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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 譲治が出れば大丈夫な第10話。やっぱりあの声はずるいなー。とかいいながら、正直今回のお話は捉えどころが無くてどうしようもなかった。「高木家」を形成する人間たちはまだいいのだが、チーム小室の連中の心理状態がよく分からなかったからだ。安心しきったところにいるから緩んでしまうって言われても……緩む方向がおかしくないか?

 まだ分かる部類なのは、沙耶の両親に対する激昂。構成員の安全確保を優先し、その豊富な組織力を一切娘の救出に充てなかった冷静な判断が、娘からすれば許し難い背信。沙耶は賢い娘なので両親の判断が正しいことが分かるが、やはりそれをすんなり飲み込めるわけがない。

 ちょっと分からないのは、そんな沙耶をたしなめるためにネックハングにキメやがった孝。沙耶の鬱憤が「安全が確認出来たからこそのわがまま」と認識するのは分かる。いまだ自分たちの両親の安否は確認出来ておらず、そんな中で叫び回る沙耶が鬱陶しいのは仕方ない。ただ、だからってあんなに手荒に扱わんでもなぁ……綺麗に決まってたら命に関わってたぞ、アレ。

 そして、もっと分からないのはそんな修羅場を見ながらも冷静だったが、内心はちょっとイライラしてた毒島先輩。「あんたって剣道だけじゃなくて錦鯉にも詳しいんだ」っていう問いかけに対して「私も機嫌がいいわけじゃないんだぞ」っていうレスポンスは確実に会話として成立してない。確かに沙耶の言い方はやや嫌みったらしかったけど、別に侮蔑でも軽口でもないんだし、これまで大人の顔だけを見せてきた毒島先輩が突然眉根を寄せる意味が分からん。

 そして今回断トツで意味が分からなかったのが、平野の激情である。高木パパの斬首を見て「あれじゃ効率が悪い!」っていうのは構わないけど、毒島先輩から「いや、そうでもねぇよ」って言われて、「嘘だ〜〜!」って叫んで逃げ出す。ついでに孝に捨て台詞を残して関係悪化を進める。……一体何がそんなに気に入らなかったんだよ。わかんねぇよ。その上で最終的に「みんなで友情を深めました!」みたいなエンディングに持って行かれてもぽかーんだよ。なんだか消化不良の1話。Cパートであの変態教師が復活したんですが、なにやらエロい場面にいたっぽいのに修正厳しすぎて何が起きてたかわからねぇし。

 一応今回良かった点を2つだけあげておきます。1つ目、激昂した沙耶の長台詞。「台詞では褒めながら、感情は最大級の罵倒」っていう二面性は、役者にかなりの負担をかける。どうしたって、発話というものは台詞と「のせるべき感情」のリンクが意識に上ってしまうからだ。今回の沙耶の台詞は、そのあたりのギャップを最大限に強調しながら、感情がきっちり伝わってくる絶妙なラインでした。喜多村英梨、恐ろしい子!

 2つ目、着物の毒島先輩、孝に褒められてちょっと照れる。前回から引っ張られている気もするけど、可愛いなぁ。

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