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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 こういう世界での銃火器の弱さよ、第5話。サムライソードが最強っていう風潮は一体どこから始まったんでしょうかね。そらま、マジで目視出来るなら弾けるくらいの硬度はあるのかもしらんが(トリビアの実験では斬ってたけども、刀身に当ててどうなるかは分からんよな)。

 ちせちゃん加入編。前回のcase9でまだよそよそしい態度だったので「case5とか6あたりで加入したのかな」って言ってたけど、実際には7だった。つまり6までは4人体勢で活動していたわけだね。現時点でcase2まで明かされているので、今後は4人で行うミッションが4話分、ちせ加入後のエピソードが3話残っているということに。そう考えるとあんまりジャパニーズサムライガールの活躍シーンは多くなさそうだな。そんな彼女の救済のための話数シャッフルなのかもしれないけども(ギャラは発生しない回が多そう)。

 今回の日本人護衛ミッションはノルマンディー公による謀略の一環。別に日本人との契約なんぞどうでもよくて、ゴタゴタしてる日本人界隈の護衛に姫様達を巻き込んだら上手いこととばっちりで死なねーかなー、ってんで登用されたらしい。実際にとばっちりどころじゃねぇレベルで死にかけたし、もしプリンセスが持ち前の裁量でもってちせを護衛チームに加えていなかったら、おそらく今頃日本人もプリンセスも仲良く首チョンパ。このあたりの立ち居振る舞いは流石のプリンセスである。

 case9では「武力最強」と謳われていたちせだが、前回はあまり活躍のチャンスが無く、本当にどんだけ強いのかが疑わしかったわけだが、今回のエピソードを見ればそこのところも納得できるだろう。殺陣のシーンは最強の殺し屋(実父)との丁々発止のやりとりが白熱する。今作のこだわりなのだろうか、面白いのは、互いの日本刀がぶつかる時の効果音がやたらと「重い」こと。普通、刀と刀がぶつかるとキンキンと甲高い音を鳴らしそうなものだが、今作ではまるで金属の塊をぶつけているかのようなガインガインという鈍い音が響く。実際の刀がどうなるかは分からないが、殺傷力の高い日本刀の存在感が音でも感じられる一工夫。

 そして、そんな刀を操るちせちゃんの体術が完全にサムライのそれである。ロリっ子剣士なんてぇと少しくらい萌え要素増しで女の子っぽい小洒落た戦い方になりそうなものだが、何は無くともまずはしっかり土台から。足を踏みしめ、がに股でかまえるちせのフォームは女の子らしさが無く、圧倒的に「サムライ」要素が強い。おそらくお父上も同じような「型」で相対したことだろう。どちらかというと飄々と、優雅に宙を舞いながらトリッキーに敵を打ち抜いていくアンジェと、しっかり地に足をつけて正面から切り裂くちせ。この辺りの対比も、今回繰り返された「和洋」の対比の一環といえるのかもしれない。まぁ、いくら日本人でも、あんな頻度で土下座はしないと思うけども……。

 そう言えば、日本刀が固いだの何だのという話を出したが、少なくともその刀身よりも固いのがベアトリスの首の機構……。ってことは、彼女は銃弾で喉笛撃ち抜かれても平気ってことだよな。なんか、今後の展開に関わってきそうな設定だ。

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 9なのかよ、第4話。前回の時点で「case1,case2って続いたから後は普通に時系列順やろ」って思ってたんだが、あっさり覆されてしまった。アニメの構成としては定番といえば定番の「話数シャッフル」だけど、最近のアニメだと案外久しぶりな気もする。

 前回がcase2、一気に7話分も飛んでいるため、人間関係がいくらか変化しているというのが非常に興味深いところ。話数シャッフルってのはきちんと意味があるからこそそんな面倒臭い設定にしているわけで、今作は「スパイによる騙し騙される人間関係」というのが最大の焦点になるのは間違いないだろう。何が白で、何が黒なのか。それが時系列順ならば多少は見やすくもなるが、確定情報が無いままで進行するのはいかにも不安定。その点、こうして様々な時間を飛び回ることで、「後の時代に形成されている関係性」を見ながら物語をチェックすることが出来る。まぁ、ぶっちゃけ最初がcase13だったのだから、全てはそこに収束するはずなのだが……。ひょっとしたらそれすらも壮大な「騙し」の一部かもしれないので油断出来ません。

 とりあえず、case2case9の間に一体何があったのかは色々と妄想出来る内容になっている。一番はっきりと変化が分かるのは、新メンバー・ちせの加入。公式ページではすでに紹介されていたし、当然1話目にも登場してたってことなんだろうけど(よく分からず見てたから確認してない)、case2では影も形も無かった謎の日本人剣豪少女がいつの間にかメンバーに加わっている。そして、その立ち位置は「別組織が王国派・共和国派の趨勢を見極めるためにスパイに張り付かせた見張り役」というものである。見た感じでは日本絡みの他国が世界の紛争の中心であるこのロンドンを見極めようとして送り込んできたようだが、バックグラウンドはまだ不明。でもまぁ、割と大雑把にメンバーにいじられたりもしていたので、親密度はそこそこの様子。case5とか6あたりで加入したんでしょうかね。ただ、現時点で当人は「完全には信頼されていない」と不安がっており、case13で本当の仲間として打ち解けるまでは、まだもう一騒動ありそうだ。

 他にも、case2である程度の信頼関係を結んだアンジェとベアトリスがツーカーの仲になっており、ベアトリスもすっかりスパイ業務に慣れ、平気で大胆な作戦に乗っかれるようになっている。まぁ、ぶっちゃけ「でかい蝶ネクタイ型変声機」扱いではあるのだが。のどの機械についてはアンジェもその操作を心得ているようで、他人からオンオフをいじられるのはどうかと思います。

 そして最大の焦点は、「プリンセスの存在そのもの」がチームでどう見られているかというところ。確かにcase1でスパイ側と連携を結んだ時点で割と強引だったわけで、共和国サイドは彼女のことを単純に信用出来ないのは当たり前。ただ、case2あたりではそうした疑念はあまり表立って語られていなかったが、上の人間はドロシーを通じてその疑念を維持している様子。このドロシーとプリンセスの関係というのも今後の重要な要素となるだろう(といってもあとcase1012の3本しか残ってないことになるが)。もちろん、そんなプリンセスと、更に秘密を抱えるアンジェとの関係性も、他の仲間達に話していないということで地雷みたいな扱いにもなっている。この2人の会話はどこまでが本心なのかがサッパリ分からないから全く手掛かりにならないんだよな……。嘘しか言わないスパイ連中は、本当に面倒臭いな。

 それにしても……最近は玄田さんがネタっぽい使われ方することも多いよなぁ。多分、本人がそういうとこで仕事を区別しない人なんだろうけども。そもそも今回の役って、ベアトとの絡みが無かったとしたら「単なる門兵・玄田哲章」っていうとんでもないキャスティングなんだよな……。

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 ベアトリスのCVは毎回あの形でダブルキャストみたいになるんだろうか、第3話。1話の時もそうだったけども、今回も清川さんのメインの役(なんか、原盤持ってたおっさん)の名前が無くてあくまで「ベアトリス役」でクレジットになってるんだよ。ヘタしたら清川元夢史上初のロリっ子役だったのではなかろうか(そのカウントでいいのか?)。

 さておき、3話目ということでようやく作品の方向性は見えてきた頃だろうか。1話が「case13」という変則構成だったので前回だけでは何がやりたかったのかがはっきりしなかったが、2話3話が「case1」「case2」と続いたおかげで、あとは話数通りに物語が進行することになるだろうということがほぼ確定した(まぁ、まだ話数シャッフルされる可能性もゼロではないが)。つまり、1話目で見せた「プリンセスと愉快なスパイ達」チームを結成してイチャイチャするまでを描いた物語ということなのだね。まぁ、すでに3話目にして4人が集まってお互いの理解も随分深まってしまっているが。一応「スパイと王女様の愉快な共謀関係」がサスペンスものとしての骨格を作りながら、「ルパン3世」とかそのあたりのクライムアクションに萌え要素を加味して現代風に仕立て上げたのがこの作品というわけだ。

 今のところ狙いは悪くない。今回は2話目でちょっと見せにくかったアクション部分が炸裂しており、「閉鎖された巨大な飛行兵器の中での大脱走」という、シンプルながらも見応えのあるシーンが展開されている。ぶっちゃけ細かい駆け引きなんかは割とテンプレなので雑といえば雑なのだが(アンジェはケイバーライトをもっているせいで割とチート気味なのがずるい)、まぁ、どうせ「スパイもの」をやるのだったら思いっきり派手な生き死にの物語を見せてもらった方がアニメとしては映えるしね。一応、要所で「スパイらしいタフさや狡猾さ」も見せてくれてるので、脚本はそつが無い。「スパイは嘘つき」という1話目からずっと引っ張っているメインテーマ(?)についても、茶飲み話での軽口も鉄火場でのペテンも、同列に「嘘」としてスルスルと紡ぎ出されているのでアクセントとして効果的。結局黒トカゲ星はどこにあるんでしょうね。

 今のところ、姫とアンジェの関係性だけがまだはっきりしていない要素ってことで、今後は2人の過去話を掘り下げながら、4人(+1人)でイチャイチャしていく様子が描かれることになるのだろう。トンデモイングリッシュな要素がそこまで有効に活用されてない気がするのは1話の時の感想から変わっていないのだが、まぁ、ベアトリスの存在自体が蝶ネクタイ型変声機なのだと思えば、そこそこ米花町の領域。あのくらいのフィクション感覚なのかも。なるほど、そのうち銀翼の魔術師とかが現れるかもしれないな。

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 いい最終回だった……第9話。もう、このシチュエーションがこのアニメのラストってことでいいんじゃないかな?

 今期は感想書いてるアニメが少なく、週に4本しかない。これは別に面白いアニメが少ないというわけではなく、残念ながら私生活のスケジュールが折り合わないせいである。ぶっちゃけ、週の頭の方が余裕があるのに、ほとんどのアニメが週末に固まってるんだよ。感想書いてないけど楽しんでるアニメとしては、たとえば「神撃のバハムート」とか「月がきれい」とか「覆面系ノイズ」があります。そして、これら3作品は初見の時点で評価が高かったものだが、1話目ではそこまで印象が良くなかったにも関わらず、ジワジワと関心が高まっているのがこちらの作品だ。

 初見の時は「ビルドファイターズのくせにバトルがめっちゃ適当やんけ! CGもそこまでこなれてないし、キャラも安易だなぁ」とか思ってたのに、話数を重ねるごとにバトルがどんどんどうでもいい要素になり、キャラどうしの絡みだけで攻めてくる展開になったので欠点はほぼ解消された。それに加えて、なんとCGメインだった作劇から少しずつ手書きパートが増えていくという謎進化。実は流し見してたせいで先週時点で気付いてなかったのだが、オープニングが劇的に格好良くなっているのね。ここまでのものが見せられるならアニメ作品単品として充分魅力的。あとは1話目からかっ飛ばし気味だったあおのキャラクターを周りのFAガールたちが盛り立ててくれるだけで言うこと無し。7人もいたらわちゃわちゃしそうなものだが、互いに食い合わずにきっちり役割分担出来ているのが良いね。ネタとしてはベタなものがほとんどのはずなんだけど、CGと手書きのアンバランスな混ぜ込みがかえって独特の味わいになっているし、FAガールたちが手書きになると純正の美少女キャラとして萌え度も高いことが今回のお話で判明したのだ。もう、ずっとこのまま学園生活を続けてくれていいんだぜ。個人的に好きなキャラは(あおを除くと)バーゼです。

 次回予告を見ても、一切バトルする気が無い内容……と思いきや、次回はバトルバトルバトル?! 多分、現状だともう適当なバトルでも割と楽しめそうなんだよなぁ。

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 今更そのタイトルなのかよ、第19話。まぁ、今回のお話に相応しくはあるのだが……これまで正面から対話しているようで全然向き合ってなかったんだな、この兄妹。

 一応名目としては薫子救出戦ということになるのだろうか。ただ、最も警戒すべき敵キャラであるはずのギーさんがなにやら楽しげにアズマの手助けをしており、今回の救出劇も仕組まれてるんじゃないかっていう出だしになっているせいであんまり爽快感が無いのが残念。未だにギーが何を狙っているのかが今ひとつわからんのだよなぁ。前回絶美さんに全部を任せたのも純粋にボーンヘッドだったのか、策略のうちなのかも謎のままだし。流石に今回のアズマへの対応を見ると、全部が全部彼の思惑の中だと考えた方が自然なのだよね。ただ、そうなると劇的な兄妹の再会シーンにしても、颯爽と現れた新走さんの登場シーンにしても、「まぁ、ギーは全部承知の上なんだけどね」って思うと興が冷めてしまうのである。そのあたりの設定がふわっとしたアニメだ。

 とりあえず、今回も緊迫したブランキ戦が2局展開されている。1つは、お留守番してる「心臓以外の人々」による礼央子防衛戦。心臓が単体で行動してしまうという、チーム王舞としては信じられない状況なのだが、残りの4人は誰もアズマの身勝手な行動に対して文句は言わない。そこまで織り込み済みでつきあえるくらいの関係性になったということだろう(どうせ止めても聞かないし)。まぁ、的場井さんたちがあんまり戦えないと言っている現状、流石に礼央子を放っておくわけにもいかず、アズマとしても苦肉の策ではあるのだが。

 しかし、そんな窮状に敵も黙っちゃいない。「何故か礼央子にご執心」らしいギーさんは追っ手を差し向けており、現れたのはかつて薫子にブランキをレンタルしていたチームのようである。ブランキVS単なるブブキ×4(+石蕗さん)普通に考えたらワンサイドゲームなはずなのだが、優しい石蕗先生のブブキレッスンにより、柊たちのパワーが強化された。まぁ、戦い方を変えたというだけでトータルの戦闘力は変動していない可能性もあるが、とりあえずデカブツ相手に生身で立ち向かう手段は手に入れた。イワトオシと柊はあんな感じだったけど、黄金ちゃんと右手ちゃんのチームとか、どういう融合を見せるんでしょうね。全員が心臓をフルオープンにしているってのもなかなかリスキーな状況だろうが。あと、石蕗さんがそれなりに戦力にカウントされてたけど的場井さんが単なるビビリ役になっちゃってるのがちょっと寂しい。黄金ちゃんに理不尽な「殺すぞ!」をぶつけられるおじちゃん可哀相。最後にもう一度、的場井さんの凛々しい姿が見たいですね。まぁ、炎帝復活は予定調和だから、そのうち完全体・チーム礼央子を見せてくれることを期待しておこう。

 そんなチーム礼央子の残りの2人は薫子のところへ。絶美「さん」と一緒に逃走していた薫子は無事にアズマと合流。すったもんだあったけど、まぁ、何となくわだかまりも解消して仲直り出来た……かな? 心臓が2人揃っても戦えないやんけ!ってところにレティシアちゃんが強襲してきたのでピンチかと思われたが、ピンチになったら最後のカード、新走さんを切ればいいだけの話である。以前的場井さんが「宗也は宗也で別なことをやっている」と言っていたが、彼が担当していたのはまさかのザンパザ強奪。えー、一体どんだけ中枢に潜り込んでたのよ。ロシアチームを虐殺してまでして確立させたオートメーションザンパザって、ギーさんの戦力の中でもかなり重要な一品だったのでは……。それをあっさりシステムの秘密ごと強奪してくる新走さん、すげぇ。そして、ザンパザの操縦云々に関して絶美さんがなんも知らない様子だったのが意外。あんた、あれだけ長いことギーの隣にいたくせに、そっちの進展具合は全然聞いてないんだっけ? とりあえず、新たなブランキを入手し、心臓だけで動かせるご都合システムも確率。とどのつまりは薫子の真骨頂ということである。一時は落ち込んでしおらしくなっていた薫子だったが、活躍の場と聞けば持ち前の顕示欲が黙っちゃいない。さぁ、「どこをどう見ても実の兄妹とは思えない2人」の共闘、ここからがクライマックスだ。

 なお、チームアメリカは相変わらず元気です。まる。

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 祝! 絶美さん復活!! 第18話。ぶっちゃけ、この一瞬が見たくて2期目を見守り続けてきたといっても過言ではない。いやー、やっぱりあのコスプレはどう考えてもおかしいよなー。

 薫子さんの転落人生もここで一応はストップでしょうかね。前回の炎帝大炎上からは辛うじて抜け出すことに成功したが、炎帝を使いこなせず、さらに反旗まで翻したとなれば、そりゃぁギーさんから愛想つかされるのは当然のこと。元々利用出来るだけ利用してポイの予定だったのだろうけど(そもそもブブキ使いを生かしとくとは思えないし)、今回の一件で思いの外早く二人の訣別の時が訪れてしまった。最後まで紳士的な優しさを見せてあげようとおしゃれな暗殺器具を駆使するギーさんに対し、薫子はファックの精神で応えてみせる。まぁ、年頃の女の子に唾を吐きかけられるってのも人によってはご褒美に見えるかもしれませんが……。結局、熱心なブランキ研究の末、薫子本人が必要ないことも分かってしまったので、ギーさんは薫子の首から下はポイしちゃう予定。ここまでは順調な悪役っぷりなのだが、肝心要の処刑執行によりによってご自慢の秘書を選んでしまうあたり……いや、どうなんだろうなぁ。ここまでのギーの態度から考えるに、隣にいる女が礼央子の腹心だってことは分かってたきらいもあるんだよなぁ。その上で薫子の処置を任せたのは、まだ裏切らないと踏んでいたのか、それとも薫子を解放するところまでがシナリオに織り込み済みなのか。流石にここで薫子を手放すことにメリットがあるとは思えないし、単にギーさんの大ポカに見えるのだが……それだとちょっと情けないわね。

 でもまぁ、あんだけ物静かで理知的だった秘書子さんが、天下一のファンキービッチ、間絶美さんだとは思わないのかもしれないなぁ。我々だって、声のおかげでモロバレではあったが、その情報がなかったら案外気付かなかったかもしれないし。まぁ、当の本人も随分無理していたようで、解放シーンのときの弾けっぷりはまた格別。……いや、いつも通りのテンションかな。絶美さん、1期だと正体明かしてからの展開があまりにショボかったので(よりによって柊なんかとライバル関係設定されたせいである)、解放され、なんだか息の合いそうなナイスパートナー・薫子を見つけたことで思い切り吹っ切れることに期待したい。何しろ同僚の的場井さんはここまで実にいい活躍を見せてくれてますしね。まぁ、今回は石蕗さんと一緒に女の子にボコボコにされちゃう可愛そうな役回りでしたけど。まー、あの2人はこれからでも本気出せば結婚くらいは出来るんじゃないかねぇ。ほら、石蕗さんの場合は静流っていう選択肢が……ないかな? とにかく、こうして礼央子四天王の皆さんが活き活きとネタを提供してくれているのを見ると、最後の1人である新走さんにもさっさと帰ってきて欲しいところですね。ここまで溜めたってことは、一番おいしいところで(多分木乃亜のピンチで)駆けつける役割になるのかねぇ。

 そんな礼央子サイドの活躍に比して、パッとしないのは僕らの主人公、アズマ。いや、別に悪いことしてるわけじゃないんだけど、礼央子さまを前にしての蝶々探しのエピソードとか、なんか、正義の味方の余裕というよりは、「この期に及んで緊張感のないガキ」にしか見えないのよね。やっぱチーム王舞の面々はアズマのせいで割りを食ってる気がする。まぁ、まだまだここからが活躍の本番ですけどね。とりあえず、このまま絶美さんと薫子が脱出してきたら、愉快なメンバーでの合流チームが結成されることでしょう。礼央子が炎帝にのらない選択肢はなさそうだが、そうなったら薫子はどこで何したらいいんだろう。

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 リアルロリババア言うなし、第17話。まだ40歳くらいなんでしょ? ロリババアっていうともっと妖怪じみた歳のキャラのことを言うんでないのかい。なお、中の人である潘めぐみは「ニンニンジャー」でリアルショタジジイ(意訳)みたいなこともやってました。

 礼央子奪還戦は思ったよりもあっさりと片が付きました。敵拠点には諸々のブランキがあわせて3体も待ち構えていたというのに、実質的に王舞が戦うことはほぼ無く、薫子の造反により敵群勢内での内輪もめの形に乗じることに。せっかく的場井さんたちが色々と策を練ってたのに、相手陣営が割とグダグダだったせいで全部無駄になった。まぁ、結果オーライだから問題は無いのだが。

 これまでもずっと自分の在り方について悩んでいた薫子だったが、ようやく正式にギーへの造反の意志を固めたのは、チームロシアの死を知ってしまったため。流石にあれを見てしまった後ではどれだけギーが大義名分を囁こうにも従うことに抵抗はあるだろう。まぁ、彼女がもっと早くにそうした決断をしていればロシアの面々も可愛そうな目に遭わずに済んだかもしれないわけだが。しかし、なんでギー達はロシア組の遺体をわざわざ確保しているんでしょうね。彼らの言うこと(ザンパザはもう操縦者が必要ない)が本当なら、彼らの死体なんて放っておいて良かったと思うのだが。わざわざ5人全員を回収、保管してるってことは、素直に考えたら生存フラグですかね。まぁ、この後ギーに操られたゾンビ状態で再登場することも込みでだが。出来れば今作は少年少女の犠牲者は出てほしくないからねぇ。

 その他のチームについても、ロシア組が抹殺されたことを知って動揺する。チームイギリスのレティシアさんは、ギーの欺瞞を理解した上で、それでも自分の夢を叶えるために戦い続けると宣言。身体が不自由な少女に対し、その治療を餌に使役するとかいう夢のような下衆シチュエーションである。確かに不老不死の炎帝の力は表面的には魅力的に見えるわけだが……その直後の礼央子の態度を見てしまうに、レティシアちゃんもなかなか業が深いことが分かるのである。根が真面目なだけに、彼女の葛藤も今回の顛末だけでは終わらないであろう悩ましい問題。ちなみにチームイギリスはパーツの1名しかしゃべってないので、実質2人チームである。まぁ、全部のチームで5人それぞれのキャラを設定していくのはしんどいし、あんまり意味無いしな。

 そして、そんなレティシアとの交流が素敵なんだかアホなんだかよく分からない、愛すべき我らがチームアメリカ。エピゾさん、「心臓はものを考えない!」はけだし名言ですな。普通はこういう台詞って冷徹なキリングマシーンみたいなヤツが吐く台詞だと思うのだが、こいつの場合は純粋に「馬鹿だから」こういう台詞が言える。逆に格好良い。アメリカの残り4人はリーダー(?)のこの対応をどんな気持ちで見てるんでしょうか。好き勝手に暴れるだけ暴れておいて、ギーの真実とやらを吹き込まれてあっさり信じ込み、さらにレティシアのお悩みを知って「戦う目的」を見定めてしまう……うーむ、勝手だ。でもまぁ、そこまで含めての愛されキャラ……なのかな? 男の子ならこれくらいで良い気もする。

 で、そんなアメリカ・イギリスを相手取って戦うのが薫子なわけだが……ボチボチ限界ですね。炎帝強いなー。目の前で焼け落ちる炎帝を見て、レティシアちゃんは何を思うんでしょうね。流石にもう望みは無いと思うのだが……。いくらなんでも薫子がこのまま死ぬとかいう展開にはならないだろうが、その場合は救出してくれるのはエピゾたちだよね。そうすると、結局全ての主要ブランキがギーを裏切ることになっちゃうんだけど、今後のギー陣営は何をもって戦うんだろう。まぁ、まだいっぱいブランキの控えはあるんだろうけどさ。のんびり畑仕事してていいんですか。あんたの秘書さん、すこぶる怪しいよ。

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 祝・礼央子四天王生存確定! 第16話。いや、知ってたけどね。的場井さんが無事な時点で他の3人も生きてるに決まってるしね。まぁ、ハザマさんがどこにいるかなんて知りませんけどね。えぇ、知りません。相変わらずこすっからい方法で相手陣営に乗り込むのが好きなおばちゃんお姉さんだよね……。

 謎の温泉回。今作はちょっと油断するとすぐにロードムービーみたいになるという謎の適当シナリオがあり、1期では電車に乗っての移動しながらバトル、今回は的場井さんが用意した飛空挺で一気に目的地(フランス?)を目指すも、その途中でちょいと温泉地に立ち寄ることに。なんであそこで墜落したのかは明確には説明されなかったが、リンズの影響が云々って言ってたから今回登場したオールドブランキに引っ張られたってことなのかな。それなら一応偶然ではなくて必然の出会いだったとはいえるのだが。それでも静流がなんであんな風に地面に大穴を開けたのかは謎だし、地元の女の子があそこで行き倒れていた理由も謎。その辺は全部「何となく」で処理してしまうのがこのアニメのあんまりよくないところである。まぁ、気にしなきゃいいだけなんだけどね。もちろん、あそこに温泉があったことには明確な理由がありますよ。「てこ入れ」っていう。残念ながらこのグラフィックの水着姿はあんまりそそられないのだが……。個人的には木乃亜や静流の水着よりも黄金ちゃんの幼女水着の方が希少価値が高くてよろしい気がします(黄金ちゃん、あれでも全員同い年だから16歳やで)。

 偶然のような必然の出会いによってあっさりと説明されるブランキの成り立ち。今期は「星の巨人」というサブタイトルがついていることからも分かるが、ブランキは他所の星からやってきたいわゆる異星人。ウルトラマンにおける「宇宙人」のように、そのサイズは決して地球人類と同じではなく、純粋にでかい状態でこの星にやってきたらしいが、残念ながら環境が肌に合わず、放っておくと「脳が腐る」という非常に残念な移住計画に。その結果、穏健派のブランキは身体から四肢を解体、さらに脳の代わりに現地人に「心臓」を預けることで生体機能を維持し、地球人に寄り添って生きる道を選択。対して強行派は地球人に隷属することを拒否し、そのまま脳が朽ちて「首無し」になってしまったという。どっちの人生でもブランキの自我を考えるとあまり幸せとは思えないが……でもまぁ、右手ちゃんやイワトオシあたりがブブキ使いと上手くやってることを考えるなら、やっぱり地球人側としては共存を望んで欲しいかなぁ。今回登場したテュロクさんは残念ながら否定派だったようだが、辛うじて未だに脳を残している希少種。ロシアの極寒気候が品質保持に一役買ったんだろうか。どうやら彼女(彼かな?)も間もなく朽ちる運命にあるようだが、事実関係を全部アズマたちに伝えたのであとはお役ご免である。正直これだけ引っ張られた「ブランキの正体」については、アズマたちも汀からそのくらいの真相は事前に聞いておけよ、って思ったけども。別に隠す必要がある内容でもないしな。この世界の大人達は、こうしたブランキの真実についてはどれくらい知ってるんでしょうかね。

 個人的には、今回の旅の光景では温泉での水着とかよりも的場井さんと黄金ちゃんの微妙な距離感が好き。決して心を許そうとしない黄金ちゃんだが、なんだかんだで船には乗り込んでるし、以前のように敵対心むき出しってわけでもないしね。木乃亜さんも宗也の生存を聞いて心なしか嬉しそうでしたね。やっぱり礼央子四天王との関係性が見てて一番楽しいや。

 そうそう、そんなほんわかムードの主人公チームとテンションが全然違うのは、チームロシアの面々でしたね。なかなか壮絶な全滅エンドを向かえてしまったわけだが……どうなんだろ、流石にあの展開じゃぁマジで死んでるかな……。心臓1人だけ生きててもしょうがないしな……。なんか、テュロクさんの話を聞いて右手ちゃんたちとのほっこりシーンを観たあとだけに、ブブキの洗脳・裏切りによる惨殺エンドってのは結構キツいものがあるよなぁ。まだまだたくさんチームはあるが、残りの面々は大丈夫なんでしょうか。

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 これはなかなかキますね、第4話。女子小学生にも容赦無いのは「なのは」シリーズの伝統といえば伝統。

 ここまでのストーリー、単に貧乏学生が格闘技に目覚めていくまでを描いたスポ根の導入としてとてもとても平凡だったので特に食指も動かなかったのだが、今回はライバルキャラ・リンネの成り立ちを描いた過去話が結構エグい。人間の汚い部分は遠慮せずに徹底して汚く描いてくれるのはとても良い方向性だと思います。まぁ、どうせここからリンネがフーカの力で浄化されていくお話になるに決まっているわけだが、それでもやっぱり、「悲しい過去を背負った孤独なマシン・ファイター」っていう設定がきちんと成立するかどうかは大事な要素なわけでね。

 今回のお話もテンプレといえばテンプレなのだが、リンネが悲劇を背負ってそのまま被害者面で終わるわけではなく、最後にきちんとお礼参りしにいくシーンがすげぇ鮮烈。あそこのワンシーンだけで一気にお話が引き締まったし、リンネの確固たるキャラが固まったと思える。その前のシーンのいじめっ子のボコラッシュもそうだが、元々格闘技アニメなので蹴りのモーションなんかは割と体重がのってて良い動きをしている。普通は闘技場の中で対戦相手に繰り出されるべき体術なのだが、それが小学校の昇降口で、同級生の顔面に叩きつけられるだけで一気に事情が変わる。そして、事前にリンネが受けていたいじめがあまりにもひどすぎて「これ、小学生がやっていいレベルじゃねぇだろ」って思っていたところだったので、残虐非道な彼女のリベンジも、一切理不尽な印象はなく、どれだけひどい仕打ちでもちょっとすっきり出来てしまうのだ。彼女の心中を計るに同情する以外はないが、ここからあの完全無欠のファイターが出来上がったのだとするなら、なかなかどうして、皮肉なものである。

 この忌まわしい思い出以降、リンネはただひたすら技を磨き続けてきたのだろう。そんな孤独な彼女の心に、フーカは立ち入る事が出来るのだろうか。今後の丁寧なドラマ作りに期待したい。

 

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