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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「AMNESIA」 4

 黄昏乙女でない方のアムネジア。ちなみにカタカナ表記だとこちらは「アムネシア」であるが、正しい発音だと「ジ」の方が近いですね。正確に発音するならアムニージュ、アムニージとかになるか。意味は記憶喪失、健忘症(当然、すべて今調べた)。

 で、そんな似たようなタイトルの作品だが、中身は残念ながら乙女ゲー。それも、割とキツめの設定の乙女ゲー。野郎の造形や設定が何かと痛々しい。最近の作品だと「アルカナファミリア」がかなり近いかな。いや、場面設定やヒロインのおかれてるシチュエーションは全然違うんだけど、厨二臭いファンタジーな野郎どもが何となく似ているのである。まぁ、そういうお店の設定だから仕方ないのかもしれないが、いくら何でも訳の分からない方向にキャラを立てすぎだろう。特に石田彰ボイスの奴、あれは絶対女の子でもキツいと思うのだが……。

 まぁ、乙女ゲー原作なんて総じてこんな印象。黙って見ていられた「薄桜鬼」あたりが例外的だっただけ。設定のキツさを取り除いてしまえば、記憶喪失で右も左も分からないヒロイン一人がぽつんと放置されている状態はなかなか萌えるものがある。どう考えてもこの後エロい方向にしか進まないシチュエーションなのだが、ずっと沈みっぱなしの画面が彼女の不安さを否応なく際だたせ、見ている方のテンションも良い具合に下げてくれる。このまま「UN-GO」とか「PSYCHO-PASS」みたいなお話になっちゃえば楽しい気もするのだが、残念ながら多分そうはならないだろうなぁ。野郎いっぱい出てきてるしなぁ。そういう意味では、あんまり期待出来ない方向性の作品なのは間違いないです。ただ、絵は割ときれいめで、ヒロインは可愛いと思う。監督は「セイクリッドセブン」の大橋誉志光、制作はブレインズ・ベース。うーむ、どう見ていいのか分からん。脚本は待田堂子。これまたなんともいえん。うーむ、番組を切る勇気、切る勇気なんだが……。

 ほら、メインヒロインをやってるかもさんが、久しぶりにグッと儚げなボイスなのでそればっかりが聞きたくてねぇ。最近は割と強めの役をやることが多かったので、この手の名塚ボイスは貴重じゃないですか。私の心の娘は、今でも草摩杞紗たんなのです。

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