忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[257] [258] [259] [260] [261] [262] [263] [264] [265] [266] [267]
○「夏目友人帳 肆」 5

 現代アニメの隙間を抜くように確実な結果を残し続ける脅威の番組、4期目突入。4期もやるなんて、ひだまりや絶望先生を超えた作品ってことですよ。いや、「ゼロの使い魔」はいいとして。もう、ここまで続けば安定の芸能ですよ。

 今期は3期との分割2クールということで、2期と3期ほどの差もなく、あくまで「ちょっとおやすみした3期の続き」という印象。ニャンコ先生は元気だし、夏目とその周りを取り囲む人々の暖かさも相変わらず。何の心配もありません。

 この作品が他作品と毛色を異にするのは、その独特の妖怪達の造形にあるだろう。基本的にはハートフルストーリーを展開するシナリオラインなのだが、妖怪達は、ちょっと油断するといきなり夏目の命を取ろうとする。「妖怪は危険」という命題を維持しつつも、その中で夏目が持つ「優しさ」が実を結ぶという、絶妙な配分になっているのだ。そして、そんな不可思議な両義性を更に揺さぶってくる存在として、3期からは的場というキャラクターも登場している。直接的に「妖怪は敵」と認める的場と対立することで、夏目の持つイデオロギーが更にはっきりと描かれている。非常に直接的で、ともすると平板なバトル展開にすらなってしまう恐れがある配置ではあるが、少なくとも今回の1話2話を見る限り、やっぱりこの作品は「夏目友人帳」であり続けるようだ。この綱渡りな感じは、他では味わえない珍味ですな。

拍手

PR
○「リコーダーとランドセル」 ー

 この枠にはもう点数とかつけませんぜ。良かったよ、今期もちゃんと柴いぬ子さんの活躍が見られるんだね。それさえわかりゃ、その前の3分間なんてどうでも……げふんげふん。

 芳文社が身の丈をわきまえた感じで提供してくれるこの2分枠だが、ゆるふわ作品森田さんの後にやってきたのは、割と真っ直ぐギャグ狙いの「リコラン」である。ただ、残念ながら私は原作があんまり好きじゃないんだ。いや、4コマ系のネタとしては多分普通のレベルなんだろうけどさ、この漫画って結局、弟の大人に間違われるネタと、おねーちゃんの子供に間違われるネタの2つしかないじゃない。1巻だけ買って読んだんだけど、わずかな間にあっという間に飽きて、すぐさま売ってしまった。あれを2巻3巻と読む元気は無いわ。アニメでやるのは、そうした「お約束」の一部分。5分枠なので飽きる心配もないし、声と動きが着くことでベタベタ過ぎたネタにもある程度の刺激が得られる。そういう意味では、「アニメ化向き」の作品といえるかもしれない。

 何がすごいって、くぎゅの弟が置鮎、というシチュエーションは、今後永遠に訪れないキャスティングだろう、ということだ。それだけでも、ちょっと面白いんですよ。昔「戦国BARSARA」のキャスティングの時に能登麻美子が「まさか若本さんの妹になれるとは思いませんでした」って言ってたけど、そういうレアリティ。

拍手

○「Another」 5

 さて、色々と大変な作品がはじまってしまいました。何が大変って、どういう視点で見たらいいか、ものすごく慎重に決めなきゃいけないということ。原作小説既読だからネタバレを避けたコメントにしなきゃいけないとか、そういう理由もあるんだけど、なにより、「どうしようもない要素だらけの作品である」ということが最大の要因。だってさ、「すごく好き」がずらっと並んでる作品って、どうしたって普通の目線で見られないじゃないですか。「水島努」「P.A.Works」「ALI PROJECT」「綾辻行人」。どこをどう見たらよいものか。

 とりあえず初期配点は平均点にしてあるが、これは「初見の視聴者の掴みとしては可もなく不可もなくレベルだろう」と判断したため。正直言うとやや淡泊すぎる気もしたのだが、そのことについては、「水島監督も、立て続けに面倒な題材を渡されたもんだ」という思いだけが優先した。なにせ、これの直前にやっていたのが「BLOOD-C」なのだ。この「Another」と同じように、最後のどんでん返しまでジリジリと持って行かなきゃいけない作品。無論、「BLOOD-C」に比べればこちらの方が回転は速いだろうから、次回以降に具体的な事件が起これば、事前の知識がない視聴者でも少しずつ走り出すことは出来るだろう。今回はとにかく「こういう方向性の作品なので」という顔見せの役割を果たすエピソードだ。

 改めて見て、相変わらず水島さんは無茶をやる人や、というのを再認識した。考えてみれば、小説で読んでいて気にならなかったところも、アニメにするとなると案外難しい。この作品はこれからず〜〜〜〜っと陰鬱な空気を垂れ流して進むわけだが、そうなるとどうしても画面が暗くなるし、動きが無ければ単調になってしまう。言ってしまえば、アニメに向いてないのだ。キャラの心情で何かを見せるような作品でもないし、別な意味でアニメに向かない西尾維新作品のように、画面で無茶をやるきっかけとなるような馬鹿馬鹿しい会話もない。そういう素材を渡されて、なおかつ天下のP.A.Worksがアニメを担当するとなれば、多少無理矢理でも動かしまくってごまかしちゃえ、ってな発想になるものだが、水島さんはそれをしない。この男は、「別に動かない場面なんだから、動かないまま見せるのもありなんじゃない?」というので、しれっと「止めて」くる。病室の見舞いのシーンなんか、普通のアニメじゃ考えられないような長回しの一人称視点にドキドキしてしまった。これが出来るのが、水島努なのである。そしてこれが、作品本来の空気を維持する最善策のように思える。

 彼の手によって一度解体された「Another」が、どのような作品として画面に現れるのか、今後が楽しみですね。まぁ、この作品の場合、あんまりP.A.の売りである細やかな人物描写・風景描写が活かされないような気がするのが残念だけど……そこはそれ。PA作品にハズレ無し、じっくり見させてもらいましょ。

 中の人については、諸事情により端折るが……阿部敦担当キャラって、やたらと入院してる気がするのは何故だろう。当麻しかり、サイコーしかり。

拍手

○「ちはやふる」 5

 新番組ですが、何か問題でも? 文句があるなら読売テレビに言って下さい。何で1クール遅れかねぇ……この差はなかなか縮まらないのだけど、一体何が原因なんだろうか。

 さておき、そんなこんなで新番組。既に巷では評価が固まりつつある作品のようだが、初見の人間からしても、「多分、大外れはないんだろうな」と思えるだけの、かっちりした出来である。原作が人気コミックということで、後は原作の味を損なわないように、丁寧にアニメとして再構築していくだけだ。原作は読んだことないので知らないのだが、「多分こんな漫画なんだろうな」というのは想像しやすいのである。

 監督は、「NANA」などに続く作品であるためにすっかり読売系監督のイメージになった浅香守生。浅香監督&マッドハウスっていうだけで、特に心配することもないでしょう。いかにも「読売マッド」らしい丁寧で「全方位向け」な画面作りは、どこかで大きく引っかかるということこそ無いが、すんなりと筋立てを追うことが出来るおだやかなもの。1話からいきなりちょっと気分が沈むぼっちストーリーを展開させたわけだが、そこで必要以上に暗くならずに、きちんと「このアニメはカルタを真剣にやる作品です」ということが伝わってくる。余計なことは考えずに、「君に届け」のようにのんびりストーリーを追いかけたいもんです。

 中の人については、なんといっても主人公千早役の瀬戸麻沙美だろう。実はこれの前に放送している「ラグランジェ」の無口宇宙人さん役でも登場していたが、そちらは特に印象に残るものでもないので言及しなかった。こちらはめいっぱいしゃべってくれるので色々と興味深く聞かせてもらった。正直、まだ色々と拙い部分はある(こちらの方が収録時期も先だしね)。ただ、若さの残る中でも、きちんと自分なりの役作りをしようとしているのは伝わってくるし、「放蕩息子」の高槻さんの時よりもスキルアップしていることは感じられる。そして何より、ついでに担当したエンディングの歌唱。こちらはかなりのもん。また1人、要注意の若手が出てきたのかもしれませんね。

拍手

○「輪廻のラグランジェ」 5

 期待してたり、妙なのだったり、色々あるなかで、今期特に事前情報もなく見た作品。おかげで第一印象をまとめると、「突然女子高生が制服を脱いでスク水になるアニメ」だ。そして、いっそそのまま駆け抜けてくれればいいな、という思いもあったりする。

 「モーレツ宇宙海賊」に続き、なんとこちらの作品もサトタツが総監督として名を連ねているのは驚きだが、スケジュール的に大丈夫なんだろうかね。メインのディレクションは鈴木利正。最近だと「化物語」の神原OPとか、ひだまり3期のエンディングコンテで見かけた名前。ちょっと褪せたような色づかいで輪郭線をぼやかす効果が特徴的で記憶に残っていたのだが、今作でもオープニングの演出に似たような手法が採られている。そして、今回はXEBEC作品ってことで、「ファフナー」や「ヒロイック・エイジ」あたりの繋がりでのお仕事だろうか。確かに、ロボットの使われ方なんかはどことなくそれらの作品に似ている気もする。

 1話目の印象は可もなく不可もなく。典型的な「ガールミーツロボット」のお話で(そんな言葉があれば、だけど)、よく分からない要素がありつつも、「まぁ、お約束ですし」ということで視聴にストレスはない。ロボットデザインもやたら気合いが入っているとのことで、アクション作画や動きの滑らかさなんかもなかなかのレベル。なんでも本気でデザインコンペをやったとかで、「現代人が考えるいかにもな未来的デザイン」みたいなものが見え隠れしている気もする。何がすげぇって、司令室にある管理システムのインターフェースが全部フラットプレートなのよ。逆に落ち着かねぇって。やっぱり管制室はごちゃごちゃしたモニタやキーやレバーがないとなぁ……いや、これはこれで新鮮ですけど。

 そして一番肝心なのが、キャラの登場のさせ方だ。1話目はとにかくメインヒロインとなるまどかのお目見えが第一。そして、これはなかなか良いと思う。スポーツ万能でクラスのみんなからも好かれる好人物のまどかは、とにかく人助けをしたい、ってんで「ジャージ部」を組織する良い方向での変わり者。とにかく真っ直ぐな性格や「まるっ!」なんてキャッチーな台詞も小気味よいし、すぱっと脱いでくれる清々しさが映える。水着姿も、ちょっとリアリティを残したようなムチムチ加減が素敵ね。新ジャンルとして「ジャージ少女」が定着しそうな勢いだ。この子は、割と人気が出そうな主人公キャラな気がするわ。対して、脇から出てきた宇宙人キャラの方は今のところあんまり特徴が無い。今後の絡みで、その他のキャラが見えてきてからが本番だろう。

 全体的には、期待が持てるパーツは割と多い。単純なロボットものということでなかなか他作品との差を付けるのは容易ではなかろうが、ここいらで久し振りにXEBECの本気のSFも見てみたいものだ。

 最後に中の人。視聴の順番の関係で「夏待ち」よりも後になってしまったので更にびっくりだが、何と主人公のまどか役は、石原夏織である。やっぱり良いぞこの子。正直、最初聞いてても分からなかったからじっくり堪能させてもらったのだが、最近だと伊瀬茉莉也みたいな、ちょっと先輩だと水橋かおりみたいな、独特の掠れが出ると何とも愛らしい。まどかのキャラクターにもがっちりはまっているし、これと「夏待ち」を合わせて、今期一気にフィーバーがくるかもしれません。その他はまだあんまりしゃべってないから分からないけど……麻美子は、すっかり「お姉さん役」で定着したわね……女子高生やってもいいんだぜ。黒髪ロングでセーラー服着てもいいんだぜ。地獄に流してもいいんだぜ。

拍手

○「戦姫絶唱シンフォギア」 5

 なんじゃいなコレ。タイトルを見ただけでも何だか分からないけど、視聴後は「うむ、確かにタイトルの通りだな」と納得出来るという、そんな作品。

 とっかかりはものすごく安易な発想なのだろう。「最近、けいおんだのマクロスだのハルヒだの、作中でライブするアニメが流行ってるんだから、その流れでオリジナル作れば売れるんじゃね?」ってなトコだ。そうすると問題は、「誰が歌うのか」? マクロスの例を見れば分かる通り、バサラシステムを採用して歌い手とキャストを分けるという方法はあるが、これだと臨場感に欠ける。歌い手さんをキャストとして雇うというのもあるが、そうすると「銀河のはちぇまれ!」な結果になりかねない。じゃ、どうするかといえば、最初から歌えるキャストを置いとけばいいのだ。実にシンプル。

 となると、やはり中心に来るのは水樹奈々というコトになる。つい最近まで「今日は♪ いい天気♪」とか歌ってた脳天気ボイスも記憶に新しいが、現代アニメ+歌というなら、出てこない方がおかしい。そしてこのアニメの上手いところは、そんな歌姫に並び立つキャストとして、往年のヒットメイカーである高山みなみを持ってきたところ。なるほど、水樹奈々に売上で対抗できるのなんて、林原めぐみを除けばTWO-MIXくらいしかいないだろう(ゆかりんもおるが、そうすると完全に「なのは」になってしまう)。声質も綺麗にリンクし、「こんなユニットがあればいいなぁ」という、「声優歌い手ドリーム」を叶えた夢の共演だ。このあたりの阿漕さは抜け目ない。

 そして、この作品の特徴は、マクロスなどでやっていた「歌+バトル」の絡みが、もうそのまま「歌がバトル」という状態にまでなってしまった部分。なるほど、これならばごく自然に歌うことをドラマに絡めることが出来る。……出来るけど……どやねん。何してるかよくわからねぇ。いや、まだ1話だし、「とにかく目を引くことを目的とした1話」だろうから説明は2話以降でもいいと思うんだけど、歌の方にばっかり気がいっちゃって、肝心のアニメとしての出来をどこか犠牲にしてる気がするんだけど。「ノイズ」と呼ばれる謎の生命体のデザインが「古きもの」もびっくりの適当さでギャグにしか見えないのに、やたら人命だけは奪う。一般大衆は「ノイズだぁぁ!」って慌ててるから、多分街中にノイズが出てくることは割と多いんだと思うけど、そんなとこで大観衆ライブとかやってんじゃねーよ。そして、現代パートで主人公の娘が必死で逃げるシーンのノイズたちの先回りッぷりも何だかギャグ。幼女を背負ってわざわざ危険な梯子まで昇り、「おいおい、そこまでせんでも着いてきてないからwww」と思ってたら、何故か一瞬で大群。「おるんかいwww」ってなる。しかもどっから出てきたか分からない割に、いざ迫ってくる時にはジリジリ寄ってくるんだよね。後は無闇に安っぽい必殺技エフェクトとかね。やっぱギャグにしかみえん。どこまで真面目なのかなぁ。

 ま、何だか気の抜けたような画面も、慣れてくれば味になるかもしれません。主人公から突如メタリックな機構がわき出るカットとか、あれって手描きなんだよねぇ、普通、サテライトならCGでガッツリ描きそうなのに。そういう、古めかしさにこだわった部分が今後活かされてくれば面白い画面になるでしょう。現時点では、そこまで女の子に萌える要素もなさそうだけど、こればっかりは見続けないと分からない部分だしね。

 そして中の人のこと。水樹奈々とかについては上述の通りだけど、なんでこの作品、やたらプリキュアと被るんだろうね。ノイズがいて、キャラに奏と響がいるんだぜ。いっそエレンとアコも出してくれよ。ノイズっていうのはあんなスライムじゃなくて、中尾隆聖ボイスのフクロウのことでしょー。メインはった2人はダークプリキュアとキュアブロッサムなんだけどさー。そして、水樹・高山みなみが歌えるのはいいのだが、実際に主人公となるのは、あおちゃんだったりする。……歌えるかな? どうかな? キャラ声歌唱は割と聴けた気もするけど、水樹奈々と並ぶのは流石に厳しい気も……いや、「歌うことを諦めないで!」。脇にはゆかちもいるんだけど……こちらも大丈夫かな? 歌わないかな? もう、中の人を考えると「わぁ、あおちゃんは沢城師匠と共演出来て幸せそう」とか、どうでもいいことしか浮かんでこない。つまり、幸せ。

拍手

○「あの夏で待ってる」 6

 あいつらが帰ってきたぞ! 今期はそんなんばっかりだけど、誰が帰ってきたかというと、今度は黒田洋介と羽音たらくのコンビだ。つまり、端的にいえば「おねがい☆ティーチャー」「おねがい☆ツインズ」だ。「おねティ」タッグが新作をやると知ったときには無闇にテンションがあがったものだが実は監督が井出安軌ではないと知って少しがっかりした。「おねティ」で加速して「おね2」であまりに無茶苦茶な方向へと見事にダイブしたシリーズの面白さは、途中からやりたい放題になった井出監督の才覚があったからだと思っているためだ。で、代わりに誰が来たかというと……長井龍雪だ。よし、なら良し。すまん井出監督。長井さんの新作が見られるなら、ちょっと犠牲になってくれ。結果、黒田洋介&羽音たらくのおねティコンビが原図を描き、長井龍雪&田中将賀の「とらドラ!」コンビが形を作るという、期待感一杯の素敵新作が幕を開けた。

 開始からしばらくは、特にどうと言うこともない進行。「今回のじんたんは割と積極的だなー」みたいなイメージになるのは致し方ないのだ。あなる(の中の人)も転校してきたし。そのままダラダラいくかなー、と思ったが、思わぬ登場人物のせいでスカーンと側頭部をブン殴られた。会長、何してはるんですか。え? 違う? 苺じゃなくて檸檬なの? 名字は森野じゃなくて山乃? いやぁ、ダマされねぇよ。おおかたあの病気のせいで「おねティ」の時代から10年越しで高校に在籍し続けている苺が、「流石に同じ名前で在籍し続けるのはまずい」ってんで偽名を使っているに違いない。髪型を変えてもそのゆかりんボイスはごまかせないぜ!

 とまぁ、アホな視聴者サービスに一喜一憂し始めたあたりで、もう思うつぼですよね。後はイチカさんとみずほ先生の関係が気になるくらいだが……はたして、これ以上のリンクはあるんでしょうかね。もう、「もしも、みずほ先生が先生でなくて先輩として地球に降り立ったら」っていうもしもシリーズを真剣にアニメ化してるようにしか見えないんですよ。縁川ポジションの子と、楓ポジションの子はちゃんといるし、漂介もいる。跨だけいないけど……「おねティ」段階では跨はまだあんまり活躍しないキャラだったから別にいいや。個人的には、こうした「そのまんま」のセッティングから今度は黒田がなにをしようとしているのか、楽しみで仕方ないです。わざわざオープニングテーマのスタッフをあの頃のままで用意してのノスタルジーはずるいわー。「おねティ」は、丁度私のアニメ没入期の作品で、色々な才能と出会った作品なので、すごく思い入れが強いのですよ。10年前の作品だから、今の若い子はあんまりしらんかもしれないので、そういうサービスはあんまり意味が無いかもしれないけどねー。

 そして、この何だかよく分からない掴みでスタートしたつかみ所のないお話は、きっと長井監督の本領を発揮出来るフィールドに違いない。長井さんの最大の武器は、なんといっても細やかな配慮が行き届きながら、画面にしっかりと「絵」を出すことが出来る見事な描出力。彼の作り上げた作品が全てほぼど真ん中ストライクだけだった身としては、こういう「見えにくいものを魅せる」作品での起用は本当に嬉しいのです。きっと素晴らしいものを見せてくれるに違いない。今から本当に楽しみです。

 そして中の人の話。「おねティ」と同じような構成になるなら、今回登場したキャラがほとんど全てと言ってしまっていいだろう。となると、自然にキャストにかかる責任も重くなる。さぁ、どこまでいけるか? 主人公の男の子役、島崎信長とやらは、まだまだ若手の新人さん。でも、男性キャストの新人って無難に上手いことが多いのはなんでだろうね。全く抵抗なく聞くことが出来たし、ここで一発当てられるとよいね。そして戸松・阿澄・ゆかりん。もう、何も心配ない。戸松はあんまり開けない引き出しのキャラを出してきたが、微塵も不安な要素はないです。だって戸松だもの。意外だったのは、青髪の子の中の人、石原夏織である。この子って、小倉唯とユニット組んでる子だよね。「緋弾のアリア」にも出てたけど、あっちは台詞が少なくてピンと来なかった。でも、これを聞く限りでは……上手いんじゃない? 随分しっかりしてて、「なんで小倉唯の方ばっかり使われてんの?」って思ってしまった。正直、こちらの方が基本的なスキルは上な気がするよ。頑張れ頑張れ。

 何だか、無闇にテンションがあがってしまいました。「あの夏で待ってる」の「あの夏」とは、木崎湖のほとりですったもんだした「あの」夏のことなのか。こちらも正座して、待ってる。

拍手

○「ゼロの使い魔F」 5

 シリーズも4作目になるんですね。しかも「F」はファイナルのFだとか。って、それシャナとまるかぶりやないかーい。中の人のせいで完全に便乗商法やないかーい。

 実は、コレ観る直前に気づいたのだが、私、3期観てなかったんですね。何でだったか忘れたけど、興味を失っていたのか、放送スケジュールが駄目だったのか、それともこっちで放送してなかったのか……とにかく視聴してたのは2期まで。おかげで久し振りにハルケギニアに降り立ったら、タバサが思いっきりデレてるし、才人のハーレムは順調に拡大してるし、「最初は一応ラノベお約束ファンタジー風味だった作品なのに、こんなに潔くなって……」とびっくりである。3期はタバサがガッツリ絡む話だったの? だったら観れば良かったかなぁ。

 で、そんなちょっと複雑な帰還を果たした4期目だが、個人的に一番大きな変化は、何と監督が岩崎さんに戻っているのだ。2期を担当した紅優が悪いとは言わないが、私の中で岩崎さんは特別な存在。岩崎良明+藤井昌宏のJCタッグというだけで、ちょっとテンションが上がる。その他のスタッフやらなんやらもちょいちょい3期からはかわっているみたいで、割と濃厚で古き良きJCテイストが楽しめるのではなかろうか。

 中身については、そんな半端な視聴者がとやかく言っても仕方ないもんですからね。今回は原作者自らの手でシリーズ構成を担当しているというのも売りになっているみたいだし、シナリオは話半分で観ながら、どこまで上手いことまとめられるかは注目したいところ。後は、どこまで羞恥心を捨てて恥ずかしいものが描けるか、というのも見どころかしら。1話はね、もうね、酷かったからね。ルイズってこんなにストレートにデレちゃってるのかぁ……そりゃ4期もやればそうなるのかなぁ。シャナと悠二が今あんな状態になってるおかげで、こっちのデレデレカップルを観てると何だかムズムズするわ。いや、ここまでストレートなくぎゅキャラって逆に貴重なので、これはこれで楽しめる気もしますけど。あとはシエスタのビッチっぷりが極限までいってますけど……これ、売れてるラノベかぁ。そうかぁ。いや、いいです、別に。

拍手

○「モーレツ宇宙海賊」 6

 あいつが帰ってきたぞ! 誰だ? そう、佐藤竜雄だ。個人的な記憶では「ステルヴィア」以来の監督作品なので実に10年近くぶりの監督作品だ! って言おうとしたら、「シゴフミ」もサトタツだった。すまん、すっかり忘れていた。まぁ、とにかくそんな感じで久しぶりに「サトタツである」ことが大々的に喧伝された期待の新作である。

 1話目を見終わって、冷静に反芻すると気づくのは、本当にありきたりな筋書きだった、ということだ。転校生が来る様子とか、選ばれた血筋の主人公が突如訪れた使節によって親との関係を明かされて、それから狙われるようになるくだりとか、すごく普通のお話だ。下手したらそこらにある「ありきたりだ」と言われた学園ラノベよりもはるか昔から書かれてきた構図かもしれない。しかし、何が凄いって、そんな陳腐さが気にならない気持ちの良い構成だ。観ている間は、本当にあっという間の30分だった。これが構成力って奴ですよ、観ていて気持ちが良いアニメですよ。1話目のコンテ演出は監督本人ということで、「流石」というしかない。

 個人的には「ナデシコ」が直撃世代ではないので、サトタツといえば「ステルヴィア」なのだが、彼の凄いところは、本当に「世界を出す」のが上手いという点だと思う。「ナデシコ」なら後藤圭二や麻宮騎亜のデザイン、「ステルヴィア」ならうのまことのデザイン、そして今作の場合には、なんと竹内浩志のデザイン。その造形に見合っただけの世界が、新しく「その作品の世界」としてグッと前面に出てくる。なんだか上手い言葉で表せないのがもどかしいのだが、キャラクターの原案にあった1つ1つの背景世界のディティールが自然にキマる、という感覚だろうか。今作の制作はサテライトなわけだが、当然メカデザインやCGの演出は手慣れたもの。しかし、CGによるメカのモデリングなんかは、どうしても特色が出しにくくて、どれもこれもお仕着せみたいに作品から浮くことがある。サトタツの場合、何故かそれが無いのだ。「ステルヴィア」の時のあの独特の緑と青の世界観は本当に印象的だったし、今回の作品の場合、全体的なデザインがどこか古くさい要素を残しながらも、「これが一番キャラにあった世界で、他の作品とは違う、オリジナルになってるなぁ」と感じさせるのだ。

 そしてもちろん、気持ちの良いシナリオ運び。1話目はおそらく賑やかなキャラの顔見せエピソードとしての意識が強いのだろうが、「初対面」のキャラクターばかりが大挙するはずのエピソードに難しさが無く、すんなりと個々のキャラクターが入ってくる。こういう「なんてことない1話」を作るのがどれだけ難しいことか。出来ることなら、この丁寧さが1話目だけで終わらないことを祈りたいものである。

 最後は当然、中の人のこと。今作でめでたくヒロインに抜擢されたのは、ジョーイ君の中の人こと小松未可子。第1印象で受けたそつの無さは相変わらずだが、今回はストレートなヒロイン像が求められ、これまたなかなか手応えのあるお仕事になりそう。2つ目の大役で、がっつりとポジションを掴みたいところだ。あたしゃ割と好きな声なんですよ。そして、そんな「まだまだ若手」と思われるメインヒロインよりも実は年下という、恐ろしい安定感を見せる花澤香菜。1つの役作りに色々と苦労しているだろう、と思わせる小松未可子を横目に、ひょいっと軽々出てくる面白花澤キャラ。初登場時はクール系かと思ったのに……なんか面白そうな役周りだ。ちなみに、同年代声優としては小見川千明も登場しているが、おみんちゅについては特に言うことは無いぞ! 「頑張ってスキルを磨いている若手」とも「圧倒的脱皮を果たしてしまった不動の若手」とも、どちらとも全く異なる立ち位置、とだけ言っておくけどな!

 あと、伊藤静・松風雅也っていうサポートコンビも結構好き。そして甲斐田裕子・伊藤静っていう賢プロ美人さんコンビはもっと好き。2人してビアグラスでワインを干すとか、リアルでありそうな絵面。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
06 2026/07 08
S M T W T F S
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[07/17 NONAME]
[07/13 とみしの]
[07/13 とみしの]
[07/12 NONAME]
[07/12 Hito-oni]
バーコード