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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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ウサギがおいしいとこ全部持って行きやがった、第4話。ほら、やっぱり今回でこの作品も本気出してきたぞ。

 個性的な面々が集う妖館。これまでも野ばらや連勝など充分面白いキャラクターが出てきていたわけだが、今回は更に、ほぼ館の住人を網羅する勢いで新キャラ(正確には、これまで画面の端々にいた連中もいるけど)が大挙して、予想通りに賑やかな展開になった。「長屋もの」であり、ギャグ多め、チビキャラ多め。そりゃもう、大好きですよ、こういう話。

 新キャラは、下手したら凛々蝶よりも(見た目に)可愛らしい豆狸・卍里と、そのSSであるウサギ野郎・残夏。チビキャラになると可愛らしいのは当然なのだが、豆狸なんて、日本妖怪の中でも花形のマスコットキャラですよ。いや、金玉広げるとグロいけどさ。とにかく、この作品でもちょろちょろと動く狸の愛らしさは作品にマッチしていて素晴らしい。そして、そんな狸で遊ぶのがウサギである。丁度「カチカチ山」みたいな取り合わせなのね。基本的に変態宮野キャラはかっ飛ばしすぎてウザくなるのだが、このウサギもご多分に漏れずウザい。ただ、そのウザさが最後に流れたエンディングで全部ネタとして振り切れた感があり、「まぁ、こういうのもいいか」という気分にさせられる。

 その他、豊崎ボイスのコロポックルは変化球じゃない真っ直ぐな萌えキャラ。最近は豊崎キャラも色々とバリエーションが増えていたので、真っ正直なキャラ作りは案外久し振りです。これで軽音部員が2人揃ったわけだ。まぁ、RO−KYU−BUメンバーは既に3人いるけどな。その他、だいちゅうボイスのオカマとか、いかつい顔の猫耳キャラ、変なリーマンなど、癖の強そうなキャラがてんこ盛り。これだけでもしばらく引っ張れそうなセッティングである。なんか、「とにかく変なキャラ出してれば何となく話になるよ」っていうシナリオ設計は「ジャングルはいつもハレのちグゥ」とか「荒川アンダーザブリッジ」に通じるものがある気がするけど、ガンガン系作品のスタイルなんでしょうかね。

 そして、これだけ色んなキャラが出てくるとどうしても焦点がぼやけてしまいがちだが、この作品の場合には「とにかく最優先で描くべきは凛々蝶」というラインが維持されている。チビキャラになって一番可愛いのは当然凛々蝶だし、野ばらにいじられた時の阿漕な萌え演出なんかも小ずるい。「ツンしゅん」キャラもだんだん定着してきており、悪態をつくのに基本的に良い子、というセッティングが絶妙な味になっている。卍里との初対面挨拶の時とか、散々憎まれ口を叩いておいて険悪なムードになったと思ったのに、自己紹介する時はちゃんと「凛々蝶です」って丁寧語なんだよね。おかげで予測している「平易な」会話パターンから逸脱するので、そのズレがこの娘独特の味わいになっているのです。

 そして、最後は原因不明の「不整脈」に悩み1人部屋で悶々とするシーン。文字を織り交ぜてちょっと浮いてるみたいな妙な演出になってたのがいいのか悪いのか分からん(今回の単一エピソードとしてはちょっと合わなかった気もする)が、凛々蝶様の吐息を静かに聞く、というフェティシズム溢れるプレイだと考えると、これはこれで行き届いた心配りである。里菜ちゃんの吐息を延々聞くだけのプレイとか、是非バイノーラルで収録していただきたい。我ながら気持ちの悪い感想だが、声優ファンブログとしては正しい結論だ。

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