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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<赤>

 

Act of Treason/反逆の行動(GTC)」 C

 まぁ、ほら、そういう枠だし。

 

Canyon Minotaur/峡谷のミノタウルス(M13)」 C

 ミノタウルスが集まるセットと聞いて、こいつが黙ってるわけがない。たとえ3マナで能力が2つもついてる別なミノタウルスが世界にいようとも。

 

Chandra’s Outrage/チャンドラの憤慨(M12)」 C

 チャンドラの怒り方が元に戻った。まぁ、憤怒の方が使いにくかったし、リミテッド的にはありがたい判断である。

 

Chandra’s Phoenix/チャンドラのフェニックス(M12)」 R

 お怒りとともにこちらも帰還。結局そこまでの活躍は見せなかったカードだが、イゼットが頑張れる今ならラルさんとの共闘もあり?

 

Demolish/破砕(AVR)」 C

 もう土地を壊す呪文で贅沢言わない。このカードがまだ使えるだけでも感謝することにした。

 

Dragon Hatchling/ドラゴンの雛(M13)」 C

 史上最小ドラゴンの再録。ちなみに最軽量ではないのがポイントである。

 

Flames of the Firebrand/炬火の炎(M13)」 U

 チャンドラのご威光を示す強力なアンコ火力。まぁ、強力っつってもあんまり構築とかで見かけた記憶はないんだけどさ。

 

Goblin Shortcutter/ゴブリンの近道抜け(ZEN)」 C

 一部の赤単で実績があったりする名脇役。ゴブリンが頑張れる世界になれば日の目を見る可能性はあるのだが……

 

Lava Axe/溶岩の斧(M12)」 C

 そらよっ!(2年ぶり)

 

Lightning Talons/稲妻の鉤爪(ALA)」 C

 なんか意外なとこから地味なオーラ。いや、当時もそれなりだったんだろうけども、アラーラ当時は除去が多くてオーラは割と空気だったんだよなぁ。

 

Pitchburn Devils/燃え投げの小悪魔(ISD)」 C

 リミテッドではそこそこ人気があった歩く火力。「ボガーダンの炎魔(10ED)」が基本セットリミテッドで強かったんだから、そりゃこいつだって。

 

Shiv’s Embrace/シヴの抱擁(M11)」 U

 抱擁サイクルでこれと白のセラだけ何回か再録されているのはなんでなんだろう。まぁ、被覆付与とか、今更再録されないだろうけどさ。

 

Shivan Dragon/シヴ山のドラゴン(M10)」 R

 実は意外と久しぶりの復帰。今見ても、地味ではあるが弱くはないのが偉い。ただ、今回神話の新人とキャラが被りすぎているという難点が。タッグを組めということなのだろうか。

 

Shock/ショック(M12)」 C

 おかえり! 

 

Smelt/溶解(M13)」 C

 「摩耗/損耗」入れておけばいいんじゃないかな。あ、でも今回はダークスティールも復活してるので、フレーバーのコスさんの台詞の意味が分かりやすいぞ。

 

Thunder Strike/雷の一撃(M11)」 C

 火をつける怒り(M10)」(修正が+1)→「雷の一撃(M11)」(修正が+2)→「殺戮の叫び(M12)」(修正が+3)→「火をつける怒り(M13)」→「雷の一撃(M14)」。なにこの誰も得しないローテ。

 

Volcanic Geyser/溶岩噴火(M13)」 U

 意外にも2年連続登板になった。リミテッドでパック開けた時のコレ引くしかない感は異常。

 

Wild Guess/野生の勘(M13)」 C

 これ、出た当初はすごく好みのデザインだと思ったんだけど、いざ使ったらやたらしょんぼりだった記憶がある。イラストの穴の奥にいるのが「概念泥棒」とかだと立ち直れないだろうな。

 

Wild Ricochet/野生の跳ね返り(LRW)」 R

 いつもなら「余韻(M13)」がいるはずのコピー枠に、突如ローウィンの巨人のおっさんが登場。書いてあることは弱くないんだけど、ローウィン当時も大して使われておらず、「公式ハンドブックで真木孝一郎が効果を勘違いして書いていた」という妙な記憶しか残ってない。




Academy Raider アカデミーの略奪者 (2)(R) C

クリーチャー・人間、戦士

1/1 威嚇

〜がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは手札を1枚捨てても良い。そうしたなら、あなたはカードを1枚引く。

 今現在のアカデミーってどこのことなんでしょうね。基本セットってシャンダラーのカードが多い気がするから、ひょっとしたらあそこにもウルザとかバリンみたいな偉い先生方がいるのかもね。さておき、そんなアカデミーがある次元だけど、残念ながらこいつは生徒じゃなくて略奪者だ。しかも何をかっぱらってきたかというと、青が得意としていたルーター能力の赤バージョンである。1マナ重いとはいえ、リミテッドで大人気だった「コー追われの物あさり(TSP)」の近縁種。使われない理由は無い。赤は色々賢くなったな。

 

 

Awaken the Ancient 古きものの目覚め (1)(R)(R)(R) R

エンチャント・オーラ

エンチャント(山)

エンチャントされた山は、7/7で速攻を持つ、赤の巨人・クリーチャーである。それは引き続き土地でもある。

 よう見ておくんじゃよ、あれがこの地に伝わるダイダラホウシっちゅう奴じゃ。山に腰掛けて湖で手を洗うような奴じゃ。「7/7ってエムラクールとかの半分だし、そこまで大したことなくね?」とか思うかもしれないが、同じ7/7の「超大なベイロス(M10)」はその餌として「小都市」なんてのもあがってたクラスなので、そりゃぁよく食うしでっかくもなる。必要な準備はまとまった数の山。普通に考えるとこの設定で速攻を持ってる意味はあんまり無いのだが、一応出したターンに殴るためには5枚の土地と4枚の赤マナが必要ということだ。そう考えるとギリギリこれでもアリな設定かもしれないが……いやぁ、やっぱりでかいし強いよな。「生きている地形(8ED)」が可哀想になるな。そしてエムラクールってやっぱりおかしいよな。

 

 

Barrage of Expendables 消耗品の弾幕 (R) U

エンチャント

(R)、クリーチャーを1体生け贄に捧げる:〜は対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に1点のダメージを与える。

 ゴブリンの砲撃(TMP)」のほぼ下位互換。設置マナは軽くなっているが、起動の度にマナが必要なので、利便性で言ったら先輩の足元にも及ばない。まぁ、様々な環境のコンボで暴れ回った化け物カードと比べるのが酷なだけであって、このカードだって充分強い部類に入るのだが。どんなクリーチャーでも火力になるのでとにかく数を増すデッキで使うとおそろしい制圧力を誇る。今回は同じ赤のアンコモンに「要鉄の再誕」なんてトークンを増やすカードもあるし、リミテッドなら充分引く価値があるだろう。お家芸の誘拐スペルの破壊力が格段に上がるのも見逃せない。構築ではサクり台としては0マナ起動の貴種あたりが鉄板だが、色の問題もあるし、純粋に制圧力を期待して使ってみるデッキもひょっとしたら出てくるかもしれない。

 

 

Battle Sliver 戦闘スリヴァー (4)(R) U

クリーチャー・スリヴァー

3/3

あなたのコントロールするスリヴァーは+2/+0の修正を受ける。

 「断骨スリヴァー(TSP)」の新盤。アンコモンになったおかげでサイズアップを果たしたが、当然コストは5マナである。時のらせん環境時には似たようなポジションに「増力スリヴァー(TSP)」がいたわけだが、流石にあそこまでのはっちゃけ具合ではない。ただ、今回赤には手軽に先制攻撃を付けるコモンスリヴァーもおり、パワー増強は割と洒落になってないという話もある。5マナでこれが着陸するタイミングが、勝負が決する時になる。もう、みんなこれ引いて「スリヴァー行こう」とか思っちゃうんでしょ? そんで卓に3人くらい同じこと考える人がいてあぼんなんでしょ? 知ってるわ。既に通過した道だわ。

 

 

Blur Sliver 収差スリヴァー (2)(R) C

クリーチャー・スリヴァー

2/2

あなたのコントロールするスリヴァーは速攻を持つ。

 ハートのスリヴァー(TMP)」の新盤。もしくは色が戻った「反射スリヴァー(PLC)」の新盤。「火跡スリヴァー(TSP)」も合わせると、なんと史上4体目の速攻付与スリヴァー。3マナ2/2なので普通の速攻クリーチャーとしても案外馬鹿に出来ない。そして、その後に登場するスリヴァー、つまりより影響力がでかいスリヴァーが更に速攻である。これを入れておくと「不死の隷従」を駆使したスリヴァーリアニメイトとか成立しそうで怖い。

 

 

Burning Earth 燃え立つ大地 (3)(R) R

エンチャント

プレイヤーがマナを出す目的で基本でない土地をタップするたび、〜はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。

 時折赤や青に登場する、ノンベーシックランドいじめの新作。骨子としては「魔力のとげ(M12)」の限定版といったところで、コストも同じである。ラヴニカ全盛のこの世界、色を広げるデッキがほとんどなので、当然のことながらデッキのノンベーシック率は無闇に高い。そこで、自分は赤単などのシュートなデザインにしてこのカードを全力でぶっ込めば、相手はマナを出すだけで勝手に死んでいくという素晴らしい結果が待っている。今後のサイドカードとしてはかなり有力な1枚になるのではなかろうか。赤単のパワーは衰えることはないだろうしなぁ。

 

 

Chandra, Pyromaster 紅蓮の達人チャンドラ (2)(R)(R) M

プレインズウォーカー・チャンドラ

<+1>:〜は、対象のプレイヤー1人と、そのプレイヤーのコントロールする最大1体までのクリーチャーに、それぞれ1点のダメージを与える。このターン、そのクリーチャーではブロック出来ない。

<0>:あなたのライブラリの一番上のカードを追放する。このターン、あなたはそれをプレイしても良い。

<-7>:あなたのライブラリを上から10枚追放する。その中からソーサリー・カードかインスタント・カードを1枚選び、それを3回コピーする。あなたはそれらのコピーを、マナコストを支払うことなく唱えても良い。

 元祖プレインズウォーカー5人衆の中では、残念ながら「使えない方」という烙印を押され続けているのがこのチャンドラ姉さんである。日本ではコミカライズなんかもされているわけだし、もうちょっともえキャラ(上手いこと言った)として持てはやされてもいいはずなのだが、いかんせん、カードの狙いがどこかずれている。初代はそれなりに強い5マナのソーサリー火力だったが、2代目は6マナと重たいのが苦しい上にプラス能力がアドバンテージを取れないという構造が受け入れられず、3代目は反省して一気に軽くなったが、軽さ故に盤面に与えるインパクトが足りず、結局構築レベルには至らなかった。「そもそも速攻メインの赤っていう色はプレインズウォーカーに合わないんだよ!」という不平不満も、アジャニやコスが結果を残してしまっているのでむなしいだけ。なかなか可哀想な主人公である。

 さておき、今作も4マナというコストで四度目のアピールを狙う。プラス能力は先代と似たようなデザインだが、ダメージを飛ばせる対象が2つに増えた上に、クリーチャー相手ならばブロック抑制まで出来るので一気にパワーアップ。気付けば初期忠誠値まで増えているので、置いた時のインパクトは増した。ただ、「実際には4マナのカードを置いた時点で1点ダメージはほとんど意味が無い」という難点を解消していないのが不安の種だ。まぁ、盤面に触りながら相手プレインズウォーカーを妨害出来るようになったので、受けはかなり広いし、除去にならずともクリーチャーの進軍はサポート出来るようになったので、これまでのシリーズ中では一番初動が安定しているのは間違いない。このプラス能力だけでも、充分デッキインは狙えるはず。そして、2つ目の能力はマイナスではなくてなんと0であり、アドバンテージ能力になっている。結局この能力がどれくらい運用出来るか、というのが強さを分けるポイントになってくるはず。土地がめくれたら宇宙な気がするし、デッキをちゃんと選べばアドが取れる確率はかなり高い。「未来予知(FUT)」やらが自動で行っていたことを毎回起動型能力でやるってのも馬鹿馬鹿しい気もするのだが、実際これが「1ドロー」だとしたら誰もが喜んでチャンドラをプレイするだろう。そう考えると、実はこの能力、かなり期待値は高い。まぁ、上2つが綺麗に決まった分、最終奥義の適当さは気になるところだが、どうせ0能力をメインで回せば忠誠値はそんなにたまらないから気にしなくても良いだろう。もし使うなら、是非ともデッキに「時間の熟達(AVR)」なんかを入れて「ラルさんとかオワコンだし」と強がってみよう。「好機」で12枚ドローしてもジェイスさんに笑われるだけなのでちょっと損した気分。

 

 

Cyclops Tyrant サイクロプスの暴君 (5)(R) C

クリーチャー・サイクロプス

3/4 威嚇

〜ではパワーが2以下のクリーチャーをブロック出来ない。

 暴君! タイラント! すげぇぜ! 過去に暴君といったら6/6飛行トランプラーで二段攻撃持ちだったり、呪文唱えるだけでクリーチャー戻しまくったりしてたもんな! 今回の暴君だって無茶するぜぇー。なんと、ブロックされにくい3/4だ! その代わり暴君だからブロックに参加もしにくいぞ! うん! 普通のアンコ!

 

 

Dragon Eggドラゴンの卵 (2)(R) U

クリーチャー・ドラゴン

0/2 防衛

〜が死亡したとき、2/2で飛行を持つ、赤のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「(R):このクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修正を受ける」を持つ。

 過去の先輩は「ロック鳥の卵(M12)」と「ルフ鳥の卵(9ED)」の鳥さんコンビ。元々赤のネタだったのを白がパクった形だったが、今回より赤らしく、ドラゴンの卵になって帰ってきた。卵から出てくるのは「焼炉の仔(M13)」で4マナだから、別にこれ使わないで最初からそれ出せば良かった気もするな! 今更気付いたけど、ルフ鳥の卵って防衛ついてないからやろうと思えば卵パンチも出来たんだな。「半熟英雄」っぽい。更に気付いたけど、こいつらって卵の状態で既にクリーチャータイプは鳥とかドラゴンなんだな。まぁ「卵」ってタイプにするのも変だから別にいいんだけど。こんな形でもドラゴンってことは、「ヴァルカスの災い魔」のダメージ水増しとかにも使える。「ジャンドの暴君、カーサス(ARB)」にパクられる。あとサルカンが欲情する。

 

 

Fleshpulper Giant 肉潰しの巨人 (5)(R)(R) U

クリーチャー・巨人

4/4

〜が戦場に出たとき、対象の、タフネス2以下のクリーチャー1体を破壊してもよい。

 どっかで見たような気もするのに実は珍しい「タフネス2以下のクリーチャー」という制限。最近「空印のロック」が戻していたわけだが、過去にこの制限を探したら「遍歴の宿命語り(TSP)」がタップしていたくらい。なんでこのコスト、このサイズの巨人のくせにこんな弱い者いじめをしたいのかは謎。タフネス低いクリーチャーなら火力で焼けばいいんだから、わざわざこんな奴に頼らんでもええやん。いや、アド取れるファッティなんだからそれなりかもしれないけどさぁ。「瘡蓋族の巨人」とかの方が圧倒的やんね。

 

 

Goblin Diplomats ゴブリンの外交官 (1)(R) R

クリーチャー・ゴブリン

2/1

(T):各クリーチャーは、このターン可能ならば攻撃する。

 ゴブリンに外交を任せるとこんな感じになりますよ、という分かりやすい実例である。イラストでも分かる通りにとにかく煽り力は半端無く、敵軍は全軍が怒り心頭で突っ込んでくる。これ、外交ちゃうやん。赤の攻撃強制能力はお馴染みのものなので普通のカードにも見えるが、実は相手全軍に攻撃を強制するのは結構レアで、かつてこれを実現させたクリーチャーは煽りの天才「卑血の芙巳子(BOK)」だけである。相手に全力パンチされることでこちらにどの程度の損害が出るのかは定かでないが、タップ一つで相手ブロッカーをほぼ消し去ることが出来るのだから、赤にとっては願ったり叶ったりであろう。小さいながらも割と危険な香りのするカード。これでゴブリン支援が整えばなかなかの駒なのだが、テーロスはあんまりゴブリンにスポットが当たる気がしないな。

 

 

Marauding Maulhorn 無法の槌角 (2)(R)(R) C

クリーチャー・ビースト

5/3

〜は、あなたが「獣の代言者」という名前のクリーチャーをコントロールしていない限り、可能ならば各戦闘で攻撃する。

 妙なマストアタック制限を課された赤らしいパンチャー。マストアタック制限は、たとえば「血の峠の狂戦士(M11)」にはデフォでついていたし、マナレシオを考えれば1マナ重い「狂戦士」よりもこちらの方が優秀。「暴れ玉石」の活躍を考えれば。このカードだって使いどころは多いだろう。一応、緑のコモンに登場した「Advocater of the Beast/獣の代言者」がいれば、攻撃しなくても良くなるし、おまけに相方の能力でステータスまで膨れあがっていく。どちらもコモンということで、リミテッドならグルールで組んで狙うことも少なく無いだろう。……なんか、あんまり基本セットっぽくない面倒なギミックなんだけど……いや、逆にこういう限定されすぎたギミックは拡張セットだと人気がないから、こっちの方がいいのかね。

 

 

Mindsparker 精神灼き (1)(R)(R) R

クリーチャー・エレメンタル

3/2 先制攻撃

いずれかの対戦相手が白か青のインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、〜はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。

 赤の敵対色ヘイトレアは、ストレートなエレメンタル。3マナ3/2先制攻撃と相変わらずまとまったステータス。全部並べて比べて見ると分かるが、このサイクルって5色中4色が3マナクリーチャーなのに、青だけ何故か2マナなのね。ステータスでみると、白が2/2先制絆魂、黒が3/1威嚇、緑が3/3呪禁で、赤がこれ。まぁ、良いバランスか。残念ながら除去耐性は皆無で、黒のゾンビみたいに出た時に仕事をするわけでもないので一番地味な感は否めないが、青白の潔いコントロールとか組んでると、これ通したら最低でも2点ダメージは確定なのでそこそこウザい。プレインズウォーカーにダメージが飛ぶのは案外馬鹿に出来ないよね。なんかとイラストのイメージが被るなー、と思ってたんだが、多分「稲妻の裂け目(ONS)」だ。比べて見ると、そんなには似てない。

 

 

Molten Birth 溶鉄の誕生 (1)(R)(R) U

ソーサリー

1/1で赤の、エレメンタル・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。その後コイン投げを行う。あなたが勝った場合、〜をそのオーナーの手札に戻す。

 今回のコイン投げカード。デザインとしては、3マナでトークン2体が出て、場合によっては手札に戻ってくるっていうのは「そう助の召喚術(BOK)」が一番近いだろうか。蛇軍団の頭領であったそう助さんは蛇デッキにすれば延々トークンを産みだすことが出来たが、こちらは完全に運ゲー。「コインカードに強カード無し」の格言通り、デッキのコンセプトを固めるのにも貢献出来ないし、そこまで魅力的なカードというわけではない。逆に、相手がこれを使ってたまたまトークンが湧き続けたりしたら、イラッとするだろう。だからWizards社は強いコインカードを作らないらしいけどな(愉快なイゼット風味を優先させたTKBさんを除く)。まぁ、ボロス的な数の水増しが必要なら、リミテッドで使いどころがある……のかしら?

 

 

Ogre Battledriver オーガの戦駆り (2)(R)(R) R

クリーチャー・オーガ、戦士

3/3

他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+2/+0の修正を受けるとともに速攻を得る。

 体内に変則「ヤヴィマヤの火(TSB)」みたいなものを内蔵している偉い指揮官。自身は単なる「丘巨人」だが、こいつがいるだけで相手の緊張感は一気に増す。速攻を付けるためだけにわざわざ3マナもかかる置物の「熱情」を置くのはかなり面倒で、結局久しぶりに帰ってきた「熱情」に出番は無かったわけだが、3/3クリーチャーがついて、ついでにパワーまで上がるとなれば話は別。マナカーブ的にはこれのあとに「破壊のオーガ」転がして10点直撃とかやってみたい。丁度ライバルの「地獄乗り」も退場するし、割とやれそうなカード。ちなみに更なるキャラ被りをしてる「イクサヴァ」さんとの対決は、デッキの前のめり度合いによる。

 

 

Regathan Firecat レガーサの火猫 (2)(R) C

クリーチャー・エレメンタル、猫

4/1

 また新しいステータスを持つバニラクリーチャーだ。「コモンで」「3マナ以下で」「パワー4以上を持ち」「デメリットがない」クリーチャーというのはこれまで1体も存在しなかった……と思って調べたら、私の知らない時代に1体だけ存在していた。しかもそのカードは、このカードのカラーシフトといえる存在で、「エルフのレインジャー(ALL)」というすげぇ普通の名前を持つカードだ。こんなもんが緑にいるあたり、やっぱり古い時代はめちゃくちゃで楽しい。そして、逆に考えれば、そこまで遡らない限りはこのカードは登場しなかったということ。そんな貴重なステータスなのだから、殴れれば凄いダメージだ。殴れればね。多分トータルのダメージ量は「無謀な粗暴者」の方がでかいだろうなぁ。

 

 

Scourge of Valkas ヴァルカスの災い魔 (2)(R)(R)(R) M

クリーチャー・ドラゴン

4/4 飛行

〜か他のドラゴンがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、それは対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人にX点のダメージを与える。Xはあなたのコントロールするドラゴンの数である。

(R):〜はターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。

 今回の神話ドラゴン枠。M13はこの枠に「雷口のドラゴン」というヒット作を産みだし、「なんだ、神話ドラゴンだって頑張れば出来るじゃないか!」と絶賛されていたわけだが……まるで学習していないようで残念無念。まず、速攻がない。この時点で色々問題なわけだが、更にステータスも大して大きくない。トリプルシンボルなのに4/4のままというのは、神話としては微妙。そして、おまけに付けられた能力が…………誰が求めたというのだ。サルカンか? またあのドラゴンヲタクが何かやらかしたのか?! まったく、これだからニコルさんの手下連中は……いや、知らんけども。一応、「テーロスでめっちゃドラゴンがくるフラグ」として受け取れば生存可能性もわずかながら……

 

 

Seismic Stomp 地鳴りの踏みつけ (1)(R) C

ソーサリー

飛行を持たないクリーチャーは、このターンブロック出来ない。

 尻込み(USG)」がコストそのままなのにインスタントからソーサリーにパワーダウンしたカード。まぁ、この効果なんだからインスタントにしておく意味はあまりないが、こういうシンプルな古いコモンカードの弱体化って最近だと割と珍しい。赤をやってるなら、当然決め技として1枚仕込んでおくのはそれなりにアリだろうし、飛行クリーチャーでブロックしてくれてもいいんだよ! と眼を輝かせながら言うお仕事が出来るので、こっそり引いておくと意外とデッキに入れられたりするかもしれない。まぁ、「門なしの守護者」とかがいたら諦めてくれよ。

 

 

Striking Sliver 先制スリヴァー (R) C

クリーチャー・スリヴァー

1/1

あなたのコントロールするスリヴァーは先制攻撃を持つ。

 かぎ爪のスリヴァー(TMP)」もしくは「吐毒スリヴァー(PLC)」の新盤。ほとんど赤が絡んでいた速攻スリヴァーと違い、これらのカードが全て異なる色のスリヴァーである、というのがちょっと面白いポイントである。スリヴァーってのはパワーが上がることが前提になっている節があるので、手が付けられなくなる先制攻撃は割と慎重に与える必要がある。「吐毒スリヴァー」は5マナだし、「かぎ爪のスリヴァー」も2マナ1/1と単体ではそこまでの存在ではなかった。しかし、今回はなんと1マナコモンで先制付与である。これがあるのと無いのでは安心感が桁違いだ。この時点で赤は今期スリヴァーデッキには必須カラーのように見える。まぁ、1マナ1/1は死にやすいという見方も出来るんだけども。

 

 

Thorncaster Sliver 茨投スリヴァー (4)(R) R

クリーチャー・スリヴァー

2/2

あなたのコントロールするスリヴァーは、「このクリーチャーが攻撃するたび、それは対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に1点のダメージを与える」を持つ。

 スリヴァーが全員「爆弾部隊」になるという圧倒的爆弾スリヴァー。二段攻撃やパワー増強などが他の色に取られてしまって、赤は一体何をするのかと思っていたのだが、なかなかシュートな能力である。赤には「先制スリヴァー」もおり、直接ダメージは戦闘を左右する効果も高そうだ。レアスリヴァーどもは、いちいちタッチしやすいように色拘束が軽いのが明らかにトラップである。

 

 

Young Pyromancer 若き紅蓮術士 (1)(R) U

クリーチャー・人間、シャーマン

2/1

あなたがインスタントかソーサリー呪文を唱えるたび、1/1で赤の、エレメンタル・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 紅蓮術士の名を冠しているのだからてっきりティムだろうと思っていたのだが、何故かイゼット風味のギミックからエレメンタルを産みだす。今回は各色に多くのトークン生成カードが用意されているのだが、これはトロスターニの陰謀なのか、それともテーロスへの橋渡しとなっているのか。半年後の世界が今から楽しみである。こいつ自身の能力については、「アンコモンだから強いな!」というと割と片付くタイプ。2マナ2/1で殴れるので強い、コスト無しでトークンが湧くのは強い。右手に「どぶ潜み」、左手に「ニヴィックスのサイクロプス」。イゼット・プリズム・パワー、メイクアップ。

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