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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「Fate/Zero」 6

 さて、改めて新たなシーズンが始まったな、と思わせる、今期の注目作1本目。始まる前から勝手に期待感を煽るのは裏切られるリスクしかない気もするのだが、監督があおきえい、そして制作がufotableときたら、期待するなと言う方が無理な話。1話目が1時間スペシャルということで制作側も嫌というほど気合いが入っていることは伝わってくるし、新作ラッシュの幕開けを飾るにふさわしい一本目となった(バクマンのことは既に新作扱いじゃなくなっている)。

 当方、fateシリーズについてはほとんど思い入れもなく、あまり知識もない。この「Fate/Zero」については、ちょっと前まで放送していたWebラジオを聞いていたのが一番の繋がりで、ヤングエースで連載している漫画版についても、1話目からちょこちょこ読んでいたのだが、あんまり真剣じゃなかったおかげで、月刊誌でいちいち追うことはなくなってしまったくらい。つまり、ほぼ初見。ただ、それでも「Fate/stay night」のアニメ版の知識があるおかげで、背景知識の理解はしやすいし、1話目で大体どのような舞台背景になるのかは理解することが出来た。どうしても導入部というと窮屈になるかぽかーんになるかのどちらかの場合が多いのだが、今作の場合、1時間という余裕のある尺も功を奏したのか、興味を焚きつけつつ、過不足のない情報の盛り込みで幸先の良いスタートを切った。

 ufotableの力作ってことで画面についての不満点は無し。武内崇キャラは割とアニメにしやすい部類だと思うのだが、今回のキャラは「stay night」の時よりも更にシリアス度が増したシャープな造形になっており、ディーン版とはまた違った良さが出ている。西洋の古城の厳冬のイメージや、虫嫌いには心底ノーサンキューな虫だらけのシーンなど、微細な部分にまで手の込んだ描き込みは流石の一言。今後のシリーズも安心して見られるのではなかろうか。今回は召喚シーンまでなので画面にそこまで大きな動きはなかったが、今後作品のメインボディとなる能力バリバリのバトルシーンがどれだけ盛り上がるのかは期待して待ちたいところだ。

 そして、今作で一番嬉しいのは、やはりガッチガチに固められたそのキャスト陣である。現時点でマスターが確定したキャラクターだけでも小山力也と中田譲治という曲者のおっさん二人が並び立ち、まるで二人でどちらが良い声か張り合うかのような夢の共演。これだけでもヘヴン状態が狙える。そしてそこに参戦するサーバントもまた素敵無敵。ライダー役に大塚明夫ってのは笑ってしまうレベルだし、当然ギルガメッシュは関智一。そして、セイバーといえば川澄綾子! 何年越しかで久し振りに聞く「問おう」だけで、全く色あせぬ王の威厳に酔いしれることが出来る。やっぱりセイバーだな。やっぱりセイバーだよな。更に更に、なんといっても作品の中心となっているのはアイリスフィールなわけである。ラジオのイメージが強いので「このアイリは絶対に切嗣の言うこと聞かないよな……」とか思ってしまうのもご愛敬。慈母にして淑女にして聖職者な声といえば、もう日本には一人しかいないのである。ここ最近出演してる数作だけで、一体何人の子供を産んでいるやら……当ブログは、全身全霊でもって大原さやかがアニメのメインヒロインになって幸せを掴むことを応援します。

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○「バクマン。(2期目)」 4

 今期、関西圏での新番組1発目を飾るのは、この何とも地味な作品の2期目である。2期目といってもタイトルに♪や!が増えることもなく、本当に「ちょっと休憩して続き」である。一応オープニングとエンディングが変わってるから「BLACK LAGOON」の時ほど淡々としてるわけじゃないけど、新番組っていうのは抵抗があるレベル。

 内容についても、「ほんと、アニメで見るには地味な原作だよな……」ということがよく分かる作品になっている。今回も一応オープニングを「疑探偵トラップ」にして変化を付けたりしているのだが、1期の時の「作中アニメ」の使い方と違って、わざわざそこに持ってくる意味も薄く、なんだか無理矢理いじろうとしているようでちょっと浮いている。その後のシーンは延々港浦との打ち合わせが続くし、画面の地味さは自虐風にいじっていた「SKET DANCE」以上である。でもまぁ、それを大きく改変するわけにもいかないし、これはこれでちゃんと意味のある内容ではあるし……うぅむ、やっぱり難しい作品だなぁ。

 その後、Bパートの連載記念パーティーシーンは、色んなキャラクターが集まってくれるし、実際の編集部の人間なんかもちょこちょこ出てくるので割と面白いパート(大石浩二が本人キャストで登場してたあたりに、彼のジャンプ内での立ち位置が伺えて面白い。絶対に早晩「いぬまる」でネタにしてくるだろう)。特に鳥嶋氏の出現と、どこか怪人めいた彼の立ち居振る舞いについては、もちろんネタとしての部分もあるのだろうが、彼の名前との付き合いが長いジャンプ読者としてはちょっと嬉しい部分だ。ここまでたくさんのアニメ・漫画に登場していじられた「一介のサラリーマン」なんて他にはいないだろうしね。こういう、他の作品には無いけど特に求められもしないような絶妙なオリジナリティが、この作品をアニメとして面白くしていくキーポイントになるのかもしれない。

 中の人的には、1期と同じなので本当にいじりようがないのだが、今回から堂々登場の平丸氏が割と面白い。中の人は森田成一なのだが、「平丸はこんな声なのか」というのが、何となくそれっぽくもあり、微妙な違和感もあり、彼のへんてこなキャラに合っていていい塩梅。平丸って初登場時はこんなキャラだったんだなぁ。まさか、巡り巡ってあそこまで成長するとは……女性キャストが少ないのが残念だが、今後は岩瀬が良い感じで前に出てくるはずなので、藤村歩に期待したい。

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 ○「ダンタリアンの書架」 4

 Yeah! ブラザー、これがようやく今期最後の新番組だ(多分)。出揃うまでに一ヶ月近くかかってしまうのは相変わらずどうかと思うが、ここからは通常営業に戻るんだぜ。ちなみに、調子に乗ったついでに現在一週間に視聴すべきアニメの数を確認してみたら、35本だったよ(うち2本は5分枠だけど)。流石に、これはまずいと思うよ。一時はアニメバブルが崩壊して制作本数が減ったはずなんだが……どうしてこんなことになったんだ? どれから削ったらいいのか、誰か教えてくれ!

 さて、そんなわけでめでたく到達した35本目のアニメだが、時間枠が火曜日の深夜1時半、ということで、つい最近まで同時刻に放送していた某灰色狼とイメージが被る新作。そしてその実体は、マウスプロモーションに「すいません、売れる作品が作りたいんで、一番売れそうなキャストを男女一組送って下さい」と言ったら出来上がったんじゃなかろうかと思わせるキャスティングのお話である。マウスの誇る2大看板、沢城みゆきと小野大輔。池袋的に例えるならセルティと静雄ちゃんが主人公なんだけど、やってることは本の魔物を退治するお話なので、イメージとしては「戦う司書」かな。そういえば、何故か「図書館」が絡む作品ってみゆきちが必ず関わっている気がするな。「戦う司書」は最終的に世界を救い、「図書館戦争」でも暴れる友人の手綱を握ってた。「GOSICK」でも図書館の屋上に住む灰色狼の母親だったしなぁ。図書館声の持ち主なのか? いや、無いと思うけど。

 さておき、そんなこんなで過去の色んな作品とイメージが被るラノベ原作。奇妙な本を巡る冒険、というと何故か真っ先に思いつくのが「ヤミと帽子と本の旅人」だったりするけど、案外イメージは遠くないんじゃなかろうか。安っぽいファンタジー要素を、「まぁ、本ってどんなファンタジーでも通用する媒体だし」という理由で堂々と使っている。確かに「本を読む」という行為自体はワクワクするものであるし、1話目のように「飛び出す仕掛け絵本なら仕掛けが飛び出して暴れるのもありですよ、幻書ですから!」と言われれば、まぁ、そんなもんかとは思う。ただ、納得がいく分、そこに新鮮さはあんまり無い。1話目時点では、「ここがこの作品ならではの部分です」というセールスポイントが一向に見えてこないのだ。

 画面を作っているのは何とGAINAX。そのおかげなのかどうなのか、背景美術のこだわりなどは尋常じゃないクオリティを実現している。実写取り込みの加工のようにも見えるが、ちょっと古めかしいイギリスの空気を出すべく、緑を基調として描かれた外界の風景や、丁寧に描き込まれた「書架」の風景など、なかなか手間がかかっているであろうことは感じられる。だが、それは直接作品の魅力に繋がっているわけではない。やっていることが陳腐なので、お話部分に目をやってしまうと、退屈さが先立ってしまうのだ。一応のオリジナル要素として、「本を開いて読み上げる」という過程が入っていたのだが、現時点では何がやりたいのかはよく分からない。「戦う司書」の時にも同様の問題点が浮上したが「本であること」と「現実であること」の区別が画面から付けにくくなってしまい、視聴者はどこを見たら筋が追えるのか、分かりにくくなってしまうのはどうにかならなかったものだろうか。

 ま、まだ顔見せ段階だし、この後のシナリオ次第では本当にどこにでも行ける1話目だったので、ここで判断を下すのは早計だろう。もう少し「何を書く小説なのか」というのが分かるまでは、のんびり見守っていきたいところである。それにしても、今期もみゆきちはハードワークであるなぁ。

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 ○「まよチキ!」 6

 今期の新番チェックも間もなく終わる。そんな一息に望みをかける1本(実は明日もう1本あるのが最後だ)。しかし、今期月曜日は地獄の日程になっており、なんと一晩でアニメが9本である(「日常」「ロウきゅーぶ!」「いろは」「ぬら孫」「カイジ」「ユルアニ」「まよチキ!」「うたプリ」「R−15」)。死ぬ、流石にこれは死ぬ。どこか切ることが義務化されるわけだが、この作品は毎度お馴染みのラノベ原作で、設定も陳腐なものばかり。監督は今期「SKET DANCE」と並行作業という厳しい日程を押しつけられた川口敬一郎だ。こいつは簡単に切る候補が出来…………ません! ところがどっこい、カスじゃありません! 継続です! これは継続! 切るなら同じ設定かぶりでどう考えても「R−15」の方!

 確認します、ラノベです。「男装執事」というメインの設定こそそれなりにオリジナル要素として持ち込んでいますが、学園もの、被害者体質の主人公、高慢ちきなお嬢様に、じゃれつく妹キャラ、そして下世話な男友達など、どこを取ってもテンプレ要素満載の作品。同じ川口監督繋がりでいくなら、アニメ分野でも「ハヤテのごとく!」とのかぶりっぷりは半端じゃないし、特異体質の男主人公の見せ方は「にゃんこい!」だ。馴染むといえば聞こえはいいが、十年一日のごときお約束アニメといえばそれまでなのだ。ラノベというだけで色眼鏡で見てしまう私のような視聴者は、1話で「はいはい、ワロスワロス」で終わってもおかしくない。

 でもね……この作品いいよね! もう、とにかくゆかちがいいよね! キタエリもいいよね! もう、なんか色々いいよね! 

 川口監督については、実をいうと嫌いじゃないんです。「好きな監督を10人挙げて下さい」って言われ時には絶対出てこないとは思うんだけど、この人だからこそ、っていう安心感はあるんだ。実を言うと「SKET DANCE」もまだちゃんと見てたりするんだ。過去の監督作品も、ほぼ全部不満無く最後まで観られてるんだ。この人の巧さは、原作が作ったギャグを阿漕で下世話な方向に膨らませて、そのまま「アニメ向き」の媒体にのせられる妙なこだわり。作中でナベシンと共演することが多いことなんかも、その現れなんじゃなかろうか。

 今作においてもそれはよく出ており、原作にあったかどうかしらないけど、さりげないジャンプ漫画ネタなんかが仕込まれているのをさらっと見せて「そっち方向」に好きなユーザーをいじってくる。「なん……だと?」くらいなら聞いたらすぐ気づくだろうけど、「家庭の事情でね」あたりは意外と気づきにくい。そういう方面に配慮しながら、アニメの本筋を邪魔せずにテンポ良く入れ込んでいく手管に長けているのだ。「ハヤテ」や「スケダン」あたりのメタネタが多い作品の監督に回されるのはそういうニーズがあるおかげだろう。

 あとは、思いの外出来が良かった作画方面もプラス要素にはなるね。キャラデザの人の名前は初めて見るけど、アクション要素も描きやすいキャラクターデザインは、ヒロイン勢の可愛らしさが良く出ていてなかなかおいしい。特にメインヒロインとなるスバルと1話で見せ場が多かった奏の見得が実に良い。妹キャラも出番が少ないわりにビシッと見せてくれてたなぁ。

 そんなキャラの魅力を存分に発揮させてくれるのが、この作品の真骨頂、素敵過ぎるキャスト陣。特に井口裕香による男装麗人は、本人も言っていた通りに問答無用の新境地。このキャスティングは本当に勇気ある決断だったと思うし、ゆかちもよく受けきっていると思う。普通のディレクションだと日和って白石涼子や小林ゆうあたりを持ってきそうなところに、まさかのゆかち。やはり、ゆかちは単なるウザい奴じゃなかったんだ。同じ現場にもこたんもいるからテンション上がってること間違い無し。その他、本領発揮と何度書いても書き足りない喜多村英梨、一番好きなトバし系キャラで出てきてくれた花澤香菜などなど。エンディングテーマの歌唱を見ると、これに更に伊瀬茉莉也も加わるんだろ? パラダイスじゃないか! かてて加えて、こんだけの現場を支えているのって、実はどんな演技でも確実に返してくれるっていう安心感を与える日野聡の仕事だというのも書き添えておかないとね。世に「男性主役声」は多々あれど、日野ちゃまの安心感は段違いな気がする。

 残念なことに関西は2週遅れという信じられないスロースタートなのであんまり感想を書く気にもならんのだが、レッツエンジョイである。

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 ○「猫神やおよろず」 5

 なんか色んな要素がとにかくごちゃっと混ざった印象のオフビート。特に予期も期待も無しに見た作品だったんですが、これはこれで。

 混ざってる要素その1,「ストップザ貧乏神!」って、まんま同じような台詞を「かみちゅ!」の祀が言ってた気がする。ご町内防衛神様アニメっていう意味では、近いっちゃ近い。混ざってる要素その2、適当キャラの神様が戸松ボイスってことで、「かんなぎ」要素もあり。高慢な台詞って本当に戸松キャラに合うし、この緩さ、鬱陶しさは天性のもの。混ざってる要素その3,桜井弘明作品であり、戸松・堀江・徳永愛などが並んでいるので、「GA」と多くのスタッフが被っています。全部混ぜると、まぁ、なんか緩いギャグアニメだ。そして、これを一言でまとめると、「桜井弘明作品」でいいんじゃなかろうか。

 桜井作品の真骨頂と言えば、画面の放つどうしようもない緩さと、それにそぐわぬぎっちぎちの高速テンポ。本作はその両面がかなりはっきりと前面に出ており、特に脚本の密度がめちゃめちゃ濃密である。いや、ゆーてもご町内作品だから、緊迫感があるとか、見ていてクタクタになるってことはないのだが、いついかなる時でもキャラクターは動き続けているし、台詞の掛け合いも他作品に比べたらはるかにアップテンポ。息つく間もない会話劇と、それを受けきる文字の演出、画面の賑々しさを見ていると、本当に手を抜くってことを知らない人なんだなぁ、ということが分かって惚れ惚れしてしまう。やっぱり好きだなぁ。

 ネタ回し自体はそこまで個性の強いものではなく、いかにも日常系漫画にありそうなノリではあるのだが、「GA」の時のような初見での分かりにくさもなく、「緩いアニメを締めてやる」という速度調整はいい塩梅になっているのではなかろうか。ところどころでクスッとするくらいの、「ところどころ」がたくさんばらまかれているという、そんな感じ。大絶賛されて飛ぶように売れるとかいう作品ではなかろうが、放送が終わったら原作コミックスを買って読んでもいいかな、と思えるくらいにはなるんじゃなかろうか。

 あとは中の人ですね。基本的には終わる事なき戸松劇場、というのが下地になっており、「GA」の時にも桜井監督に揉まれた技能が存分に活かされている。キャラとしては「かんなぎ」のナギと似たようなところだけど、こちらの方がキャラとしての愛嬌が強く出るために、そこまで嫌みにならず、ちゃきちゃきと動く様子を見ているだけで可愛らしいのが良い。そしてその回りを囲むのが堀江由衣・茅野愛衣・竹達彩奈という、どの世代、どのニーズにも応えようという鉄壁のディフェンス陣。かやのんについては、本当に天下を取ったかのような勢いだが、悔しいことに初見で誰だか分かりませんでした。本当に柔軟な演技プランを持った人である。その他三瓶由布子、豊崎愛生など、「平和なご町内」要素が優先される素敵配置に、声だけでも充分な見返りが得られるな、というのが実に好印象である。でも、実は一番気に入ったのはおかん役の新井里美だったりする。こういうのを、「適材適所」という。

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 ○「魔乳秘剣帖」 5

 「せんせー、金子ひらく君がまったく自重する気配をみせませーん。クェイサーが終わったと思ったらすぐにこれって、流石に馬鹿がすぎるんじゃないですかー?」 「仕方ないでしょう、これが彼のお仕事なんだから」 以上でーす。

 クェイサーなんか終わってなかったんや。いやぁ、前クールにたまたま2話連続で見逃してしまったもんで視聴のモチベーションが切れてしまった残念な作品があったんですよ。それがクェイサー。1期が大好きだったから2期も頑張るつもりだったんだけど、途中で力尽きてしまったことはちょっと後悔してたんです。でもね、どうでも良かったみたいですね。終わってないじゃん。単に胡散臭いロシア人小僧が和風テイストになっただけじゃん。むしろ突っ込み役がいなくなったからギャグとしては悪化してるじゃん。いやー、馬鹿っていいなー。

 ほとんどの部分は「クェイサーの続き」として見ればいいと思うんだけど、一応やってることは違うらしい。らしいけど、あまりに画面がまばゆすぎてじぇんじぇん分かりません。「乳狩り」とか「討ち乳(ウチチチ)」にあった人間の胸の部分って、一体どうなってるの? あそこに規制が入るのってエロいから? グロいから? どっち? でも乳を斬られて一週間の楓が普通に活動出来てたところをみると、魔乳の秘剣には人命に害をなさずに乳だけ切り落とす秘術があるんだろうなぁ。すげぇな。ほんと、文字で書いてるとどんどん自分が馬鹿になっていくのが分かるなぁ。もう、乳吸収パートとか笑うしかないけど一周回ってぽかーんとしてたわ。大きくまとめると、「クェイサーよりもまともになった部分」は「乳をみだりに吸わなくなった」ことで、「クェイサーよりもおかしくなった部分」は、「みんな真面目過ぎる」だな。もっと楓がはっちゃけてギャグにしてくれないと、こいつら真面目に乳のために死ぬぞ。実際、何人か死んどるぞ。

 ま、今後ともいつも通りのテンションでじっくりたっぷり見ていきたいと思います。ちなみに、一番楽しみなのは大真面目な声で馬鹿全開の台詞を読み上げてた大川さんのナレーションだったりするんだけどね。その他、中の人的には「クェイサー」もそうだが、何故か「百花繚乱サムライガールズ」の流れですね。世継ぎ役に寿美菜子、アホの子に豊崎愛生、そして銀髪巨乳の敵キャラに水原薫。豊崎は本当にこういう変態作品に縁があるな。そして、活き活きしてるな。ちなみに1話だけ見ればぴかしゃがいるから軽音部員がよってたかって乳の話をするという、ある意味贅沢なお話でもあるぞ。sphere面子も3/4か。ほんと、楽しそうな現場やで。大川さんとか斧アツシがどんな顔で聞いてるんだろうな。あー、製品版じゃないと喘ぎ声が聞こえないのが憎らしい。

 こうしてみると、「クェイサー」が始まった時に「光渡しがきつすぎて何が起こってるか分からん! こんなものを流すなんて!」とか怒ってた気がすんだけど、もう、慣れっこだね。これが平常状態だものね。「あー、なるほど、乳の清拭描写がやりたいのね。確かにそれはフェティシズムを感じるわー」とか、見えない部分だけから監督の願いを読み取って共有する作業が楽しいくらいだもの。何コレ病気? うん、主に脳が。

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 ○「THE IDOL M@STER」 5

 鳴り物入りで始まりました、今期ある意味最大の注目作といえるだろう、アイマス。感想を書く前に、ある程度「私とアイマス」について触れておく方がいいだろう。

 基本的に、ゲームには一切ノータッチ。デビューの時点で中の人的に見るべきキャストがほとんどいなかったし、ゲームハード的に対応していなかったし、そもそも俺ギャルゲーやらねぇし、あんまり興味を引く対象にはなっていなかった。そんな中でも、やはりこの世界に身を置いていると「やたら評判らしいで」ということは耳に入ってくるもの。現時点でこの作品がどんな状態になっており、どういう評判が飛び交っているのかは大体知っていると思う。「2」になったときのあの悲しい事件も知っているし、そうした根強い原作ファンが、相当な覚悟でこのアニメを見るであろうことも想像に難くない。しかし、私は残念ながら、そこまでの熱心なファン層と同じ視点では見られないんだ。

 「アイマス」に最初に触れたのは、何を隠そうあの名作「XENOGRASIA」である。世間的にあれが黒歴史呼ばわりされているのが非常に不満なのだが、私と長井龍雪の出会いの作品ともなった「ゼノグラ」は、今でも面白かったと確信している。確かにアイマスである必要が欠片も無かったのは事実だろうが、サンライズロボットアニメの中では至極まっとうな出来であるし、贅沢なキャスト起用も相まって、見るべき点が多い秀作だと思っているのだが。まず、その時点で原作ファンとは意見が違うんだな。まぁ、元々愛好していたもののキャストが変更されたら怒るのは仕方ないと思うけど。私にとっては、キャストといえば晴香は井口だし、伊織はゆかりんなのである。堀江由衣の雪歩が闇に落ち、キタエリボイスの真が嫉妬に燃え狂うのが私のアイマス観だったのだ。

 それがいくらか正しい方向に是正されたのが、ちょっと前に何故かドはまりした「ぷちます!」である。小動物に滅法弱い私が、あんなに可愛らしいキャラクターに耐えられるわけがなかった。アイマス原作知識なんてほとんどないのにコミックスを買い、グッズがついたらうっかり「電撃マ王」も買っちゃう程度にはファン。おかげで気づけばすっかり「秋月律子」という名前だけで心動かされる始末。一番好きなぷちはちっちゃんなんだけど、その時点で「俺はひょっとして律の字がついている子なら誰でも好きになってしまうんじゃなかろうか」という疑念まで生まれた。

 で、そんな「ぷちますファン」の状態で、今作を観るわけですよ。いわば原作には初めて触れる状態ですよね。見ていて安心したのは、「ぷちます」ワールドは想像以上に原作そのままだったこと。美樹のキャラだけちょと違う気もするけど、他の部分はキャラクターデザインも含めてほぼ理想通りの「ぷちます」ワールド。あとは小動物が出てくれば完璧なのだが、肝心要のその要素だけは残念ながらアニメ化されていない模様。危ないところだった、「ぷちます」アニメ化だったらどれだけ経済的にダメージを受けていたことか。

 まぁ、冗談はさておき、原作「アイマス」の魅力を出すための方策としては、実に無難に、悪くないスタートを切ったのではなかろうか。13人も抱えるアイドルを全員平等に扱い、それぞれに見せ場を作るなんて到底無理な話だと思うのだが、それでも1話目は「ちゃんと全員扱います」という意思表明がちゃんとなされており、どのキャラのファンでもそこそこ満足できるようには作られているように見える。カメラでの撮影風景という体をとっているおかげでアイドルのPVのように見える部分もあり、それに加えてアイドル事務所の家族的な賑やかさ、仲の良さもあり、非常にアットホームで、微笑ましいスタートである。特に大きく心揺さぶられるようなものではないのだが、1キャラ1キャラの顔見せとしてはこれ以上ないムービーといえるだろう。あとは、顔出しで介入してきた主人公「プロデューサーさん」がどのような扱いになるかで、今後の勝負が決まるか……

 ま、あとは原作ファンに任せることにしましょうかね。特にバックグラウンドにこだわりもないので、今回のように肩肘張らないエピソードでも、緩く、丁寧に、楽しげに描いてくれればそれで満足です。そしてゆくゆくは、「ぷちます」がアニメ化すればいいじゃない。マジで。どたぷ〜んすればいいじゃない! お願い偉い人! かっかかっか、はるかっか!

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 ○「R−15」 2

 あぁ、うん、そうだな……で、どうしたらいいんだろう。今期何本目か分からないラノベ枠だが、一番分からないのは視聴者層のニーズだったりする。……これ、どういう層からの人気がある作品なの?

 いや、別にいいんだけどさ。多分過去にアニメ化された作品の中にも、似たようなレベル、ひょっとしたらこれよりしょーもないレベルの話っていうのは転がっていたと思うし。わざわざこの作品だけを目の仇にする必要も無いだろう。見る人が見れば「れでぃばと」だって大体同じ内容だしな。でも受け付けない。必要性が全く見えてこない。……余計なエロ要素を抜いてコロコロコミックとかで連載するといいんじゃないかな。

 冒頭、主人公がポルノ作家、という設定だけはなるほどと思った。あらゆるジャンルが食い荒らされた昨今、なかなか斬新な設定を考えるのは難しいが、多分男子高校生がポルノ作家として大家になり、更なる栄華を求めてその道を究め続けるという設定は、まだ世に出ていないものではなかろうか。新機軸であるということは、ひょっとしたらその設定で面白いものが作れるかもしれないということである。至極単純な発想ではあるが、自然にエロが絡められるだろうし、どんなヒロインが相手でも商売ならばエロ行為に及んでも大義名分は立つ。なるほど、思いの外ラノベの設定としては面白いかもしれない。

 ただ、ちょっと待て、ここまで考えてすぐにゴールが見えた。これって、ラノベじゃなくてエロ漫画の設定だ。エロ漫画だと、掃いて捨てるほどこんな設定はある。そして、エロ漫画なら掃いて捨てられても問題は無いのだ。だって基本的に使い捨てだから。でも、ラノベのシリーズで、しかもアニメ化までされるとなると、そうもいかないだろう。ある程度「その設定」を採用する意味は探さなきゃならないだろうし、新しいとまで言われずとも、少なくともこの設定が「活きる」面白いお話を作りたい。

 ……ないなぁ。届いてないよぉ……こっちまでその意志は伝わらないよぉ……設定だけ考えてものすごく満足した感じがするよぉ……見てて辛いよぉ……そもそも、「天才が集まる学園」っていう恐ろしく安易な発想が凄い。世界中に数百機しかない上に興業目的でしか使われないはずのISの操縦者のために世界中に何校も専門学校が作られているっていう設定くらいすごい。その学校、どう考えてもいらないだろ。同じ教室にプログラミングの天才と数学の天才と器械体操の天才とクラリネットの天才が集まって何をしたらいいねん。そこは個人でやれや。しかも天才っていってる割にみんなショボいよぉ……安易に「天才」とか書いちゃうあたりに既に限界が見て取れるわなぁ。この設定は絶対に面白くならない自信がある。1話の内容が分かりやすい証拠である。

 アニメ制作を務めるのは、「ほんと、なんで毎度こんな作品ばっかなん?」でお馴染みの名和宗則監督。そろそろ別ジャンルでの活躍とかありませんかねぇ。「クェイサー」のサポートとかに回ってくれればそれなりに輝ける人だと思うんだけど、この手の作品ばっかだと作品と共倒れしますよぉ……危ないですよぉ……作劇のテンポがものすごく悪くて、序盤の教室のシーンとか本当に中学生の学芸会見てるみたいだったよぉ……途中で流れぶった切ったチアガールの子とか、なんで出てきたんだよぉ……意味の分からん部分が多すぎるよぉ……

 えーっと、フォローすべき場所がほとんど見付かりませんでした。まぁ、正直言うと「いつか天魔の黒ウサギ」とかがこれとどんだけ違うかと言われると1話段階ではそこまで劇的に差があるとは思わんのだが、得も言われぬ「受け入れがたさ」がこの作品にはあるな。きっとそれが、「このアニメは駄目だ」という防衛本能なんだと思う。いっそこのまま、視聴前にテレビの前に巨大な門が見えて護身してくれるレベルにまでなってくれると助かるんだけどな。まだその域ではなさそうなので、頑張って次の話数くらいは見たいと思います。

 そうそう、良い印象が全く無いのは、中の人がほぼ新人で固められていて食指が全く動かなかったことも大きな理由ですね。基本的にアニメを見る動機の5割は中の人だし。今回、メインキャストで知っている名前は主人公役の合田彩くらいだろうか。「キディ・ガーランド」でクフィーユやってた頃よりはずっと聞きやすくなっていたと思うんですが、いかんせん脚本がグダグダだからな。良い印象は受けにくい。あと、新聞部の部長役に有賀由衣っていうのが驚いた。是非また聞きたい声だと(2年前に)思っていたのだが、久し振りに聞いたら全然分からなくてちょっとショック。俺が帰ってきて欲しかったのは中の人じゃなくて美邦様だったんじゃないかという気もする。あとはおらんな。月宮みどりっていう名前はすごく見たことがあるはずだけど、デビュー作でほとんどしゃべってなかったからノーカン。特に印象にも残らなかったし。そして、このよく分からない面子がオープンエンドも歌唱しているとかなぁ。ホントにね、誰得?! 誰得?! 誰得?! 誰得?! 誰得?!(CV:チョーさん)

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 ○「No.6」 4

 ノイタミナ枠2本目。つまるところは「あの花」の後番組。そして……すげぇ、わかんねぇ。本当に何1つ分からん。なんだこれ。脚本大丈夫か?

 原作はあさのあつこ。同氏の作品は過去に「テレパシー少女蘭」がアニメになっているが、正直言ってあんまり面白いとは言えない出来だった。アニメ化の際のスタッフとの兼ね合いもあるが、あんまり話作りが巧みな作家という印象は得られなかった。今作は2本目のアニメということでリベンジの意味もあるはずなのだが、やっぱりピンと来ない。これは、ちょっと危ない気がする。ある程度売れてる作品ならいいのだが……どうなんでしょうね。

 まず、映像面にはつけいる隙はない。ボンズ制作ということで実に綺麗にまとまっているし、これの前に放送される「うさぎドロップ」のちょっと古めを意識した手描き感と比較すると、実にクールな、まさに「現代アニメ」的な絵柄である。一昔前ならばこのまま劇場版と言っても通用するだろう(実際、現在劇場放映されている「トワノクオン」と比べても見劣りしていない)。何とも奇妙なセッティングである「No.6」という空間の特異性はそこまで明示されるものではないが、一見すると普通に見える建物や景色の中に、1つ1つ異物を紛れ込ませて差を出す景観描写もなかなか見事なものだ。おそらくこの枠ならば予算的にもスケジュール的にも、作画面の大きな崩れは懸念せずとも大丈夫だろうから、「とにかく安心して画面が見たい」という要望には完璧に答えられる作品に違いない。

 しかし、それだけはっきりとした画面であるにも関わらず(というかむしろそのせいで)、お話のぽか〜ん具合が甚だしい。毎度毎度色んな作品の1話目で言っているのだが、「分からないコト」それ自体は別に構わない。1話でそこに登場する全てを理解させるのは不可能であるし、理解させる必要も無いからだ。しかし、この作品は曲がりなりにもしばらくの間放送を続けていく連続アニメなのであるから、この1話目を見た後に、そのまま2話を見ようというモチベーションを維持してもらわなければいけないはず。この1話の「分からない」は、そうしたモチベーションをそぎ取る方向性に動いているように見えてしまうのだ。

 謎の施設である「No.6」。その全容こそ明らかにされないが、台風が来るというイベントと、それに対する人々の対応、更に後半主人公が説明した大戦と避難のエピソードなどから、何となく巨大なシェルターのようなものでありそうだ、というところまでは予想がつく。過去のアニメでいえば「キングゲイナー」のドームポリスとか、「シャングリ・ラ」のアトラスとか、そういうものだろうか。しかし、そうした外界について、内部に済む人々からのインタラクトが無いせいで、基本設定は投げっぱなしだ。中の人たちは当たり前に生活しているのだろうが、視聴者たちはそうも言ってられない。どこが我々の世界に共通していて、どこが違っているのか。それが分からないと、話の筋も追えないし、伏線だってチェックできないじゃないか。

 さらに、一番困るのは主人公のキャラクターである。突然夜空に向かって雄叫びを上げる「成績優秀」な主人公は、一体何を悩んでいるのか。そして、何故突如現れた不審者をかくまうようなことをしたのか。後から乱入してきた「ネズミ」が「純粋培養されたエリートは危機感もないのか」といった台詞を吐いていたが、それは事実なのか。もし主人公のメンタリティが我々「普通の人間」と異なるならば、もうこれ以上主人公には感情移入して見られない。その場合、誰の視点を頼りにこの作品を追えばいいのかが分からない。何が普通かが分からないので、何が特別なのかが分からない。このアニメ、一体何を書く作品なんだろうか。

 うーむ、とにかく1話目は投げっぱなしということでエンドだ。盛り上がる要素があるにはあるんだろうけど、はたしてそこまでモチベーションを維持することが出来るか……ねぇ。ラノベ的な作品でつらつらと説明台詞を吐かれるのにも辟易するが、だからといって何の説明も無しに自分ワールドを展開されても困るな。やはり脚本構成というのは難しいものである。

 最後に中の人の話だが、この作品もそこまで触れる内容がない。敢えて1人あげるとするなら、途中で主人公といちゃいちゃしていた女の子の中の人に安野希世乃という新人を起用しているのが気になる点。特に上手いというでもないが、何だか耳に残る独特な濁りがある声音は、上手く使えば良い武器になりそうな気がする。一応プロフィール見たら「キズナ一閃」でデビューした人か。さぁ、ここからどう伸びてくるかな? そして、ネズミ役の細谷佳正。やっぱり何回聞いてもお前の発声はどこか不安だ。理由は分からぬ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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