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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「ショ〜ウテンジャー!」のかけ声は「カ〜レンジャー!」と同じ、第10話。カレーがバイキンと戦う時点で戦隊ヒーローじゃない気もするけど、ガンバライジャーを参考にしたんならしょうがないよね。……ちょっと待てよ、大智はいいけど、何で残りの三人がガンバライジャーのテーマ歌えるんだよ。どこで練習したんだよ。あんだけ息あがってる状態で伴奏まで歌おうとすんなよ。和奏が歌ってたソプラノパートとか普通に考えたらオリジナルだよ。こんなところで彩陽の本気だよ。

 というわけで、前回からの引き、そしてサブタイなどから見るに、今回はショウテンジャー回ということになる……のだろうか。実際Aパートはショウテンジャーのクオリティの高さを見せつけられることになった。序盤はウィーンだけが乗り気で残り4人が及び腰、いざやってみると息も合わなくて素人芸っぽい、というところまでは予想通りだったのだが……いや、でも上手いなこいつら。初回から結構クオリティ高かったぞ。最初はバラバラだった名乗りも、終わる頃にはほぼ合うようになってたし、恥ずかしいとか言ってた割には台詞も良く通る発声で怖じ気づかずに言えてたし。まるで声優みたいじゃないか! あのクオリティなら想像以上に話題性は出るかも。そもそも「顔出し少年少女ご当地ヒーロー」の時点でかなりレアだし。ウィーンなんて割とイケメンだから固定ファンもつきそう。このままアクション俳優デビューとかして、2年後くらいの戦隊で大抜擢され、それを見たヤンと連絡がとれるようになる、というハッピーエンドはどうだろうか。マジでありそうだからウィーンは怖いんだ。

 さて、サブタイトルの「燃えたり」の方はウィーンのエピソードが片付いたショウテンジャー要素のことだったわけだが、さて、もう片方の「萌えたり」とは何のことなのか。まぁ、こっちの萌えもウィーンのことだと言われりゃそうかもしれないが(来夏たちの話が嘘だと言われた時に漏らした声は実に可哀想だったが)、少なくともぴっちりスーツでエロい肢体を見せびらかす沖田親子のことではないだろう。となると、「萌え」の対象は今回のもう1人の主人公だった教頭ということになってしまう。少しずつデレ化が進行している教頭だが、前回のバイト申請の時があからさまに上の空だったことも判明し、どんどん弱い部分が見えてきている。メインヒロインと言われる(?)由縁である。そんな萌えキャラが今回はいよいよ和奏とのタイマン勝負に挑むことに。

 2人を繋ぐ役割を果たす故・まひるさんの存在感も少しずつ増してきており、2人の見ている「まひる像」は共通の目標として表れている。ただ、同じ人物を見るにしても、娘と親友ではその意味が大きく違っているのは確かだ。和奏の探しているまひるさんは、あくまでも「歌作りの目標」として。いきなり作曲しろなんて言われてもそうそう簡単に素人が満足行く結果を出すコトなんて出来るはずがない。志保さんのアドバイスに従い、微妙なタイミングではあるが、和奏は在りし日の母親像を、今現在の目標として追い求める。

 それに対し、教頭が思い起こすまひる像は、過去の面影だ。学園で一体何の計画が進行しているのかは未だはっきりしていないが、Cパートの測量の様子なんかを見ると、どうやら学園の存亡にも関わる事態になりそうだ。教頭が守りたいと思っているのは、はるか過去の思い出、自分が一番楽しかったあの時代のこと。それが上からの圧力で壊されようとしている今、必死に目を伏せているところに上がり込んできて思い出を掘り起こそうとしている和奏の姿は、彼女にはどのように見えているのだろうか。必要以上に思い出されるあの頃の記憶と、全く違った性格の中にも、どこか芯の強さが通じているように見える不思議な母子の存在。教頭の心が解凍される日もまもなくだろうか。

 結局、この作品って、「教頭が昔の気持ちを取り戻すお話」なんだよなぁ。既にその目標地点には到達しつつあり、声が聞こえた瞬間に慌ててカセットテープを止める教頭なんかは実に可愛らしい。そして、どんどん彼女の本心が見えてくるにつれて、まひるさんから直接お別れの言葉を言われた彼女の心情も分かるようになって辛いのである。まひるさんは気丈な人なので、自分の死期が近いことを、決して娘には告げなかった。だからこそ和奏は母親の気持ちに触れるまでにあんな遠回りをしてしまったわけだが、教頭の方は、そんなまひるさんが本音を漏らしてしまった数少ない人物なのである。彼女が「良い人」であることのこれ以上無い証明だろう。

 もうまもなくこのアニメも終わってしまうことになるわけだが、是非とも最後には和奏と教頭が笑って一緒に歌っている姿が見たいものだ。

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