が出てくる以前からのファンだったわけだが、実はバトルなんかにならずにダラダラと生徒会活動を続けてくれているだけでもいい、と思えるくらいに、こういう「普通のお悩み解決」エピソードが好きなのだ。バトルはバトルで面白味もあるのだが、なんだかこまっしゃくれた西尾維新の「日常感」が見える筋書きの方が、オリジナリティがあって面白いと思うのですよ。まぁ、同意が得にくい部分ではあるし、今回のシナリオだって何が面白いかと言われれば説明は難しいんだけどね。 アニメ的に見ると、今回のボーナスは餅原・鉈山というオリジナルキャラの登場である。2人ともなかなか良いデザインだったし、こんな一発キャラなのにきちんと「立って」いるのがすごい。鉈山の方は割とありがちな「ちょっとした跳ねっ返り」程度だが、餅原先輩の「強いんだか弱いんだか、優しいんだか心ないんだか分からない」微妙な造形はなかなか面白かった。「頭を押さえてないと」云々が最後に何かの伏線になるのかと思ったら全然そんなことが無かったあたり、毎度のことながらひどいキャラ設定ではあるが、頭を押さえてわたわたする仕草が可愛いだけでも充分。ビジュアル面の良さもさることながら、やっぱりアニメといったら中の人。ゆかち演じる餅原先輩は、まぁ素直に「可愛い」。つまりゆかちが可愛い。ゆかち可愛い? うん、ゆかち可愛い。そして鉈山先輩の方は、安定の画伯である。小林ゆうの起用法ってのは実に難しくて、あまりに個性が強すぎるために時として「完全に嘘」になってしまう場合があるのだが、こうして聞いてみると、西尾維新の嘘くさくて「芝居がかった」台詞回しとは相性が良いようである。もうちょっと活躍が見てみたかったもんだなぁ。 とまぁ、色々とありつつも充分「締め」に相応しい良作エピソードになったと思う。あとは当然、分かっちゃいたけど2期目に期待しながらの終幕。古賀ちゃんや名瀬先輩の活躍が早く見たい、そしてその声が早く聞きたい。都城だけキャストが事前に明かされたわけだが、期待と違ってちょっとショボン。中の人、つい最近どこかで名前を見たと思ったら、「ヨルムンガンド」のウゴの中の人だった。縁起悪いわ!
なるほど決着、第11話。原作版だと「なんだかなぁ」と思った本作初のバトル展開決着編だが、アニメで見るとまた趣が違いますね。
予定通り、原作でいうと20話、21話分をほぼ原作通りにまとめて片付けてくれました。相変わらずとんでもない台詞量ではあるのだが、ほぼ雲仙しゃべりっぱなしの展開もそこまで不自然だったり窮屈だったりせずに構成できたのは、ひとつは璐美姉の喋りの流暢さがあり、もう1つに画面の迫力の出し方がある。「女子高生が校舎を引きずって歩く」というとんでもないビジュアルを、乱神モードを完全に化け物として描くことで、どこかふざけていながらも強引に見せてしまえるビジュアル面がナイス。こうして見ると、そういえばガイナックスってぇ会社はエヴァやグレンラガンを作った会社だったんだな、ということを思い出すのである。四つ足の獣のように荒ぶりながら襲いかかるめだかちゃんに初号機のごとき狂気を見せ、校舎ごと学校を引きずってぶっ壊しまくるという無茶に、お前のドリルで天を突いた無茶の固まりを見る。いや、流石にそこまで上質なもの、というわけではなかろうが、荒々しい絵柄で持って勢い優先で見せてくれた活劇は満足いくものでしたよ。 そして雲仙の台詞で今回大役を果たしてくれた朴璐美。前回に引き続きの熱演だったが、本当に無茶苦茶でふざけているとしか思えない西尾維新の台詞回しを、必死に「耳に不自然でない形」に落とし込むという、「化物語」あたりのキャスト陣がもがき苦しんだタスクを、見事にクリアしている。今回は勢いのある台詞も多くて、雲仙とめだかちゃんの啖呵の切り合いも気持ちが良い。「見たか聞いたか感じたかァ!」のところとかね、ノリノリです。そりゃ乳も揉むってもんです。対するめだかちゃんの方も、今回だけを聞いたらとても豊崎ボイスだとは思えない熱演。相変わらず声を下げると無理が出るとかどうとか難色を示す向きもあるのかもしれないが、わたしゃこれで充分「壊れためだか」が出来ていると思うんだけどね。あいなまボイスで一番の聞き所は、実際には荒ぶるめだかちゃんが吠えるシーンではなく、そこから善吉に抑えられ、モードが元に戻って普通の声になるそのギャップにあると思う。そういう「演じ分け」を聞いていると、やっぱり面白い役者だと思うのです。 さて、今回で結局この1クールは店じまい。原作通りだと次の話で「十三組の十三人」が出てこなきゃいけないのにどうするんだろうと思ったら、どうやら最終話はオリジナル回になるみたいだね。出来ることなら2クール以上でこのまま勢いにのせて行って欲しかったもんだけど、まぁ、仕方ないか。早く古賀ちゃんや名瀬さんの声も聞きたいところです。そういや今回、一応新キャラとして不知火理事長が初台詞だったんだけど、キャストが予想を外して清川元夢だった。ジジイキャストなんてそんなに選択肢が無いところではずしてしまったのは残念であった。いやどうでもいいんですけどね。
1クールらしいですね、第10話。分割2クールって話もあるけど、ここでいったん幕引きになっちゃうのはちょっと勿体ない気もするよ、
というわけで、1つ目のクライマックスとなる雲仙編のラストバトル。Aパートが雲仙の長台詞、そしてBパートが乱神モードお目見えという、なんだか随分アップダウンの激しい構成になっている。実際に見てみると、Aパートの雲仙の口上なんかは、やはりアニメになると尋常ではない台詞量であることが分かる。元々台詞の多い漫画ではあるのだが、一切合いの手を挟まずにこれだけの台詞をしゃべらせるってのはなかなか大変。そして、このアニメの場合、「化物語」みたいな方法でこの西尾維新の鬼シナリオを逸らすわけにもいかないため、真正面から漫画原作通りのコンテ割りで台詞パートを凌ぐことになる。まぁ、思ったよりも気にならずに長尺が回せている気はしますね。どちらかというと、「こんだけ原作の台詞をそのまましゃべらせて尺は大丈夫なんかい」とこちらが心配してしまうくらいのものだ。 しかしまぁ、それにしてもキャストが大変な作品だ。朴璐美姉さんは今回が山場なんで頑張ってましたね。次回も割としゃべらなきゃいけないけども、頑張って欲しいところ。そして、今回のBパート、そして次回に向けて、めだかちゃんもブチ切れながらの台詞がガンガンあるのでなかなかしんどいパートとなっている。世間的には愛生ボイスでのめだかちゃんが相変わらず非難の的になっているのを目にするのだが、今回の乱神モードを聞いていても、正直そんなに毛嫌いする必要があるのか、と思う。確かに豊口めだかを聞いた後だとどうしても高いし、ドスが効かないという悩みはあるものの、元々めだかちゃんは「普通の女の子」として見たいという善吉目線から始まっているキャラなのだし、乱神モードなどの無双ッぷりを見せつける状態は本来イレギュラーなはずなのだ。それなら「可愛いめだかちゃん」がメインの声で、下げるとギスギスと違和感が出る方が音響としては面白いと思うんだけどね。まぁ、次回のラストシーン、猛り狂う部分をどう見せてくれるか、というところで評価も決まってくるのかも。毛嫌いしてる人は多分ずっと馴染むことはないんだろうなぁ。こればっかりは、原作読んでる時点でもっちゃったイメージも大きいからねぇ。 さておき、その他原作とかわっている点としては、今回大きかったのは、1つは雲仙が鍵を閉める描写が無くなっている、という部分。ここは単純に尺を削る目的もあっただろうが、もう1つに、実は原作版とアニメ版では生徒会室の作りが違う、というのもある。原作だと単なる1教室なんだけど、アニメ版はドアも特別仕様になっているし、原作と違って2階の中央に位置している。その辺も鑑みて、わざわざ鍵をかける描写は必要ない、というのでカットだろう。原作未読の人間も、別にあの描写が無くなったからって理解しにくくなるわけでもないし、これは大した違いじゃない。 そして、生徒会室の場所が1階ではなく2階になったことで付随的に変更されたのが、3人を救出する手段が「ロッカーに詰める」ではなく「絨毯でまく」になった部分。これは、爆破後に3人を一度グラウンドに出す必要があるためだろう。原作では部屋が1階にあるので、めだかちゃんならロッカーごとグラウンドに引っ張り出すくらい出来そうだが、アニメ版の場合、流石にロッカーかついで2階から飛び降りるのは不自然になるため、持ち運びしやすいように絨毯にしたと思われる。細かい変更だが、グルグルにされてたもがなちゃん達がなんかおかしかったから良しとしよう。そういえば、もがなちゃんといえば序盤にスーパーボールの解説を入れていた時にもがなちゃんが何故か目を¥マークにして金の臭いをかぎつけていたのだが、雲仙のスーパーボールが特注でめちゃめちゃ高価なもの(1つ120万!)だっていうことを見抜いたのだろうか? だとしたらすごいな、もがなちゃん。 そして最後のオリジナル要素として、めだかちゃんが乱神モードになり、草花を踏みつぶしながら雲仙に迫る、という描写がある。アニメの場合、エンディングテーマなどでも分かる通りに「めだかちゃん=花を愛でる」という部分がクローズアップされており、この演出により、乱神モードが本当に普通の状態じゃないことが補強される。乱神モードの描写については、他にも髪の色が赤系の色に変化したり、割と画的に映えるものになっていたので満足である。まぁ、ジャンプ漫画的には「スーパーサイヤ人」っていうと終わりなんだけどね。 さて、尺を考えれば次回で決着となる。そして、原作だと次のエピソードで球磨川(のシルエットのみ)が登場することになるんだけど、果たしてどういう区切りを付けることになるのかしら。
雲仙良いね、第9話。やっぱり璐美姉は安定しとる。登場時の声がなんだか高いからドキッとしたのだが、そこからたたき落とす落差が気持ちいい。ただ、この人の台詞で「大迫力のいいおっぱい」とか言われても皮肉にしか聞こえないんだけどね。
さておき、着実にクライマックスへと向かっている段階。今回はめだかちゃんトライアスロンの回であるが、久しぶりにダイナミックに動ける回ってことで、アクションパートが阿漕に水増しされている箇所が多かったですかね。一番分かりやすかったのは風紀委員がバリケード張ってるところだろうけど、その他にもちょいちょいよく分からない盛り上げが導入されてます。そんな中で特に謎だったのが、自転車殺法の彼が使っていたママチャリ、何故かハンドルに腕カバーが付いてました。なんだありゃ。凶器として使うもの(その時点で分からんが)に何で防寒具つけてんだよ、と。ちょっと面白かった。阿久根に襲いかかる前にご丁寧にタイヤに空気詰めてるのもシュールだったな。「いや、いらんやろ」と。まぁ、おかげで直後に使っためだかちゃんの走りが加速したかもしれないけども。 さておきさておき、実際シナリオ上は、そんなよく分からないギャグ部分よりはめだかちゃんが雲仙と初めて対面した、ということの方が重要なはず。全く相容れない理想を持つ2人の対話は、原作時点でもよく分からない理屈のぶつかり合いだったわけだが、アニメで見てももちろんよく分からなかったりするのである。めだかちゃんの持つ世界観はこの時点でも固まってなかったし、それに対する雲仙の「正義」っちゅうのも微妙な代物ではあるからねぇ。まぁ、この漫画にそんな理屈を求める必要はないんだけど。雲仙に色々と重要な要素がついてくるのは実際はこの後の後付けなので、現時点では単なる分かりやすい悪役、っていう程度で見ておけば充分だろう。ちなみに、アニメ版では音楽室の床がボッコボコに砕かれていたが、雲仙が使う武器に、こんな状態を作れるものは(多分)無い。これまたアニメ的なこけおどし演出ですな。こけおどしといえば今回のクライマックスでめだかちゃんが髪を結ぶシーンも、原作アニメともにこけおどしと言えなくもないわけだが、原作では袖を破って髪を結んでいるのが、アニメでは何故かスカートを破って使ってくれている。これはこけおどしじゃなくて、サービス。 そして今週の半袖。半袖は面倒ごとを避けるタイプなのであんまり偉そうな敵キャラと絡むことはないのだが、今週は珍しく雲仙と正面から対話している。ぽきゅむ〜ん(正確には「む」に濁点)や「にやりん♪」などがきっちり再現されていたのが二重丸。本当に良い音が出るキャラだ。そしてちょっと面白かったのが、めだかちゃんとの対話の際の表情が、原作よりもやや「悪者っぽく」書かれていたという部分。原作ではこの時点で半袖が単なる狂言回しだったので本当に軽いテイストだったのだが、アニメになるに際して、既に半袖がマイナスであることは判明しているため、めだかとの対決シーンでややブラックな味付けになったんじゃないかと思われる。でもまぁ、可愛いことには変わりなし。 そういえば、このままのペースでいくとあと2話、つまり11話時点で雲仙編が終わってしまう事になる気がするのだが、今後の尺調整ってどうなるんでしょうね? 2クールは確定してるんだっけか?
お話進展、第8話。いよいよもって風紀委員会編に突入。あとはここから現在の流れに繋がる展開になっていきますわな。
今回の最大の注目ポイントは、まとめて登場する風紀委員会のキャラだろうか。顔見せだけの雲仙・呼子はおいとくとして、ほぼメインでしゃべりっぱなしの鬼瀬が今回のキーパーソン。個人的なキャスト希望は、以前も書いた通りに植田佳奈だったりする。「理屈をこねるキーキーうるさい眼鏡チビ」は何故か植田佳奈のイメージだ。現在、ちょっと趣は違うけども「アクセル・ワールド」でも植田佳奈が眼鏡チビの役やってるでしょ。そういう感じ。門脇舞以・植田佳奈・牧口真幸で個人的3大眼鏡声なんだけど、中の人的には舞太だけだな。 で、そんな舞太の話から無理矢理繋げてみたが、鬼瀬の中の人はなんと大橋歩夕だった。正直、あゆたっちゅうのはちょいとがっかり気味のキャストではある。あんまりキーキーうるさいイメージじゃないし、実際にこの作品に必須の要素である「とにかくまくし立てる」台詞回しになると、やっぱりあゆたは拙いのである。でもまぁ、これでも昔に比べたら随分達者になったもんだよね。初期のナンダヨーっぷりは本当にひどかったから。そんな歴史を振り返れば、この鬼瀬役も1つの道標として暖かく見守ってもいい気もする。正直、そこまで悪いもんではないし、多分何回か聞いてればそのうち馴染むだろう(少なくとも阿久根よりは)。あぁ、でも「あんまりだぁぁ!」はもう少しキメて欲しかったかなぁ。 そして、最後のCパートでちょろっと登場したのが、今回のラスボスである雲仙と、その愛人(?)呼子先輩である。雲仙は「まぁそのあたりのキャストだよね」という予想通りの配置。個人的には朴璐美姉さんだとちょっと低すぎるだろ、という気もしてたんだけど、実際に聞いたら「これかな」という気がしてしまうから現金なもんだ。来週の殺戮劇場に期待したい。そして風紀委員ハーレムの統率役である呼子先輩だが、ここで使ってしまっていいのだろうか、小清水がキャスティング。良い配置である。まぁ、あみっけを配置して問題のあるキャスティングってあんまり浮かばないんだけど。あとは……木金コンビとかはどうでもいいか(知らんし)。キャストクレジットが「木」と「金」だったのは笑った。まぁ、そうとしか言いようがないけども。実は地味に作中で唯一(唯二)九州の地名が関係無いキャラクターである。 さて、作品自体はまだユルい空気をまとわせつつも、少しずつシリアス方向へ進んでいる。ノベルス版を読んだ後だと、めだかちゃんがこのタイミングで風紀委員会相手に軽率な挑発行為に出ているのはなんだかおかしな気もするのだが、その辺は後付け設定の妙だと思って気にしないことにしよう。アニメになって目を引いたのは、鬼瀬が使っている手錠メリケンが割と面白い武器だった、という部分。漫画だと全然気にしてなかったけど、実際にやられると「どんな武器やねん」って思うな。あれ、自分の手も痛いだろうに。そして、今回地味に原作からの台詞カットが多い。このあたりからだんだん原作のペースが積め気味になっているのでアニメの枠に収めるのに苦労している様子が確認出来るが、主に生徒会と風紀委員の不仲について言及する台詞が無くなっていただけなので、本編に大きな支障は無いだろう。ただ、尺がきついはずなのに、何故か原作には無い鬼瀬の眼鏡が外れるという謎のシーンが挿入されていた意味はよく分からない。眼鏡キャラなら一度はやっておかなきゃ、ってことなんだろうか。個人的には十二町先輩でそれをやって欲しいけどな。 最後に、今週も半袖は可愛かったな! アニメになって改めて気付くのは、実は各キャラクターには細かく「持ち台詞」が決められているっていう部分。善吉の「カッ!」とかね。「そいつは上等」とかもよく言うかな。で、そういう「固定された台詞回し」って、どうしても不自然になってしまうことが多いんだけど、半袖の「あひゃひゃ」笑いだけは一切不自然にならないんだ。不自然きわまりないはずなのに。すごいことである。 |
カレンダー
ブログ内検索
リンク
最新記事
(05/31)
(05/30)
(05/30)
(05/29)
(05/28)
(05/27)
(05/26)
(05/26)
(05/25)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
最新CM
[05/24 NONAME]
[05/19 な]
[05/18 不折正方形]
[05/17 朝美砂織]
[05/14 不折正方形]
アーカイブ
|

