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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 そんなのってないよ……第17話……。およそ考えうる最悪の展開、もう鬱も鬱、久しぶりにアニメ観てこんな気持ちになった気がするよ。いや、このアニメが嫌だっていう意味じゃなくて、作品世界内のキャラたちにとって考えうる最悪ってことね。

 考え方の違いでぶつかり合ってしまうライオスとシュロー。黒魔術とは問答無用で禁忌であると考えるシュローのスタンスのほうが、どうやらこの世界では一般的。どれだけライオスが緊急性を訴えたところで、シュローは事情を飲み込むわけにもいかないし、周りの大勢だって基本的にはシュロー側。ここにきてライオスという異質な主人公の異質さがさらに浮き彫りになる。しかしまぁ、ここまでの話ならばまだ笑い話にもできたし、実際にこの作品はギャグアニメでもあった。

 しかし、突然のキメラの襲来で、ライオスがこれまで歩んできた道のりのさまざまな要素に待ったが突きつけられる。もちろん一番大きな「×」は、ファリンの存在そのものである。理性を消し飛ばし、狂乱の魔術師の意志のままに動いているかのようなファリン。そのあまりに禍々しい形態は、どれだけマルシルが「黒魔術と関係はない」と主張したところで誰一人響かないだろう。目の前の残酷な現実が全てだ。「ファリンは黒魔術で蘇ったせいで呪われた」。それが現時点で最も短絡的に結びついた結論であり、それが真実であろうがなかろうが、もはやライオスたちの行動は「間違い」へと堕してしまった。

 そして、そんな過ちをライオス自身が気づいていない。自分たちがどこまで「間違っているように見られているか」に気がつけない。目の前に惨劇の化身が現れたのだから落ち着いて判断しろというのも無理な話だが、この状況で「ファリンを助けたい」はいくらなんでもむしが良すぎる提案であり、狂人の訴えでしかない。次々とパーティーが殺されていく中、それでもモンスター側に理解を示せと言われて、誰が納得できるだろうか。ファリンを復活させたことが間違い、そしてそのファリンの対処も間違い。何もかもがライオスたちの過ちを責め立てる。

 そして最悪なことに、このような地獄絵図を生み出した最大の要素がライオスのスタンスそのものであるかのように、周りからは見える。モンスターに興味を示し、食材として処理することにも抵抗がないライオスのスタイルは、「食べ物の好みをどーこーする」という程度なら笑い話で済んだかもしれないが、今や彼の「モンスターへの愛好」はファリンを守るための動機に見えてしまうし、彼が誤った嗜好へ突き進みすぎたが故の結末に見えてしまう。彼の普段の「笑える」要素を、ダンジョンがギャグとして受け止めてくれなかった、そんな気がしてしまう。これまでは一応「モンスターもあまねく平等な自然現象であり、それを食すことになんら抵抗はない」という信条は成立したが、「肉親がモンスターになる」ことは流石に想定されていなかった。彼は目の前のファリンをも食材として見ることができるかといえば間違いなく否だろうし、そんなふうに見られたらまじで単なる狂人である。ついに、ライオスのブレないスタンスが矛盾を孕んでしまったのだ。今後、ライオスは今まで通りにモンスターを食べることができるのだろうか。……まぁ、彼ならできるのだろうけど……。

 シュローとライオスの大喧嘩、私としては性分というか考え方がどうしてもシュローの方に近いので、どこをどう考えてもライオスが一方的に悪いように見えてしまうのも悩ましい。ここでシュローと反目しあっているライオスはもはや単なるわがまま。此の期に及んでファリンを助けたいという彼の欲求は願望じゃなくて妄想。シュローやカブルーたちからは絶対そういうふうに見えている。もはや周りの人間からの助力は叶わない、完全孤立のイレギュラーパーティに成り果ててしまったライオスたち。果たして更なるダンジョンの試練を乗り越えることができるのだろうか。残されたのはただ純粋な胃痛のみである。

 
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 情報量が多すぎる! 第16話! 1話に押し込んでいい話じゃなかった気がするんだが、ほんとにいろんなところがいろんな方向に動かされて大変。その挙句にタイトルが「みりん干し」はおかしいやろがい。

 何とか必要そうな要素を拾っていく必要があるがなるべく順番通りに行こう。まずはチルチャックの功績でついに上層階への道を切り開くことに成功した。どうやら階層の変化は一定の法則性があるらしく、狂乱の魔術師がライオス御一行だけを目の敵にして狙い撃ちで邪魔してるとかいうわけではないらしい。マッパーが「仕事」のチルチャックは荒唐無稽な変化にも何とか対応し、地力の強さを見せてくれた。こんなもん、これまで経験したことない事態だったろうに……スカウト職って本当に大変よね。

 そしてそんな変成ダンジョンの1要素として登場したのが「クリーナー」と呼ばれる存在。単に知らないだけかもしれないが、ついにここにきて「通常のファンタジー概念にはなさそうなオリジナル要素」が出てきた。ライオスたちの話をまとめると、クリーナーはダンジョンを一定の状態に保つための自制機構のようなもので、どこかしら破損した箇所を勝手に修復してくれるという。センシがテントを喰われたことがあると言っていたので、おそらく「本来ダンジョンにないもの」は食べてしまうということなのだろう(冒険者の死体は大丈夫なんだろうか?)。例え話で出ていた人間の体内における免疫みたいなもの、というのが分かりやすいだろうか。いわばかさぶたを作って傷を癒す血小板の役割で、モンスターでもないし生物かどうかも微妙なところ(血小板が生物といえるかどうかは微妙だからね)。

 こうした概念が出てきたことで「ダンジョンを1つの生き物だと考える」この世界独自の構造が何となく見えてくる。もちろん、ライオスたちが勝手に話しているだけなのでどこまで真実かは定かでないが、まるでダンジョンが生きているかのようにさまざまな法則がなりたっているというのは多分本当。そしてそれを生み出しているのはおそらく狂乱の魔術師その人なのだろう。クリーナーという便利な存在は、まさにこの世界におけるダンジョンの定義そのもののようである。ただ、さらにそこから一歩推論を伸ばして「モンスターはダンジョンを外敵から守る機構」という話が出ているのは微妙なところかも。いわば白血球みたいな存在だと言っていたわけだが、ここまでが正しい推論なのかどうかは分からない。何しろ現時点では「モンスター」の中にはオークなども含まれており、いわば人体において白血球が独自の意思を持って社会を構築している状態ということになる。まぁ、未だ「モンスター」の定義が曖昧なのでその辺はどうとでもなるし、ドラゴンなんかが狂乱の魔術師の手駒として動いているニュアンスは強かったので納得できる部分も多いのだが。今後はファリンという「境目の」存在がどう影響してくるかも気になるし、引き続き注意してみていかなければいけないポイントである。

 そして後半の大きな動き、シュローパーティ(そして地黒のカブルーパーティ)との遭遇。一気に画面に映るキャラが増え、その分情報量も大洪水。シュローのパーティは「和風」の一味なわけだが、いちいちキャラが濃くて1人ずつみていくだけでも大変そう。今回はっきりと前に出てきた日笠ボイスのお世話係の人は認識しやすかったが、その後ろにはいかにもアジア系の顔したややモブっぽい子とかもいるし、でけぇ鬼っこは存在感がある。そしてちゃっかり内密の話も聞いちゃってる有能な黒子さん。どうやら「一族」というくくりでシュローはそれなりに全員から信頼と愛情は得ているようだが……まだまだ底の見えない変な連中である。お世話係のマイヅルさんとセンシが意外と相性が悪くないのは良かった。

 そしてもう1つのパーティ、カブルー御一行。こちらは以前からちょいちょい登場していたわけだが、リーダー格のカブルーが思いの外冷静というか、強かな人物であることが描かれて新展開があった。てっきり以前の宝虫の一件からライオスたちを逆恨みしてるとばかり思っていたが、そこは濡れ衣の可能性も考えて思慮深く行動できている。その様子だけ見ると案外物分かりのいい善人なのかとも思うが話はそう簡単でもなく、基本的には利己的な性格が強く、こちらも一筋縄ではいかない様子。まぁ、初対面の冒険者どうしでいきなり腹を割って本音で話す方がおかしいわけで、警戒心ほぼゼロのライオスの方が適性で言えば明らかにおかしいのだろうが。ライオスとシュローの因縁やいざこざで自分の利益を得ることを画策もしており、こいつに黒魔術の件が漏れてしまったことが今後にどのような影響を与えるかは気になるところだ。前から測りかねる要素だった「黒魔術の禁忌性」、アナーキーなライオス一味ですら忌避感が強かったけど、世間一般ではこれだけタブー視されてることが判明してちょっと驚きだ。やっぱ狂乱の魔術師ってのは巨悪なんでしょうかねぇ。

 
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 3体の殺人ドライアド、どこぞのギルドマスターかい、第15話。ドライアド達、ほとんど叫び声しかあげてないのに3体別々にキャストついてて笑った。

 前回がなんかぬるっと過ぎた不思議な「外側」回だったのに対し、今回はゴリゴリにライオス達の様子を描いており、あまりに色んなことが起こり過ぎてて脳がパンクしそうな展開。そのくせダンジョン脱出は一切進んでないというのがちょっと面白い。

 前半から要素を拾っていくと、まずはサブタイ通りにドライアドとの邂逅。狂乱の魔術師によってダンジョンがリアタイで作り替えられてるとのことだが、あんな石造りの街並みからいきなり鬱蒼とした森林地帯につながっていたのも謎といえば謎。そしてそこに住み着くドライアドだが、どうやらこの世界では「植物の一種」と捉えられている様子。「ドライアドの実」「ドライアドの蕾」などの表現からもそれが分かり、いわばマンドレイクのでっかい版みたいな扱い。これまでの私の経験からすると普通はドライアドってのは「森(木)の妖精」という認識で、多分原典もそっちの方が近いんじゃなかろうか。今作は「モンスターを食う」という大目標があるせいか通常は精霊だと言われるものの扱い方がやや特殊で、ウンディーネも「微生物の集まり」みたいな処理だった。こちらのドライアドが何故人型をとり、体内にあんだけ花粉を蓄えて飛びかかってきたのかはよく分かんないけど……まぁ、あんだけ動けるならおそらく栄養価も高いに違いない。

 花粉症にもめげずに満身創痍でドライアド3体を倒すことに成功し、久しぶりに精のつきそうな食事を提供できたことを喜ぶセンシ。彼の中で他の面々は保護対象なんですかね。いまだにこの4人の関係性ってのは不思議なところがあり、チルチャックは割と歳くってるはずなのに今更性教育を受けて暴れていた。ハーフフットはそっち系の話が苦手? そして意外なことにマルシルがライオスに魔術の手解きをしようと試みる。剣士だの魔法使いだのという区分はあくまでステータスウィンドウがある世界のものではあるので、こうして突如ミッション中にソーサラースキルを身につけることだって不可能ではないのかもしれないが、なかなかに節操がない。そんなに簡単に習得されたら、わざわざ学校にいって勉強してた子たちが可哀想だが……そこは学校一の天才少女の指導ということで大目に見てもらう。

 ライオスが初めて接する魔術との関係性が掴めずボロボロになる中、いまだに魔術の是非を巡って揉めるチルチャックとマルシル。チルチャックはこないだの一件でパーティメンバーとの心の壁がなくなったと思っていたが……黒魔術って対象への嫌悪感はまだ拭えていなかったか。露骨な当て擦りにマルシルもいい気分ではなかろうが、今回は真っ向からぶつかるのでなしに、「確かに正道ではないが、別に悪いものというわけではない」という理屈を説いてくれた。正直言葉の意味はよく分からんかったが、ファリン復活の際に何か相当無茶なことをやったっぽいことだけは伝わってきた。無理やりダンジョンの理を歪めてしまったのが魔術師を怒らせた原因だったりするんだろうか……。

 そうしてバタバタしている中で、魔術師の狙い通りだったのか偶然だったのか、またしてもレベルが上すぎる厄介な魔物とぶち当たってしまうマルシル。コカトリスはそうねぇ……確かにあんまり序盤で出てくるRPGとか見たことないし、強そうな認識はあるわよねぇ。最大の特徴である「石化」についてはライオスが「毒というより呪い」との説明をしてくれてなんとなく納得はできた。もし純粋に物質的な(?)毒だった場合に、例えばゴーゴンとかカトブレパスとか、そういう魔物の石化が説明できなくなっちゃうからね。いや、この世界にそれらがいるかは知らんけど。

 ライオスのことを思い出して自分なりの精一杯を見せるマルシルは可愛かったがすんでのところで牙が回避できずに見事に石化。石になっちゃったヒロインの扱いがここまで悪い作品もなかなかないですね。さすがはマルシル。このパーティーには最後の最後まで心の底からの友情を感じ合うとかじゃなくて、バタバタと揉めながら冒険を続けて欲しいですね。

 
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 今回のタイトルが「シーサーペント」なのはどうかと思う、第14話。まぁ、他につけようがなかったんだろうけども。

 さぁ、オープンエンドも変更して第2クールのスタートである。前回でライオスたちが一旦落ち着いたところなので「地上に戻る」ってんで新しい冒険の仕切り直し回になるのかと思ってたら、戻るどころかほとんど描写すらされずに別視点の話という斜め上の展開。最後にちょろっと迷子になったライオスたちが描かれてたけど、マルシルはあれから帰還については素直に受け入れたってことなんでしょうかね。個人的にちょっと辛かったのは、新しいオープニングも4人のパーティーが中心でファリンの描写がほとんどなかったこと。つまり、やっぱりここからしばらくファリンがパーティーに復帰する展開は無いってことだよね……まだまだマルシルたちの苦労は続きそうである。

 で、今回はそんなライオスパーティーのことを外側から描くちょっと不思議な印象の回。メインとなるのは以前コイン虫のところでも殺されてた「2回目の復活」パーティー。やたらキャストがクドかったもんだから印象には残ってたし、薄々「また出てくるんだろうな」とは思っていたが、もしかしたら想像以上に重要な役回りになるのかもしれませんな。ただ、残念ながらその精神性はあまり善人のそれとは思えず、パーティーを牽引する剣士役、おそらくこのパーティーのリーダー格の男が、どうにもライオスのことを目の敵にしているというか、何か良からぬ感情を持ってる奴っぽい。どう考えてもライオスが悪事を働いた過去があるとも思えないので、単なる逆恨みか、純然たる悪意のどちらかだとは思うのだが……このダンジョンにおいてモンスターやダンジョンそのものの害ではなく、人的被害が出てしまうのはできれば避けていただきたいものである。

 他のメンバーはそこまで悪どい印象はないのだが、やはり一番印象に残るのはチルチャックと同じハーフフットの少女、CV富田美憂のミックベル。口が悪く、チルチャックとは対照的な感情優先で動くタイプのキャラっぽい。憎まれ口を叩くだけならいいのだが、どうやらチルチャックをあまりよく思っていないらしい。まぁ、チルチャックの場合はもしかしたらマジで過去に悪事を働いてる可能性もあるけどな……あのパーティーだと一番の常識人だと思ってたけど、やっぱり彼は彼で癖つよキャラのようである。

 そしてそんなミックベルがコボルト(というかマジで単なる犬)を連れているのがちょっと面白い。以前出てきた時には「パーティーメンバー」という認識だったのだが、どうやら彼自身はミックベルに雇われているという立場らしい。金で雇われてると言っていたが、コボルト族もちゃんと貨幣経済が通用するくらいの文化レベルではあるんでしょうかね。まぁ、普通に共通言語でコミュニケーション取れてるし、案外エルフやドワーフと大差ない知性をもっているのかもしれないけど(ただ、「コボルトを雇っているのが島主にバレると都合が悪い」と言っていたので、おそらくまだモンスター寄りの理解なのだと思われる)。

 それ以外の面々は割と地味で印象に残りにくいのだが、黒髪のトールマンな彼女はちょっと可愛いかも。そしてエルフの面々からは「ナマリも割と変な奴だったよー」という情報が出てきて、ついでに「マルシルも学園での行動を考えるとやっぱちょっとおかしいよー」とのことなので、どうやらライオスパーティーはまともな奴がいないという結論に。そう考えるとセンシもなるべくして仲間になった感があるな。

 そして、(旧)ライオスパーティーの最後の1人であるシュローがいよいよ正式に登場。1クール目もオープニングでやたら意味ありげに出てきてたので気になってはいたのだが、これまで一切出番はなかった。彼が率いる黒髪の集団も今後の展開次第では食い込んでくることになるのか。もっとクールな連中だと思ってたけど、いざ出てきたらこいつらも割とトンチキな気がしてきたな。

 登る面々と降る面々。さて、邂逅のタイミングはあるんでしょうかね?

 

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 そういや村瀬迪与もTRIGGER声優っぽさあるよな、第13話。ガイナックス声優といえばなんといっても新谷真弓だと思うんですが、その系譜を継ぐ「変な声声優」の流れ。

 さておき、予想もしてなかった展開になってしまった……先週時点で「2クールありますよ」と教えてもらったので「こっからファリンと一緒に更なる冒険を続けていくんだろうな」となんとなく思っていたのだが、残念ながら兄妹の同道はまだ先のことになりそう。「狂乱の魔術師」なるとんでもない奴の逆鱗に触れてしまったらしいライオス御一行。そして何故かそんな大物に隷従させられてるっぽいファリン。理由は今回チルチャックが「何故魔術師に目をつけられているのか」というので似たようなことを考えていたが、オーク娘の発言も加味して、まず単純にレッドドラゴンを殺しちゃったことがトリガーだという可能性が高い。そしてレッドドラゴンと魔術師の繋がりが強いと仮定すると、そのレッドドラゴンの血肉を基にして復活してしまったファリンがなんらかの影響力でもって支配されているというのも頷ける話。いや、よく分かんないけど。

 一応もう1つ、「マルシルが黒魔術を使って復活させちゃったことがなんらかのトリガーになった」という可能性もあるが、これは「ファリンのみが魔術師にコントロールされている」=「マルシルの使った魔術の大元が狂乱の魔術師である」という仮定が正しい場合にのみ成り立ちそう。単に黒魔術が嫌いなのだったらファリンはむしろ殺されてしまいそうだし、黒魔術自体は決してタブーとして扱われてはいない様子。マルシルが魔術師の生み出した魔法生物を「解除!解除!」って夜神月みたいにぶっ倒していたのも、その魔術が同根である示唆であろうから、黒魔術研究は良くも悪くもこのダンジョンとの繋がりを深くするものだったと考えられる。マルシルが半端に優秀だったもんでドツボにハマってる感があるよな……。ファリンと友達になったのはよかったのか悪かったのか。

 そうしてピンチピンチで追い詰められてしまった面々は偶然オークたち(とセンシのコネ)に救われるが、状況としてはファリンがレッドドラゴンの腹の中にいるのと大差ない、いや、それ以上の窮状。もはや手に負えるものではないとチルチャックは早々に匙を投げる。そしてそこから彼の内面を掘り下げるお話になっていくわけだが、やっぱり一行の中で一番クレバーに物事を判断できるのがチルチャックなのは間違いない。彼の主張は確かに感情的な要素もゼロではなかろうが、何一つおかしなことは言っていないのだ。それがうまいこと通らないのはライオス・マルシルがことファリンのこととなると冷静ではいられないせいであり、感情的な要素を押さえ込むのが非効率的だと考えるチルチャックが一時のこととはいえ離脱を考えるのも無理からぬこと。お互いカッカしてたら話なんて通じない。そこをまぁ、うまいこととりなしてくれたのがオーク娘のリドさんだったわけだ。こういう時に、より直感的に動けるモンスターたちの方が真理に近いことってあるよね。

 チルチャックの素直な気持ちはちゃんとライオスに通じた様子。あとはマルシルが何を言い出すかだが……流石にライオスが折れたらマルシルは無理できないんじゃなかろうか。一旦ここで地上へ戻り、ダンジョンの知識を深めた上で更なる深層へ。ふぅむ、第2クールも波乱は絶えずか……。ところで、今回ついに料理要素がほぼゼロになったぞ。2クール目、料理する余裕あるか?

 

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 最終回と違うんかい、第12話。もうめでたしめでたしじゃね? と思ったけどなんか不穏な引きだったよな……来週どうなっちゃうのよ。

 前回レッドドラゴンの体内からされこうべを引きずり出した時点で「ま、どうせこれは別な人の骨で、ファリンはもうちょいマシな状態で別なとこに紛れ込んでるんでしょ」とタカを括っていたのだが、ガチで完全消化後という地獄のような様相だった。まぁ、ファリンからしたらマジで地獄だよな。イッペンシンデミたわけだしな。死の概念が多少ユルいこのダンジョン内でも、多分死の恐怖ってのは変わらないと思うのだが、いっぺん死んでしまった冒険者がダンジョン恐怖症になったりしないんだろうか? ファリンは生き返った直後こそぼんやりしてたけど、その後は割と前向きなメンタルになってたのがすごいな。

 もちろん、されこうべ状態から復活するにはそれ相応の代償(?)も伴った。絶望的な状況にも関わらず、学園の優等生・マルシルの起死回生の一手で逆転蘇生。その方法ってのが「黒魔術」だったんてんだからこの世界の魔法はさらに難しい。現状、何を持って「黒」としているのかは謎だが、マルシルが「刃物と同じで使い方次第」と言っているので、基本的な体系としては一般的に使われている魔術と大差ないと考えていいんだろうか。でも、普通の魔法による「蘇生術」と今回マルシルが使った術は様子が違うっぽいんだよな。正規の精霊使役からはみ出てしまうとか、それこそ邪神の力を借りているとか、なんかそういう違いがないと「黒」とは呼べない気もするのだが……まぁ、黒い人が出てきているので、もしかしたら今後説明があるのかもしれません。

 とにかく第2のヒロインであるファリンが復活しての正式加入は素直に喜ぶべき展開。そのお祝いでもするかのようにダイナミックお風呂タイムで女の子2人がイチャイチャしてくれたのは最高の描写だし、何よりマルシルがこんだけ全身で喜びを表現してくれていると、今までの苦労(ほんと色んな苦労)を観てきた視聴者目線ではただただ嬉しくなってしまう。ライオスたちが相手ではどうしても見せられないような柔らかい表情も、同性で愛着があるファリンに向けてだと気兼ねなく向けられるみたいですね。ほんとに良い友達だったのだろうなぁ。

 色々と問題はありつつもなんだかんだで優等生なマルシルに対し、ファリンはどうやら天然素材。元々何かしら自然と繋がる才能はあったみたいで、今回も幽霊屋敷のゴーストと対話できたのは彼女の天賦の才だと思われるが、その後の防御魔法のくだりとかは、本人もびっくりしてたから多分復活の際に手に入れた副次的なもの。ドラゴンを依代にしたからの効果か、それとも黒魔術での復活を経た副作用か。まだその辺は分からないが、多分あまり「真っ当な」強化ではなさそうなので、今後ファリンが誰かに付け狙われてもおかしくはないね。ちなみに最後に出てきた謎のキャラは明らかにダークエルフだったので、この世界にはダークエルフが存在していることが保証された。チルチャックがマルシルを揶揄して「ダークになっちまう」とも言ってたしね。この世界ではエルフが何かしらの変化を経たものがダークエルフと呼ばれるって解釈でいいのかしら。某世界だと暗黒神ファラリスの崇拝によって変化してたはずだが……(あとシャーマンとは思えない腹黒いことをしまくっていると耳の先から黒くなっていく。あいつの耳はつけ耳だ)。

 色々と禍根も残しつつ、ひとまず目指すは地上階。上りルートのダンジョン攻略ってのもあんまり見たことないので気になるといえば気になる。

 
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 とんでもねぇ引き、第11話! でもライオスたちにとってはショッキングだったかもしれんが、正直視聴者たちは「いや、そうなってんじゃねぇの」とは思ってたのであんまりサプライズではないよ? まぁ、多分ここからハッピー反転するだろうけど……人骨から生前の姿をイメージするのはなかなか大変ですよね。

 というわけでクライマックスとなるレッドドラゴン戦。サブタイが「1」ってことは次に「2」もあるってことなのだろうか。もう完全に決着ついちゃったけど……あぁ、今作は「処理して食う」ところまでがワンセットだから次回は全力調理回になるのかな。……妹喰らった竜は流石に食いたくなくない?

 それにしてもとにかくトリガー。見せてくれましたね大立ち回りの巨大ボス戦闘。レッドドラゴンのサイズ感ってのは程よくて、「現実ではありえねぇけど一歩間違えたら人類が敵対しそう」くらいの体躯。これが進撃してくる巨人だと一気にファンタジー風味というかうそっぽさが出てくるのだが、今回のレッドドラゴンくらいだとギリで「処分して肉を食う」というイヤなリアルに接続できるくらいの存在感。さらにライオスがそんなドラゴンの生態に詳しいことも一応は要素として効いており、全力のラスボス対策も基本的にライオスの事前知識あってこそであった。「生き物が火ぃ吹くとか無理やろ」という生物学的嘘も、なんとか理屈をつけて丸め込もうとしているのがこだわり部分。いや、別にそこは「魔力でどーのこーの」って言っちゃってもいいところだとは思うけどね。ちなみにブレスの原理がまんまるろ剣のひょっとこと同じでちょっと笑った。やっぱそれくらいしか方法が無いよな。内臓を引き摺り出して「随分と汚ねぇタネだぜ」って言ってほしかった。

 ドラゴンはサイズに見合ったタフネスも持ち合わせており、武器は通じないし魔法も通じない。古代都市の構造そのものを活用したトラップ作戦も成功度合いで言ったら3割くらいか。あの廊下落としを堪えるバケモンの相手はそりゃ無理だよ。せっかくマルシルがかつてないくらいしっかり呪文を唱えて素晴らしいエフェクト作画で見せてくれたってのに……真面目に準備すればおっきな魔法も駆使できるあたり、優等生だったマルシルの面目躍如。そしてそこからトドメを刺しに行くまでのスペクタクルが理屈抜きでアツいっすね。そもそも「街中の建造物を縫ってドラゴンと戦う」っていうシチュエーション自体がかなり珍しいのでその画面の新鮮さだけでも見入ってしまうが、さらにドラゴンのまたぐらからのカットとか、すったもんだの末のライオスの捨て身の特攻とか、プロットとしてもアツい展開なのが良いね。ちゃんとミスリルの伏線も回収されるんやな(早すぎるやろ)。

 というわけで満身創痍ながらもドラゴン撃破。事後処理にはマルシルの回復魔法が大活躍で、専門じゃないと言っているマルシルですらあんだけ治療できるなら、そりゃ死者蘇生だってそこまでハードルが高くない世界なんだろうな、っていうのはなんとなく分かる。チルチャックとセンシがあんだけ回復に苦労したのに、ライオスだけ「なんか痒い」だったのがちょっとずるいが……内臓の損傷よりもわかりやすい外傷の方が治しやすいってことなんでしょうかね。

 そして訪れる怒涛のドラゴン解体タイム。壮絶な絵面なのにどっかで見たことあると思ったら、多分「空挺ドラゴンズ」の絵面だな。やってることは全く一緒だが、こいつらは完璧に解体できても基本食うことしかしなそう。まぁ、それもこれも全部ファリンが見つかってからだけど……見つかるんですかね。マジでこんなスプラッタな捜索が行われるとは思ってなかったが、どれくらいの姿で発見されたらセーフだったのか……。

 
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 このダンジョンって島だったんだ、第10話。なんかに似てると思ったけど、これってつまりアビスの設定とだいたい一緒なんだな。冒険者たちはその深奥を目指しているのである。まぁ、アビス飯に比べたらダンジョン飯はまだまだマシ……かどうかはマルシル次第。

 さぁ、いよいよゴール(?)が見えてきて、この世界の設定もだいぶ明らかになってきた。アニメはおそらくこの辺りで一区切りになるのだろうけど、ここまで見てきて正直「さっさと原作最後まで読みてー」って思ってるので終わるのが楽しみである(アニメ視聴中に原作にあたれない難儀な体質)。今回出てきたエルフ族とのダンジョン所有権問題なんかは、ちゃんと最終的に解決するんでしょうかね。

 さらに、ノームのおじいちゃんと「島主」とやらの対話で明かされたこの世界の歴史の1つとして、お約束のエルフ・ドワーフ戦争の話なんかも出てきた。エルフとドワーフは仲が悪いってのが定番設定なのだが、よくよく考えてみるとその起源がどこなのかはよく知らないや。多分エルフの話になるとトールキンに遡るのが一般的なんだろうけど……まぁ、僕はアレクラストまでしか遡れないんでね。アレクラストにおいては基本的に人種問題と宗教問題を組み合わせたようないがみ合いの構図があったと認識していて、人種問題ってのは「見た目が違ったらそりゃ区別は意識するだろう」という単純な話。人間(この世界だとトールマンと呼ばれてる?)がそうしたいがみ合いの対象になりにくいのは、単純に最大多数だからでしょうか。そして宗教問題ってのは、以前から出てきている精霊との繋がりが大きい感覚。アレクラストではドワーフの大半が大地母神マーファを信仰しており、対してエルフは精霊の加護に生きる無神論者。そのために根源的なイデオロギーがすれ違って揉めるっていう感じ。少なくともマルシルとセンシについては宗教的な揉め事って印象ではないが、魔力に対する感じ方の差など、やはり持って生まれた感覚的な違いはあるんじゃないかしら。まぁ、センシはドワーフの中でも異端っぽいからあまり参考にならない気もするが……ナマリとマルシルも、ファリンのことがなければ仲が悪いって感じじゃないしねぇ。

 とまぁ、色々と想像は膨らむが、とにかくこの世界のあれこれはエルフによって左右される部分が多いとのこと。ただ、ライオス御一行の道中にそんなことはあんまり関係なくて、せいぜいカエルスーツを着るのを嫌がるエルフをおだてて誘導するくらいの関係性。マルシルさん、気高きエルフがそんなちょろくていいの? まぁ、可愛いからいいけど。無事に目的の階層に到達し、最終目標であるレッドドラゴンとの遭遇にも成功したことで、いやでも滲み出る最終回ムード。そしてそのためになんとかして乗り越えなきゃいけないドラゴン討伐という高い高いハードル。1期前のアニメでもドラゴンスレイヤーの称号を得るためにまるまる1クールを費やしていたし、やはり冒険者にとってドラゴン討伐は永遠の目標。シンプルに「でかい・硬い・強い」の3拍子揃った強敵ってのはわかりやすいゴール設定である。幸いこの世界のドラゴンはそこに「賢い」までが付与されるほどではなさそうだが、それでもデカさが別格なのでやはり討伐は困難を極める。っていうか、ここまでただがむしゃらに踏破してきたくせに、いざドラゴンと向き合う方法はろくに考えてなかったってのがね。ライオスらしいと言えばライオスらしいのだが……こんなお兄ちゃんでごめんよファリン。

 それでも、小さな戦力をかき集めて巨大ボスを倒してこそのRPG。あれこれ可能性を考えて、なんとか討伐の目処は立った。あとはうまいことことが転がるのを祈るしかないのである。……センシさん、あなた包丁にも何か秘密かかえてませんか?

 
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 ちょっと前に「ミスリル」の名称が使えなくなるみたいな話題がありましたが、アダマントは大丈夫なんでしょうかね、第9話。……今調べたら割と汎用性の高い名称っぽいけど……我々の感覚からすると「ミスリル」もそうだったよなぁ。

 さて、今回も色々と情報量の多いお話。毎度こちらとしては適当に気になった部分に茶々を入れながら見ており、普通のアニメだったら突っ込んでハイおしまいなのだが、今作の場合、ちゃんと「こういう設定になってるんですねー」っていう形で疑問に対する答えが返ってくることが多いので、安心して茶々を入れることができる。

 まず1つ目は「この世界における死と蘇生、魂の在り方について」。これまでゴーストの存在の不可解さとか、大前提の目標であるファリン救出についても「いくらなんでも蘇生の猶予期間長すぎだろ」とか色々と疑問はあったのだが、「それはこのダンジョン特有の設定なんですよ」と言われてしまえば納得できる(納得せざるを得ない)。ダンジョンの外では通常の死生観が適用されるが、ひとたびダンジョンに足を踏み入れたら、そこでは魂が束縛され、簡単には成仏できない状態、いわば一時期のラヴニカみたいな状態なので、アグルスコスも元気に幽霊刑事として活動できるというわけだ。まぁ、だとしてもファリンがドラゴンに完全に消化されても大丈夫なのかという疑問はあるが……。

 続いて、こちらはいろんな要素にまたがる話だが、「この世界における人種」についての追加情報。マルシルが「エルフ・ノーム・ドワーフ」といった区分のことを「人種」と表現していたのは(それ以外にいい言葉がなかったのだろうが)面白い表現で、ひとくくりにファンタジーといっても、「人間」と同列に扱われる種族のレベルというのは意外に変遷がある。端的にいえば、エルフだって「森の精霊」だったりすることがあり、ドワーフも同様に「大地の精霊」みたいな処理になることもある。そうした線引きの中でもっと微妙な存在が「ノーム」で、たびたび今作のネタとして引っ張り出しているソードワールドの場合にはノームは完全に「精霊」側として描かれる。それこそ今回敵対したウンディーネ(前回ウィンディーネと表記してしまったが、今作ではウンディーネ)、シルフ、サラマンダーと並んで「四大元素精霊」と括られ、主にコントロールスピリットで小石に封じられて土が無い屋内でもスネアで相手を転ばすのに用いられたりする(一部のエルフ限定です)。しかし、今作のように「ドワーフよりもさらにちっちゃくて別種族感が強い亜人種」として描かれる場合もあり、さらにこの世界では「ウンディーネとお話してみようと思う程度には精霊との交流が可能な境目の種族」と認識されているようだ。彼らがこのダンジョンの象徴のような「蘇生魔法」を得意としているというのも、以前考察した魔法と精霊の関係性のサポートになっている。

 さらに、ウンディーネの生態(?)についてもマルシルから補足が入っており、あの水の球体は「複数の精霊の群体」という説明がなされた。これにより、以前マルシルたちが学校で飼育(栽培?)していた瓶の中の「精霊」と同列に並べることが可能になり、今作における「精霊」観は割とすっきりした気がする。やっぱり生き物っていうより「微生物」に近いんだろうな。「1匹の精霊の寿命はだいたい1週間」なんて表現もあったし。まぁ、考えてみりゃ現実世界の微生物だって、見方によれば「土の精霊」みたいな存在なのかもしれないしね。

 そうして敵対存在のある程度の定義づけがなされたので、今度は味方サイドの描写の掘り下げ。かつての仲間・ナマリの登場により、このダンジョンにおける「冒険者」のスタンスも色々とわかってきた。チルチャックがナマリを引き止めることに反対した理由が実に彼らしくドライでありながらも現実をしっかり受け止めていて興味深い。金で命を預ける商売だからこそ、金銭面での人間関係というのが一際重要になっているというのは面白いところだ。マルシルみたいにちょっと浮世離れしたお嬢様(?)タイプや、損得勘定が自分の趣味趣向に振り回されるライオス・センシみたいな連中の方が、このダンジョンにおいてはよっぽど浮いている存在ということなのだろう。さらにセンシについてはドワーフという種族そのものの特性からもだいぶ浮いているようで、2人目のドワーフキャラであるナマリから各種ツッコミをもらっていた。でもまぁ、ドワーフのどこかストイックで一本気なところは共通してるからね。たまたまその興味が鍛治や鉱物ではなく、調理と食物になったというだけの話。頑強な鉱物であるアダマントを自力で加工して鍋にしたのだとしたら、それなりの鍛治の技術もありそうだけどね。

 そして最後に、まだちょっとよく分かってない概念として「魔力」が残された。前回でもなんとなく示唆されていたが、この世界における「魔力」はあまり自然治癒しないっぽい。宿屋にお金を払ってもHPしか回復せずにMPはそのままってのは結構大変である(ずっと昔のRPGだと似たような感覚の作品もあった気がする)。「魔力不足は貧血みたいなもの」と喩えられていたが、確かにどんだけ寝ても治らない貧血はあるからね。そこはレバーを食って回復させるのと同様、直接魔力を取り込むことで「補充」できるとのこと。……つまりこの世界における魔力って、「栄養素」みたいなもんなんだよな。もちろん、自然の回復量がゼロでは無い可能性もあるので、もしかしたら経口接種以外にも肌から外気に漂う魔力を摂取する、みたいな感覚もあるのかもしれない(日光によるビタミン摂取みたいなものか)。今回のマルシルみたいな魔力対策が進むと、ウンディーネ水を経口補水液みたいな扱いにして「魔力水」として販売する商売とかも現れるかも。……この世界だともうあるのかもな。

 
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