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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 戦艦の内部に大量のエアバッグってついてるものなんですかね、第9話。まぁ、確かに安全装置としてそれなりに意味はあるだろうが……あんな身動き採れない状態になったら、沈没時とかにアウトですよ。

 前回の比叡戦でめでたく1勝目(?)をあげた晴風。あの尻揉みねーちゃんが何故出てきたのかはさっぱり分からず、「本来ならブルマーの仕事なのだが」という全くもって当たり前の詫びを残して退場したため、すぐさま2戦目を向かえることとなった。行方不明艦が多くて人手不足なのは間違いないのだろうが、こうして前線に「正規の」職員が参戦したにもかかわらずぺーぺーどもが働かされてる現状は本当にどうにかならんもんかね。

 2戦目の相手は、ドイツ娘・ミーナの母艦。ようやくミーナが晴風に転がり込んできたことの落とし前を付ける時期がやってきたわけだ。悲壮な出会いから始まった居候生活だったはずなのに、ミーナ本人に一切そうした切実さが無かったので今更ミッションとして立ちはだかってもあんまり深刻さは感じられないのは今作ではしょうがないところ。今回も報告が入る前には「比叡倒せちゃったし、あたしたち強いンじゃね?」みたいなテンションですげぇお気楽に盛り上がってたし。そして実際、比叡級に勝ててしまったという事実がある時点で、それ以下の規模の艦とのバトルと言われても今ひとつ盛り上がりに欠ける。まぁ、実際のダメージは今回の戦闘の方がはるかにでかかったわけだが……比叡戦はあくまで足止めが目的、今回は当初の目的が艦の一部をピンポイントで叩くことだったわけで、ミッションの難度が格段に違うのだな。分かっちゃ言えるけど、見せ方としてこの順番はどうなんだ。

 そして相変わらずではあるのだが、今作はそうしたミッションのディティールが全然伝わって来ないし、我々素人からしたら操船、射撃、艦砲回避なんかがどれだけ難しいのかも分からない。前回の比叡ミッションに比べて難しかったのがどうかが、画面から伝わってこないのだ。魚雷発射したのに相手が動かない、ってんでなんか混乱してたけど、元々どういうプランだったんだろう。そして再び登場する小型機動ボート・スキッパー。もう、このアニメに艦は必要無いんじゃないかな。小型艇でビュンビュン飛ばした方が画的にも見映えがするし、実際にボートだけで解決してるミッションの方が多い気も……。そして、当然のようにスキッパーを出すと搭乗したがるわがまま艦長。なんであそこで明乃が出撃する必要があるのかがさっぱり分からんのよな。明乃がスキッパーの操縦に特別秀でている、みたいな説明ってあったっけ? 艦の上からでも突撃部隊に指示が出せるんだから、わざわざ艦長手ずから出撃せんでもいいはずなんだが。そこをなんだか「副長とも信頼関係が出来たおかげで、今回はスムーズに出撃出来たぜ」みたいなドラマを作られてもなぁ。

 もう1つドラマ作りで微妙だな、と思ったのは、スキッパー出撃後の「ピンチ」の演出がスキッパー隊と本艦で散ってしまっていて、何が急務で、何を成したいのかがよく分からなかったこと。スキッパー隊は本艦が注意を逸らしている間に接敵、乗船することが目的。その間、本艦はとにかく射撃をかわしながら食らいつくことが目的。でも、後半はひたすら「逃げなきゃ!」みたいな展開になってたよね。「射程外まであと20分」とか「10分」って言ってたけど、もう、完全に逃げることしか考えてなかった。あの時点で確かに乗船部隊は進撃を開始していたが、明乃達のボートはまだ海上にあるんだ。それを放っておいて逃げる一手で良かったんだろうか。時間稼ぎしなきゃ、っていう意味では同じ状態だったはずなのだが……色んなところで優先順位が分かりにくい。

 そして、ドイツ艦の艦内の状態はどうなっていたのか。今回、初めて「ウィルスに感染している人間達との白兵戦」という展開になった。非常に分かりやすくて今までのミッションの中では見やすい部類だったはずだが、なんか……人少なくない? あんまり緊迫感がないよな。まぁ、元々女子学生が乗ってるだけの艦なんだからそんなに殺伐ともしてなかったのだろうが……海水をピュピュッと当てるだけで無力化出来てしまう敵なので大した脅威にはならない。っつうか、延々海水銃を使えば良いだけなので、別に薙刀もいらなかったはず。あと、ウィルスの効果は確か「思念の統合・群体化」だったはずなので、艦を制圧するためには「全ての感染者を治癒」する必要があり、ミーナが駆けつけた艦橋にいた艦長にあまり意味はない。感染前であれば指令系統を叩く意味はあっただろうが、既にウィルスの力で皆平等に「子」になっているわけで、艦長は既に特権的立場を剥奪された「一人の感染者」でしかない。つまり、艦長にワクチンを撃ったからってミッションが終わるわけではなく、徹底的に艦内を巡って討伐・治療を続けていくのが正しいミッションの在り方である。実際、砲撃とかを実際に担当している乗組員とかがいたわけで、晴風本隊の安全を考えるなら、艦橋を目指すよりもまずそっちを叩くべきだったよな。

 相変わらずよく分からないことが多い作品ではあるが、ラストにあっさりミーナが退場するのもよく分からなかった。結局あの子、何のために出て来たんだろう。これからもう一働きするんだろうけどさ(多分武蔵戦のピンチで駆けつける役)。猫との別れはあれだけ惜しんだのに、同じ釜の飯を食ったドイツ人との別れは随分あっさり。やっぱりこれだけ観ててもウェイトを置きたい要素が分からない作品だなぁ。

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 「歌:来夢先輩」じゃねぇよ、第10話。音声出力イカれたかと思って確認したわ。なんでよりによって今回のエンディングにアレを使ったのかはよく分かりません。ネタぶっ込むならそれ相応の回で使えばいいのに。

 今週は「けいおん」で中野が涙する回。そしてこちらも同じく中野が涙する回。このまま最終回までオール被せで行くことが出来るんでしょうかね。しかし、同じ中野でも後輩ちゃんの性格設定も立ち位置も随分と違うようでして……。一番の違いは、軽音部の先輩方は普段ちゃらんぽらんなのに「演奏すれば不思議と魅力的」と言われている部分だろう。実際にはそんなお為ごかしでは埋め合わせられないくらいにはぐうたらな連中なはずなのだが、基本的に唯は天才肌で描かれているし、軽音部4名は不思議なカリスマ性があるキャラなのである。しかし、残念ながらバイク部員(+凜)にはそれが無い。いや、ひょっとしたら来夢先輩はカリスマとかいう次元を飛び越えた何かがあるのかもしれないが、現時点で後輩を引きつけるような魅力はない。しょうがない、基本的に全員がクズだから。そのあたりが「けいおん」と「けいおんパロ」の違いよな。そして、そんなところに入ってくる後輩も、やっぱり駄目人間なのである。まぁ、現時点では「クズ」のカテゴリに入っていないのでまだ可愛いものだが。

 レース用のミニバイクでならしたとはいえ、本物のバイクに乗った経験がないという千雨。前回もそのあたりはお茶を濁していたし、今回はゲーセンにある謎ゲームからしてなんか動きが不安定。部員勧誘を諦めきれないバイク部員達が襲い掛かってきても、極力バイクに試乗することだけは拒否し続ける。でもまぁ、そんな問題は女の子だったら誰しも抱えてる問題だ、ってんであっさり解決。片付いてしまえばどうってことない話なのだが、残念ながらバイク部の連中はそのあたりの「どうってことない話」も簡単に片付けてくれないわけで。現状で際だっているのは凜の面倒くささだろうなぁ。一応ポジションを共有する澪も面倒なキャラではあったが、ここまで「うわぁ、関わりたくねぇな」と思わせる部分は無かった。常識人サイドがいないってのが最大の問題点だよな。そう考えると実はもじゃ子が一番の常識人なのかもしれないが……。父親の話でヘマやって真っ赤な顔して震えてるもじゃ子は可愛かった。

 すったもんだの末にとりあえず免許を取ることになった千雨。そのヘルメットはどこの特注品なのかというところから問い詰めたいところだが、今回の内容は全国の教習所からお叱りの電話とか来ないんだろうか、というのが一番の心配ごと。仮にも法に定められた、法を守るための訓練機関なんだから、あんな適当なことやってるってのはギャグでもまずいだろうよ。いや、バイク教習はやったことないから、ひょっとしたら現実でもあんな教習所があるのかもしれないけどさ。あと教官連中が諸々のパロになってるのも何繋がりで引っ張ってきたのかがよく分からないのも謎だ。作者の趣味なのかな。

 ま、どれだけ泣き虫だったとしても一度座学の面でブレイクスルーしてしまえば、少なくとも聖よりは運動神経は良いわけで、大して問題無く免許とれるとは思うけど。免許取ったら取ったで、別にバイク部に義理立てする必要もなさそう。一応聖に恩義を感じて入部する流れなのかなぁ。養成ギブスにどんな効果があるのかもわからんのになぁ。

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 今期は「くまみこ」と「くままじょ」が放送されているよ、第7話。いや、正確には「ねこまじょ」かな……。なにそれすごく観たい。

 今回もチトさん明けでオープニングでしたよ。そういや今期は猫アニメも多い気がしますね。「三者三葉」とか「ハイフリ」とか。そんな中でもトップレベルに可愛い猫を叩きつけてくるのが今作。もー、チトさんの愛嬌がたまりませんね。今回突然彼女のプロフィールが明かされ、なんと御年17歳のおばあ(コンプラ)。真琴たちはまだ高校1年生なので、なんと実年齢でもチトさんが最高齢。そりゃそんな人生(猫生?)の先輩に失礼があっちゃいけませんよね。17歳といえば人間で言えば文句無しの女子高生ですので、体重のこととか禁句も禁句。不機嫌になったチトさんは肩の上から尻尾でペチペチ。あれいいな! ボクもやられたいな! またこれがいい音たてるんですよ。ダイエットのために山奥まで繰り出すチトさんも健気で可愛いし、最近は一切しゃべらないのにCV茅野愛衣に設定された意味が何となく分かってきたぞ。うにゃうにゃ言ってるだけでも、これだけの破壊力があるんだからしょうがないや。ちなみに、Bパートで見せたチトさんの寝相は……これ、猫のとるポーズじゃないよね……。



 そんなわけで、Aパートはなんと1話目に続いて飯テロ回。正直言うとこごみってなかなか食べる機会が無いからそこまでピンとこないのだけど、今作の山菜は全部美味そうに見えるのがなぁ。森の中の風景も緑が実に鮮やかでマイナスイオンに満ち満ちている。同じ森の中でも「迷家」とはエラい違いである。近い映像美術だと「櫻子さん」の山も綺麗だったなぁ。そんなキラキラと自然の輝く森で採れる山菜がまずいはずもない。熊だって山菜採りに来てたのかもしれないぞ。そこそこ近くに熊が出没してるのにのほほんとしてる面々は本当に肝が据わっておるわ。しょうがない、魔女だもの。多分熊が出てきても一緒にヴィレヴァンに行けば仲良くなれるんじゃないかな。

 Bパートは新たな舞台である喫茶店のお話。昼間から飲んだくれている不良姉の紹介で趣く「コンクルシオ」。そこは立派な廃墟でありまして、こちらも美術設定の凝りようが相当なもの。確かにありゃぁ近づきたくないが、弘前ってちょっと山に登ったくらいであんな立派な廃墟がゴロゴロしてるような殺伐とした町なんだろうか……いや、正確にはちゃんとした店構えだったわけだけど。この世界の魔法が取り扱える規模はさっぱり分からんな。あれだけ大きな幻術が使えるということは、やはり人智を越えた恐ろしい存在であるはずなのだが……一切緊張感が無いのは今作の美徳なのかも。きっとこの世界の魔女は、能力が高ければ高いほどに茜姉ぇみたいにぐうたらになるか、真琴みたいにポンコツになるんだろう。悪用を考えてるのなんて、今のところ千夏ちゃんくらいのものだ。

 店内ではついに「幽霊」が登場。「ついに」とは言ってもオープニングでずっと映ってたからいつか出てくるとは思ってたけども。チトさんのお歳もなかなかだが、こちらは明治生まれの生粋のおばあちゃんのはず。それでも享年が早かったんでしょうか。こちらも可愛らしさは負けず劣らずですね。今回ほとんどしゃべってくれなかったけどもCVは金元寿子のようです。多分、今後も出てくるキャラになるだろうし、ますますのんびりした雰囲気になりそうである。そのたびにお菓子で飯テロ仕掛けてくるのは勘弁して欲しいけどな……。

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 ちっちゃいアスミスはやっぱり天才だった、第8話。伊達にちっちゃくないよ!

 さて、今回でバックグラウンドのネタは割れたことになる。ネズミ病原菌の具体的な説明があり、どのような症状が、どのような感染経路で伝染するかが報告されたことに加え、どのような出自でそんなヘンテコウィルスが生産されたのかも、(割と適当ではあるが)説明されている。飛行機も作れないへなちょこ科学力の世界だが、遺伝子工学については現実世界の一歩も二歩も先を進んでいたようだ。現状、これで納得できた部分と、微妙な部分、そして納得出来ない部分に仕分けられるので、1つずつ確認していこう。

 まず、納得出来るようになった部分はネズミが宇宙人とかじゃなくて純粋に「人の手による」ものだということが明かされ、さらにその発生は半ば事故であり、特に目的意識を持ったものではなかったという事実。このことにより、今作のトラブル全般において何者の悪意も想定する必要が無くなった。てっきり宇宙からきたエイリアンネズミが人類を狂わせて破壊の限りを尽くそうとしているものとばかり思っていたが、そうではなく、「何となく出来ちゃった生体電流操作ネズミが、何となく凶暴化させる方向で人間を狂わせてしまった」というだけだったのである。また、「群体化」という興味深い現象も取り上げられており、単に個人がバーサークするのではなく、何らかの統一的な意思存在によって行動原理が与えられるようになる。猿島の混乱を見るにつけ、とてもじゃないが「クルー全体がバーサークした結果」には見えなかったわけだが、一応、何らかの敵対意識が外部に向けられ、そこにクルー全体の意識が集中するという現象が起こったと仮定すれば、晴風が狙撃されたことにも納得はいく。その後猿島が「晴風が反逆した」という打電を本部に送ったあたりはかなりしたたかな「狂い方」なのでちょっと違和感があるが……まぁ、元々ブルーマーメイドの上官であるし、「敵が困ること」を最優先でやったと考えれば一応説明はつくだろうか。単なる発狂でなしに「敵意の生成」だとするなら、非常に面倒な効果といえるだろう。

 納得出来るか出来ないか微妙な部分としては、そうした現象を引き起こすウィルスの存在を認めたとして、その「中核意思」を持つ存在が何であるか、という点があげられる。「群体として統一した意思を持つ」という効果は分かったが、何故それが「敵意」になるのかがよく分からない。まぁ、「そういうウィルスなんです」と言われたらそれまでだが、もし今回タブレットで表示されたように感染が子を通じて孫へと広がっていく一方的なものであるなら、どれだけウィルスが拡散しようとも、その中核は「たった1つの意思」であるべきだ。そうなると、現状のように感染したとおぼしき艦が散り散りになって世界中で行方不明になっているのは謎である。今回の比叡、そして武蔵など、それぞれの艦が別個に「中核意思」を持つという状況は流石にご都合主義過ぎるだろう。感染した艦全てが統一意思を共有するなら、散り散りになって好き放題に感染ルートを広げているのは不自然である。まぁ、その「統一意思」というのがウィルスそのものの意思であり、生存本能から世界中に広がるように行動させているという可能性もあるが。また、もう1つ微妙な問題として、こうして広がっているウィルスが何故晴風に対して最小限の被害しか与えなかったのか、という疑問もある。1人は確実に感染しており、他の艦の惨状を考えるなら、その瞬間、晴風全体がアウトになっているはずだ。にも関わらず、晴風は抗体を作る猶予があり、結果的には独立部隊として特権的な立場を得ている。この状況について、何かこれまで説明があっただろうか。一応、先週「時間の無駄遣いじゃね?」とくさした水不足問題の描写のところ、あそこで「海水の風呂」に浸かったことがウィルス撃退の役割を果たしたということは伏線として考えられる(ウィルスは初期症状なら海水が効果的だという解析結果が出ている)が……タイミングが遅すぎるなぁ。あれ以前にクルー全員が海水を浴びるようなシーンってあったっけ?

 そして、一番納得出来ない疑問は、現時点でのウィルス対策の状況である。例えば晴風が感染するきっかけとなったのは漂着物にネズミが乗っていたことからだったと思うが、あのネズミが流れてきたのは確かトイレットペーパーの時に寄港した港付近の漂流物からだったはず。その時点で複数のクルーに感染、潜伏していた可能性があり、その後も救援にきた別部隊の人間に接触している。どう考えてもあの港一帯はアウトだ。さらに、ウィルス説が唱えられる以前に猿島は救援されており、その時の救援部隊はおそらくウィルス対策は講じていなかったと思われる。古庄教官が収容された病院なんかも一発アウトだと思うのだが、ウィルスは体内で消滅する性質でもあるのだろうか。だとしたら、しばらく放っておけばそのうち武蔵も回復することになってしまうのだけど。今回晴風は必死になって比叡が人口密集地へ向かうのを阻止したわけだが、世界中に同様の艦が多数存在していることに加え、既に多くの人員が晴風などを通してウィルスを陸に持ち込んでいるはず。既に人類は詰んでいるはずなのだ。何故現状でそうなっていないのかは、全くの謎である。

 とまぁ、相変わらず設定面に気になることが多すぎるが、今回はようやく、1本のエピソードとしてまとまりのあるお話が見られたような気もする。VS比叡という分かりやすい目標に向かって、晴風クルーが一致団結、小さな艦が知恵を使って大型艦を出し抜くという展開は、「これ、もうちょっと早く見せておけば戦艦アニメとして成立してたのに」と惜しい気持ちでいっぱいだ。相変わらず何がどうなって作戦が成功したのかが分かりにくいが(何故か艦長はあれだけ信頼云々を口にしていたのに最後まで潮汐についてのアイディアを誰にも言わないのである)、一応「若輩クルーたちの成長絵巻」として見ることは出来るだろう。それだけに、途中で何故か猫のトイレの話を挟んだり、最後に謎の尻揉み姉が出てきて空気をぶち壊したり、変なところでの浮き方が鼻についてしまうのであるが……。マジでラストの姉のところ、何の意味があったんだろう。来週以降にあのキャラが活躍するのかね。この期に及んでキャラの数増やすとか、マジ勘弁してほしい。

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 後輩の名字が中野なのかよ、第9話。流石にそこはどう考えても……いや、今更どうでもいいけどね。ちなみに今週のけいおんは当然「新入部員!」でしたよ。

 後輩入学エピソード。そしてその後輩ちゃんはツインテ、ロリ、さらにジト目でのツッコミ役と、何一つ隠し立てすることのない完全な「中野」キャラである。「ここまでやってええんかい」と思ったが、最後の最後にキャラがぶっ壊れて明後日の方向にいってしまった。まぁ、基本的に今作のキャラってキチガイばっかりだからな。無事に世界の正しい位置に落ち着くことが出来ました。そうなると今度は未だにタガの外れていない妹ちゃんの存在が気になるが……将来的には彼女が姉の変装をしてレースに出場したりするんでしょうかね。

 Aパートは入試の様子と来夢先輩を巡るあれこれのお話。今作が「けいおん」と一番違っているのは、バイクの妖精・来夢先輩の存在である。進級という時代が進むイベントが発生してしまうと、どうしたって彼女の超越性にスポットがあたる。校長の当時の同級生がなんと後輩ちゃんの母親だということが判明し、校長は最低でも1816歳だから34。実際はそれ以上か。そして、来夢先輩はさらにそれ以上である。まぁ、彼女の場合は年齢云々について何を言ってもしょうがないのだけど。彼女は学校側からはどういう扱いを受けているんだろう。現在の校長なら来夢先輩に直接の繋がりがあるから留年だろうが何だろうが適当に処理出来そうだが、それ以前の時代には来夢先輩は誰にコネを作って諸々をごまかしていたんだろう。いや、そもそも来夢先輩って学校に通っているんだろうか。年賀状も部室から来るらしいので部室に住んでいるのは間違いないが、そこからどこかの教室に通学(?)する様子って描かれていないような……ひょっとして、「先輩」でも「女子高生」でも何でもなく、単に「部室に延々住み続けている不審者」なだけでは……。結局、今回も無事に「留年」の御旗を掲げ、そのうち来夢先輩は来夢同学年になり、最終的に来夢在校生として取り残されていくことになるんでしょうね。なんだろ、無性に寂しい気がしてきたぞ。

 そして、進級すれば当然下からは新しい人材が上がってくるわけで、後輩ちゃんは羽音のサブリミナル妨害を乗り越えて無事に入学。彼女のキャラは特定のメーカーへの依存とかではなく、「レース仕様のバイク」という個性を持つのかな。まぁ、何が違うのかはよく分かんないけど。ふざけた様子のバイク部に最初は反感を持っていたが、気付けば入部しているっていうのもまさにどこかの中野さんと同じ。ただ、あっちは嫌々だった上に常識人ポジションを維持しながらの入部だったのに対し、こちらは登場1話目で既に壊れ気味。この後輩、部員として欲しいかな……確実にある側面においてはどの部員よりも一番壊れてると思うんだが。ま、ステージ上でのパフォーマンスは今作でお約束の「なんか変な下ネタ」だと思って処理しましょう。大丈夫、校長の中の人がやってた軽音部員はステージ上でパンツ見せてるから。頑なにパンチラ拒否してる分だけこっちの方が常識的だ(そうか?)。今後は先輩との関係構築がどうなっていくかが見ものですね。

 キャラが増えたことで既存の連中の影が若干薄くなっている気もするのだが、そんな中でも羽音はナチュラル壊れ風味を維持している。入試の時のサブリミナルエンジン音とか、そりゃ見知らぬ後輩に「大丈夫?」って心配されてもしょうがないレベル。ほら、中の人も同じように見ていて心配になることがあるから、同じようなもんよ。

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 なんも! ねぇ! 第6話! 改めて見るとやっぱりすげぇな。ちなみに今回のコンテは二瓶さんだ。ぬいぐるみの行進のあたりとか、無駄にダイナミック。

 以前ちらっとだけ原作コミックめくったんだけど、今回、改めてコミック1巻を読んだんですよ。普段はアニメ放送中の原作は読まない宗派の人なんだけど、今作は気になりすぎて。幸い、知らない話は無くて全部アニメ放送済みだったけど、やっぱり驚愕しましたね。原作も色々な意味ですごいがアニメもすごい。原作のすごいところは、「予想以上によつばとだった」ってところ。絵のデザインとか、意図的に似せてるんじゃないかとすら思う。別にパクりってわけじゃないんだ。「よつばと」と似たようなデザイン性で、また別方向に抜いてる空気は独特のものだし。1巻だけ読んだ感覚だと「よつばと」+「みなみけ」みたいな印象かなぁ。そして、そんな原作をアニメ化するに際して、大胆なビルドアップを行っていることも初めて知った。チト散歩のAパート、完全にアニメオリジナルじゃねぇか。よくもまぁ、あんな構成をのうのうとやろうとしたもんだな! アニメスタッフすげぇな!

 というわけで、きっと今回のお話も原作では本当に些細な1話なんでしょう。端的にまとめると「千夏ちゃん弟子入り志願」→「承諾」→「お菓子作り」→「結果検証」という流れ。まぁ、まだメリハリはある方やな。しかし、徹底してユルい空気は相変わらず。今回の一番の山場って、ひょっとしたら「身体は添えるだけ」という情報が判明したところなんじゃなかろうか。真琴さん、1話であんなに軽々と飛んでたくせに、意外と「股間が痛くならない方法」だと慣れないから飛べないんですね。いや、どうやって飛んでるのかは引き続き分からないけども。ほうきを使って飛ぶのって、「重力を切り払う」意識の具現化ってことなんですかねぇ。古より魔女はそんなことを考えてほうきに乗っていたのか……。ちなみにドラえもんのどっかでしずかちゃんもほうきにのると股間が痛いと言っていたはず。マジで「魔女あるある」なんだよな。そりゃまぁ、竹竿一本に体重預けてりゃなぁ。でも、もう大丈夫。「身体は添えるだけ」。これが今後の魔女界のニュースタンダードになりますよ。将来的には豚にのって空を駆け回る千夏ちゃんが目撃されるかもしれません。

 千夏ちゃんの弟子入り志願は、お姉ちゃんからすると「結構重大なこと」だった。魔女どころか人間としての人生も送れなくなるとのことで、まぁ、そりゃ一応「魔」と言われるくらいの存在なんだから、こんなユルい世界でも問題はあるんでしょうな。結局どういうことか分からなかったけど。しかし、何となく魔女の血筋と交流があるはずのご両親も娘の夢を全力応援。っていうか、多分面白半分。どこまでもユルい家庭。千夏ちゃん、多分一番頼りになるのは「ハイスピードソルジャー」を見ているお兄ちゃんだぞ。なんで映画の画面ばっかりあんなに気合い入ってんだろうな、このアニメ。

 まぁ、流石に二つ返事で魔女特訓ってわけにもいかないので、今回千夏ちゃんがマスターしたのは「綺麗な丸の書き方」くらいだな。カラス寄せに引き続きお姉ちゃんがヘンテコ魔法を披露し、改めて「この世界の魔女って何のためにいるんだ……」という深遠な疑問が膨らむばかり。どういうメカニズムなんでしょうね。お姉ちゃんが使った術式はやっぱり魔女の血を引く人間がやらないと効果がないのか、それともそういう術式を超自然的に導き出せるから魔女なのか。今後この作品を観ていけばその辺も明らかに……ならないだろうなぁ。

 最終的には、爆笑号泣のおかげでチトさんがちょっと不機嫌になりましたとさ。まる。

 ……なんでこんなんで面白いんだよ! わけわかんねぇよ!

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 女の子だけで雨天行水をするなら、別に水着を着る必要はなかったのでは?(名案) 第7話。まー、三日も風呂に入ってないような連中が大挙してる姿なので、あまり見目麗しくない気もするけども……。

 今回のお話を見ていて、ようやくなんか掴めてきた気がする。今作で何がやりたいか、何が中心的な題材なのかということを。これまで、この作品は「正体不明の巨悪によって海の上がピンチになったから、危険を承知で戦う女の子艦隊の物語」だと思っていた。「ハイスクール・フリート(HIGHSCHOOL FLEET)」は直訳すれば「女子高生船団」だし、普通は軍艦に乗ってれば「何かと戦う」ということがシナリオ上の要請として前提になってくる。だからこそ、これまで正体不明の敵キャラが見えてこなくてもやっとしたり、壮絶な修羅場なはずなのに全然緊張感が無いクルーの様子を見て釈然としなかったりしていたわけだ。

 しかし、今回のお話も全く「巨悪」とか「バトル」とは縁のないお話。振り返ってみれば、今作は「敵対存在との戦い」なんてものは一度たりとも描かれてないんだよな(強いて言うなら五十六はネズミと戦ってたけど)。つまり、あくまでもネズミらによる人心の混乱や機器の掌握は「なんかドタバタした海上のトラブル」を演出するための1つのツールに過ぎず、今作が中心として描きたかったテーマは、「海の上で働いている人たちにまつわるあれこれ」なのではないか。そう考えれば、「機雷除去」という前回の突発ミッションも理解出来るし、今回は「座礁して沈没する艦からのレスキュー」という、他のアニメでは絶対に描けないような題材を扱っている。つまり、余計な縦糸を無くしてしまい、毎回別なところから緊急ミッションの依頼を取り付け、それを解決するオムニバス形式の「海上警備お仕事もの」だと思えば良かったのだ。つまり、形こそ(ものすごく)違えど、海の上で毎回お仕事をこなしているという意味では「ARIA」と同じ構造だ。

 ……いや、嘘だと思うけど。でも、そうとでも考えないとこのぶつ切り感、シナリオの漫然とした捉えどころのなさは説明出来ない気がするんだよな。毎回やろうとしているテーマが前後で繋がっていないところを、無理矢理一本の縦糸に結びつけようとしているために、全体を通してみるとシナリオがとっ散らかって見えるのだ。例えば今回は「沈没艦からのレスキュー」というとんでもないミッションであり、是非ともアニメで描いてみたいテーマではあるものの、いくらなんでも女子高生にやらせるには荷が重すぎるミッション。多くの人命がかかっている場面なのに、浮ついたクルーの仕事っぷりはなんだか緊張感がちぐはぐでピンと来ない。そこで、最終的には本職のブルーマーメイドが駆けつけ、何とか副長を救ってくれることでハッピーエンドになった。……ここでいきなり本職の人たちが出てくるのってどうなんだ? だって「近海ではまともに活動出来る船が晴風だけだった」から武蔵の追跡を任されたわけでしょ? もっと偉い現役の人たちがこんだけさっさと駆けつけられるなら、ぺーぺーの学生なんかに任せないで、さっさと人材つぎ込めよ。しかも「航空機は存在しない」と思ってたら飛行船はあるしな。飛行船が開発出来る文明なら、いくらなんでも航空機は作れたのでは……。あと、そこの海域って数時間前まで爆発的な低気圧がいたところだよね。よく飛行船なんかで出てくる気になったな。多分近隣の停留地があるんだろうが、すぐに連絡が届くところに出動できる人員があるなら、武蔵捜索ももっと効率よく出来るはずだろ。どうなってんだ。

 結局、「やりたいこと」が単発のミッションクリア型エピソードだということは何となく理解出来たのだが、前後のつながりが無いのでどうしたって違和感は出るものだし、今回のミッションに限って言えば、かなり大規模な仕事だったはずなのに、具体的な描写が乏しく、見ていても緊張感が伝わってこないのがすごく勿体ない。全然「命の危機」って感じがしないんだものなぁ。どう考えても前半の水不足パートがいらなかったはずなので(いっぺんトイレットペーパーでやってるくだりだし)、1話全部使って救出ミッションのあれこれを描いてくれれば良かったのに。まー、多分水不足云々あたりは艦内での女の子どうしのコミュニケーションを語ることが主目的のパートなんだろうが……やっぱりキャラ覚えられない。今のところは誰がどこで何をしゃべっても別に特別な感じがしないんだよなぁ。ま、ガルパンだって当初はそうだったけどさ。なんかもう少し、あざとくてもいいからキャラを識別しようっていう魅力が垣間見られればいいのだが……。

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 なんかとっ散らかった話、第8話。ピンと来ないエピソードが多かったんだけど、バイク乗りには理解出来る話だったんでしょうか。

 短めのAパート、これまで基本的に陰ポジションだったお嬢が珍しくメインのお話。まぁ、けいおんだってムギは常に陰キャラだったからな。ただ、ようやく前に出てきたと思ったら「金で免許資格を買う」とか「気にくわないバイクを滅多打ちにしてぶっ壊す」とか、かなり駄目な方に吹っ切れてしまっているのが何とも。免許の話は金持ちキャラだから別に構わんと思うが、バイク破壊は好きな人が見てて気持ちの良いもんではないと思うんだけどな。仮にムギがキーボードぶっ壊しはじめたらやるせないだろうに(さわちゃんがギター壊してた気もするけど)。まぁ、「金で解決出来る問題は金で解決しろ」とかいうクソみたいな家訓がある家だから……。しかし、バイクに補助輪とかマジであるのかよ、と思って調べてみたら、まぁ、無いわけではないようだ。ただ、速度と釣り合わないから普通は付けられない、ってことらしいけど。お嬢みたいにトロトロ走れば一応装着可能ってことだろう。

 Bパート、クリスマスから正月まで一気に駆け抜ける。せっかくのイベントなのにはしょりすぎだろ、と思ったが、対応するけいおんでもこの1年生の冬は1話で走り去っています。けいおんの方は3学期を迎えてすらいたので、それに比べればまだ余裕のある方か? どちらも「1クールの内に後輩キャラを出さなきゃいけない」という要請からこういう構成になってるみたいですね。次回は梓登場回だ。さておき、クリスマス回はけいおんだと唯&憂の姉妹あったかエピソードとして実に良い癒しがもらえたのだが、こちらのアニメには一切の癒しは無い。クリスマス回の途中で凜が抜け出してしまうとか、なんだかチームとしての集まりも悪いしな。こいつらの場合はどうしたって外で動き回ってないと存在意義が薄まってしまうのでそのあたりはしょうがない。そして凜は「手作りの自分人形」という圧倒的なイタさを誇るアイテムまで持ち込んできた。あれ、せっせと一人で作ってる姿を想像すると……趣味が悪いとか痛いとかいう次元を飛び越えて、なんかもう、コワい。あの子にはもっと優しくしてあげないと駄目なのでは。そんなメンタル面を心配してか(?)、羽音はわざわざピザ屋の配達バイトを追跡してプレゼントを届けてあげるという優しさを見せる。ピンクのバイクはクリスマスカラーではないが、まぁ、めでたさで言ったら似たようなもんだな。オチ部分は、よく分からないな。マフラーがちゃんと編めるだけでも羽音は唯よりも割と器用。

 そして正月は初日の出を拝みにまたツーリング。必死に寒さを訴える部分なんかはバイク乗りからしたらあるあるなのかもしれないが、やっぱりこの辺もピンと来ない。ハンドルグリップにヒーターなんて付けられるの初めて知ったわ。確かに、手袋だけだと限界がありそうだもんな。倍苦しむと書いてバイクとはよく言ったものである。こちらの話はオチらしいオチも特になしで、今回は細切れになったエピソードが笑わせたいのか、ヒかせたいのか、ほっこりさせたいのかがよく分からんかった。回を増すごとにハードルあがってんのかなぁ。

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 「猫宇宙旅20XX」が気になってしょうがないよ、第5話。しかも割と長期シリーズになってない? どんな内容なんだ!

 まさかのチトさんメイン回。もう、猫の猫による猫のためのお話なので、私のような猫好きにはたまらない一本になっております。「チトさんメインってことは、こりゃもうかやのんがしゃべる展開待ったなしや!」と思ったけど、結局最後までニャーでした。唯一、「どや」って言ったときだけ完全に人語を話してたけども。チトボイスはエフェクトかけてんのかなぁ。加工無しでこのニ゛ャーだとしたら、かやのんすげぇぞ。

 相変わらず鷹揚な態度を崩す気配の無い今作。他のアニメが尺の問題であくせくしているのをあざ笑うかのように、毎度毎度贅沢過ぎるスローライフを満喫出来る。過酷な現代社会を生き抜きながらアニメを癒しとしている現代人には、これ以上のロハスもあるまい。「ただ猫が歩いているのについていくだけ」という恐ろしい30分ながら、途中で退屈することは一切無い。いや、「もうこのままチトさん達と桜の中でまどろんで寝こけてしまいたい」と思う部分はもちろんあるのだが、それが今作の目的なのだから無問題だ。さらに、30分歩き続けるだけでは流石に芸が無いと思われるかもしれないが、チト散歩はAパートの「調査」とBパートの「実践」で隙を生じぬ二段構え。全く同じ構図で、全く同じロケーションを歩くという、考え方によっては馬鹿にしてんのかと思われるような展開ながら、この天丼がきっちり笑いや関心に繋がるのだから大したもんだ。これ、原作だとどういう構成になってるんだろうか。

 いかにも猫らしい仕草でおうちのドアを開けるところからスタートするチト散歩。魅惑的なチトさんの立ち居振る舞いに、千夏ちゃんも思わず「どこ行くか分かんない」と言いながらストーキングしてしまう。娘さんの謎レスポンスに困ってるけど特に問い詰めないお母さんが可愛いな。どう考えても千夏ちゃんのその距離だとチトさんは気付いてると思うんだけど、そこはスルーして一緒に歩いてあげるのが大人な猫のたしなみ。ちょっと犬をからかったり毛虫落としたりもするけど、それはまぁ、猫だし。1つ1つの仕草が「猫らしさ」を守りながら至極愛らしくなっていて、特に埋められた場所を尻尾でぺしぺしするモーションなんか可愛くて仕方ない。ちゃんとBGMがそれに合わせて鳴ってるのは芸が細かいよね。こうして歩いてる田舎の風景もまた自然体。個人的な憧憬なんだけど、この町(村?)の風景、すごく私の地元に似てるんですよ。私の地元もクソ田舎なんだけど、11件の家の間が無駄に距離を取れたり、ブロック塀があるんだけどその中の敷地空間がすげぇ適当に広かったり、道端になんかよく分からないけど材木の集積所があったり、火の見櫓が今にも倒れそうな風情で佇んでいたり。多分青森の町並みをロケハンしての映像だと思うんだけど、こういう細かい風景の「らしさ」が作風とマッチしているのです。

 チトさんは千夏ちゃんがついてきている事を知っていて、わざわざ歩きやすい道を進んでくれてた感がある。普通、猫を追いかけようとしてもすぐに植え込みとかに逃げ込んで追いかけられなくなっちゃうからね(実体験多し)。そして、Bパートではそんな千夏ちゃんも歩いた「チトルート」を真琴が追いかける形。ただ漫然と歩いていたと思われていたチトさん、実は真琴のために近所の名所、オススメスポットを探してくれていたんですね。面倒見の良い相方で幸せだわ。たとえば「4歳の頃の真琴の肖像」。……ま、まぁ、ほら、猫センスだから……ちなみに、猫は一般に人間よりも視力は悪い動物だと言われてますが……チトさんにはどんな風景が見えてるんでしょうね。

 犬チェイス・桜のシャワーなどを経て、真琴はお友達のなおちゃんと合流。毛虫もここで発見されるが、真琴は流石の魔女なので虫の扱いは手慣れた様子。わざわざ毛虫に配慮する優しさを持つ。俺より偉い。なおちゃんに連れられてお使いの付き添い。CV久保田民絵のおばあちゃんは相変わらず人が良さそうだ。この世界の魔女、ホントにラフに人間と絡んでるよな。

 そしてタイムカプセルをうっかり掘り起こしちゃってお散歩終了。真琴はピクルスを掘り当ててましたが、流石に他所様の思い出を勝手に開けるわけにはいきませんからね。走ったり、穴を掘ったり、なんだか妙に疲れるお散歩だったが、色々と見られて真琴も満足げ。一足お先にチトルートを体験した千夏ちゃんも満足げ。お姉ちゃんは……寝方が下品。この後綺麗なオチが……

 特にないよ! オチなどいらぬ、それが容赦無い「ふらうぃ」クオリティ。だがそれでいい。そこがいい。チトさん、これからも頑張ってください。

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