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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「とある科学の超電磁砲S」 5

 さぁ、ついにやってまいりました、今期大本命と言ってしまっていいだろう、あのレールガンの2期のスタート。1期が終わってから既に3年経っていたというのも衝撃だが、それだけ経っていても、あの時の感覚は未だに残っており、充分期待感を持って観ることが出来る。うっかり、先に録画しておいた他の新番組よりも先にこっちを見ちゃうくらいには楽しみである。

 1期の評価については適当に確認してもらうとして、私はとにかくこれの1期は大好きだった。基本的にラノベ嫌い(的なポーズ)なので手放しで喜んでるのは色々とおかしいのだが、結局長井監督に丸め込まれて見事に籠絡されたのが正直なところ。その前にやっていた「禁書目録」の方はそこまで熱を上げていたわけでもなく、本当にこの「超電磁砲」のタイミングで転げたのである。おかげで今や劇場版まで観に行くようになっちゃってねぇ。ちょろいな。でも仕方ないじゃない。好きなんですもの。23話、24話とか一体何回見直したか分からないです。1つ1つの見せ方が本当に劇的でね、お涙頂戴でね。あとはまぁ、女の子も可愛いしね。禁書はそんなでもないのに超電磁砲が好きになってしまった要因の大部分はメイン4人のキャラにあるのかもしれません。

 さて、そんな2期目だが、何も考えずにもてはやして始めるわけにもいかないのが難しいところ。当然期待はしているが、今期を始めるにあたってのハードルも数多い。最大の難所は、レベルアッパー編が終わり、今期のメインがシスターズ編に突入するということ。シナリオが悪いというわけではないのだが、どうしてもシスターズ編の御坂の葛藤というのは、重くてどす黒いのである。一方通行率いる敵勢力はもちろん「悪」なのだが、残念ながらそれに敵対する御坂の立場にも大義名分が無く、途中からは単なるデストロイヤーと化してしまう。その間も延々「自分のクローンが殺され続ける」という想像もつかない虐げられ方なので、本当に感情的な部分が辛い。そして、そんなシチュエーションに御坂が単体で挑まねばならないというのもネックで、1期超電磁砲の最大の魅力であった「4人の友情物語」の部分が描きにくくなる。もっと端的に言ってしまえば、他の3人の出番が無くなってしまう。初春佐天さんコンビに出る幕がないとなると、確実に魅力は半減してしまう。だからといってシスターズ編はシナリオをいじるのもキツイだろうし、どういう方向にアニメ独自の見せ方が出来るか、というのは大きな勝負どころになるだろう。

 また、既にシナリオが既知であること自体も難点の1つと言える。シスターズ編は「禁書」で1度やってしまっている話だ。もちろん御坂視点なので物語の中身は全然違うのだが、中心となる御坂の葛藤という部分は共通しており、そこをそげぶする当麻が主人公になってしまうので、「超電磁砲」の物語としてはいささか据わりが悪い。そして、私自身がコミックスで全部読んでしまっているので、1期のように知らない物語を見る楽しみがないって言うのも勝手な悩みもある。今期は結局どこまでやるんだろう。いっそ1期目みたいに完全オリジナルを挟んでもらった方が、初春佐天組の活躍が作れていい気もするんだけど。復活のテレスティーナさんが見たいです。

 とまぁ、悩みは多いので不安いっぱいではあるのだが、やっぱり再会出来ることは喜ばしく思うのです。いつもの4人は相変わらずだし、嬉しいサプライズとして、春上さんと枝先ばんりっちゃんが登場し、アニメ1期との接続を明確にしてくれている。ただでさえ女の子だらけなのに、更に増えてるよ! もうね、ばんりっちゃんが可愛くてね。御坂さんがサプライズ作戦の時に妄想してたへちょ画バージョンが完全に律ちゃんやった。もう、そのままレギュラーにして欲しい。能力に目覚めて一気にのし上がって欲しい。もちろん新キャラなんかにも負けないよう、初春佐天組にも頑張って欲しいけどね。スカート覗いてる佐天さんは、もう完全に変質者じゃないですか。ただでさえ治安が悪すぎる土地なんだし、もっと学園都市側もこういう奴への警戒を強めるべきだと思うよ。

 さ、あとはここから暴れ回る諸々を楽しむだけである。1話ではさっそく食蜂さんが登場しており、その独特のキャラデザインで存在感をバッチリ見せつけてくれた。今後はアイテムの面々なんかも飛び出して来るわけで、期待感満載のオープニングを見ているだけでもテンションが上がる。キャスト陣とかどうなるんでしょうね。決まってるのかもしれないけど情報見てないから今から色々妄想出来る。ちなみに今回は導入だったおかげで1期と同じように「適当にとってつけたような事件」が起こったわけだが、それだけなのにキャストがとんでもないことになっていて笑った。特に男キャストが本当に無駄で、不良役に石川界人、島崎信長、松岡禎丞なんて名前が並んでいて「どんだけ主人公クラスの不良だよ」と思った。女子生徒にしてもやたら賑やかだったし。モブでたまこの中の人ともち蔵の中の人が並んでキャスティングされてるのも笑った。

 なにはともあれ、今後ともよろしく、ジャッジメントですの!



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