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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「夜のクラゲは泳げない」 6

 クラゲ好きの女子高生のCVが豊田萌絵じゃなく伊藤美来の方なので脳がバグる……。しかも相方の名前が「花音」っていう……。まぁ、あっちはもう女子大生になっちゃいましたがね。ふえぇ〜。

 ものすげぇ予断だけで書いてしまうと、「企画としては『よりもい』の後追いがしたいんじゃないかな」というのが第一印象のオリジナルアニメ。何者にもなれず、何者かになりたいふつーの女子高生。それが何かに立ち向かう強さを持った友人と出会い、目標を見つけて歩きだす青春ガールミーツガールストーリー。類型といえばそれまでだが、背景に強く「よりもいの持つ強さ」みたいな下支えを感じた。別にこれはくさしてるわけでも揶揄してるわけでもなくて、よりもいという傑作をさっさとここであげてしまうことでハードルを爆上げし、そこに追いつけ追い越せでいい作品になってほしいという期待の表れである。少なくとも、1話目からはそれこそ「何かを成してやろう」というスタッフの意思みたいなものが感じられた。

 野暮とは思いながらもあえてよりもいと比較すると、大きな違いはまず主人公のまひるがキマリとは違って過去に「何かを成した」経験が一応はあるということ。絵を描けるというのは明確な才の1つであり、この度歌い手・花音と出会って「絵+歌」の何かしらコラボレーションみたいなものから立身を目指すストーリー。南極に行くのは随分突飛な目標だったが、こちらの作品の「なんとなくネットでバズる」は現代の若者の価値観にもフィットしやすく、理解が及びやすい設定と言えるかもしれない。脚本は「弱キャラ友崎くん」の屋久ユウキが担当、監督の竹下良平氏という名前は認識していなかったが、確認したら過去の監督経験は「エロマンガ先生」のみなのでまだ未知数か。そして制作担当は動画工房。一時期とんでもない作画も飛び出していて不安視されていた動画工房だが、ここ最近で再び浮上。今作も色彩の風合いが気持ちよく、さまざまな要素で期待を煽る見応えのあるカットも出てきている。奇しくも動画工房は「高橋李依ステージ」作品を2作続けて担当することになったんやな。

 タイトルにも冠した「クラゲ」というモチーフをどのように活かすかが1つのキーになりそうで、例えば1話目だと壁画の部分だけが目立つが、個人的な思い込みレベルだと花音がまひるに音源を聴かせた後に2人の足元にだらりと垂れる有線イヤホンの影がどこかクラゲの足(触手?)を思わせる残光を描いていたのが印象的。いい作品になるといいなぁ。

 追伸:ネット経由でアドバイスする参謀ポジションの富田美憂、いいよね。

 
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