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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「啓治さんと一緒で助かった」「啓治さんはやめてくれ」って、あんた啓治ですやん、第8話。デカチョーデカチョー、テーヘンデス!(CVアスミス) ここにきての2話またぎ(だよね?)。まぁ、今まで全部バシッと1話で終わっていた方が特別だった気もするので、これくらいの密度でも特に違和感は無い。1,2話だって2話またぎみたいなもんだったわけだし。普通に「人の生き死にのドラマ」を描いてたら、30分の尺では足りないことの方が多いよね。僅か30分であれだけ密度の濃い2人分の人生を描いてゲームまで面白かった6話はやっぱり神がかってると思う。今回は「人殺しの人生」ということで、なんだか色々と問題を抱えている2人の男性が登場。現時点ではその先のネタについては全く何も分かっていない状態なので、「待て次週」というしかない。っつうか関東圏は2週近く先行してるから既に結末が放送されているはず。うーむ、地域格差のもやもやが止まらないぞ。ネットでネタバレ見ないように気をつけないと。 一応今回のお話のどんでん返しとしては、「人殺しが来るよ」→「どっちが人殺しか分からないよ」ってんで瀬戸ちゃんと一緒に我々視聴者も考えてみよう、っていう展開だったのに、「どっちもかーい!」っていう。ただ、ぶっちゃけあんまりその部分をサプライズに使おうと思ってる演出にはなってないので、むしろここから先でどのようにこの2人が接続していくのかの方が興味がある。普通に考えるなら「何の関係もない人殺し2人がたまたまクイーンデキムに同時に通された」ってことはないだろう。単純な予想では、どっちかがどっちかを殺してるっていう関係性だけども……でも、今回のエピソードだけを見ると、別に2人とも悪人ではないんだよなぁ。けーじさんの奥さんを殺したのが若者の方、っていうのもなさそうだし、若者の妹をストーキングしてたのが啓治さん、ってのも無理がある。だとするとこの2人にあまり深い因縁はなさそうなのだがね。そのあたりでどんでん返しがあるのか、それとも単に「俺の復讐心の方がでかいんだよ!」ってアピールして2人とも寂しく死んでいくのか。どうにも予想が付きません。この状態で一週間生殺しはちょっとキツイが……考えて分かるもんじゃないしなぁ。 既にだいぶ前からそうではあるのだが、ここ最近はゲーム自体にはそこまで魅力はない。いや、元々のビリヤードだってそんなご大層なゲームじゃなかったのだが、今回のエアホッケーは命のやりとりのゲームとしてはなんだか緊迫感に欠けるし、実際のゲームシーンもそこまで手をかけて描いている印象もない。実際のゴールシーンはあまり描かれていないし、具体的な描写を避けて「なんだか怪しげなものを押しつけたり、ぶつけ合ったりしている大の男2人」というイメージだけを伝えようとしているようにも見える。まぁ、厳つい顔したおっさんが本気でエアホッケーやってる図はなかなかシュールで面白いといえば面白いのかもしれんが。もう少しこのゲームの内容と芯となるストーリーの関係性が深ければシナリオの味わいも増すと思うのだが……なかなか難しいかねぇ。結局「デス」要素もあんまりバリエーションがなくて、今回もダーツの時と同じ趣向になっちゃったしね。ダーツだったら一応狙って攻撃出来たけど、今回はどの部位のパックが出てくるかは完全にランダムだからプレイヤー側はどうしようもないやん。 その他、今回はノーナさんが「他が埋まっているから」といってクイーンデキムに急遽予定外の客を回した様子が描かれているが、裁定者側ってどんだけ人手不足なんだろう。いや、多分今回の件はノーナさんが狙ってやってることなので、デキムに影響を与えるために上層部にばれないよう、無理して変な案件を持ち込んでいるだけだとは思うのだが、そんなあっさりと「埋まって」しまうような運営体制では、そのうちパンクしちゃうんじゃないかって心配になるな。そして、デキムたち「人形」サイドは普通にやっている「お客の記憶データの編集・ダウンロード」は、なんと瀬戸ちゃんの脳内にも送り込めるフォーマットになっているらしい。便利ではあるが、そんな簡単に部外者に漏らしていい情報なのだろうか。瀬戸ちゃんも瀬戸ちゃんですっかり現状になれてしまい、「データちょうだいよ」ってすげぇ気軽に言ってる。脳内に記憶のダウンロードなんてなかなか簡単にお願い出来ることじゃないだろうに。まぁ、一気に人間2人分の記憶が流れ込んできても壊れなかったんだから、割と瀬戸ちゃんは強い子なのだろう。 さて、次週は「後半戦」ってことになるわけだが……どういうオチが待ってるかは割と楽しみ。櫻井・藤原というあり得ないくらい犯罪係数の高そうなコンビの事件なので、穏やかに終わるとはとても思えません。シビュラに判断を委ねると、かたや免罪体質、かたや犯罪係数史上最高値のコンビだ。うーむ、けーじくんに勝てる未来が見えない。 PR ひょっとしたらデキムさんって萌えキャラなのん? 第7話。2話のやらかしのせいですげぇ印象悪かったんだけど、こうしてみてるとちゃんと作品の中心人物(主人公といえるかどうかは微妙)として機能してるんだよね。もぐもぐしてるデキムさんの口元、ちょっと笑っているように見せるカットとか小憎らしくて大変よろしい。 5話に引き続いて、裁定者サイドのメインストーリーが進む。結局まともにゲームに興じた回って1,3,4,6話で、そのうち胸くそ悪くなる回って2回だけだったし、案外ハートフルなアニメといえる。いや、裁定者側のドロドロはお世辞にもハートフルとは言えないのだけども。今回のやりとりで大体各キャラがどういうポジションにいるのかは分かりましたな。あと、明確に「作られた」存在ということを言明したのもとても大切な部分。おそらく目の描写にペケが付いてる人は「作られた」存在なのだろうね。 まず、中心となっているのは間違いなくノーナさんである。「ビル」の90階を担当するノーナさんはいわば雇われ大家みたいな存在であり、偉いことは偉いんだけどもその上には神に最も近い玄田声のおっさん、オクルスが控えている。単に太陽系ビリヤードの相手をさせられるだけだったらいいのだけど、どうやらノーナさんとオクルスはイデオロギーに相違があるようだ。今回最も大切なファクターとして、オクルスの言っていた「裁定者三箇条」がある。「1つ、裁定者は裁定者をやめられない」「2つ、裁定者は死を経験できない」「3つ、裁定者は感情を知ることができない」。1つ目は問題無いだろう、以前から言われていたことだし、少なくともこのビルの中には「裁定者とか辞めたいわー」って言ってるようなヤツもいない。職業選択の自由は必要とされていないだろう。まー、情報局に移転を命じられたクイーンさんは激務に文句言ってましたけどね。「裁定者」サイドと一括りに言ってみても、実際はいくつかの部署があるらしく、立会人業務と情報局では全然仕事が違う。そして、そのどちらも(おそらくオクルスらによって)作られた「裁定者」という存在が務めるのだ。情報局に配属されるためにはおそらく一度「立会人」業務を経る必要があるんでしょうね。のんびりした立会人の仕事と違って、情報局は1秒間に2人の死者のデータをまとめて、エクセルで表にして、営業の人たちに提出しなきゃいけないらしい。うむ、ブラック企業だ。こんなスピードで仕事をこなさなきゃいけないとなると、デキムたちだってのんびりゲームなんか楽しんでる余裕は無いよな(1秒間に2人死ぬってことは、仮に死者全員を裁定しなきゃいけない場合、1秒間に1階、ビルのどこかの階でエレベーターのドアが開けられることになる。つまりわずか一分で60フロア埋まる。……とてもじゃないが90階が一番上のビル1つじゃ処理しきれないだろ。まぁ、他にもたくさん裁定者ビルがあるんだろうけども)。 三箇条2つ目についても、まぁ、そりゃそうだろ、という感じのお話。「作られた」存在だと明言された時点で、裁定者たちは「現世」とはまったく違うルールで生きる存在ということになる。目の前をあまりに多くの死者が過ぎ去っていくが、それと「死ねない」ことはあまり関係無く、ただ黙々と、永遠に仕事を重ねるだけの道具になればいいということ。どうせ過去の仕事の記憶が消えるなら、マンネリに辟易するようなこともないだろう。普通のサラリーマンが40年続けることを、それ以上やるかどうかの違いだけだ。ただし、「死を知らない」つまり「死の恐怖が理解できない」というのは構造的な矛盾の1つであり、1話でデキムが間違えた事例のように、裁定者が人間と異なる感情体系を持っているからこそ起こってしまうミスジャッジも必ず存在している。そのあたりの不都合は、効率化の観点から目をつぶるしかないのだろうか。 そして問題となる3つ目。裁定者は感情を持つことができない……うそぉ。どう考えたってみんな感情豊かすぎるやないか。デキムだけは確かにそんな感じかもしれないが、ノーナも、ギンティも、クイーンも、みんなかなり感情豊かだし、好き嫌いをすぐに顔に出す。ギンティに至っては「愚かな人間を弄ぶのが楽しい」とまで言っている。それでもみんな本当は感情がないのか? まー、ギンティみたいな存在は「神の側から与えられた、効率的に裁定を行うプログラム」とも考えられるが……。よく分かりませんね。 しかし、どうやら本作の焦点はこの「感情」の側面に今後は絞られていきそうである。ノーナさんは既存の裁定者の存在に疑問を持っているようで、オクルスの目を盗んで、「感情のある裁定者」を試験運用しようとしている。それが最も平板なように見えるデキムってのが面白いところであるが、彼はイニシエーションとなる「ビリヤードのスイッチ押しちゃうよ任務」でいきなり異端の感性を発揮し、他の3人を唖然とさせた。別にそこまでおかしな反応でもなかった気がするのだが、ノーナやクイーンが驚いたということは、デキムがやったことは「裁定者としてはおかしい」ことだったのだろう(ギンティの方が普通であり、かなり対比的な描かれ方になっている)。そこでノーナさんはデキムの成長に期待し、色々と手をかけて彼に「感情」を呼び覚まそうとしている。その結果なのか、それとも元々の才能なのか、デキムは忘れてしまうはずの過去の客の人形に「執着」を見せるし、瀬戸ちゃんとの付き合い方にも多少の変化が生まれている。 こうして「ノーナさんによるデキム育成日記」だと思って見ると、瀬戸ちゃんのポジションも大体予想が付く。元々イレギュラーとして転がり込んできたのは事実なのだろうが、そうしたイレギュラーに目を付けたノーナさんが、デキムを変化させるための良い呼び水になると考え、彼女を置いておくことにしたのだろう。人間をあの空間に置いておくことはおそらくルール違反である。「作られたもの」だけが存在出来る空間では、瀬戸ちゃんは異端であり、ひょっとしたら害悪であるかもしれない。オクルスは彼女の存在に気付いているのだろうか。どうやら瀬戸ちゃんの記憶も少しずつ戻ってきているようで、これからも人間関係は大きく動いていきそう。まぁ、もう1人もっと分かりやすいイレギュラーのマユちゃんも居候してるわけだけども……彼女は今後どうなるんだろうね。単なるにゃんこマスターとしてギンティのところに居座るつもりなのかな。 それにしてもクイーンさん、どんだけバルメに似てるのやら。強そうだけど、完全にデスクワーク専門なんだよなぁ。ワイングラス抱えたまま寝オチするのって、すげぇ危ない気がするよ。気をつけて。 うひゃぁ、面白いやつだ、第6話。今回、ひょっとしたらいままでで一番好きかも。本当に画作りの良い作品なので、シナリオラインの細かいトコ気にしないで楽しめるとすごく良いアニメになる。 今回の面白さの中心にいるのは、当然のことながらゲームの招待客、マユちゃんである。もー、俺らみたいなクソオタクはリアルの生活で絶対接点を持ちたくない脳みそ空っぽギャル。趣味はアイドルの追っかけだし、恥じらいは欠片も無いから萌えキャラからはほど遠い。「こんなヤツの生死なんてどうでもええやんけ、せいぜいみっともなく足掻いて情けない姿をさらすんだろな」と思っていると……そうなんだよなぁ。ギャルだろうがオタクだろうが、信念があれば関係無いんだよなぁ。徹頭徹尾自分を維持し続け、どんな嫌がらせにも、ドッキリまがいのアホゲームにも、生死を賭けた修羅場でも、一切ぶれない見事な馬鹿の生き様。素晴らしい。途中までは死の記憶が無かったとはいえ、あんなトンデモな状況下でもろくに疑問を抱かず、頭を支配するのは憧れのアイドルとのツーショットのことだけ。それ以外のことは全て些事であり、願いが叶っている間は何が起こっても平気。強い、このギャル強い。そして、最終的には当然「お前が死ぬか、憧れの人が死ぬか」という極限状態に陥れられ、これまでの参加者の例を紐解かずとも「どす黒い人間性」を暴かれてしまうという状態にも関わらず、この娘は何一つ変わらない。いやまぁ、汚いっちゃぁ汚かったけどね……そうかぁ、死人でもトイレにいく必要はあるかぁ……。 相変わらず、お話だけを切り出してしまえばなんてこと無いシナリオなのだ。いつも通りのパターンで、最後の最後に「死」を思い出して絶望する。ただ、今回はマユのKYパワーが炸裂したおかげで「死」自体はほとんど問題になっていない。3話のカップルの時と似たような状態。そして、あちらは「くっつきそうだったカップルが何となくくっつく」お話だったが、こちらは「根性を見せた女の子のブレない生き様が、性根の悪いすけこましアイドルを改心させる」というお話。とても良いお話。何がすごいって、普通に考えれば人気アイドル原田とやらだってクソみたいなヤツなのだから最初から最後まで悪人として描かれているはずなのに、今回のお話は不思議と嫌悪感がわかないのである。まぁ、中の人のインパクトって話もあるが、それ以上に、この原田がマユちゃんのワールドに飲み込まれてしまい、彼女を引き立てるため、単なる悪人で終わることが出来なかったためであろう。いくらアホみたいな関係性だとしても、やっぱり「マユが憧れる男なんだからそれなりの魅力はほしい」という要請があり、原田は「マユが一直線に突っ走るための動機」として不足無い程度のキャラには仕上がっているのである。クライマックス前のアーマーキャストオフのシーンは無駄にイカしてて笑ってしまうし、最後の改心にいたるまでの流れも、(どう考えてもこいつが悪いのに)感情移入してしまう部分がある。なんか、最終的に3話のカップルよりもこっちを応援したくなりません? まー、実際付き合い始めたらすぐにボロが出て別れそうな組み合わせではあるのだが……。 今回、僅か30分の尺の中、ゲストキャラでしかなかったはずのマユちゃんがここまでの存在に膨れあがったのには、大きく2つの要因がある。1つは何と言っても今作最大の売りである丁寧で美麗な画面の効果。本当にね、「狭い空間でちょこちょこゲームやってるだけ」っていうすごく画にしにくい設定を、あの手この手で「魅せる」作劇が上手い。ツイスターゲームでドッキドキ! ってのはつい最近だと「クロスアンジュ」でもやってたんだけど、まるでアカギの時の無駄に盛り上がる麻雀のごとく、こんなどうでもいいゲームでここまで盛り上がる画面が作れるとは。細かい表情の作り方も最高で、マユの魅力は美人とか、素直とか、そういう普通の「可愛い」じゃない。イラッと来るようなふてぶてしさ、何も考えてない頭空っぽな勢い、そのくせ一途で信念のある生き様(死に様?)、そうしたものをガンガン表に出してアピールするのって、かなり難しい課題だったんじゃなかろうか。開けっぴろげなパンツとか、顔面に風を受けてぐっちゃぐちゃになるご面相とか、そういう笑わせる画面の勢いもあるし、末期には涙を一筋流し、原田と重なりあうちょっとセンチな演出まで、非常にメリハリがある。こういうところで力を発揮するアニメが大好きです。 そして、もう1つの要因はここで力強く主張しておこう。中の人である種﨑敦美の熱演である。やっぱりこの子すげぇ上手いよなぁ。エレベーター出た直後から、ほんの一言二言であっという間にマユワールドを作り、どんな非常識で、どんなに馬鹿馬鹿しい状況でも「マユイズム」がきっちり出て、見事にキャラクターを引き立てている。彼女の仕事がなければ、どれだけ良い画面だったとしてもマユがここまで化けることはなかったはずだ。いやー、すげぇ良いものを見せてもらった。相方に宮野があてがわれたこともあって破壊力が2倍3倍に膨れあがってたよなぁ。ありがたい話です。 こうして跳ねっ返りで悲壮感の無いマユがメインだったためなのか、今回はクイーンデキムではなく、ギンティが担当するバー「ウィーギンティ」が舞台となっている。やってることは大して変わらないのだが、ルール説明が雑だったり、明らかに参加者を不必要に苛立たせ、いじめて黒さを引きだそうとするなど、裁定者の中でもやっぱり違いがあることが伝わってくる(あと謎のこけしね。デキムの人形と同じように、ギンティはこけし製作が趣味なのだろうか)。今回のお話はデキムと瀬戸ちゃんではここまでの勢いは出なかっただろうから、アニメシリーズ的には、ギンティは「ギャグ大盛り上がり回」の担当なのかも。いや、多分ギンティが絡んでもっと悲壮なエピソードだっていくらでも作れるとは思うけども。ギンティさん、いくら面倒だからって仕事全部ネコに任せるのはどうなのさ。 結局、今回はメインシナリオ(?)は特に進むこともなく、瀬戸ちゃんに関わる謎などは一切進展しなかったわけだが、オープニング映像を見る限り、マユってこれからもあのフィールドに居座ることになるんだよな。……それでいいのか裁定者たち。そんなん許してたらどんどん死人が溜まるぞ。彼女のヘアゴム、どこに売ってるか知りたいです。 前野・玄田・細谷・安元……声ひっくいなぁ! 第5話。内山君だけやで、それなりに高い声の男は。まぁ、そういう店ってことなんだろうな、クイーンデキムは……(どういう店だ)。 そっち方向に転がるのかよ、っていう、ちょっと予想外のお話。なるほど、確かにあれだけオープニングに「あっち側」の関係者が登場してるのだから、そろそろ本編にも絡んでくるわな。いいぞ、別に裁定してなくてもちゃんと面白いものが色々と出てきている。そのための前提条件として、画面の質がとにかく高いってのはあるんだけども。画がとても好みのタイプで、男性キャラは(ジジイも含めて)イカしてるし、女性キャラはまんべんなくエロくて美人さん揃い。普段だと外野が乱入してきてわちゃわちゃするのでどうしても関係者側の「完成された」連中はあまりまとまって登場しないのだが、今回はほぼ「そっち」オンリーのお話なので、モブがおらずガッツリとキャラが描かれているので、魅力も普段の2割増しである。ノーナさんのぴしっとしたデキる女風のおめかし可愛い。立ってるだけでも絵になる、瀬戸ちゃんのシュッとした立ち姿も綺麗。クローゼット開けたらあのエロ衣装しかぶら下がってないのはちょっとワロタ。なんか意味深なナイトドレスっぽいのもあったけども、あれはなんだろうね。「来店時」の回想シーンだと、すごく普通にジーパンにトレーナーで来てたみたいだから、少なくとも彼女の生前の持ち物ではないと思うのだけども。寝間着もちゃんと用意してもらってるみたいだし、案外クイーンデキムでの生活も悪い待遇ではないようで一安心である。こうして集まった愉快な仲間達が、ピリッと緊張感のあるコンテでもって意味ありげに動いてくれるので、いちいち気が休まらず、次に何が出てくるかドキドキしながら見守ることが出来る。やっぱりこの雰囲気好きだわ。 さて、そんな不可思議なお店の中、お手伝いの瀬戸ちゃんの存在を巡って、どうやら裁定者さんたちはちょこちょこともめ事があるようだ。今回ついに判明した事実は、彼女が「記憶を持った死者」であったということ。クイーンデキムに訪れた際、生前の記憶、自分が死んだということを覚えているというイレギュラーな来客。これじゃ裁定出来ない、ってんで、デキムはノーナさんに相談し、一旦保留扱いになったという。その後彼女がすっかり記憶を失ったのは、ノーナさんの力なのだろうか。記憶消せたならさっさと裁定に入ればいいやないか、とも思うが、ひょっとしたら「全記憶消し飛び」なのかな。だとすると流石に裁定には回せない。なんだか色々不可思議な子だ。いや、それよりどっちかっていうとそんな極端な記憶の出し入れしか出来ない裁定者サイドの不手際の方が謎だけども。もう、ゲームやって記憶呼び起こして暗黒面を見せるなんて面倒臭い手順にそこまで大きな意味はないんだから(少なくとも過去3話を見る限りではね)、どう見ても悪い人じゃなさそうだし、さっさと転生側に送っちゃえばいいんじゃないのかね? ただ、「記憶を持ったイレギュラーな死者だった」というのはあくまでもデキム視点でのお話。今回喧嘩していたギンティに対して、デキムがそう言っただけである。つまり、実際に瀬戸ちゃんがそうした「単なるイレギュラー」であるかどうかはまだ分からないということだ。まぁ、ノーナさんレベルでも同じ認識ではあるようだが、その上には更に1つ上のお花が咲いてるジジイもいたので、まだまだ油断は出来ない。何しろ、平気で「記憶テスト」と称して人形を送り込んでくるような連中だし、この空間だったら何があっても不思議じゃないわけだし。瀬戸ちゃん、案外もっと重要な何かを抱えてやってきた使者である可能性も。ノーナとのつながりを暗示させる絵本の記憶とか、彼女の様子を見続けて少しずつ変化を起こしているデキムとか、単なる死者じゃない要素も多いのである。まぁ、デキムさんはこれまでずっと1人で仕事をこなしていたのだとしたら、隣に生身の女性が居座るようになってドギマギしてるだけなのかもしれないけどさ。「人間っておもしれぇ」ってなもんでね。 結局、今作は瀬戸ちゃんの存在が一番の謎ではあるのだが、それに負けないくらいにデキム自身も謎を孕んでいるのである。彼は裁定者5年目でまだまだ若手のようだが、それ以前に一体どういう存在だったのかがまず分からない。今回お花ジジイ(オクルスというらしい)は「裁定者は辞めようと思って辞められるもんじゃない」と言っており、逆に言えば「なりたいからってなれるもんでもない」だろう。つまり、デキムが裁定者になったのには何らかの理由がある。そして、彼の趣味である人形作りと、彼自身のどこか生気の抜けた人形のような人物造形のつながりも気になる。瀬戸ちゃんと仕事をすることによって少しずつ人としての感情に触れつつあるように見えるデキムだが、今後彼の人生に何か大きな変化は訪れるのだろうか。 これまでは、裁定者ってのはデキムとかノーナさんとか、どっかで人間と壁を作るために無感情なものに設定されていると思っていたのだが、今回登場したギンティのおかげで、それは一般論ではなくてあくまでデキムの個性だということが判明した。ギンティさんはすげぇ普通に「人間を馬鹿にしてる神様サイドの人」である。まー、そりゃ何年も面倒臭い裁定を繰り返してたらだんだん人間嫌いになるのは当たり前だろうし、完全に無感情で仕事なんて出来るわけ無いよね。他にもクラヴィスとか、色んなディスプレイで死人の情報管理してたおねーちゃんとか、裁定者サイドも割と表情豊かな人が多いのだよね。瀬戸ちゃんも、なんでよりによってデキムのところに転がり込むことになってしまったかなぁ。この先、どういう方向に話が膨らんでいくのか楽しみである。 色々と心に来すぎるのやめろ、第4話。だからさぁ、「家族」っていうテーマは本当にあかんねんて。他にも引きこもりとかね、あともう1つ個人的にクリティカルなテーマもあったんだけどそこは流石に自重。 1話で味わったもやっとした後味の悪さが返ってきた。この理不尽さが、このアニメの判断を難しいものにさせている。1話の場合はリドルストーリー的なまとめ方だったので非常に興味を引かれたが(おかげで2話でがっかりしたわけだが)、今回はおそらく次の話数に引っ張ることはないだろう。オチ部分は、本当に今回のお話だけで処理するしかない。 オチについてもやもやさせている原因はいくつかある。1つは、「転生」と「虚無」が結局「是」と「非」という2極に該当しているのかがよく分からないという部分。1話目では女性側が虚無、男性側が転生という裁定が下され、どう考えても女性側が可哀想に見えたので、「案外虚無の方が安息なのか?」とか考えてもみたのだが、2話目のデキムの話しぶりを考えるに、やっぱり「転生」の方が救いのようである。普通に考えて「虚無」の方が良い処理ってことはないだろう。となると、今回の裁定は親心に応えられずに自殺を選んだ甲斐性無しの男の方が「救い」で、子だくさんながらも必死に世間を渡り、ようやく光明が見えかけたところで志半ばにして死んでしまった母親が「罰」を受けることになった。流石にこの裁定は納得いかないだろう。個人的な感情からすれば、この判断は全くの逆である。 もちろん、こうして「感情的には」という注釈がつくのが難しい部分で、人の人生を一口に是か非かなんてまとめることは出来るわけがない。それを「裁定」するからこそクイーンデキムは面白い場所なのであり、このアニメは面白いテーマなのである。しかし、そうした裁定を行う際に、デキムたちは一体何を判断材料にしているのかが分からない、というのがもう1つのもやっとポイント。「裁定するために極限状態におくのです」というのがデキムの言い分であるので、おそらく裁定にはゲーム中のあれこれが考慮されるのは間違いない。1話目の女性のジャッジなんかはその極みであろう。ゲームをしてもらうとは言っても、そのゲームの勝敗自体に特に関係無いというのも別に問題は無い。あくまで、「命を賭けたゲーム」という(嘘の)お題目でガチバトルをさせるのは、「極限状態」を誘発するための餌でしかない。3話のカップルなんかはそんなの全然お構いなしだったけど、そういう連中がいるのもまた自然な話である。 さて、今回の対象の場合、「生前の行い」と、「ゲーム中の振る舞い」の何がどのように影響して裁定が決まったのか。単純に女性側がアウトだった理由を探すなら、「ゲーム中に必殺技(物理)を行使したため」というのが一番分かりやすい。「ゲームしろつってんのに相手側のことを一切考慮せずに自分だけ生き残ろうとあくどい手段に出た」というのがマイナス査定。まぁ、そりゃ分かる。男の方は特にこれといって行動を起こしていないが、特にマイナス査定もなく、終盤では(義理の)母親のことを思って涙するなど、生前の行いを悔いる様子も見せたのでややプラス査定、おかげで「救い」が得られた。それは分かる。それは分かるんだけど……だったら物語的にこの2人を争わせる意味はなんだったのか。女性の方は、誰とどんな試合をしたとしても虚無行きは避けられなかった気がするのだが、どこかに逆転チャンスがあったのだろうか。 視聴者目線で一番納得が行かないのは、この「2人の組み合わせ」なのである。これまで、「夫婦」「カップル未満」という、明らかに関係性の強い2人組が招待されていたわけだが、今回は生前に一切接点のない2人が集められた。その理由を考えて行くと、途中でキーワードである「母親」に行き着く。かたや、ヤンキー→デキ婚→DV→荒んだ家庭というフルコンボを決めたDQN育ちの母親、片や義理の母に馴染むことが出来ず、引きこもりから一切の親孝行をすることなく命を閉じた引きこもり。どちらも生前に「母と子」という関係性で何らかの問題を抱えている。この2人が絡むことで、互いに「家族の在り方」というものに気付き、2人が相互に関わり合いながら自分の「人生」を顧みるというのがテーマであろうと思うわけだ。実際、男性側は女性の必死な形相を見て、ようやく「母の愛」に気付くことが出来るというゴールに達している。 しかし、これが女性側には一切フィードバックしないのだ。彼女が振りかざすものはひたすら「生への執念」であり、それは「自分の子供への愛」である。そりゃそうだ。目の前の眼鏡オタクを見たところで、自分の子供を思い出したり、かつて酷い目にあわされた元旦那を思い出したりはしないだろう。あくまで「死んだ」という辛い現実と向き合うだけで、生への執着を見せる以外にやることがないのである。この状況で、女性側を「みっともない」と判断するのはあまりに一方的ではないか。私みたいな人間の場合、確かに男性側に共感もするし、女性側には嫌悪感を抱く部分も多いのだが、彼女の子供たちは、案外まともに育っている。超必殺技で子供たちが出てきたことからも分かるように、この家族は決して不幸ではない。むしろ、生前の記憶を遡れば彼女は立派に女手一つで家庭を切り盛りしたのだ。ここに来て、その「必死の生」を否定されるのは理不尽である。逆に、ろくすっぽ努力もせずに母親の愛情に応えず、安易な死を選んだ男性側にこそ、「罰」がくだされるべきであろう。どれだけ辛くても、全てを失っても、そこに1人でも悲しむ人がいるのなら、自殺だけは絶対に駄目だ。それくらいのモラルは、最低限主張しておきたいものなのだが。 むー、なんとも釈然としないお話であった。ただ、やっぱりこれだけメインシナリオに不服はあっても、これだけ地味な話、地味な画面でも最後まで引き込む話作りが出来るというのは素直にすごいとは思う。特に今回、女性側のキャラが短い時間でがっつり立っており、非常に分かりやすい人生行路が見えるというのは、演出面の巧さによる部分が大きい。これでオチまできっちりこの興味を維持出来るシナリオがあれば完璧なのだが……。 ごっつ普通やった、第3話。無事に1話完結のショートストーリー風に戻っては来たけど、なんかあんまりカタルシスが無いな。1話目が特殊すぎたか。 「地獄少女」と同じように、今作も毎回やらなければならないお約束ごとというのがいくつか用意されている。お客さんの入場からゲームスタートまでのくだりだ。ただ、「地獄少女」ならば毎回違った導入から地獄コントを演じることが出来たし、お約束になっているのは藁人形受け渡しの儀くらいだった。今作の場合、毎回入場者が記憶を失っているので、どうしたって同じようなやりとりになってしまうのが辛そう。まだ実質2回目(デス・ビリヤードも合わせても3回目)なのでそこまでマンネリ化はしていないが、毎回毎回入店してくる男女の反応が同じだと流石にシリーズアニメとしては大変だ。その辺の「はしょれる部分をどうやって削って、自然な流れをみせるか」っていうのも今後の注目点となってくるだろう。 もちろん、そうした部分については制作陣も意識しているのだろう。相変わらず緊張感のある画面は維持されており、特に退屈なシーンというのが無いのは偉い。今回は冒頭のシーンで「女性の方は全ての記憶が無い」という特異点が存在していることに加え、黒髪の瀬戸ちゃん(仮名)が合いの手を入れて説明を盛り上げてくれてたりするので、そっちの方に興味を引かれて退屈さを紛らせるように出来ている。前回のダーツ対決の時が初回見学だった瀬戸ちゃんだったが、今回は割と手慣れた様子でデキムの説明に付き合っていたので、あれから何度か場数を踏んで「裁定者」としても馴染んできたのだろう。そういう時間の流れをわざわざ説明せずにそぶりだけで伝えてくれるのはありがたい。 そして今回のゲームはボウリング。ダーツのように直接的に互いにダメージを与え合う要素は一切無く、単に「心臓がモチーフの球だからお互いの心理状態が分かるよ」というのが今回唯一のギミック。正直、あまりそれが大事な話だったとも思わないし、結局2人して幸せのうちに転生ルートへと導かれているので、終わってみれば単にカップルがいちゃいちゃボウリングを楽しんで退場していっただけという、信じられない内容になっているのである。隠されていたネタばらしがあまりに大したものじゃなくて肩透かしをくらった感は否めないし、2回目にしてすでに「命を賭けたゲーム」っていう緊迫感は欠片も無い。元々死んでる連中にゲームをやってもらうわけで、そんなことを言っても記憶さえ戻っちゃえば何の意味もないんだけど……今回は男も女も2人して「命を賭けて」の部分を完全に忘れてボウリングデートしてただけだからな。なんか思ってたんと違う方向のお話作りである。当然一捻り加えられてはいるが、ぶっちゃけ、わずか30分のお話なので、女の正体がどっちだったところで大した問題ではない。一応「同じ風景を覚えていた者どうしだったけど、実はもう1人隠れていた第三者の方だったんだよ」というところがちょっとした叙述トリックみたいに組み込まれているのだが……これ、もう少し効果的に見せる方法はあったと思うんだけどね。 まぁ、こうして安穏として山場が感じ取りにくい終わり方になったのは、今回の男側が非常に良い奴で、波風たてずに幸せな物語を選択してくれたおかげでもある。もし、万一記憶が戻った段階で「お前詐欺やないか! この嘘つき女め! 死んでしまえ!」ってなことになっていたら、多分男の方が虚無行きを命じられていたのでしょうね。どうやらこのクイーンデキムにやってくる来客ってのは本当に「とにかく死んだ奴」というくくりでしかなく、特に闇を抱えているとか、生前に問題のある行動をしていた奴ばかりが来る場所ではないようだ。それなら、こういう「普通の」お客さんも処理しなきゃね。このバーの「日常回」という風に理解しておけばいいのではないかしら。これからずっとこの調子だと流石にダレてしまう気がするけども。 ところで、ノーナさんどこいった。 あっれ〜、なんかあっさり解説しちゃったぞ、第2話。1話で見とれた方向性とはちょっと違う方に向かってしまったなぁ。 「毎週違うゲームで死人を追い込んでいくんやろうな」と思っていたのだが、なんと2話目はまさかの「1話目の舞台裏」である。これ、別に毎回2話完結とかいう構成ではなくて、あくまでもこの「裁定者」側のドラマがメインで、毎週オムニバスというよりは瀬戸ちゃんボイスの女性(黒髪の女性、としか分からない)を中心とした物語が描かれることになるのかしら。うん、それでも別に構わないし、1話目の解決がほったらかしだともやもやする視聴者もいるだろうから答え合わせをするのは決して悪いことじゃないのだが、うーん、今回の説明はどうなんだろうね。 筋は通っているんだ。基本的に1話目の場合に悪いのは夫の方。それは1話目の演出を見れば一目瞭然であり、わざわざ解説を重ねる必要は無かったこと。ただ、「最後の裁定がおかしい」というところで誰もが引っかかっており、その部分がちょっとしたリドルストーリーのような、不条理劇のような様相を呈しているのが魅力的な部分だった。そして今回、やはり「確かに妻の方は不貞を働いた事実はあったが、基本的には妻の方が真正直であった」ということが描かれる。「一夜の過ち」という微妙な状態に設定されたのは、流石にそれが無いと「生前の記憶を編集されたものを見た裁定者」が取り違えるというシチュエーションが生まれないためだろう。一応過去の記録を見ると「あぁ、確かに浮気してるな」とデキムなんかには見えるために、あのような裁定が下されたことの理由付けにはなる。ただ、それにしたってやっぱり適当すぎやしませんかね。生と死、転生と煉獄を選ぶという(おそらく)大切な選択だったにも関わらず、デキムさんは「いけね、見てなかったわ」というあまりにも凡庸なうっかりミスであっさりとミスジャッジを下してしまっている。これでは、せっかく1話目で構築した超越性や神秘性が台無しだ。実に勿体ないお話。 ただまぁ、一応今後への期待も込めてフォローしておくなら、このアニメの目的はそうした「超越存在」である裁定者側すらも、どこかユーモラスに、血の通った人間として描くことを目的としているのかもしれない。「最後の審判」を下すものというとどうしても神格をイメージしてしまうが、そこにいるのもあくまで単なる「作業従事者」であり、酒と真面目しか能の無い人形マニア。上司のロリっ子から圧力をかけられてびびっちゃう奴がやっている仕事なのだから、そりゃまぁ、ミスも出るってもんで。そういうどこか一本ネジの外れた「お仕事もの」であると考えるなら、今回一発目に「新人研修だったのに先輩がミスってる現場を見ちゃう」っていうのは案外面白いスタート地点なのかもしれない。蠱惑的なロリっ子・ノーナさんは新人の瀬戸ちゃんにはある程度目をかけているようだし、無味乾燥で単なる業務として「裁定」を下すデキムたちとは違い、まだ瀬戸ちゃんは人間らしい心を持って裁定にあたっている。そのあたりのギャップを描くために、デキムには「単なる木偶」であってもらうべきなのだろう。 個人的に、今回ようやくこのアニメが琴線に触れた理由に思い当たった。それは、この「生死を賭けた審判」というシチュエーションが、我が心のアニメ「地獄少女」と共通点を多く持つためだ。あそこまでの大作にはならないだろうが、生と死という根源的なテーマを扱いながら、どこかシニカルに、人間の醜さとか、美しさといったものを描いてくれる作品になれば、今後の展開次第では充分楽しめるものになるんじゃなかろうか。ちょいと腰砕けになってしまった2話目ではあるが、引き続き推移を見守りたい。まぁ、毎回るみるみ幼女が色んな顔を見せてくれるだけでもだいぶ楽しいのでね。やっぱり彼女は器用だし魅力的な役者だと思うよ。 天下の沢城大先生になんてことさせやがるんだ! です! 第11話。いいぞ! もっとやれ! 歌入れのレコーディング終わった後にみゆきちがどんな顔してブースから出てくるのかが凄く見たいです。 今回は掛け値無しに面白かった。基本的に、転機となった4話時点で「このアニメ、頭脳戦とかゲームのルールとか真剣に考えたらアカンやつや!」というので見限った部分があり、その後も幾度となく「だからどうしてそうなる」と唖然としたこともあるのだが、今回のように、頭で考える要素を極力廃し、画面の魅力とキャラ萌えのみに徹底的に落とし込んでもらえるとこのアニメは面白い(一応頭脳戦っぽいこともしてることはしてるが、そっちは突っ込まない)。ことに白の活躍が前面に押し出されていると素敵だが、ステフのオフ気味の一人コントとか、ジブリールの外し気味のメタネタとか、そういう部分では割としっかり笑いがとれる。まぁ、やっぱり「キャラ可愛い」ってことになってしまうわけなのだが……今回はそれでいいよね。ほぼ全ヒロインがフル回転だったものね。冒頭、秋葉の街で途方に暮れてる白のへちょ顔が最高。 そして、今回は縦横無尽に飛び回るアクション面での描き方が凄まじい。町並みなどが3Dで描写された中での、何でもありの銃撃戦がメインなわけだが、構図の取り方とか、モーションの見せ方が本当にお見事。今作は浅香さんやら池端さんやら、画面作りの上手いクリエイターが色々と魅せてくれていることも重要なポイントで、今回の見事なコンテワークは一体どこの誰なんだろうと思ったら、なんと3D畑がメインのクリエイター。藪田修平氏という方だが、どうやら「進撃」の立体機動なんかでも腕を見せてくれた「3D職人」と言える人のようである。久しぶりに一目で惚れ込める良い仕事だった。こういうところはホントに恵まれた作品だなぁ。 あと、個人的なオススメポイントは冒頭の麦人さんのアツ過ぎるゲーム紹介ね。麦さんは本当に何をやらせても素敵ね。久しぶりに全力で笑わせてもらいましたわ。ホントに恵まれた作品だなぁ(2回目)。 ( ゚∀゚)o彡°日笠! 日笠! 第2話! これやで、この勢いこそがぴかしゃイズムやで! おぅ、おもろいやんけ。主に日笠リアクションが。「世界を定めし盟約にしたがって、本人の意志とは関係無く敗者が勝者に惚れる」なんて設定はどう考えてもエロ漫画でしかなく、「そんな簡単に精神構造に影響が出る世界だったら、どう考えてももっと殺伐としてるし、こんなアホがのうのうと過ごせるわけないだろ」とは思うのだが、もう、ステファニーさんの実にいいリアクションを見てると設定なんてどうでも良くなってくる。どうせこの手の「大天才が機知だけでのし上がっていくよ!」設定はどれだけ作り込んだとしても限界はあるわけで、あんまり細かいところまで深く考えすぎない方が楽しさは見いだしやすい。最初のじゃんけん勝負にしても、「結局じゃんけんなんだからどんだけ詭弁を弄しても最終的に三択じゃねぇか」とか思っても、何となく主人公に箔がつけばそれでいいのだ。まさかここからいきなり限定じゃんけんで1クール使うわけにもいかないし。オープニングゲームで空の存在を示す分にはいい時間配分だと思うよ。 そして、思った以上にアニメが楽しい。既に独特な色彩感は慣れたし、時折思いっきり崩したキャラ絵になるタイミングなんかがあるので、この異世界然とした不思議な演出も、絵が大きくぶれるのを和らげる緩衝材の役割を果たしている。そしてこの「ブレ」が非常に賑やかで、本当はこっ恥ずかしくなるくらいの中二設定な主人公兄妹が、恥ずかしさよりもギャグとしてのおかしさに見えるようになっている。離れ離れになって真っ白にフリーズした2人が実に愉快。これに松岡・日笠のテンション芸が乗っかるので、愉快さの相乗効果がたまらない。雰囲気だけでこのアニメを説明すると、「松岡!」「日笠!」「松岡! 松岡!」(茅野)「日笠ぁ!!」「松岡松岡松岡ぁぁ!!」「日笠ぁぁぁぁぁぁ!」(茅野……)みたいな感じ。いいなぁ、メインキャラたってるなぁ。白ちゃんが激しく可愛いのは、兄愛が溢れているのに寛容さとエロさを内包しているおかげ。いい11歳。ステファニーちゃんも負けてはいない。この子、しおらしくギャンブルで負けて泣いてかえってくるようなタマには見えないんですけどね。途中石仮面被ってましたしね。今期もぴかしゃキャラは当たりが多いよ! 最初の敵キャラがゆかちってのも気になるところなんだよね。……さぁ、残念ファイブの結成はいつになるんだい?(RO-KYU-BUではないよな) |
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