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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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なるほど決着、第11話。原作版だと「なんだかなぁ」と思った本作初のバトル展開決着編だが、アニメで見るとまた趣が違いますね。

 予定通り、原作でいうと20話、21話分をほぼ原作通りにまとめて片付けてくれました。相変わらずとんでもない台詞量ではあるのだが、ほぼ雲仙しゃべりっぱなしの展開もそこまで不自然だったり窮屈だったりせずに構成できたのは、ひとつは璐美姉の喋りの流暢さがあり、もう1つに画面の迫力の出し方がある。「女子高生が校舎を引きずって歩く」というとんでもないビジュアルを、乱神モードを完全に化け物として描くことで、どこかふざけていながらも強引に見せてしまえるビジュアル面がナイス。こうして見ると、そういえばガイナックスってぇ会社はエヴァやグレンラガンを作った会社だったんだな、ということを思い出すのである。四つ足の獣のように荒ぶりながら襲いかかるめだかちゃんに初号機のごとき狂気を見せ、校舎ごと学校を引きずってぶっ壊しまくるという無茶に、お前のドリルで天を突いた無茶の固まりを見る。いや、流石にそこまで上質なもの、というわけではなかろうが、荒々しい絵柄で持って勢い優先で見せてくれた活劇は満足いくものでしたよ。

 そして雲仙の台詞で今回大役を果たしてくれた朴璐美。前回に引き続きの熱演だったが、本当に無茶苦茶でふざけているとしか思えない西尾維新の台詞回しを、必死に「耳に不自然でない形」に落とし込むという、「化物語」あたりのキャスト陣がもがき苦しんだタスクを、見事にクリアしている。今回は勢いのある台詞も多くて、雲仙とめだかちゃんの啖呵の切り合いも気持ちが良い。「見たか聞いたか感じたかァ!」のところとかね、ノリノリです。そりゃ乳も揉むってもんです。対するめだかちゃんの方も、今回だけを聞いたらとても豊崎ボイスだとは思えない熱演。相変わらず声を下げると無理が出るとかどうとか難色を示す向きもあるのかもしれないが、わたしゃこれで充分「壊れためだか」が出来ていると思うんだけどね。あいなまボイスで一番の聞き所は、実際には荒ぶるめだかちゃんが吠えるシーンではなく、そこから善吉に抑えられ、モードが元に戻って普通の声になるそのギャップにあると思う。そういう「演じ分け」を聞いていると、やっぱり面白い役者だと思うのです。

 さて、今回で結局この1クールは店じまい。原作通りだと次の話で「十三組の十三人」が出てこなきゃいけないのにどうするんだろうと思ったら、どうやら最終話はオリジナル回になるみたいだね。出来ることなら2クール以上でこのまま勢いにのせて行って欲しかったもんだけど、まぁ、仕方ないか。早く古賀ちゃんや名瀬さんの声も聞きたいところです。そういや今回、一応新キャラとして不知火理事長が初台詞だったんだけど、キャストが予想を外して清川元夢だった。ジジイキャストなんてそんなに選択肢が無いところではずしてしまったのは残念であった。いやどうでもいいんですけどね。

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