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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 マンボウ先生「死を恐れていては何も始まらぬ」 第8話。響のびっくり声でマンボウ死ぬんじゃないかとハラハラしたよ。これだけ生き死にを熱く語るアニメの中でも泰然と泳ぐマンボウ先生恰好良すぎる。

 今回もアツいです。物語も佳境が近づいてきているわけだが、その中で心折れそうな戦いを繰り広げるキャラクターが多すぎるのです。1人ずつ見ていきましょうか。まずは敵陣営。今回のライブ音源はマリアさんの「烈槍・ガングニール」。歌いながら戦うとかなり不自由そうにしていたマリアさん。おそらく今回は心の迷いが歌にも出てしまっていたのだろう。既に槍っていうよりもマントの方が主戦力になっているガングニールをひっさげて、悲壮な決意で戦いを続けている。前回のラストで衝撃の事実が明かされたわけだが、「フィーネを騙る」ことについては、流石にマリアさん自身も了承済みの案件だったようだ。ま、そりゃ自分がフィーネ憑きなんて深刻な症状かどうかは自分が一番分かるだろう。ナスターシャとの大望を果たすためにはウェルの協力が不可欠であり、そのウェルを口説き落とすのに手っ取り早いのがフィーネを「降ろす」こと。ナスターシャとマリアは共謀してウェルを引き込むために、有りもしないフィーネを演じることに決めた。実際、マリアたちはフィーネを降ろすために選ばれた子供たちだったらしいので、説得力はそれなりなのだろう(それにしたって聖遺物研究の第一人者であるはずのウェルが欺瞞に気付かなかったとは考えにくいのだが)。

 今回、改めて機動部が調査した結果、どうやらウェルがほのめかした月の落下は本当っぽいぞ、ということも明らかになった。つまり、先んじて米国上層部から離反して単独行動を取ったナスターシャ達の行動には大義名分があったことになるわけだが、結局、ナスターシャは自分たちの野望は間違っていたと悟ってしまった。世界を救うためとはいえ、ウェルのようなキチピーに大きな力を与えてしまったことは過ちだったということである。ナスターシャは既にフィーネ作戦を捨てて禊ぎに入っており、まず神獣鏡(シェンショウジン)の力ではウェルの野望には足りないということを示して彼の野望を諦めさせる。更に自らの研究で培った先端聖遺物の技術も米国政府に引き渡し、後のことは組織に託そうという狙い。しかし、これまで多くの命を奪ってきたつけはそう簡単に支払われるわけがなく、取引先からはあっさり裏切りを受ける。暴れ出したウェルの機転のおかげで一命は取り留めたものの、目標を失い、八方ふさがりになったことでマリアは絶望的な状況を理解し、全てが自分の不甲斐なさ故であると恥じる。基本的には翼と同じように物事を全て背負い込んでしまう質の人間である。吹っ切れたマリアは、ナスターシャを守るため、鬼になる決意をしたのであった。

 「フィーネを失った」マリアとは対照的に、はっきりと「フィーネが宿った」ことを感じ取ったのが切歌である。何の因果なのか、このタイミングではっきりとその姿を自分のうちに見てしまった切歌は、当然ナスターシャとマリアが結託していた欺瞞にも気付いたはずなのだが、まぁ、この子はそこまでお利口ではないので。とりあえずカップ麺を食べることで忘れることにした模様。最近は298円のカップ麺も多いけど、やっぱりコストパフォーマンスが悪い気がするよねぇ。まぁ「ごちそうデス!」と思えるならいいけども。調ちゃん、説明書きの通りに作れば、そりゃ思い通りの味にはなると思いますよ。

 物陰でナスターシャとマリアの相談ごとを盗み聞きしていたウェルはというと、フロンティアの発掘に失敗し、ナスターシャと手を組む理由が無くなったことで既に暴走気味。引き続きネフィリムの心臓は彼の手にあるわけで、神獣鏡とは別の手段で改めてフロンティアにチャレンジすることになるのだろう。ソロモンが彼の手にある間はしばらく無茶出来るわけだし。次にやるとしたら、おそらくナスターシャの命を盾にしてマリアたちのギアの力を暴走させて発掘に挑むことになるかな。3人分のギアの力を結集させれば、行けないこともないかもしれない。そして、多分その間に切歌の異常に気付けば、フィーネの力を利用することも可能になるだろうし(ひょっとしたらメディカルチェックで彼女の異常に気付いているかもしれない)。

 一方の主人公サイドは、どんどん悲劇の度合いが増している響の回りでみんなが目頭を押さえている状態。相変わらず気丈に振る舞っている響だが、彼女のキャラソンである「正義を信じて、握り締めて」を聞いていると、とにかく自己犠牲をほのめかす内容ばかりで苦しくなってしまう。「平気へっちゃら覚悟したから」とか「たとえ命枯れても」とか「きっと花に生まれると信じて」とか……今回のサブタイトルは「私ト云ウ音響キソノ先ニ」の一節であるが、結局彼女は必死に掴んでいた未来ちゃんの手を放してしまった。そして、それ故にあのラストである。もう、本当に胃がキリキリするぐらいに辛い。この先彼女が助かる道はあるのかなぁ……。

 そんな響を見守る未来ちゃん、そして翼さん。最近翼さんはなかなか活躍の機会が与えられず、内心忸怩たるものがあるのだろう。かつて一度最愛の仲間である奏さんを同じように失っているだけに、彼女の気持ちの強さも人一倍である。司令に全てを託されてしまった未来ちゃんものしかかる責任は強く感じているだろう。これだけ回りの人間に心配させるなんて、響も罪作りな奴である。クリスちゃんに関しては……どうだろう。彼女が今後大きく関わってくるとしたら、やっぱり「フィーネの復活」っていうテーマに絡んでかなぁ。形こそ違うが、敵側の切歌が「フィーネに人生を狂わされる者」になる可能性があり、そうなったときにクリスちゃんはものすごく自己投影して苦しみそう。今回はウェルという分かりやすい悪役がいるのだから、いっそ復活フィーネさんはどっちかっていうと味方寄りのスタンスでいて欲しい。ピンチの時に颯爽と現れる櫻井了子女史の力で響が救われる展開とか、1期最終話と見比べるとすげぇ恰好いい展開。まぁ、ぶっちゃけ「最後の最後に沢城先輩が恰好よく助けに来てくれる」っていうのが見たいだけなんですけどね。あと個人的にツヴァイウィングによる「不死鳥のフランメ」が聞きたいので、土壇場での奏さん復活とかでもいいけど。

 見たい展開が多すぎるなぁ。

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