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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 健康ランドの熱いとこはかなり熱いんじゃないかな、第6話。まぁ、魔法少女の風邪は常人には想像もつかないような症状になってる可能性もあるが……。

 キレてるよ、キレてるよ、シナリオ変な方向にキレてるよぉ。ここのところ、割と普通のセリフ回しやカット割りが多くて1話のようなマシンガンな勢いはナリを潜めていた気がしたのだが、今回は脚本密度がやたら濃かったせいなのか、1話で味わったあの絶望的なまでのトーク回しが帰ってきた。何が恐ろしいって、シャミ子もモモもセリフにおかしい言い回しが大量に紛れているのに、お互いに流れに逆らわぬツッコミ程度でガンガン話が前に進むもんだから「えっ?! 今なんか変なこと言ってなかった?!」って思うのにそれを気にしてる余裕が無いのである。そのくせ画面自体は省エネで止め絵で繋いだり、ユルい作画でフラフラしたりするもんだから、絵とセリフのリズムがズレて足元がおぼつかない感覚に陥る。この理不尽さは……クセになる。

 今作は本当に「ご町内ゆるゆる魔族アニメ」というテンションを一切ブレさせることなく貫き通しているくせに、しっかりシャミ子が成長して物語が前に進んでいる感覚があるのが面白い。修行したら一応は強くもなるし、日常系のくせに積み重ねははっきり見えるようになっている。今回だってシャミ子がワタワタしている中で自然に危機管理フォームに変身できるようになってるし、前回はお笑い要素でしかなかった危機管理フォームをちゃんと有効利用(?!)できているのである。そういう部分に、ちゃんとストーリー漫画的な変化と進歩があるのはきらら系アニメとしてはかなり異質なシナリオラインだ(そうでもねぇよ)。

 そして、今作は意図的にそうした「成長」要素の印象を薄めるように作劇がなされている。「モモの魔力が減少して割と弱くなった」なんてのは魔族と魔法少女の対決構図を判断する上で大きな変化のはずなのに、そこをモモの強引なキャラクターで押し切り、シャミ子の方は「これでモモに直接対決で勝てるかも?」なんてことは考えない。いや、考えてもいいのだけど、そんなことよりもまずは目の前の魔法少女が風邪を引いていることが問題になる。シャミ子が良い意味でブレないおかげで、どれだけ力関係が変化していこうと、「日常系魔族アニメ」の枠が揺るがないという安心感があるのだ。

 まぁ、ここから先にシリアスな要素も待ってるかもしれないけど、多分シャミ子ならなんとかしてくれるよ。ご先祖だってあの調子だし。

 

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